Fate/dade blaster (更新停止中)   作:黒白黄色

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生きたいという思い

秀「ぐっ、何のつもりだお前!?」

 

 

ready

 

秀はカイザブレイガンにミッションメモリーを差し、ブレードモードにする。

 

 

正人「だぁっ!」

 

秀「フン!」

 

 

秀は正人のファイズエッジの攻撃をカイザブレイガンで受け止める。

 

正人「ハァッ!」

 

秀は再び正人の攻撃をカイザブレイガンで受け止める。

 

 

秀「セァッ!」

 

正人「ぐあっ、」

 

秀は正人に蹴りをいれる。

 

 

秀「ハァッ!」

 

秀はカイザブレイガンを振る。

 

正人「がっ、っ、でりゃあ!」

 

秀「がぁっ」

 

秀は正人のファイズエッジの突きで吹き飛ばされる。

 

 

秀「ぐっ」

 

 

burst mode

 

 

秀はカイザブレイガンをガンモードにし、引き金を引き撃つ。

 

 

正人「ぐぁっ?!」

 

 

秀の銃撃で正人は吹き飛ばされる。

 

 

秀「ハァッ」

 

秀は再び正人に向かって銃撃する。

 

 

正人「くっ」

 

battle mode

 

 

その時、オートバジンがバトルモードとなり、正人を銃撃から庇う。

 

 

秀「?!・・まぁいい、まずお前からケリをつけてやる」

 

 

クレイン

オルフェノク「?!」

 

秀は紗也にカイザブレイガンの刃を向ける。

 

 

 

秀「ハァッ・・がぁっ!?」

 

 

秀が紗也に攻撃しようとしたその時、オートバジンが秀に拳をぶつけた。

 

 

秀「ぐっ、がぁっ!」

 

 

秀はオートバジンの連続パンチを喰らい、吹き飛ばされた。

 

 

 

イリヤ「ちょっと正人!何でこんなことするの!?」

 

美遊「貴方、自分が何をしてるか分かってるの!?」

 

 

正人「いいからお前らは下がってろ!」

 

 

 

オートバジンは秀に追撃をしようとする。

 

 

ガァッ!!

 

 

が、突如出て来た謎の巨大ロボットに蹴り飛ばされる。

 

 

秀「これは使いたくなかったが、仕方ない」

 

 

そう言い、秀はロボットに飛び乗る。

 

 

オートバジンは体勢を立て直し、秀に銃撃を仕掛ける。が、これを秀はロボットの腕で守る。

 

 

秀「ハァッ!」

 

 

秀はロボットで攻撃をする。しかし、オートバジンはこれを避け、秀に向かって再び銃撃を始める。

 

 

秀「ぐっ、」

 

 

 

 

 

 

 

 

正人「早く逃げろ、早く!」

 

正人は紗也押し、逃げるように言う。

 

 

秀「チッ、ん?」

 

秀は正人の方を見る。

 

 

秀「あいつ、まさか・・」

 

 

 

オートバジンは秀に容赦無く銃撃を繰り返す。

 

 

秀「ぐっ、なら」

 

 

秀が操作すると、ロボットがバイクへと変化した。

 

 

秀はそのまま逃走する。が、オートバジンはこれを追い、銃撃を続ける。

 

 

秀「くっ、」

 

 

物陰に逃げ込む。そしてこれをオートバジンが追う。

 

 

battle mode

 

 

秀は物陰でロボットに戻し、オートバジンを腕でガッチリと掴み上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正人「ハァ、ハァ、」

 

 

イリヤ「正人!どうしたの?おかしいよ」

 

正人「うるさ・・がっ!?」

 

 

その時正人にオートバジンが飛んでき、正人の変身が解除される。

 

 

秀「もう終わりだ」

 

 

秀はそう言い、変身を解除し、ロボットから飛び降りる。

 

 

秀「早く行け」

 

正人「・・」

 

 

秀は正人にそう言う。

 

 

秀「聞きたいことがあるんだろ、あいつから」

 

正人「・・・っ!」

 

 

正人はどこかへと走って行ってしまった。

 

 

イリヤ「ちょっと正人!?」

 

 

 

美遊「秀、大丈夫?」

 

秀「あぁ、大丈夫だ。けど、さっきのことだが、あいつが悪い訳ではないらしい」

 

 

イリヤ「えっ?秀君、それってどういうこと?」

 

 

秀「おそらく、あいつは・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正人「・・どこだ。・・・・いた!」

 

 

 

正人は公園で紗也を見つける。

 

 

紗也「ま、正人さん・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正人「あんたに聞きたいことがあるんだ」

 

紗也「・・何ですか」

 

 

正人「何であんたはオルフェノクに?」

 

 

正人は紗也にそう質問する。

 

 

紗也「はい・・実は、三週間前に、私は交通事故に遭ってしまって、目が覚めたら私の体はこんなことになっていました」

 

 

正人「そうか・・」

 

 

紗也「私、人間が怖いんです」

 

正人「えっ?」

 

 

紗也「こんな化け物になってしまって、他人から怖がられることが怖くて、どうしてもあの時から人を避けてしまっていたんです」

 

 

正人「そうか・・」

 

 

紗也「でも、正人さんだけだったんです。私にこんなに接してくれたのは。化け物だと知っても私のことを助けようとしてくれて、正人さんは本当に優しい人なのですね」

 

 

正人「いや別に。あんたは俺を助けてくれた。俺を助けたあんたを俺が助けないでどうする。大したことじゃねぇよ」

 

 

紗也「いえ、正人さんは優しい人です。正人さんに会えて私の本当の気持ちが分かりました。・・化け物でも、人から怖がられようとも・・・それでも生きていきたい、人間として・・」

 

 

正人「そうか・・」

 

 

紗也「正人さん、本当にありがとうございました」

 

 

正人「あぁ、じゃあな。俺はあんたみたいな人が好きだぜ」

 

紗也「え・・?」

 

 

正人「また、会えたら会おうぜ」

 

 

紗也「・・はい!」

 

 

正人「じゃあな!」

 

 

正人は公園を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

紗也「ありがとうございます・・・正人さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正人「オルフェノクの中にはああいう奴もいるんだな」

 

正人は家に帰ろうとする。

 

 

正人「うぁ!?」

 

正人は誰かとぶつかってしまった。

 

 

正人「いてて、気をつけ・・

 

秀「気をつけるのはお前だ」

 

そこには秀がいた。

 

 

正人「なっ!?」

 

 

秀「立てるか?」

 

秀は正人に手を差し出す。

 

正人「うるせぇ、一人で立てるわ!」

 

正人は秀の手を無視し、立つ。

 

 

 

 

 

秀「さっきの戦いで、お前は俺に攻撃した」

 

正人「・・」

 

 

秀「すまなかったな」

 

 

正人「何でお前が謝るんだよ」

 

 

秀「分かってる。お前は俺に襲いかかった訳ではない、あのオルフェノクを庇ったんだろ」

 

 

正人「・・」

 

正人は無言のままだ。

 

 

秀「このことはあの二人に言っておいたから、お前の誤解は晴れるだろ」

 

 

正人「・・ありがとな」

 

秀「いや別に」

 

正人「なぁ、」

 

秀「何だ?」

 

正人「もし、人間の心が残っているオルフェノクに会ったら、お前ならどうしてた?」

 

 

秀「・・・」

 

秀は黙り込んでしまう。

 

正人「どうした?」

 

 

秀「いや、何でもない。・・おそらく、俺もお前と同じことをしていたと思う」

 

 

正人「そうか・・ヤベェ、早く帰らねぇとセラに怒鳴られる」

 

 

秀「忙しい奴だな」

 

正人「じゃあな」

 

秀「あぁ」

 

 

正人は家へと帰ってた行った。

 

 

 

 

 

秀「嫌な予感がするな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社員「はぁー、残業も終わってもうくたくただ。家に帰って早く寝てしま・・

 

 

ドスッ!

 

 

会社員の背中に矢が刺さる。

 

 

会社員「がっ!?な、何だよこれ!?がっ、がぁ・・」

 

 

会社員は苦しみながら灰化した。

 

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フゥッ、フゥッ」

 

 

秀「くそっ、間に合わなかったか」

 

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フゥッ?」

 

 

 

9 1 3 standing by

 

 

秀「変身」

 

 

complete

 

秀はカイザへと変身する。

 

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フゥッ!」

 

 

フライングフィッシュは秀に矢を放つ。

 

 

秀「ハッ、セァッ!」

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フィッ!?」

 

秀は矢を避け、フライングフィッシュの武器を蹴り飛ばす。

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フィッ」

 

 

フライングフィッシュは形勢が不利だと判断し、走って逃げる。

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フゥッ!?」

 

だが、秀は飛び、フライングフィッシュの前に立ち、逃走を防いだ。

 

 

秀「ハァッ!」

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フィャッ!」

 

秀はフライングフィッシュを蹴り飛ばす。

 

 

秀「そろそろ決めるか」

 

 

???「シャァッ!」

 

秀「ぐぁっ!?」

 

 

次の瞬間、秀はムチの攻撃を受けた。

 

 

秀「新手のオルフェノクか」

 

 

センチピード

オルフェノク「シェアッ!」

 

秀「ぐっ、」

 

センチピードは秀に連続でムチ攻撃を仕掛ける。

 

 

フライングフィッシュ

オルフェノク「フィャ、」

 

 

フライングフィッシュは隙を見て逃走する。

 

 

秀「待て!ぐぁっ!」

 

 

しかし秀はセンチピードのムチ攻撃でフライングフィッシュを追えない。

 

 

センチピード

オルフェノク「シャッ!」

 

秀「がっ!ぐっ、」

 

秀はセンチピードのムチ攻撃を左手に喰らってしまう。

 

 

burst mode

 

 

センチピード

オルフェノク「!?」

 

 

秀「くっ・・」

 

 

秀は銃撃をし、何とか逃走する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センチピード

オルフェノク「チッ、」

 

 

センチピードは舌打ちをし、にんげんの姿へとなる。

 

 

???「あら、逃げられちゃったの?」

 

 

そこに謎の女性が近づいてきた。

 

???「えぇ、ですが、次は成功させますよ。・・・

・・ベルトの奪還を」

 

 


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