仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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龍騎の世界前編です。この話ではディゴッドのオリジナルフォームが出ます。



龍騎の世界
第十四話戦いを止める戦士と神の怒り


何時も通り陸の服装が変わっている。白色のスエット、黄色いジャンバー、白色のジーパンを着ていた。

「今度の役割はジャーナリストか」

 

「陸君の服装毎回変わるの?」

 

「ええ!その世界に合った服装に

変わるのよ!」

 

「OREジャーナルに行って来る」

 

「分かったわ!私達もこの世界の事を調べてみるわ!」

 

「また後でね陸君!」

 

 

陸サイド

OREジャーナル・・・

「今日からバイトで働く神谷陸です。よろしくお願いします。」

 

「俺は大久保だ!よろしくな!陸!」

挨拶が終わり仕事の説明をしようとすると一人の青年が慌ててドアから入って来る。

???「遅れてすいません!」

 

 

「真司!今何時だと思ってやがる!」

大久保はそういうと首を絞めた。

 

「編集長!ギブ!ギブって!」

 

「今日はこれぐらいにしといてやるか。真司この子は今日からバイトしてもらう神谷陸だ!」

 

 

「神谷陸です。よろしくお願いします」

 

「俺は城戸真司!よろしくな神谷!」

 

自己紹介が終わり大久保は陸と真司に仕事内容を説明した。

「真司、陸。この行方不明事件の取材に行ってきてくれ」

 

 

「はい!」

二人は目的地に向かい着くと大家さんに取材をする。

「じゃあ手がかりは無いんですね?」

 

 

「そうですよ」

 

「分かりました。ありがとうございます!」

二人は取材を終え戻ろうとするとキーンという音が聞こえた。すると鏡の中から怪人が現れ人を襲う。

「危ない!」

真司と陸が怪人を突き飛ばし襲われていた人を助ける。

陸は真司を少し見てディゴッドに変身し鏡の中に入った。

「あいつライダーだったのか!?俺も行かなきゃ!変身!」

真司は驚きながら龍騎に変身して陸を追いかける。

 

ディゴッドは怪人三体と戦っていた。

「新しい力使ってみるか。変身!」

<<ファイナルカメンライド・・・ファイズ>>

ディゴッド・ファイズブラスターフォームに変身する。

<<ファイナルアタックライド・・・ファ・ファ・ファ・ファイズ>>

「ブラスタークリムゾンスマッシュ!」

ディ・ブラスターは三体のミラーモンスターを倒し終わるとミラーワールドから出て行き龍騎も出る。

「神谷!お前ライダーだったのか?」

 

「はい。実は……」

陸は旅の事を話す。

 

「色んな世界があるんだな!それにしても他の世界ではライダーが人を守っているのか!」

真司は驚くも嬉しそうに言う。

 

「この世界の事を教えて下さい」

 

「分かった場所を移動してから話すよ」

陸達は場所を移動する。

 

理沙&栞サイド

陸がオレジャーナルに行った頃。

「ねぇ何で栞はこの旅に着いて来たの?」

 

「僕は幼い時に親に捨てられたんだそして餓死した。」

 

「栞…」

 

「色々な世界を旅して人間の汚さを見て来たんだ。だから人間が憎かったり信用出来ない」

 

「だったら何で?」

 

「陸君に会ってもう一度人間を信じて見たくなったんだ。だから僕は陸君たちと旅して人間の生き方を見るんだ」

理由と目的を話す。

「栞の旅の理由分かったわ!栞、何か困った事があったら言ってね。私たち仲間何だから」

 

 

「ありがとう理沙ちゃん!」

 

「陸にはもう言ったの?」

 

「陸君にはもう言ったよ!」

栞はアークオルフェノクとの戦いを話す。

「陸らしいわね」

 

「陸君優しいからね」

 

 

「陸は何時も無表情でいるから人の事何にも考えて無いと思うけど、優しくて一番人の事を考えているのよ」

 

「そうだね。だから僕も救われたんだ。理沙ちゃんはいつから陸君と会ったの?」

 

「私はお母さんとお父さんが事故で亡くなった時よ」

理沙は過去の事を話しだす。

「理沙ちゃんも何か困った事があったら言ってね」

 

「ありがとう」

二人が探索を続けていると二体のミラーモンスターが現れ理沙達を襲う。

「理沙ちゃん!離れていて。変身!」

栞はツヴァイに変身しミラーモンスターに殴りかかった。

<<レディー>>

「はぁっ!」

ツヴァイランサーにミッションメモリーを指し一体のミラーモンスターに突き倒す。

「ぎゃあ」

 

「しまった!」

もう一体のミラーモンスターが理沙を襲おうとしていた。すると金色のフェニックスがミラーモンスターを鏡の中に引き込む。

「あれは?」

ツヴァイが不思議に思っていると金色のライダーがツヴァイを驚く様に見てから鏡の中に入って行く。何分か過ぎると金色のライダーは鏡の中から出て変身を解く。

???「お前は何者だ?」

 

 

「名前を聞く時は自分からでしょ?」

 

「俺の名前は神崎士郎」

 

「僕は雨宮栞だよ」

 

「さっきはありがとうございました。私は海東理沙です」

理沙は旅の事を話す。

「そういう事か。君たち着いて来てもらって良いか?そこでこの世界の事を話す」

 

「はい!」

理沙たちは士郎に着いていく。

 

喫茶店・・・

陸と真司は喫茶店に来ていた。そして理沙、栞、士郎も喫茶店に着く。

 

「理沙、栞」

 

「陸!どうしてここに?」

 

「陸君!」

陸たちと真司たちは自己紹介と状況を説明する。

「城戸さん。この世界の事を教えて下さい」

 

「この世界ではライダーバトルっていうライダー同士の戦いがあったんだ」

真司は話しだす

「ライダーバトルですか?」

 

「あぁ!」

真司は自分たちの戦いを話す。

 

「こっからは俺が話す。ナイトとの戦いの後、俺はタイムベントで過去に戻った。すると幼くなった俺と妹の結衣が炎の中に閉じ込められていた。そして俺は結衣と家から脱出し親は警察に捕まった。それからは祖母に育ててもらっていた」

「そうするとライダーバトルが起こらずライダーがいないはずじゃ?」

 

「あぁ。本当ならな。だが最近ミラーモンスターが急に現れ人を襲っている。だからカードデッキを作り」

 

 

 

 

「俺がもう一度ライダーに選ばれたんだ。今まで記憶が無かったけど、デッキを触ってから記憶が戻ったんだ!」

するとミラーモンスターが現れる音が聞こえる。

「真司!」

 

「あぁ!神谷行こう!」

 

「行きましょう」

陸たちはミラーモンスターを倒しに行く。

 

「これで終わりですね」

 

「そうだな!」

陸たちは変身してミラーモンスターを倒す。すると音が聞こえる。

<<アドベント>>

ベノムスネーカーが現れディゴッドと龍騎に襲いかる。ディゴッドたちは上手く避ける。

「このモンスターは!?」

 

「久しぶりだな城戸」

 

「浅倉!?」

 

「気をつけろ神谷!そいつは危ないぞ!」

王蛇はディゴッドに殴りかかるがディゴッドは全て避ける。

「お前やっぱり聞いていたとうり面白い。なぁ!もっと本気で来い」

<<ソードベント>>

ディゴッドと王蛇は斬り合う。するとミラーワールドの外に理沙たちが見えた

「あいつらを傷つけたら少しは本気だすか」

王蛇はミラーワールドから出て行く。

「待て!」

ディゴッドと龍騎は王蛇を追いかけようとする。するとミラーモンスターの大群が現れ邪魔をする。

「邪魔をするな!」

<<アタックライド・・・ブラスト>>

ブラストを使いミラーモンスターを倒す。龍騎もミラーモンスターを倒し二人は追いかけた。

外に出ると理沙と栞がボロボロになり倒れている

「遅かったな」

 

「浅倉!」

 

「お前が理沙と栞を傷つけたのか?」

王蛇が答えを出す様に笑う

 

「お前!」

 

「許さない……」

龍騎は怒りディゴッドの様子はおかしかった

<<ファイナルカメンライド・・・ディゴッド>>

ディゴッドが黒色のカードを装填すると普段よりバックルの音が低い声がする。そして闇が身体を包み込むとディゴッド闇状態に変身した。

姿は身体全体が黒色になり、黄色が少し入っている。背中には黒色の翼が生えていた。

 

「お前を殺す」

 

「ついに本気になったか。面白い」

 

「落ち着け神谷!」

<<アタックライド・・・シャドウムーブ>>

ディゴッド闇状態は影の中に入り王蛇の影の中から現れライドセイバーで斬りかかり王蛇は受け止める

 

「かかって来い」

 

<<アタックライド・・・オーガストランザー>>

ファイズの世界で復活したカードを使う。ディゴッド闇状態はカメンライドを使わずにアタックライドだけで武器を呼び出し王蛇を斬ると隙が出来カードを装填した。

<<ファイナルアタックライド・・・オ・オ・オ・オーガ>>

「はぁ!」

必殺技を決め王蛇は倒れる。ディゴッド闇状態は止めを刺そうとすると龍騎が止める。

「戦いは止めろって!」

 

「邪魔だ!!」

ディゴッド闇状態を止める龍騎を斬ると龍騎も倒れる。そして王蛇に止めを刺そうとする。

「陸、落ち着いて」

 

「理沙……」

 

「僕たちは大丈夫だから」

 

「栞……」

理沙と栞が止める様に抱きつき陸を説得した。ディゴッド闇状態は変身を解き倒れた。

 

「神谷!」

 

「陸!」

 

「陸君!」

理沙たちが駆け寄ると陸の手にはバックルが握りしめられ、握っていた手は震えていた。


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