Fate/dade blaster (更新停止中)   作:黒白黄色

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紫の視線

正人「よし、ここでいいかな」

 

 

今、正人とイリヤは練習の為、人気が全くない場所に来ていた。

 

 

イリヤ「ねぇ、正人、この場所って本当に誰もいない

のかな?」

 

 

正人「あぁ、多分大丈夫だろ。てかお前こそ、何で

一緒に付いて来たんだよ?」

 

 

イリヤ「えっ、だって私も練習したいし、正人と一緒

にした方がいいかもしれないし、それに、」

 

 

正人「それに?」

 

 

ルビー「私も正人さんのそれがどのようなものか知り

たいですしー!」

 

 

正人「うわっ!」

 

 

いきなりルビーが喋り出した。

 

 

 

イリヤ「ちょっとルビー!何で人が話している時に急

に喋り出すの!?」

 

 

イリヤは顔を赤くしながら少しキレ気味で言う。

 

 

ルビー「いやはやー、私も正人さんのあれが一体何な

のか気になりまして。おやー?イリヤさん、

お顔が赤いですよ。まさか正人さんに付いて

行った理由ってもしかしてー?」

 

 

ルビーは全てを悟った様な顔をした。

 

 

 

 

イリヤ「いやー!お願いだからルビーは黙って!」

 

 

その刹那、イリヤはルビーを地面に叩き付けた。

 

 

 

正人「おーい、イリヤ。で、それに何なんだよ?」

 

 

イリヤ「えっ、いや、何でもない、何でもないから」

 

 

正人「そうか。じゃあ、早速始めるか」

 

 

 

5 5 5 standing by

 

 

正人「変身!」

 

 

complete

 

 

 

正人はファイズへと変身した。

 

 

 

正人「よし、さてと」

 

 

 

1 0 3 single mode

 

 

 

正人「あれだな」

 

 

正人は置いてあった空き缶目掛けて撃った。

 

 

正人「やっぱりすげぇなこれ」

 

 

イリヤ「ねぇ正人、他に何か機能はないの?」

 

 

正人「えっ?他の機能?えーと、あっ、これ何だ?」

 

 

 

1 0 6 burst mode

 

 

正人「また銃なのか?」

 

 

正人はまた空き缶目掛けて撃った。

 

 

正人「やっぱり、さっきと全然変わらn

 

 

 

 

ガァァァァァァン

 

 

正人「えっ?」 イリヤ「えっ?」

 

 

 

何と、さっき撃った銃とはまるで威力が違った。空き缶を木っ端微塵に爆発させた。

 

 

正人 イリヤ「えー!?さっきと全然違う!」

 

 

正人「イリヤ、俺分かったよ」

 

 

イリヤ「えっ?正人、何が分かったの?」

 

 

 

 

 

 

 

正人「これ・・・・何かすごい‼」

 

 

 

イリヤ「全然分かってないじゃん!」

 

 

正人とイリヤは話し合いを続けていた。

そのせいか、後ろにいるサングラスをかけた男の存在に全く気付いてなかった。

 

 

正人「いや、だってよ・・ん?」

 

 

正人は後ろにいるサングラスをかけた男のに気付いた。

 

正人「だ、誰だ?」

 

 

男「ガァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

 

正人「な、何だ!?」

 

 

 

男はいきなり叫びだした。

 

 

男「ガァァァ!」

 

 

その瞬間、男の体がオルフェノクと化していった。

 

 

正人「あいつ、オルフェノクかよ!?」

 

 

クロコダイル

オルフェノク「ぐがぁぁー!」

 

 

オルフェノクは正人に向かった。

 

正人「何!?」

 

 

クロコダイル

オルフェノク「ガァァァ!」

 

 

正人「望むところだ!」

 

 

正人も戦闘体勢にはいった。

 

 

クロコダイル

オルフェノク「がぁっ!」

 

オルフェノクは正人に攻撃をする。

 

 

正人「よっと」

 

正人はオルフェノクの攻撃を難なく避ける。

 

 

 

正人 (よし。こいつの攻撃は大きいからかわすのが簡

単だ。)

 

 

正人「よっしゃー!今度はこっちだ。おらっ!」

 

 

正人はオルフェノクに正拳突きを仕掛けた。

 

 

クロコダイル

オルフェノク「だぁっ!」

 

 

しかし、オルフェノクは正人の正拳突きを体で受け止めた。オルフェノクは微動だにしない。

 

正人「なっ!?」

 

 

クロコダイル

オルフェノク「がぁ!」

 

正人「ぐっ」

 

 

クロコダイル

オルフェノク「だぁっ!」

 

 

正人「がっ」

 

 

クロコダイル

オルフェノク「ごぁっ!」

 

 

正人「うぁぁ!」

オルフェノクの猛攻が正人に襲いかかった。

正人はオルフェノクの攻撃でかなり吹き飛ばされてしまった。

 

正人「チッ、だったら!」

 

 

ready

 

正人はファイズポインターにミッションメモリーを差し、右足に装着した。

 

 

exceed charge

 

 

正人「食らえ!」

 

 

正人はオルフェノクにフォトンブラッドを刺し、オルフェノクをロックした。オルフェノクは右手を構えた。

 

 

正人「どりゃぁー!」

 

 

正人は飛び、オルフェノクにフォトンブラッドをのせたキックを食らわせた。

 

正人「よしっ!」

 

 

 

しかし、オルフェノクは正人のキックを右手で受け止め、こらえていた。

 

 

正人「なっ!?」

 

 

クロコダイル

オルフェノク「ガァァァー!」

 

 

正人「がはっ」

 

 

オルフェノクは攻撃中の正人を左手で地面に叩き付けた。

 

クロコダイル

オルフェノク「がぁっ!」

 

 

正人「ぐぁっ」

 

怯んだ正人はオルフェノクの攻撃で吹っ飛ばされてしまった。

 

 

 

イリヤ「正人、大丈夫!?」

 

倒れた正人にイリヤが駆けつける。

 

 

クロコダイル

オルフェノク「ぐがぁー!」

 

オルフェノクは正人とイリヤへ向かって行った。

 

イリヤ「来ないで、せやっ!」

 

イリヤはオルフェノクに魔法弾を放った。

 

 

クロコダイル

オルフェノク「だぁっ!」

 

しかし、オルフェノクはイリヤの魔法弾をも力任せにねじ伏せた。

 

 

イリヤ「えっ、嘘!?」

 

正人「くそぉ」

 

ready

 

正人はミッションメモリーをファイズエッジに差した。ファイズエッジから赤い剣が伸びた。

 

 

正人「うぉぉー!」

 

 

イリヤ「正人!」

 

 

正人「おらっ!」

 

クロコダイル

オルフェノク「ぐぉっ」

 

正人の攻撃にオルフェノクは少し怯んだ。

 

正人「おらっ!」

 

クロコダイル

オルフェノク「がぁっ!」

 

 

お互いに攻撃が直撃し、少し後退する。

 

 

クロコダイル

オルフェノク「グォォォー」

 

オルフェノクは両手に青い炎を纏わせた。

 

 

exceed charge

 

正人のベルトから線を沿って、フォトンブラッドが右手のファイズエッジに流れる。

 

 

正人「うぉぉー!」

 

クロコダイル

オルフェノク「ガァァー!」

 

 

正人のファイズエッジの攻撃、オルフェノクの攻撃がぶつかった。

 

 

そして、爆発した。

 

 

 

正人「がぁぁっ」

 

クロコダイル

オルフェノク「ぐぁー」

 

 

正人とオルフェノクは互いの攻撃と爆発で吹き飛ばされた。

 

そして、正人のベルトが外れ、変身が解除された。

 

 

正人「がはっごほっ」

 

イリヤ「正人!」

 

正人「ハァ、ハァ」

 

イリヤ「大丈夫!?」

 

正人「あぁ、大丈夫だ。なんとか倒したぜ」

 

イリヤ「正人、立てる?」

 

正人「大丈夫だって。 おっと」

 

 

正人は起き上がると少しよろけてしまった。

 

 

イリヤ「やっぱり大丈夫じゃないよ」

 

正人「いやいや、本当に大丈夫だって」

 

 

 

 

 

 

クロコダイル

オルフェノク「・・・ガァァッ、」

 

正人「なっ!?」 イリヤ「えっ!?」

 

 

オルフェノクはよろめきながらも立ち上がった。

 

 

クロコダイル

オルフェノク「ガァァァー!」

 

 

オルフェノクは正人に襲いかかった。

 

 

正人「ヤバい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、背後から黄色い光線が飛んできた。

 

 

クロコダイル

オルフェノク「グガァァァァーー!!」

 

 

黄色い光線はオルフェノクに命中し、オルフェノクは灰化消滅した。

 

 

正人「な、何だ、さっきの?イリヤか?」

 

イリヤ「えっ?違う違う。私じゃないよ」

 

正人「じゃあ誰だよ?」

 

すると正人は背後に人の気配を感じた。

 

正人「おい、待て」

 

イリヤ「正人?」

 

 

正人は気配を感じた方向に走った。

 

すると人影が見えた。

 

正人「待て」

 

正人は人影を見た方に走って行く。

 

 

正人「あれ?どこだ」

 

正人は人影を見失ってしまった。

 

正人「ちくしょー、分かんなくなった」

 

 

イリヤ「正人ー」

 

そこにイリヤが来た。

 

イリヤ「正人、どうしたの?」

 

正人「さっき誰かがいた気がして、それを追っかけてたんだよ」

 

イリヤ「で、誰か分かったの?」

 

正人「いや、見失っちまったよ。くっそー、もうワケわかんねぇよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「危なかったな。一応、後を付いて行ってよかった。・・そろそろ、俺も戦うか」

 

 

 

 

 

 

次のカード回収まで残り3日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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