瑞樹「ただいまー」
吉森「御帰り」
瑞樹「あんたまだ風呂は入ってないの?」
吉森「うーん」
吉森はリビングのソファに寝っ転がってスマホをポチポチ。
瑞樹「・・・じゃ先に入るよ」
吉森「ああ・・・」
瑞樹「・・・・・」
瑞樹は警戒していた。
吉森「・・・・・いったな」
吉森は計画していた。
そう、姉のパンツを盗む計画を!!!!
吉森「ふん・・・」
吉森は風呂場に静かーに近付いていく。
吉森「・・・・・」
すり足で移動する。
そして風呂場に到着。
風呂場の扉を開ける。それもそーっと・・・そーっと・・・・。
吉森「・・・・・・」
そして洗面台のある部屋に到達。
吉森「今日こそいただくぜ・・・」
姉の脱いだ服の中からパンツを探し出す・・・・・・。
吉森「ん・・・これか?妙に暖かいな・・・」
吉森「ふん!!今日のおかずは!!君に決めた!!!!」
吉森が服の塊から取り出したのは使用済みのナプキンだった。
それもちみどろの・・・・。
吉森「ひゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」
瑞樹「引っかかったわねーーーーー!!!」
するとなぜか洗濯機の中から姉登場。
吉森「何!?姉ちゃんそこにいたのかああああ?!」
瑞樹「自分の弟がこんなことをしているなんてすごく悲しいわ!
そんなに女に飢えてるのかお前は!?それとも理性ってもんがないのかお前は!?」
吉森「どっちもさ!!女のあんたには一生わかるわけないさ!!」
瑞樹「知りたくもないわ!!」
吉森「トラップ仕掛けるにしてもこれはひどすぎるだろ!!」
瑞樹「因果応報だ!!人のパンツを盗もうとした報いだ」
吉森「未遂じゃねーかこれ!!」
瑞樹「うるさい!!!お前の変態さにはもううんざりなのだ!!」
吉森「あんたも人のこと言えねーだろうが!!」
瑞樹「は?あたし何かしましたか?あんたのパンツなんてとったことありませんけど?」
吉森「俺は知ってるんだぜ・・・。あんたが隣に住んでるイケメンの佐藤さんの靴下とパンツ盗んでるのをな」
瑞樹「!!!?」
吉森「ここに証拠写真もある!!!」
瑞樹「な!?いつの間に・・・」
吉森「血は争えないな!!所詮俺とあんたは同じ血が流れてるんだよ!!」
瑞樹「っく・・・・」
吉森「まぁ、今回は俺の負けってことにしておくさ・・・」
瑞樹「それは・・・どうかな?」
吉森「は?どういう意味だよ」
瑞樹「あんた今昨日盗んだ私のパンツ履いてるつもりでしょ?」
吉森「な・・・なんで知ってるんだよ・・」
瑞樹「そのパンツ私のじゃなくて・・・・ママのよ」
吉森の顔から一気に血の気が引いた。
吉森「うええええああああああああああああああああああああああああああ」
瑞樹「はははははは!!!ざまぁないわね」
吉森「あんたやっていいこととやっちゃいけないことがあるぞ!!
あああああああああああ」
瑞樹「ははははははははは」
吉森「そんなああああああああああああああああああああああ」
吉森は基本的にかわいくてきれいな女の子が好きです。
しかし・・この世で唯一嫌いな女性がいます。
ママです。
光林「・・・またやってるよ、あの2人」