Fate/dade blaster (更新停止中)   作:黒白黄色

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灰色の勝利

正人は、ファイズフォンを使い、ファイズへと変身した。

 

ファイズ正人「うわっ、何だ? スゲー。カッコいい!」

 

正人は始めて見る、ヒーローのような見た目に、驚きと興奮が隠せなかった。

 

 

オルフェノク「は、何だその格好は?まあいい、関係ねぇ。ぶっ殺してやる。」

 

 

オルフェノクは正人に溢れんばかりの殺気をたてている。

 

 

オルフェノク「おらっ、死ねえ!」

 

オルフェノクは正人に向かっていった。

 

 

ファイズ正人「うわっ、どうすればいいんだ。うわあっ。」

 

 

オルフェノク「ぐわぁ!?」

 

 

正人がとっさに出した拳がオルフェノクに直撃し、オルフェノクはふっ飛んだ。

 

 

ファイズ正人「おぉ。よし行くぜ。」

 

さっきのとっさに出した攻撃のおかげで正人に勢いがついた。オルフェノクに怒涛の連続攻撃をしかけていく。

 

ファイズ正人「おらっ、そらっ、食らえ。」

 

 

オルフェノク「ぐっ。ちっ、調子に乗んじゃねえ!」

 

すると、オルフェノクは槍を出した。

 

オルフェノク「食らえっ!」

 

ファイズ正人「ぐあっ、 痛え。」

 

オルフェノクの槍が正人に直撃した。

槍がもろに当たったので、かなりのダメージだ。

 

 

ファイズ正人「接近戦はだめだ。距離をとらないと。」

 

正人は距離をとり、ファイズフォンを見た。

 

ファイズ正人「んっ?この番号は銃なのか?」

正人は画面にある番号を押した。

 

 

1 0 3 single mode

 

 

そして、トリガーを押すと、赤色の光線が連続で出てきた。

 

 

オルフェノク「ぐあっ、てめぇ、串刺しにしてやる。」

 

オルフェノクは正人に槍を向け、迫ってくる。

 

だが正人は槍を避け、オルフェノクに蹴りを食らわせた。

 

ファイズ正人「おらっ、でりゃっ。」

正人はオルフェノクに連続で攻撃を食らわせ、槍を奪った。

 

ファイズ正人「この槍使わせてもらうぜ。」

 

「おらっ!」

 

正人は奪った槍でオルフェノクに攻撃した。

 

オルフェノク「ぐっ。」

 

「ガキごときが、許さねぇ!」

 

ファイズ正人「俺もおまえを許さねぇ。簡単に人を殺したおまえは絶対に許さねぇ!」

 

正人はオルフェノクに燃え上がるような怒りの言葉をぶつけた。

 

 

ファイズ正人「おらっ、おらっ、おらぁ!」

 

オルフェノク「うわぁ!」

 

オルフェノクは正人の攻撃を前に防戦一方だった。

最初に正人が追い詰められていたのが嘘のような光景だった。

ファイズ正人「よし。だいたい使い方が分かってきたぜ。 んっ?これは?」

 

正人はベルトについていたファイズポインターに目をつけた。ファイズポインターには、何かがはまりそうなくぼみがあった。

 

ファイズ正人「このくぼみ、あっ、このカードキーみてぇなのはいりそうだな。」

 

正人はファイズポインターにミッションメモリーを差し込んだ。

 

 

ready

 

という音声が鳴った。

 

 

ファイズ正人「おぉ。よしこれを足につけるのか。」

 

正人はファイズポインターを足につけた。

 

 

ファイズ正人「で、ここを押せばいいのか。」

 

 

 

 

exceed charge

 

 

と、音声が鳴ると、ファイズポインターをつけた足に向かって赤い光が線を沿って移動した。

 

ファイズ正人「よし、行くぜ。」

 

と、言うと正人はジャンプし、一回転し、ファイズポインターをオルフェノクに向けた。

するとファイズポインターから赤色の光が出てきて、円錐形に変化し、オルフェノクをロックした。

 

オルフェノク「何?」

 

 

ファイズ正人「どりゃぁぁー」

 

 

正人のキックがオルフェノクを貫いた。

 

 

するとオルフェノクからΦの模様が浮かび上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

オルフェノク「ぐわぁぁぁぁぁぁー」

 

 

 

オルフェノクは悲鳴と共に灰色の砂になった。

 

ファイズ正人「やった?勝った?よっしゃーやったぜ。あー、本当に死ぬとこだった。あっそうだ、とりあえず元にもどらねえと。」

 

正人は変身を解除した。

 

 

正人はベルトを見た。

 

正人「このベルト一体何なんだ。」

 

正人はベルトを見ながらそう考えていた。

一体どんなものなのか?どうやってできているのか?正人はそのような疑問で頭がいっぱいだった。

 

正人「まぁ、考えても仕方ないな。」

 

「やべぇ、そろそろ家に帰らねぇと。」

 

正人が帰ろうとした時、目の前に見なれないものがあった。

 

正人「何だこれ?バイクか?さっきまでこんなのあったか?まぁ、いいや。早く帰らねぇと。」

 

正人はバイクのことが気になったが家に向かって走った。

だが正人は知らなかった。そのバイクが正人の後についていっていることを。


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