個性以前に個性的な奴等ばかりなんですけど   作:ゴランド

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第30話 天倉オリジン

彼は小さい頃から才能を持っていた。誰から見ても彼は優秀だった。誰から見ても彼は1番だった。誰から見ても強い個性だった。誰から見ても彼は凄かった。

そしてそのうち彼は自分自身が超越した存在だと、周りとは違うのだと思い込んでしまい、自尊心の塊へと変わり周囲の人々を見下していった。

 

そんな彼にはいつも駄目で無個性でトロくて自分の足元には及ばない幼馴染がいました。

彼は幼馴染の事だけは気に入りませんでした。自分の足元に及ばない雑魚の癖に張り合おうとし、更には個性を発現させ、自分を負かしました。彼は決意しました。何が何でも幼馴染よりも上になってやると。自分が幼馴染よりも凄い事を証明する為に頑張る事にしました。

 

そしてとある日気になるクラスメイトが出来ました。そのクラスメイトは容姿は普通で喋り方も普通、体格も普通、髪型も髪の色も普通。ぶっちゃけて言うとここまでモブと体現したような人物に会ったのは初めてでした。

が、そんなクラスメイトは容姿とは裏腹に凄かった。最初は敵の様な姿に変化させる雑魚個性のモブと思っていましたが、次第に彼は自分以上の実力を持っているのではないか?と思ってしまいます。

 

そして、そんな奴に幼馴染にも負けたくないと高校の大きな行事に向けて特訓をし始めました。

特訓に特訓を重ね、思考を重ね、更には鍛錬を重ね、満足し始めた頃、彼は見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「か〜〜〜〜○〜〜〜〜は〜〜〜〜め〜〜〜〜はぁっ!!」

 

 

 

<イヤ、ナンカチガウナ・・・・

 

 

 

クラスメイトが◯めはめ波の特訓をしているところです。

 

 

 

<ソウカ!アクセントノモンダイカ⁉︎

 

 

 

「きゃ〜〜〜〜めぇ〜〜〜〜○〜〜〜〜めぇ〜〜・・・・・」

 

 

 

するとクラスメイトは自分の存在に気付きました。しかしそんな事は重要な事ではなかった。偶々、自分とクラスメイトが同じ場所で特訓していた事でも無かったし、クラスメイトがかめは◯波の特訓をしている事でも無かった。

 

 

<ア、イヤコレハチガウンダヨ。ア、アレナンダヨ、アレ

 

 

クラスメイトの身体には物凄い傷が、絆創膏、包帯が巻いてあり更には身体の所々には重りの様な物を装着していた。

 

 

<アレ?ネェ、チョットキイテル⁉︎

 

 

彼はすぐに理解できた。クラスメイトは自分の予想以上の特訓をしており、自分の特訓と比べれば月とスッポンだ。

それから彼はクラスメイトに対抗心を燃やし始めました。自分は1番なのだと、自分が幼馴染よりも上だと証明する為に彼は更に強くなりたいと思いました。

 

 

すると彼は彼を超えたいと思うたびに不思議と笑うようになりました。

もしかしたら彼はそんなライバルが欲しかったのかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「面白れぇじゃあねぇかぁあああああああああ!!!!!!」

 

爆豪は両手から爆破を起こしながら天倉に向かって勢いをつけながら跳び、腕を構える。

彼が戦う相手である天倉は今までの試合であらゆる戦法を見せてきた。天倉の変幻自在な戦法に対策などできないだろう。

 

天倉に対して姑息な作戦は通じない。ならば自分のやる事は本気で叩き潰すのみだ。

デクの様に作戦は立ててから戦ったりはしない。何故ならば自分は作戦を立てなくても強いからだ。

 

 

爆豪は天倉に接近すると腕を振りかぶり━━━━天倉の目の前で縦回転をする。そして、そのまま自身の足を相手の頭上へと叩きつける。

爆破で攻撃すると見せかけ、本命は踵落としによるノックダウン攻撃。今まで爆豪は"個性"による攻撃ばかりをしていた為、フェイントからの踵落としで天倉を怯ませてから一気に畳み掛けるのが爆豪が今、思い付いた算段だ。

 

何?作戦を立てなくても強いって言っていたのは何だったんだ?

・・・・・気にするな!

 

フェイントによる踵落としは見事成功。爆豪の踵落としは天倉の頭を捉えた。

 

『おおっーーーーーと!!!爆豪フェイントによる攻撃!これは決まったかァーーーーーーーーーーっ!!!!』

 

天倉はそのまま倒れるかの様に前のめりになる。

 

そのまま━━━━━前転宙返りを決める。

 

すると、前転宙返りと共に右足を爆豪の頭上へ伸ばし、その勢いのまま爆豪の頭へ足を振り下ろす。

 

「ぁぶねぇっっ!」

 

爆豪は頭上に天倉の足が迫っている事に気付くと両手を前に突き出し両方の掌から爆破を起こし、その反動で後方へと飛ぶと同時に回避を行う。

 

がそれを許すほど天倉は甘くなかった。

 

「ぜぇぁああああああっ!!!」

 

天倉は体制を立て直しつつ両腕を広げた後、爆豪に向かってすぐさま駆け出す。

爆豪は得意の爆破で迎え撃とうとするが天倉の行動が爆豪を上回る。

天倉は爆豪の胸倉を掴みながらも尚走り続ける。

2人が数メートル進んだ後、急停止すると爆豪は滞空している所を無理矢理押し出される形でバランスを崩してしまう。

 

(しまっっ⁉︎回避ができn━━)

 

「おおおおおおっ!!!」

 

そこへ天倉は無防備な爆豪のボディに恨みを晴らすかのように

 

1発、2発、3発、4発━━━

 

パンチのラッシュを浴びせる。

強力なパンチを何度も受け、爆豪は怯んでしまう。そして天倉は爆豪の懐に入り込み、潜り込むように身体を沈め相手を背負い、自分の釣り手の肘を相手の脇の下に入れる。

 

『コレは━━━背負い投げか!天倉怒涛のラッシュをしても尚その怒りは収まらないのk『違うな』・・・ホワッツ?』

 

『あれは背負い投げじゃ無いな。もっと高度な━━━』

 

実況を他所に天倉は爆豪に対し背負い投げの体勢に入るが、通常の背負い投げとは違う箇所が存在した。

それは、"跳んでいる"のだ。天倉は背負い投げをすると同時に自分も跳躍したのだ。

 

 

 

【無心】

 

両腕を大きく広げて構えを取った後、タックルを仕掛ける打撃投げ。

この技は壁などが存在する屋内や壁面がある場所で本来の威力を発揮する事が出来る。相手にタックルを仕掛けた後も急停止するのでは無く、相手を壁面へ叩きつけそのままラッシュを仕掛ける為、壁面が存在しないフィールドでは威力が半減してしまう。

しかし天倉は身動きが取れない時、滞空時を狙いバランスを崩し回避を取れないようにしたのだ。

最後にこの技の特徴はトドメに背負い投げをするのでは無く、背負い投げを応用した技、スカイフォールを使用し相手にのしかかるように地面へ叩きつけるのだ。

 

 

 

『飛んだ⁉︎いくつ技を隠し持ってんだよ⁉︎凄げぇなオイ!!』

 

『天倉は関節技や投げ技等の柔術を主体とした技を得意としてるからな。アレくらい造作も無い事なんだろ。

だが、爆豪に対して空中戦は分が悪いな』

 

相澤がそう呟くと

爆豪は天倉の顔面を掴み掌から爆破を起こす。すると予想できなかったのか、爆豪の攻撃に驚くと同時に顔面にダメージを喰らい拘束が緩んでしまう。拘束から抜け出した爆豪は天倉に攻撃を仕掛けようと、天倉も負けじと爆豪に対し蹴りを仕掛けようとする。

 

「ンなもん当たるかぁっ!!!」

 

爆豪はもう片方の掌から爆破を起こし、軸回転するように身体を逸らす事によって蹴りを回避する。

そして両掌を天倉へ向ける。爆豪はこのまま無防備な腹部を爆破する気だろう。

すると天倉は先程、蹴りを繰り出した足の踵部分を爆豪の首に引っ掛ける。

 

(俺の首に・・・・・!)

 

回避された天倉の蹴りは爆豪に直接攻撃を仕掛けるものでは無く、これから行うであろう攻撃の予備動作だったのだ。

 

 

 

「死ねぇッッ!!!!」

「受付《レセプション》ッ!!!」

 

 

お互いの技がほぼ同時に決まる。

天倉は爆破される瞬間、爆豪を地面に叩きつけるように足を振り下ろし、それに対して爆豪は首に掛かった足が振り下ろされる瞬間に爆破をする。

 

それぞれの技は決まり地面に叩きつけられる。

 

が2人はその程度では止まらない。寧ろ激しくなっていく。

 

爆豪は爆破の勢いで回転し、車輪のように天倉へと突き進んでいく。天倉はそれを避ける為、その場で大きく跳躍しする事により回避する。だが爆豪はそれを見越して天倉の眼前で急停止し追いかけるように両掌から爆破を起こしその勢いで大きく跳躍する。

 

(真下からの攻撃━━━躱せるもんなら躱してみやがれっ!)

 

天倉は地上での戦いにおいて右に出る者はそうはいない。しかし相澤が言った通り空中戦では爆破による加速により飛行する事が可能な爆豪が有利であり、天倉は空中戦において攻撃を躱す術を持ち合わせていない。

麗日も弱点の一つである空中戦を狙った戦法を取っていた。爆豪は天倉と麗日との試合だけでなく他の試合も観察していた為、天倉の戦闘パターンを見極める事はできなかったが、可能な限り天倉の弱点を知る事はできたのだ。

その弱点の内の1つが天倉は空中戦を苦手とする事なのだ。

 

 

━━━対策をしていなければの話だが

 

 

グンッ

 

「⁉︎」

 

爆豪は謎の感覚に見舞われた。自身の身体が急なスピードで天倉へと引き寄せられている。

元々爆破をする為近付く事には問題なかったのだが、爆破をするタイミングがズレ、攻撃が決まらないのだ。そもそも自分は何故引き寄せられているのか?その答えはすぐに理解できた。

 

天倉の手にとあるモノが握られていた。見覚えのあるソレは天倉自身の身体の一部、いや個性によって形成した触手状の鞭だった。

いや、正確に言うと

 

(俺の爆破で焼き切った鞭を・・・・!)

 

天倉は千切られた伸縮自在の鞭を爆豪の腕に巻き付け、引き寄せたと言う事になる。そして個性と自前の鍛えられた腕力によって引き寄せるとそのまま強力な拳を喰らわせる。

 

「ぐっ!」

 

「まだだッ!!」

 

天倉は再び自身の鞭を爆豪の身体に巻き付けると床に叩きつけるように振り下ろし、背中を上からプレスするように爆豪を踏みつける。

上から、下からの挟まれるような形で衝撃が襲ってくる。天倉は怯んだ瞬間の隙を見逃さず、爆豪の片腕を後ろにし拘束する。

 

 

一連の動作がスルリと決まり、一部の観客席からおおっと声が上がる。

その中でAクラスや教師陣の何人かが何かに気付く。先程見せた天倉の動きがとある人物の動作と一致しているのだ。

 

 

「アレって、相澤先・・・・イレイザーヘッドの戦闘スタイル⁉︎」

 

「え?相澤先生の・・・・・あ、確かに似とる!」

 

緑谷は持ち前の観察力、分析力で直ぐにどのような動きをしているのか理解する。そして、天倉の動きを観察してもう1つ分かった事があった。

 

「動きにキレが戻っている?」

 

天倉の動きが今までと比べ良くなっている。

正確には今までの"個性"を使用している状態と比べて繊細な動きが可能となっているのだ。

 

コレには秘密がある。

天倉の現在の姿は今までと違い出力を大分下げた状態なのだ。出力を下げた分、破壊力は通常の"個性"使用時の状態と比べ劣るが、それと引き換えにエネルギーの消費を抑え長時間の使用、パワーを制御する事が可能となり、天倉が得意とする戦法が可能となったのだ。

 

言わば、天倉自身の正当な強化形態なのだ。

 

 

『おおおおお⁉︎天倉が遂に爆豪を押さえつける事に成功!てか、アレを教えたのお前だろぉ!自慢の生徒が可愛くて、ついつい教えちゃったって感じか?そうなんだろ!んん⁉︎』

 

『(うぜぇ・・・・)ま、教えた事に関しては否定はしないが、コレは驚かされたな。自身の身体の一部を武器として扱い、爆豪の動きを封じるとはな』

 

 

天倉は麗日との試合で自身の弱点を見つける事ができた。しかし、体育祭の途中で弱点を克服する事は至難の業だ。それに自身の弱点をすぐに失くす事が出来る人間などそうはいないだろう。

だからこそ天倉はその弱点を利用したのだ。爆豪の性格上、弱点を的確に突いてくるのでは無いか?と天倉は思っており、試合で爆豪との試合の中で、直接爆豪の攻撃を受ける事によって確信する事ができたのだ。

そこで自身の弱点である空中戦を餌として使い、見事カウンターをとる事に成功したのだ。

 

 

(まさか、たった3日で捕縛術を会得するとはな・・・・・)

 

すると相澤の包帯によって見る事が出来ないが、ニヤリと笑う。まるで自身の予想以上の結果が出たような、そんな表情だ。

 

(それで良い。どんどん周囲の技術を取り込め。そして、高みを目指して行け)

 

相澤の中で天倉の今後の成長が楽しみとなっており、久々に心を躍らせているのだ。

 

 

 

 

「ふぅ・・・・なんとか押さえ込む事はできたけど・・・・・・降参する気は━━━」

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」

 

「ま、無いよねー。爆豪くんの性格上あり得ないか」

 

天倉はホッと一息つく。タダでさえ試合の連続でエネルギーが消耗、疲労が溜まっており立っているだけで一苦労な状態だ。

そこで偶然か、はたまた奇跡かエネルギーの消費を抑えた形態に変身する事に成功し、さらに天倉の得意とする戦法が可能となっており、爆豪と渡り合う事が出来ているのだ。

しかし、あくまで消費を抑えているだけであり、エネルギーの限界も近付いているのだ。

天倉が思考していると爆豪が口を開く。

 

「余所見してんな、クソが」

 

「⁉︎」

 

爆豪は掌を天倉へ向けるとバチバチと火花を散らせる。

 

「閃光弾《スタングレネード》ッッ!!!」

 

 

カッ!!!

 

 

「ッ!!」

 

爆豪は掌から爆破と共に強力な閃光を生じさせる。急な光によって天倉は腕で眼を覆い隠すが、怯んでしまう。

爆豪は緩んだ拘束から抜け出すとそのまま天倉の片腕を掴み、もう一方の手を天倉の胸に当てる。

 

 

「この距離なら回避は出来ねぇなっ!!!!」

 

 

 

BBBBBBBBBBBBBBBBBBOOOOOM!!!!!!

 

 

『ゼロ距離爆破ーーーーーーー!!!?爆豪、天倉を逃すまいとしっかりと掴み、無慈悲の連続爆破ーーーーー!!流石の天倉もコレにはひとたまりも無いだろォーーー!!』

 

プレゼント・マイクの言う通り、不意をつかれた強力な連続爆破によって天倉は大ダメージを受けてしまい膝をついてしまう。連続爆破の影響なのか胸部装甲が焦げてしまっている。

 

それでも尚、爆豪は攻撃の手を止めない━━━

 

「これで━━━━━死ねやッッッ!!!」

 

『トドメの一撃ーーーーー!!!やったか⁉︎』

 

爆豪が最後の一撃を加えようと腕を大きく振りかぶり、天倉へ突き出す。しかし、爆豪は攻撃の途中に天倉を逃さないように掴んでいた手をいつの間にか離していた事に気付いていなかった。

 

失念していたのだ。天倉の爆発力を

 

 

 

 

 

━━━━ズドンッッ!!!!!!

 

 

 

気付くと爆豪は大きく後方に飛んでいた。

 

何をされたのか理解出来なかった。そもそも見えもしなかった。

爆豪の頭の中は一瞬だけ真っ白になるが、後から来るように自身の腹部に大きな痛みが走り、爆豪は我に返る。

 

「━━━ッ!!ハァッ!!!」

 

BOOM!!

 

爆豪は場外ギリギリで両掌を後方に向け爆破を起こし、勢いを殺しなんとか踏みとどまる事に成功する。

 

「━━━━っ忘れてたわ。お前が追い込まれる程強くなる事」

 

爆豪は深く腰を下ろし、右手を突き出している天倉を見据える。

 

 

「なんとか・・出来たな・・・【虎落とし】」

 

 

 

【虎落とし】

 

相手の攻撃と同時に強力な一撃を見舞う技。

とある流派の技の中で最強と言われ、単体での攻撃力は研ぎ澄まされた必殺の一撃とも言えるカウンター技。

タイミングがとてもシビアでり、今の天倉では10回中成功するのが3、4回と40%以下の確率で成功する。

脱力し、動きを見極め、必殺の一撃を叩き込む事が虎落としの要点である。

 

 

 

お互い体力と共に肉体も限界に近づいていた。

観客達は相変わらず、いや、ますますヒートアップしていく。それに比例するかのように2人の闘志もますます滾っていた。

 

━━━━だが、次の一撃で勝負が決まる。

 

2人はお互いに感じ取っていた。だからこそ後悔の無いよう最後まで戦い抜くのだ。

 

 

「━━━━認めてやるよ」

 

 

爆豪はそう呟くと同時に爆破を起こしながら飛ぶ。そして空中で腕を交差させると再び爆破を起こす。

何度も、何度も、何度も爆破を起こしていく内に爆豪の体は錐揉み回転しながら飛び、ソレはまるで弾丸のように天倉へと突き進んでいく。

 

「━━━━━今のお前は俺よりも強い」

 

それに対し天倉は両腕を開き腰を落とした構えを取る。そして自身の意識を右足に集中させると迎え撃つ様に爆豪に向かって走り出す。

そしてタイミングを見計らい、ジャンプすると空中で回転を行い、右足を突き出す。

 

 

 

 

 

「━━━━━だから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「━━━━━今、この場でテメェに勝ってやるよォ!!!!"天倉"ァァ!!!!!!」

 

 

「うぉりゃぁあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

俺がヒーローに憧れたのは、初めてこんな"個性"でも誰かを笑顔にする事が出来るって知ったからなんだよな。

 

こんな俺でも誰かの笑顔を守りたいって思ったんだよな。

 

 

灯台下暗しだな。

こんな近くに答えがあったのに。

 

 

 

━━━やっと、やっとだ

 

 

━━━やっと俺のやりたい事が見つかった

 

 

━━━本当に、本当に、なんて遠い廻り道

 

 

 

 

 

 

 

『天倉くん場外!!!

 

 

━━━━━爆豪くんの勝利!!!!!!』

 

 

 

 

 

━━━ここが俺の原点なんだ

 

 

 

:天倉オリジン

 




原作の爆豪の戦歴って
・vs緑谷 戦いに勝ったが結果的には負けとなる。
・vs雑魚敵 余裕で勝利
・vs麗日 途中で麗日の容量限界で勝利
・vs切島 ゴリ押しの爆破で勝利
・vs常闇 相性が良く勝利
・vs轟 轟が本気を出せなかった為呆気なく勝利

と言った感じなんですよね。
もっと強敵と真っ向勝負して欲しいなーと思い。天倉と戦わせてみた所、意外と爆豪が善戦していて逆に天倉が途中で死なないか不安になった。


〜〜〜〜〜天倉の新技まとめてみた。NEW


【無心】

ストファーのアベルが使用するスーパーコンボ。
天倉は柔術を得意としている設定の為、使わせてみました。
格ゲーを見て天倉はコレだ!と思い、格ゲーの技を習得する為の特訓をし、比較的早く覚えたのがこの技。



【受付《レセプション》】

とある海上レストランの副料理長の技。
相手の首に踵を引っ掛け、そのまま地面に叩きつける様に足を振り下ろす技。天倉の中で比較的簡単に使用できる技であり、今回は空中から地面へと叩きつける様に工夫した。
ちなみに他の技もそうだが、どんな理由であれ女には使うなと言われている。


【虎落とし】

人外魔境の神室町にいる謎の老人から教えてもらった技。
相手の攻撃と同時に強力な一撃を見舞うカウンター技であり今の天倉が持つ技の中で単体での攻撃力では1番の威力を持つ。しかしタイミングがとてもシビアでよく失敗する。
コツを覚えると、とても楽に出せる為、雑魚敵を倒すのにとてもお世話になりました。
マジで強いから困る・・・・。


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