Fate/dade blaster (更新停止中) 作:黒白黄色
正人「はぁ・・」
イリヤ「正人、どうしたの?私もう怒ってないよ。誤解は解けたし」
正人「それじゃねぇよ。あいつに貸しをつくっちまったことだよ・・」
正人がイリヤにそう言う。
イリヤ「あ、そっち?・・・けど、私は知ってるよ。正人は優しいくて真っ直ぐな心を持っていることを」
正人「イリヤ・・」
イリヤ「けど、意地っ張りなところはどうにかしてほしいな」
正人「ぐっ・・一言余計だ。それより、今日で練習するのは最後なんだろ、んなこと言ってる場合じゃねぇだろ」
明日の深夜0時に正人達はカード回収を再び行う。その為に最後の練習を行おうとしていた。
イリヤ「だって正人がため息ついていたから心配で・・」
正人「俺は大丈夫だって」
二人はあーだこーだ言いながら練習を開始しようとする。
イリヤ「ルビー、練習始めよう」
ルビー「ハイ、ハイお任せあれー」
イリヤはルビーを手に取り、転身しようとする。
正人「たく、さっさと始めろよ・・ん?」
その時、イリヤの背後から矢が向かってきた。
正人「危ない!」
正人はイリヤをしゃがませ、矢を回避させた。
避けた矢は、地面へと刺さる。
イリヤ「ひっ!何!?」
正人「くそ、どこから・・」
???「フィッ!」
正人「!?」
正人は攻撃を避ける。
フライングフィッシュ
オルフェノク「フゥィー」
正人「オルフェノク!?」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フィッ!」
フライングフィッシュは正人に矢を放つ。
正人「うわっ!」
正人は矢を回避する。
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正人「変身!」
complete
正人「オラッ!」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フゥッ」
正人はフライングフィッシュに攻撃を加える。
正人「オラッ!」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フィャッ」
正人「オラッ!」
フライングフィッシュ
オルフェノク「ファッ、」
正人「ウラッ!」
フライングフィッシュ
オルフェノク「ギャッ!」
正人はフライングフィッシュに連続で殴り続ける。
正人「デヤッ!」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フィャッ!」
正人はフライングフィッシュを蹴り上げた。
フライングフィッシュ
オルフェノク「フゥァ、」
フライングフィッシュは地面に倒れ込む。
正人「うぉー!・・・・・・・
生きていきたいんです・・人間として・・
正人「ぐっ・・くそ・・・」
正人の頭の中で紗也のあの言葉が過る。
イリヤ「正人・・?」
正人はフライングフィッシュの前で止まってしまっていた。
フライングフィッシュ
オルフェノク「フィッ!」
フライングフィッシュは正人に矢を放つ。
正人「がぁっ」
フライングフィッシュの矢は近距離で正人に直撃する。
イリヤ「正人!」
正人「が、」
フライングフィッシュ
オルフェノク「ファッ!」
正人「ぐっ、」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フゥァッ!」
フライングフィッシュは再び正人に矢を放つ。
正人「ぐぁっ!」
正人はフライングフィッシュの矢撃で大きく飛ばされた。
正人「が、ぐ・・」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フィッ」
フライングフィッシュは倒れた正人に矢を向ける。
イリヤ「正人、どうして反撃しないの!?」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フィッ」
フライングフィッシュはイリヤに矢を向ける。
イリヤ「ひっ!」
battle mode
フライングフィッシュ
オルフェノク「ギャッ、ファッ!?」
その時、オートバジンがバトルモードとなり、フライングフィッシュに銃弾を撃ちまくる。
フライングフィッシュ
オルフェノク「グギャ、フィャッ!」
フライングフィッシュはオートバジンに矢を放ち反撃した。そして、その攻撃がオートバジンの胸部のスイッチに命中し、オートバジンはバトルモードを解除させられしまった。
正人「なっ!?」
フライングフィッシュ
オルフェノク「フィッ」
フライングフィッシュは再び、正人に矢を向ける。
イリヤ「正人!」
イリヤは正人の元へ向かおうとする。
ルビー「駄目ですイリヤさん!そうするとイリヤさんまで危険です!」
ルビーがイリヤを止める。
イリヤ「そんなこと言ったって、このままだと正人が・・」
フライングフィッシュ
オルフェノク「ファ」
正人「くっ・・」
フライングフィッシュ矢の引き金を引こうとする。
秀「ハァッ!」
フライングフィッシュ
オルフェノク「ギャッ!?」
その瞬間、秀がフライングフィッシュに跳び蹴りを喰らわせた。
イリヤ「秀君!?」
正人「お前・・」
秀「フン、全く、情けないな」
正人「・・・」
秀「ノーコメントか」
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秀「変身」
complete
秀はカイザへと変身した。
フライングフィッシュ
オルフェノク「フゥァー!」
フライングフィッシュは秀に矢を放った。
秀「セァッ!・・ハァッ!」
秀はフライングフィッシュの矢をはたき落とし、武器を蹴り飛ばす。
フライングフィッシュ
オルフェノク「グッ!?、ゲャッ!」
フライングフィッシュは秀に打撃で挑むも、その攻撃は掠りもせず、カウンターをもらってしまう。
秀「ハァッ!」
秀はフライングフィッシュを掴み、空中へと投げ飛ばす。
フライングフィッシュ
オルフェノク「ファッ!?」
秀「ハッ・・・セヤッ!」
秀は投げ飛ばされ、滞空中のフライングフィッシュに飛んで、蹴りを喰らわせる。
フライングフィッシュ
オルフェノク「グガャ・・フャッ!」
秀「!?」
フライングフィッシュは下半身を魚のように変え、飛んで逃げていってしまった。
秀「チッ、またか」
秀は再び逃げられた悔しさに舌打ちをする。
秀「さてと・・」
秀は正人の元へ向かって行く。
正人「・・・」
正人「ぐがっ!?」
イリヤ「!?」
秀は正人を殴る。
秀「本当に腑抜けになってしまったみたいだな」
正人「ぐっ・・・」
正人は秀を睨み付ける。
秀「・・来いよ」