適当な妄想置き場   作:雪原野兎

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キャラ設定というか名前というか、体格的なもの。

グラン=ヴェルト:
最初なのに主人公ではない、グランディア国現皇帝(長男)。
身長は190ぐらい、銀髪、赤眼で体格は大きめ、年齢は23。
性格は少々荒いが血のつながった家族も、民も大事に思っている。
黒を主体とした紫の模様が入ったコートを着ている。
武器は伝家の宝材『グランスフィア』を使用した青い刀身の大剣『禍絶剣ディスグラシア(マガツダチノツルギディスグラシア)』
戦闘力は主人公より上だが、戦闘には出ずに基本皇帝の執務をしている。

ルフトゥス=ヴェルト
今話の主人公、グランディア国統率将軍(次男)。
身長は180ちょい、グランと同じ様に銀髪で赤眼だが体格は細め、年齢は20。
性格は家族、民に対しては優しく敵対者には容赦をしない、家族を優先して自分をないがしろにする傾向がある。
黒を主体にした赤の模様が入ったコートを着ている。(グランと模様は同じで色が違うだけ。
武器は同じ材質の両刃剣『守護剣ツインズスター(シュゴノツルギツインズスター)』
戦闘力はグランより下だが物理、魔法共に優秀。剣を精製し闇を纏わせて敵へと射出する。

クリスティア=ヴェルト
ヒロインではないはずですよ、グランディア国魔術師見習い(長女だが一番下の妹)
身長は125ぐらい、銀髪で赤眼で年齢的には14ぐらい、身長が低いことを気にしてはいない。
性格は天真爛漫、兄達とは仲が良く、民たちにも慕われる太陽のような存在。
服装はルフトゥスのコートをそのままワンピースにしたような服装。
武器は同じ材質の杖『癒花フローラルロッド(イヤシバナフローラルロッド)』
戦闘力はそこまで高くない、補助、回復魔法を多数覚え、味方を補助が得意であり、
攻撃魔法は自衛に使うものしか持ってない。


『オリジナル』 雪国の魔剣士の物語

一面に広がる銀世界…溶けきること無き雪が地面を包む国、スノーリア地方。

 

その地方に一国、大きな壁に囲まれた国がある、名はグランディア皇国。

 

壁の内側は暖かい空気が広がっており、石の道に畑と雪が無く、民が皆、元気に暮らしている。

 

街の一角、製造街にて一人の男が沢山の民の話を聞いている。

 

ルフト「なるほど、ではそこはその様に。」

 

民「報告した通り最近製造道具の調子が悪くなって気がして…このままだと生産が。」

 

ルフト「ふむ…恐らくは使いすぎたのでしょう、あなた方は生産を緩めて道具を休ませるように、いくら再生するといえど再生速度を超えて稼働し続けては悪くなり続けますので。」

 

民「私めらの所は何か問題があったと聞きますが何かありましたかな?」

 

ルフト「そちらは最近農具の質が悪くなっていると農民からの連絡があるので速度は下げても良いので質を高める様にお願いします。」

 

民「了解しました!では一つ一つの質を高める様に指示してきます!」

 

ルフト「あ、あなたは休んでください、確か奥さんが最近子供を産んだのでしょう?傍にいて安心させるのも夫の務めです。」

 

民の話を聞き、それぞれ一つ一つ答えていく男、名はルフトゥス=ヴェルト。

 

ヴェルト皇の血を継ぐ者であり、現皇帝の弟であり、街中の政治などを任されている。

 

ルフト「ふむ、皆さん、他に何かありますか?」

 

民「大丈夫ですルフト様、全員の報告は終わったみたいですね。」

 

ルフト「分かりました、では今月はこの様に、何か問題が発生しましたら水晶にて連絡を。」

 

そう言い、一礼して手を振りながら歩いていく。

 

それに対し民たちも笑顔でお礼を言いながら手を振って応える。

 

 

 

場所は変わり、農業地区、そこでは民と共に収穫作業をする女性がいる。

 

民「クリス様ー!服が汚れますから根菜ではなく果物系の収穫でお願いします!」

 

クリス「大丈夫ですよ、私もお兄様たちの手伝いをするために民の事を知らなければなりませんから。」

 

根菜を収穫する女子、名はクリスティア=ヴェルト。

 

ルフトゥスの妹であり、基本は兄の手伝いをしたり、民と話をしたりする。

 

民「もう、ほんとクリス様はー…でもそこが可愛らしいですが。」

 

ルフト「ふふ…そうですね、こちらの作業は順調でしょうか?」

 

民「ル、ルフト様!?は、はい!クリス様が手伝ってくれていることもありいつもより早く収穫作業は進んでおります!」

 

ルフト「それは良かったです。農具については先程言っておきましたがこちらで何か困ったことはありますか?」

 

民「農具以外は問題ありません!」

 

クリス「…あっ!ルフト兄さま!」

 

話しているルフトの姿に気づき、クリスは野菜を持ちながら駆け寄ってくる。

 

ルフト「お疲れ様です、クリス。」

 

クリス「はい!頑張ってお手伝いしました!ルフト兄さまがここに来たという事は次はグラン兄さまの所ですか?」

 

ルフト「ええ、そうですね。農業区画が最後でしたのでこの後は戻って兄さんに報告ですね。クリスも共に行きますか?」

 

クリス「うーん…農業のお手伝いをしないと…。」

 

民「いえいえ、クリス様のおかげで予想より早く収穫できているので問題ありませんよ。それに家族との時間を作るのも大事とルフト様がよく言っていますから。」

 

クリス「リーダーさん…分かりました。後はお願いします。」

 

民「ええ、任せてくださいませクリス様。」

 

ルフト「では、適度に休憩を挟むように、失礼しますね。」

 

そう言い、ルフトはクリスと共に中央の城へと向かい歩き始める。

 

 

 

また場所は変わり、中央区画の中心、国の全てを統括し会議場ともなる城が存在する。

 

城の近く、修練場、そこでは国の軍隊が修練をしている。

 

新兵`s「「「ぐはぁ!」」」

 

グラン「連携をしろと何度言えば分かる!圧倒的な力を持たねぇ奴が一騎当千の活躍出来ると思うな!仲間と連携し堅実にいける様に心がけろ!」

 

新兵`s「「「了解!」」」

 

大多数の新兵たちを相手に模擬戦をし、連携力を高めさせようとしている男、グラン=ヴェルト。

 

ルフトゥスらの兄であり、グランディア国現皇帝であり、国内最強の剣士である。

 

グラン「多少連携は出来るようになってきたな、だが…そこ!守りがあめぇぞ!」

 

連携が良くなり始めたが、甘い箇所を突き崩し、即座に薙ぎ払って吹き飛ばす。

 

そうして修練している最中、ルフトゥスとクリスティアの二人が修練場へと到着する。

 

ルフト「おや、グラン兄さんは相変わらず厳しいですね。」

 

グラン「ん…?ああ、ルフトとクリスか、いつ攻めてくる奴が現れるか分からねぇからな、とっとと基礎を覚えさせて生存率をあげねぇとならん。おめえら!一旦休憩した後にチームに分かれて団体戦の修練をしてろ!」

 

新兵`s「「「了解!」」」

 

そう言い、各々が休憩へと向かい、怪我をしている者は近くの魔術師の元へ向かう。

 

ルフト「しかし思いっきり吹き飛ばしているせいで怪我を負っている方が何人かいますね、治療魔法を使える魔法使いの方がいるとはいえ無茶のさせ過ぎは駄目ですよ…。」

 

クリス「私も治療に参加しますね!」

 

そしてクリスも魔術師達の元へ向かい、治療に参加し、クリスが参加したことで新兵達から歓声が上がる。

 

グラン「クリスが向かったし、治癒魔術師の練習にもなるから良いだろう?それにこういうのは慣れさせないといけねぇ、怪我をしたからと治療に費やす時間があれば敵が準備をし攻めてくる時間を与えることになるからな。」

 

ルフト「…確かにそれは言えてますが怪我をする方が癖にならない様に気を付けてくださいね?」

 

グラン「ふっ、分かっている。それで各区画からは何か話が出たか?」

 

ルフト「そうですね…商業区画からは…。」

 

各区画から出た意見要望をグランへと報告する。

 

グラン「ふむ、特に目立った不満があるわけでは無いか。それぞれの対応についてはルフト、いつも通りお前に任せる。」

 

ルフト「分かりました、任せてください。」

 

グラン「なあ、ルフト、俺は最前線には出ることが無いから攻めてくる奴らの話を聞くことは無いが、何故攻めてくる奴等がいる?攻めることなく自分の国だけを守っていれば争いなどおこらんというのに。」

 

ルフト「…そうですね、相手の将官クラスの者の言葉を聞く限り上の者達の欲望で攻めてくるみたいですね。」

 

グラン「欲望…か、下らんな、どんな内容で攻めてくるかと思えば自分勝手な奴等だ。」

 

ルフト「ええ、ですがそれも人間というものです。他人の事を想える方がいれば自分の事だけを優先して考える方もいる。グラン兄さんが処断した貴族の方たちみたいに…。」

 

グラン「ああ、あいつらか、親父は見過ごしていたみたいだが俺は違う、一切の腐敗を認めん、国は民がいるからこそ成り立ち、上の者は下の働く者がいるからこそ生活できる、それを理解しようとしない屑など生かすつもりは無い。」

 

ルフト「…ええ、そうですね。そして自分は働かなくても良いなどと考える者は処断しないにしてもしっかりと説教しませんと、あとは上に立つ者として堕落しないようにしませんとね。」

 

グラン「そうだな、だが、今日はもうするべきことは全て終わったしクリスと3人で甘味を食べるとしよう、最近噂になっている店で買ってきたぞ。」

 

その言葉にルフトゥスは手を顔に当て呆れる。

 

ルフト「グラン兄さん…執務時間に抜け出して買いに行くのはやめてください…。」

 

グラン「ふっ、俺がよくするのは主な仕事は強力な魔獣退治などのような力仕事だけだ、執務などルフトが全てまとめてくれるからすぐに終わってしまう。」

 

ルフト「それでもです…ふう、何度言っても無駄みたいですが一応は考えてくださいね。」

 

グラン「そうだな、一応は考えておくさ。さて、クリス!治療が終わったなら行くぞ!」

 

その声を聞き、怪我人の治療を終えたクリスが走ってくる。

 

クリス「はい!先ほど治療は全員終わりました!」

 

グラン「そうか、お前ら!無茶はしすぎるなよ!」

 

新兵「グラン様のしご…修練に比べれば問題有りません!」

 

グラン「ほう…?良いだろう、もっとハードな修練を」

 

ルフト「グラン兄さん…?」

 

剣をとろうとしたグランに『にっこりと笑顔を向け』名前を呼ぶ。

 

グラン「…まぁ良い、しっかりと励めよ。」

 

新兵`s「「「了解!」」」

 

クリス「それでは失礼しますね。」

 

ルフト「皆さん、頑張ってくださいね。」

 

そう言い、3人は修練場を後にする。

 

グラン「そう言えば他国に飛ばしていた斥候が情報を持ち帰ってたな、また戦争の準備をしているそうだ。」

 

クリス「戦争は無くならないのですね…」

 

ルフト「そうですね…ですが、だからと言って見過ごすわけにはいきませんね、明日は防衛班に戦場の整備をしておくように言っておきましょう。」

 

グラン「頼むぞ、この平和を長く保たんとな。」

 

ルフト「ええ、そうですね。」 クリス「私もお手伝いします!」




これにてこの話は終了。

戦闘力で言えばグランはガチチート、ルフトゥスがちょいチート、クリスティアが上位クラス。

武器も相まってさらにチートに、弱点があるとすれば…嘘を嘘と伝えぬまま伝える事、ですかねぇ。

国自体は誰であろうと入国は可能、しかし入る時に邪な考えを持ってないかを確認される為暗殺者などは即座に捕まる。悪徳商人もね。

暖かい理由は炎の魔力の結晶を暖房変わりにしている為、基本毎日魔術師達が炎の魔力を決勝に送り込んでいる為切れることなく暖かい日が続く。

なお送らなくても貯蔵量が多いので1年近くは問題ないのだが…毎日なのは予防でしかない。

貯蔵しすぎで爆発というのも無いですがね。

水の浄化、空気の循環、土の栄養なども魔力の結晶で機能させている。

まほうの ちからって すげー!

キャラの名前についてはグランが地、ルフトが『空』気、クリスが『水』晶と言った感じでキングダムハーツ的な感じに。

以上でーす。

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