適当な妄想置き場   作:雪原野兎

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何話だろうな?1話か2話3話辺り?

仕様的には疑似阿頼耶識的なものを1年戦争にぶっこんだ的なお話。

あとザクⅠもどきが主役機です。


『ガンダム』 ザビ家に気に入られたジオン兵の話

ルウム宙域の外れ…ムサイの群れの最後方に1隻のパプワ級が存在する。

 

その艦内にて一人のパイロットがある男と話していた。

 

ドズル『スタール、そっちの準備は出来たか!』

 

スタール「問題ありません、ドズル中将。」

 

ドズル『そうか、姉上からお前を託されたが…その、なんだ、そんな機体で行くのは自殺行為だと思うぞ、その輸送艦で待機というのはどうだ?俺から姉上に報告しといてやるから。』

 

スタール「いえ、キシリア少将から言われたからには活躍しませんと、本来予定されている戦力のザクⅡC型よりも金が掛かっちゃってますからね。機体への負荷が大きい追加パーツですが頑張ってみます。」

 

ドズル『そうか…お前は若いころから世話になったからな、それにガルマもお前の助言のおかげで可愛らしい婚約者も出来たからな…死ぬなよ。』

 

スタール「了解、頑張ってみます。」

 

その言葉を言うと共に通信が切れ、艦長から通信が入る。

 

ガデム『ドズル閣下からの通信は終わったか?』

 

スタール「はい、終わりました。」

 

ガデム『そうか…もう少ししたら戦闘に入る、準備を怠るなよ、それと各武装の間合いは頭に入っているな?近くにいないのにヒートホークから入ろうとするなよ?それと武装を放棄する際はしっかり敵に鹵獲できない方法にしておけ。』

 

スタール「大丈夫です、各システムチェックも終わりましたしガデム艦長からの武器講座も全部受けましたから。」

 

ガデム『はっはっは!そうだったな…む?始まったようだな。』

 

スタール「了解、最終チェックに入ります。しかし大蛇の方は可哀想ですね、モビルスーツの存在を知らされずにいるなんて。」

 

ガデム『…そうだな、モビルスーツの隠れ蓑として存在しているからな。大砲よりも動き回れる小型機の方が良いのだろう、あれを作る資金で3機もザクⅡが作れるからな。』

 

スタール「なるほど。」

 

ガデム『他の輸送艦からザクが出撃したか、最終チェックは済ませたな!出撃用意!』

 

スタール「最終チェック、完了しました。」

 

ガデム「出撃せよ!」

 

スタール「ザクⅠ・ファール、パイロットはスタールで出撃します!」

 

そう言い、パプワ級から飛び出しロケットブースターを点火する。

 

スタール「ちょっとスーツがきついかな?後でキシリア少将に報告しなきゃ。」

 

そう言いながらバレルロールなどをしながら動きの確認をする。

 

スタール「…さて、爆発の光が大きくなってきたな…ぶつからないように気を付けてっと。」

 

そう言った時、ムサイの群れを通り過ぎていき、一瞬で敵の戦艦へと張り付く。

 

スタール「戦闘開始だ!ロケットブースター一段階切離!」

 

連邦士官「なっ!?ブースターを切り離し…待て!それを撃」

 

ブースターを切り離し、別の戦艦へと向かうと同時にその分離物へ向けて他の連邦戦艦がメガ粒子砲を撃ち込まれ…大きな爆炎を放ちながら傍にあった戦艦の艦橋を消し飛ばす。

 

連邦士官「し、しまった!?っ!後ろか…」

 

後方に回り込み、赤熱化したヒートホークを艦橋へと掬い上げるように斬り上げながら離脱する。

 

スタール「まずは2隻かな?っと。」

 

前後左右に不規則に動き回りながら艦隊の隙間を縫う様に動き回り、対空機銃を、ミサイルを避けながら同士討ちをさせていく。

 

スタール「はは!ははははは!そっちじゃない!こっちだ!どこを狙っているんだ!オートで狙おうとするからこんな動きにも砲塔が追い付けない!ミサイルも味方の戦艦に当たる!これはプレゼントだよ!残り一発だから大切に…吹っ飛びな!」

 

戦艦のメガ粒子砲へとバズーカをかぶせそのまま飛び去って行く。

 

バズーカをかぶさった砲塔のままメガ粒子砲を放ち…弾薬が吹き飛び核爆発を起こしながらその戦艦を吹き飛ばす。

 

スタール「っと、ペースを上げ過ぎたかな?残り弾薬が少ないのにまだ第2段階切離か。」

 

最初と同じ様にブースターを切り離し、ミサイルがそのブースターに命中して戦艦の艦橋を巻き込み大爆発を起こす。

 

そのまま同じように戦い続け、バズーカ、マシンガンを弾薬も銃もすべて使い切り、残りはシュツルムファウスト1発限りである。

 

スタール「残りはこれだけか、ほいっと最終弾っと!…さて、あと3隻は無力化出来るな!射出後の棒だが艦橋に串刺しっと!」

 

最後の弾を使い切り、射出後の棒すらも使い戦艦を無力化していく。

 

スタール「さて、撤退するかーっと!?戦闘機ちょっと待って行き先はー…!」

 

離脱しようとした際、一機の戦闘機が狙って向かってくるのを確認し、コクピットを踏みつけながら回避し、その機体を掴み…。

 

スタール「そっちだああああああ!」

 

そのまま艦橋へとスイングして叩き付ける。

 

スタール「さぁて、腕部マニュピレータ―も限界か!燃料はまだ残ってるが撤退するかな!」

 

そう言いながら連邦の戦艦の群れを抜け、ムサイ級の群れの後方に控えていた戦艦、ファルメルへと到達する。

 

スタール「ドズル中将!武装全部使い切ったので撤退します!」

 

ドズル『お、おお!?良くぞ生きて帰ってきたぞスタール!素晴らしいなそのモビルスーツという兵器は!もう勝利まじかだが分かった!撤退を許可する!後で戦果を見させてもらうぞ!』

 

スタール「了解しました!」

 

そう言い、通信を切って最後方へと撤退していく。

 

スタール「…ふう、流石に頭が痛いや…変な動きしすぎたな…。」

 

その後、連邦からは機械的じゃなく、まるで人間の様な動きをしていたことからザク・ヒューマンと呼ばれる様になる…。




今回のお話はこれにて終了。

シャアよりも撃墜数多いって?気にしない気にしない、あんなに数多いし同士討ちだってできるんだし。

機体はサイコ・ザクのザク部分をザクⅠに置き換えた感じ。

機体名はザクⅠと人間のアイルランド語であるファール。

コクピット内はきっつきつでスーツもきつめ、ヘルメットは酸素チューブ付きのフルフェイス。

脳波で動き、カメラで得た情報を直接脳内にフィードバックする為、脳の負担がやばい。

装備は核弾頭ザク・バズーカ×3、ザク・マシンガン×2、シュツルムファウスト×3、ヒートホークとなっている。

ビームバズーカは出力的に持ってない。

オリジン世界でもサンボル世界でもない基本世界。

パイロットはサブ無しでスタール。名前の元ネタはスタールイー、古いの露西亜語ですね。

旧ザクと呼ばれているしパイロットもそんな感じで良いかなー的な感じ。

機械操作はそこまで能力は高くないが反射神経と思考に優れる。

ヒートホークから入るなよと言われた為にブースター誤爆からの爆発狙いという。

過去はサイド3のガルマとは幼少のころから知り合いでザビ家とは交流があった。

若いながらも的確な発言をし、ドズル、ガルマの婚約に一役買っている。

才能をキシリアに買われ、特殊な兵器(サイコ・ザクⅠ)のモルモットとして行動している。

さて、原作連邦組とはどう絡ませようかなぁー。

なお、この話の後は戦闘記録を確認したガデムから説教を喰らった。(実質ヒートホークから入った為。

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