金髪考古学者の隣人   作:吊人

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隣人のプロローグ その2

日本(読者)の皆さんこんにちは。いかがお過ごしだろうか。こちらはどうやらポケモン世界に来てしまった様だ。

 

メタ的に言えば大まかな状況は前話で言っているから詳しい状況を説明しようか。

 

 

 

俺は普通に家で眠り、起きると知らない天井だった。多少(一時間)取り乱してしまったが、落ち着いてテレビをつけてニュースを見てみた。こういう時はとにかくなんの世界に来たかを確認するのがテンプレだからだ。前世で転生、憑依物の小説を読んでいてよかった。

 

テレビではトレンド通信なる番組が始まる所だった。

 

「それでは、相性チャンネルです。」

 

『相性』?イキナリ占いか?なんて思っていた時期がありました。

 

「ノーマルタイプには格闘タイプが抜群です。」

 

この世界がなんの世界なのかほぼ確信した。別のチャンネルに変えてみる。やはり予想が合っていた。

 

そこに映されていたのはーーーーー()()()()()()()だった。

 

「よっしゃぁぁ!」

 

夢にまで見た転生(としておく)、しかもポケモン世界。最高じゃないか!それに転生と言えばチート特典!こういう時は大抵頭の中に浮かんでくるか手紙的な物があるが…あった!机の上にまるでこれですよと言わんばかりの手紙が!興奮が抑えきれないままにその手紙を開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

違うのかよ!どうやら普通の手紙だったみたいだ。でも、一つ特典がわかった。俺はその手紙を読めたんだ。()()()()()()()を読めたのだ。これは大きい。忘れていたがアニポケの文字は前世にはなかった文字だからな、この能力が無いと日常生活もままならないレベルだ。

 

さて、それ以外にも俺が今居る部屋を探してみたりしたが結果わかったのは俺の名前がハルトである事。今は5歳である事。そしてイッシュ地方のソウリュウシティ(ホワイトver)に住んでいる事。これ位だ。

 

「ハルトーご飯食べないのー?」

 

おっと、ご飯の時間の様だ。5歳児ならまだ流暢に喋ったらダメだよな。それなら…

 

「たべるー!」

 

…結構恥ずかしい。まあ5歳児だから授乳がないのが救いか。もし俺がやったら悶死しそう。

 

 

 

どうやら親は有名人とかじゃなく、前世と同じらしい。その分気が楽だったけど恥ずかしさも増し増しだよオイ…親の目の前で子供っぽく振る舞うとか滅茶苦茶恥ずかしいぞ。

 

それはともかく(閑話休題)どうやらウチにもポケモンが居た様だ。イーブイ♀。可愛い。確かイーブイって♀の方が少なくなかったか?珍しいな。

やっぱ可愛いポケモンは画面越しよりリアルに触れ合う方がいいな!可愛いくて無害なポケモンは!

 

フラグになりそうで怖い。

 

さて、まだ考えたい事はあるが体が睡眠を欲している。今にも瞼が落ちそうだ。この先の方針は明日考えるとして、とりあえず今日の所は寝るとしよう。

 




ここまで読んで下さった読者様、ありがとうございます。

まだ話が進みません。次こそは進ませるので許して下さい。

次の話しなんですが少し時間が飛びます。と言っても何年も飛んだりする訳じゃなく、主人公が新しい暮らしに慣れる位までなのでご安心下さい。え?慣れるまでの話も書け?…それは言わないお約束でお願いします。作者の描写力では…

さて、二話もつまらない導入を読んで下さった読者様!ありがとうございます!次回に少しでも興味がありましたら読んで貰えると嬉しいです。
勿論、感想評価誤字報告お待ちしております。

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