Fate/dade blaster (更新停止中)   作:黒白黄色

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バイクの一撃

 

 

正人達は次のカード回収のため、集まっていた。

 

 

凛「油断しないでね、イリヤ、正人君 敵とルヴィア、両方に警戒するのよ」

 

イリヤ「えっと・・・」

 

ルビー「お二人の喧嘩に巻き込まないでほしいものですね」

 

ルビーが呆れながら言う。

 

 

ルヴィア「美遊、速攻ですわ 開始と同時に距離を詰め、極力遠坂凛を巻き込む形で仕留めなさい」

 

美遊「後半以外は了解です」

 

サファイア「殺人の指示はご遠慮ください」

 

サファイアがそう言う。

 

 

 

その時、秀がその場を離れて行った。

 

正人「おい、秀、どこ行くんだよ?」

秀「俺は今回は降ろさせてもらう 俺は戦う力を持っていない、 足手まといになるだけだ いいですか? ルヴィアさん」

 

 

ルヴィア「えぇ、いいですわ 秀、あなたはここに待機していなさい」

 

 

秀はカード回収に参加しないため、場を離れた。

 

凛「じゃあ、行くわよ! 3 2 1 !」

 

 

ルビー サファイア「限定次元反射路形成! 境界回廊一部反転!」

 

イリヤ 美遊「ジャンプ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀「行ったか よし、

そこのこそこそしている

奴を片付けるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五分後

 

 

 

秀「ん? 帰って来たか えっ!?」

 

 

秀が見た先には、膝をついてボロボロになっていた正人達がいた。

 

ルビー「いや〜、ものの見事に完敗でしたね

歴史的大敗です」

 

凛「何だったのよ、あの敵は?」

 

ルヴィア「どういうことですの? カレイドの魔法少女は無敵なのではなくて!」

 

 

サファイア「私に当たるのはおやめください、ルヴィア様」

 

ルヴィアはサファイアに八つ当たりをする。

 

と、ルビーがルヴィアの目にめがけてアタックした。

ルビー「サファイアちゃんを苛める人は

許しませんよ!」

 

ルヴィア「ぬあああああああああ!?」

 

ルヴィアは悲鳴をあげている。

 

ルビー「それに魔法少女が無敵だなんて慢心も良い所です! まぁ、大抵の相手なら圧倒できるだけの性能はありますが、それでも相性というものがあります!」

 

 

正人「で、あいつとは相性が最悪だったてことか」

 

 

サファイア「あれは現在のどの系統にも属さない

呪文と魔法陣でした。 恐らく失われた

神話の時代の魔術だと思われます」

 

凛「あの魔力反射平面も問題だわ。 あれがある限り、こっちの攻撃が効かないわ」

 

 

サファイア「攻撃陣も反射平面も座標固定のようですから、魔法陣の上まで飛んで行ければ叩けると思うのですが」

 

凛「と、言ってもねぇ、練習も無しにいきなり飛ぶなんて」

イリヤ「そっかぁ、飛んじゃえば良かったんだね」

 

 

すると、いきなりイリヤが簡単に飛び始めた。

 

 

正人「おぉー、スゲェ!」

 

 

凛 ルヴィア「なっ!?」

凛とルヴィアはさっき難しいと言った飛行を簡単にできたイリヤに驚く。

 

 

凛「ちょっと! なんでいきなり飛べてるのよ!?」

 

ルビー「すごいですよ、イリヤさん! 高度な飛行をこんなにさらっと!」

 

イリヤ「そんなにすごいことなの? これ?」

 

サファイア「強固なイメージがないと浮くことすら難しいのに、いったいどうして・・・?」

 

 

 

 

イリヤ「どうしてって言われても・・・魔法少女って

飛ぶものでしょ?」

 

 

 

 

 

凛 ルヴィア「な、何て頼もしい思い込み!」

 

ルヴィア「負けられませんわよ!美遊、貴方も今すぐ

飛んでみなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

美遊「・・・・・人は、飛べません!」

 

 

 

ルヴィア「な、何て夢の無い子!?

そんな考えだから飛べないのですわ!

次までに飛べるように特訓ですわ!」

 

ルヴィアは美遊を連れて行った。

 

秀「俺も帰るか」

 

秀もその場を立ち去った。

 

 

 

凛「やれやれ、今日は取り敢えずお開きね。私もいろいろ戦略練ってみるわ。 5日後、またここに集合よ」

 

 

正人「またかよ」

 

イリヤ「勝てるのかな? あれに」

 

凛「勝つのよ!なんとしても!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

正人とイリヤは特訓をするために山にいた。

 

イリヤ「この辺でいいかな?」

 

正人「ここなら人もいないし、大丈夫だろ」

 

 

 

そして、イリヤは転身し、上へ飛んだ。

 

正人「おーい、イリヤ、早速そのカードを使ってみろよ」

 

イリヤ「あっ、そうだった」

 

イリヤはカードケースから、アーチャーのカードを取り出す。

 

 

イリヤ「アーチャーって言うぐらいだからきっと弓だよね。どんな必殺の武器が? よし、限定展開《インクルード》!」

 

クラスカードをルビーに重ねると、ルビーが弓へと変わった。

 

イリヤ「すごい! これがあれば勝てちゃうんじゃない? よし、早速試し打ちを・・・・矢は?」

 

ルビー「ありませんよ」

 

イリヤ「えぇー弓だけ!?」

 

正人「役立たずじゃねぇか!」

 

 

イリヤ「はぁー、地道に特訓するしかないね」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

 

山の上空

 

 

 

美遊「無理です」

 

 

美遊とルヴィアはヘリコプターで山の上空を飛んでいる。

ルヴィア「美遊、最初からそう決めつけていてわ何も成せませんわ」

 

美遊「・・・ですが」

 

 

サファイア「おやめください、ルヴィア様。パラシュート無しでのスカイダイビングなど、単なる自殺行為です」

 

ルヴィア「美遊は常識に捕らわれ過ぎなのです。魔法少女の力は空想の力。常識を破らなければ道は開けません! さぁ、一歩を踏み出しなさい。出来ると信じれば不可能などないのですわ!」

 

 

美遊「・・・いえ、やはりどう考えても無理でs」

 

 

 

その瞬間、ルヴィアは美遊を突き落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イリヤ「ん、・・・・な、何か降ってきたぁー!?」

 

正人「な、何だぁ!?」

 

正人とイリヤのすぐ近くに何かが降ってきた。

 

 

 

 

サファイア「全魔力を物理保護に変換しました。お怪我はありませんか、美遊様?」

 

 

美遊「な、何とか」

 

 

イリヤ「み、美遊さん、何で空から?」

 

 

イリヤは美遊の方に下りて行った。

 

 

 

 

すると、いきなり謎の影が飛び掛かって来た。

 

正人「イリヤ、危ねぇ!」

 

正人はイリヤを押し、相手の攻撃を避けた。

 

 

美遊「何、あれ!?」

 

イリヤ「何あれ!? 一体何なの!?」

 

正人「あいつがオルフェノクだ!」

 

イリヤ「あれがオルフェノク!? 」

 

オルフェノクは再び、イリヤに襲おうとする。

 

 

 

正人「くっ、二人とも下がってろ!」

 

正人はベルトを巻き、ファイズフォンを取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5 5 5 standing by

 

 

 

正人「変身!」

 

complete

 

 

正人はファイズに変身した。

 

 

エレファント

オルフェノク「があああああー!」

 

正人「行くぞ! おらぁ!」

 

 

正人はオルフェノクに先制攻撃を仕掛けた。

 

エレファント

オルフェノク「ぐおお 」

 

 

正人の攻撃でオルフェノクは怯んだ。

 

正人「よし、効いてるな。このままいくぜ!

おらっ、おらっ!」

 

正人は連続でオルフェノクに拳をぶつけた。

 

 

正人「これでも 食らえ!」

 

エレファント

オルフェノク「うおお!」

 

正人「何!? ぐああ!」

 

 

正人はオルフェノクに重い反撃を食らい、吹っ飛ばされてしまった。

 

 

正人「痛ぇ 」

 

 

イリヤ「正人、危ない!」

 

 

正人「うわぁ!?」

 

イリヤのおかげで正人はオルフェノクの攻撃をなんとか避けれた。

 

正人「こいつ」

 

正人は再びオルフェノクに攻撃する。だが、その攻撃はガードされてしまい、また反撃を食らってしまった。

 

エレファント

オルフェノク「があ、があ!」

 

正人「ぐあっ!」

 

正人にオルフェノクの連続攻撃が襲った。

 

正人「駄目だ、攻撃する暇がねぇ」

 

そして、オルフェノクの力を込めた一撃が正人に

直撃し、正人はまた吹っ飛ばされてしまった。

 

 

イリヤ「正人!」

 

正人「やべぇ、嘘だろ?」

 

倒れた正人にオルフェノクはまた攻撃をしようとした。

 

 

 

 

 

 

が、次の瞬間、オルフェノクに謎の拳が炸裂した。

 

オルフェノクは大きく吹っ飛んだ。

 

 

正人「えっ? な、何だ!?」

 

 

正人は何が起きたか全く分からなかった。

そして正人はその拳が出た方を見た。

 

 

 

 

 

するとそこには、車輪を付けた謎のロボットがいた。

 

 

 

正人「えっ?」

 

 

 

正人は突如出て来たロボットの車輪を見た。

 

 

正人「もしかしてお前、あの、バイク!?」

 

 

 

 

 




ファイズの話を書くので
次のキャスター戦までかなり間が開きます。

そして、オルフェノクにはちゃんと名前を書いていきます。

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