仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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ファイズの世界前編です。この世界では新しい仲間が登場します。


ファイズの世界
第十二話夢を守る戦士と海の帝王


陸達はファイズの世界に着く。今回の陸の服装は私服にエプロンを着ている。

 

「今回の役割はクリーニング屋か」

陸はエプロンの中を見ると西洋洗濯舗菊池クリーニングのシフト表が入っていた。

「何処のクリーニング屋なの?」

陸はシフト表を見せた。

 

「早く行きましょう!」

 

「ああ」

陸達はクリーニング屋に向かう。

 

西洋洗濯舗菊池クリーニング・・・

 

「おはよう君が今日から働く神谷君だよね?僕は菊池啓太郎よろしくね!」

 

「神谷陸です。よろしくお願いします」

 

「よろしくね!後そっちの君は?」

 

「海東理沙です!私もここで働かして下さい!」

 

「分かったお願いするよ!神谷君、海東ちゃんよろしくね!」

陸は挨拶を済ませ働く

 

「神谷君今から配達に行くから一緒に着いて来てね!海東ちゃんは店番お願い!」

 

「わかりました」

 

「分かりました!」

陸と啓太郎は配達に行く。

 

「はい、これお願いね!」

 

「はい!」

陸は最初の配達を渡し、順調に全ての配達も渡し終えた。

「お疲れ凄く評判良かったよ!」

 

「ありがとうございます」

 

「じゃぁ帰ろうか!」

 

「はい!」

陸達はクリーニング屋に戻ろうとすると少女がオルフェノクに襲われていた。

「お前を殺し新たな仲間を増やすぞ!」

 

???(はぁ……めんどくさいなぁ)

 

「オルフェノク!?早くたっくんに電話しないと!」

啓太郎は助ける為に誰かに電話していると陸が助けに入る。

「止めろ」

 

「ふはは!人間ごときが邪魔をするな!」

ドッグオルフェノクは陸に殴りかかるが陸は受け止め殴り飛ばす。

 

「何者だお前は!?」

 

「世界を救いし仮面ライダーだ覚えておけ。変身!」

 

陸は決め台詞を言い仮面ライダーディゴッドに変身した。

 

「こいつには新しい力を使わなくて良いな」

 

「舐めるなぁ!」

ドッグオルフェノクは殴りかかるが、ディゴッドは全て避け蹴りを決め、怯んだ隙にバックルにカードを装填する

<<ファイナルアタックライド・・・ディ・ディ・ディ・ディゴッド>>

「ゴッドディメンションキック!」

必殺技が決まりドッグオルフェノクは青い炎がでると砂になった。ディゴッドは変身を解く。

 

「大丈夫か?」

 

???「ありがとう!君の名前は?」

 

「俺は神谷陸。お前の名前は?」

 

「僕の名前は雨宮栞!よろしくね神谷君!」

 

「陸で良いよ、雨宮」

 

「僕の事も栞で良いよ陸君!」

 

「分かったよ栞」

 

「おーい!神谷君大丈夫だった!?」

 

「はい、大丈夫です」

 

「神谷君少し話があるんだけど良いかな?」

 

「大丈夫ですよ」

 

「じゃぁクリーニング屋で話をしようか!」

 

「分かりました」

 

「危ないから君も送っていくよ!」

 

「僕は大丈夫。じゃあね陸君!」

 

「またな栞」

栞は手を振り何処かに行った。陸達もクリーニング屋に戻る。

 

クリーニング屋・・・

「ただいま!」

 

???「お帰り啓太郎!」

 

???「ああ」

クリーニング屋に戻ると一人の男と一人の女がいた

 

「お帰り陸!」

 

「ただいま理沙。この人達は?」

 

「紹介するね!今日からアルバイトしてくれる神谷陸君。こっちの男性が乾巧、女性が園田真理ここで居候しながら手伝って貰ってるんだ」

 

「神谷陸ですよろしくお願いします」

 

「園田真理だよ よろしくね!」

 

「乾巧」

自己紹介は終わり陸は旅の事を巧達に話す

「違う世界がいっぱいあるのか、たっくん協力して上げようよ」

 

「嫌だね、俺は世界中の洗濯を真っ白にするので忙しいんだ」

巧はバイクに乗り何処かに行く

「ごめんね神谷君」

 

「大丈夫ですよ。俺も巧さんを追いかけます」

陸も巧を追いかけて行く。

陸が追いかけているころ巧の目の前にキャットオルフェノクが現れ巧に襲いかかる。巧は攻撃を避け、ベルトを装着しファイズフォンに変身コードを入力し閉じる。

<<555、スタディバイ>>

 

「変身!」

巧は変身の掛け声と共にファイズフォンをドライバーに装着し巧は仮面ライダーファイズに変身した。

 

「はぁ!」

ファイズは殴り、蹴りどんどん攻撃を当てていき必殺技クリムゾンスマッシュを当てキャットオルフェノクを倒した。ファイズが去ろうとするとさっき陸と出会った少女栞が現れる

 

「キミが裏切り者のオルフェノク君?」

 

「お前は?」

 

「今から死ぬ人に言っても意味ないよ」

栞はベルトをはめ、ツヴァイフォンを取り出しコードを入力する

<<281、スタディバイ>>

 

「変身!」

ベルトに掛け声と共にツヴァイフォンをはめると栞は仮面ライダーツヴァイに変身した。

「はぁ!」

ツヴァイはファイズに殴りかかる。ファイズも攻撃をするが押されていった。

 

「お前は強いよ!だけどなぁ!俺は負けない!」

ファイズはアクセルフォームにフォームチェンジしボタンを押す。

<<スタートアップ>>

ファイズは高速で動きツヴァイに攻撃を当てていく。

 

「アクセルフォームは君だけが変身出来る訳じゃないよ!」

<<200.スタートアップ>>

コードを入力するとツヴァイもアクセルフォームにフォームチェンジした。

二人は高速で動き拳を当て合う。

ツヴァイはファイズを追い詰めていきファイズのアクセルフォームは解けツヴァイが止めを刺そうとする。

するとディゴッド・オーズラトラータが助けに入りツヴァイのアクセルフォームも解ける。ディ・ラトラータはディゴッドに戻る。

「大丈夫ですか?」

 

「悪い助かった」

 

「邪魔しないでよ陸君!」

 

「お前はもしかして栞か?」

 

「そうだよ」

 

「何で乾さんを襲ったんだ?」

 

「オルフェノクの裏切り者だからだよ」

 

「もしかしてお前も?」

 

「……そうだよ、僕もオルフェノクなのさ!さて話しは終わりだね。邪魔をするならキミにも消えてもらうよ」

ツヴァイはディゴッドとファイズに襲いかかる。

 

「乾さん、ここは俺が戦います」

ディゴッドはそう言ってツヴァイと戦う。しかしファイズブラスターフォームと同じ強さのツヴァイに押されディゴッドは倒れる。

 

「陸君僕の邪魔をしないで!そうしたらキミには何もしないから」

 

「断る絶対にこの人は倒させない」

 

「そっか……残念だよ。なら君には消えてもらうよ」

ツヴァイは悲しげに言うとディゴッドにとどめを刺そうとした。ディゴッドはカードをバックルに装填する。

<<ファイナルカメンライド・・・ブレイド>>

音声が鳴ると金色のゲートがツヴァイを吹き飛ばしディゴッドがゲートを通り抜けるとディゴッド・ブレイドキングフォームに変身する。そしてキンブラウザーを装備した。

 

「俺は世界を救う為に負けるわけにはいかない」

ディ・キングはキングラウザーとライドセイバーの二刀流でツヴァイに斬りかかり、ツヴァイはベルトの横に着いている槍型の武器ツヴァイランサーで受けとめる

「僕だって負ける訳けにはいかないよ」

<<レディー>>

ツヴァイはベルトからツヴァイメモリーを外し、ツヴァイランサーに装備する。するとビーム型の槍になり、変幻自在に伸びる。二人は武器を打ち合い互角の戦いをくり広げた。

「終わらせる!」

 

<<アタックライド・・・フォーカード>>

ディキングの前に四枚のゲートが現れ、キングラウザーでゲートを斬りながらツヴァイを斬る。ツヴァイはガードするが予想外の威力にツヴァイランサーを落とした

「しまった!」

 

「俺の勝ちだ」

 

???「ふん!」

ディゴッドがキングラウザーをツヴァイに当ててると謎のオルフェノクが現れディ・キングを攻撃しディゴッドに戻る。

「助かりましたアーク様!」

ツヴァイは謎のオルフェノクに礼を言う。

「アーク?」

 

「お前はやっぱり生きてやがったのか!?」

 

「久しぶりだな裏切り者のオルフェノクよ」

 

「乾さんあいつは何者ですか?」

 

「あいつはオルフェノクの王。アークオルフェノクだ」

 

「お前達に倒され復活の時を待っていた。そして時間がかかると思っていたがある組織のおかげで復活できた」

 

「ある組織?」

 

「ハイパーショッカーと言う組織だ。ではお前達には消えてもらおう。栞は手を出すな」

 

「分かりました」

アークオルフェノクはディゴッドとファイズに襲いかかりアークオルフェノクの強さに二人は追い詰められる。

「どうします?」

 

「俺が時間を稼ぐその間にお前は逃げろ」

 

「なら俺が時間を稼ぎます。それに今の乾さんの身体じゃ無理だ」

陸が言うよに巧の手からは砂が落ちていた。アークオルフェノクは更にディゴッド達に攻撃しディゴッドは立ち向かいながら言う。

「早く!」

 

「……悪い。生きて帰ってこいよ!」

 

「逃がさぬ!」

 

「お前の相手は俺だ」

アークオルフェノクはファイズに攻撃を仕掛けるがディゴッドがアークオルフェノクに攻撃しファイズはその間に逃げた。

 

「逃げられたか、ならばお前を殺し裏切りのオルフェノクを追いかけるとしよう」

 

「そう思い通りになるかな?」

バックルに一枚カードを装填した

<<真・ファイナルカメンライド・・・ダブル>>

ディゴッドを風が包み込みダブルの最強形態、ディゴッド・ダブルサイクロンジョーカーゴールドエクストリームに変身した。

 

(今の俺だと真・ファイナルカメンライドは三分しか変身出来ない。だから早く勝負をつける)

 

「確かに強い力を感じる。面白い」

ディ・ゴールドは立ち向かうと攻撃を当てていく。

アークオルフェノクを追い詰め、決着を付ける為にディ・ゴールドはカードを装填する。

<<ファイナルアタックライド・・・ダ・ダ・ダ・ダブル>>

 

「ゴールドエクストリーム!」

空に飛び上がり必殺技ゴールドエクストリームをアークオルフェノクに当てた。

 

「直ぐに復活しお前たちを殺しに行く覚えておけ」

 

「じゃぁね陸君!」

アークオルフェノクはそう言って倒れ、ツヴァイは何処かにアークオルフェノクを運んで行った

 

「はあ、はあ、何とかあいつを倒したか」

陸は変身を解くとクリーニング屋に戻る。

「お帰り陸!」

 

「ただいま。乾さんはどうですか?」

 

「今はたっくんベッドで寝てるよ。一体何があったの!?」

 

「オルフェノクの王が復活して乾さんを狙って襲って来たんです。」

 

「オルフェノクの王!?あいつが襲って来たの!?」

「はい。何とか倒せたけど多分復活する」

陸はそう言いながら何処かに行く

 

「神谷君何処に行くの!?たっくんがこんな状態なのに!」

 

「陸には何か考えがあるんですよ」

 

「理沙ちゃん神谷君の考えって?」

 

「分かりません。だけど絶対に大丈夫です」

理沙は迷い無く答える。

 

スマートブレーン秘密研究所・・・

陸はスマートブレーンの秘密研究に忍びこんでいた。。

 

(早く乾さんの薬を見つけないと)

どんどん先に入って行き探索を続ける。陸は目的の物を見つけた。それはオルフェノクの寿命を上げる薬だった。オルフェノクの寿命を上げる薬と注射器を何個かポケットに入れる。

(よし、脱出するか)

 

「僕たちのアジトで何しているのかな?陸くん」

脱出しようとすると栞が現れた。

 

「何でここに栞が?」

 

「ここは僕たちのアジトだよ!まあ良いやぁ。お前達!」

 

「はい!」

三体のオルフェノクが陸に襲いかかり陸はディゴッドに変身し応戦するが動きが鈍く攻撃を何発かくらった。

「やっばりきついな」

 

「やっぱりアーク様との戦いの疲れがあるんだね!今の君だったらこの人たちだけで十分だよ!」

栞は奥に戻って行き、オルフェノク達はディゴッドに襲いかかる。すると外からマシーンディゴッダーがバトルモードになり助けに入る。

「助かった。速攻で終わらせるぞ」

ディゴッドとディゴッダーは三体のオルフェノクを倒しクリーニング屋に戻る。

 

「陸!お帰りなさい!」

 

「理沙これを乾さんに打ってくれ」

 

「分かったわ!」

陸はソファーに座り休み、理沙は陸から受け取った薬を巧に打つ。すると巧はさっきまで苦しそうだったのが嘘の様に楽そうに寝ている。

 

「巧…良かった、もう大丈夫そうね。ありがとう陸君」

真理がソファーの方を見ると陸は疲れが出てきたのか寝ていた。

 




登場人物紹介と仮面ライダー紹介です。設定集にも追加しておきます。良ければ観て下さい。

キャラ&仮面ライダー紹介
雨宮栞//仮面ライダーツヴァイ
ニックネーム
しおりん
性別

年齢
15歳

スタイル
瘦せ型
髪型
水色の髪でベリーショート
外見的特徴
特に無し
服装
赤色の少年ぽい服。
アクセサリー
ツヴァイドライバー

性格
明るい

職業
中学生?

経歴
両親に捨てられ餓死したが栞はオルフェノクとして蘇った。自分を捨てた両親を恨み何も助けてくれなかった人間を恨んでいる。アークオルフェノクに着いていき人間を支配しようと考えるが陸に心を惹かれアークオルフェノクを陸と一緒に倒す。陸の旅に着いて行き人間を少しずつ人間を信じている

家族
父親と母親がいたが捨てられる。

趣味
お昼寝

特技
運動が得意。逆に勉強は苦手。
能力
戦闘力が高い
一人称

二人称
キミ
セリフ
僕は雨宮栞よろしく

目的
陸と一緒に旅をして人間の事をもっと知る。
本質
常に明るく全てを楽しもうとするマードメーカー的存在。しかし戦闘中は冷静で冷酷になる。
課題
自分の中にある人間への恨みを克服する。











仮面ライダーツヴァイ
変身者・・・
帝王のベルトの一つ海のベルト、ツヴァイベルトとツヴァイフォンを使う事で変身した仮面ライダー。ファイズブラスターフォームと一緒ぐらいのフォトンブラッドがあり普通のオルフェノクが近づくだけで消滅する。普通のオルフェノクでは変身出来ない。変身する資格が無い者が変身すると消滅する。
変身コードは「281」
ツヴァイフォンにコード「103」を入力すると単発で水色のフォトンブラッド光弾を発射するシングルモードと「106」を入力すると水色光弾を三発発射するバーストモードがある。「200」十秒間だけ超速で移動出来るツヴァイアクセルフォームに変身できる。
専用武器
ツヴァイランサー
水色の槍、ミッションメモリーを指すと水色のビームの槍になり自在に伸ばしたりできる。
ツヴァイポインター
ファイズポインターの色違い。水色のポインター
必殺技技
スカイブルースマッシュ
足にツヴァイポインターを装備しミッションメモリーを差しEnterを押す。水色のエネルギーを相手に当て拘束しキックを決める必殺キック。
スカイブルーランス
ツヴァイランサーにミッションメモリーを差しEnterを押すと槍が分裂し何回も突き刺す必殺技

スカイブルースピアー
ツヴァイランサーにミッションメモリを差しEnterを押す。エネルギーをタメ相手に向け放ち拘束し突き刺す必殺技。


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