金髪考古学者の隣人   作:吊人

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ときあめ姉貴兄貴に対する反応

ゆうた「ハチミツ下さい」
ゆうき「さらしまーす」
ライ「ボイス聞かせろ」
とろさーもん「…ふぅ」
作者「…ふぅ」


隣人と花の町

日本(読者)のみなさんこんにちは。いかがお過ごしだろうか。こちらはどうやらモンスターと戦うようだ。

 

「粉塵!粉塵!粉塵!粉塵!」

 

コンナハズジャナイノニィ!

 

 

 

 

 

 

ジムへの初挑戦を勝利で収めた日から数日。俺達はソノオタウンに来ていた。

 

「うわー…すごい!すごい!」

 

「すっげーキレイだな…」

 

ソノオタウンを簡単に説明するなら、『田舎町in花畑』だ。順番が逆だったり、with(田舎町と花畑)だったりもしない。田舎町in花畑だ。赤、青、黄、紫…多種多様な花が咲き乱れている。

 

「ねえねえハルト!」

 

「ん?どうし…」

 

「みてみて!綺麗な花がいっぱい!」

 

「あ、あぁ…うん、そうだな…」

 

「さっきからどうしたの?」

 

「あー……癒されるなぁって」

 

「ホントに綺麗だもんねー!」

 

お前の方が綺麗だよなんてキザな台詞は言えない。そんな事を言う気すら起きない。だって想像してみてくれ。

 

視界いっぱいに広がる美しい花畑。花の匂いに引かれて寄ってくる小さなポケモン達。その中で、とても容姿の優れた女の子が楽しそうに笑っている。

 

そんな、神々しさすら感じる程の光景を見せられた俺は、立ち尽くす以外の行動をとれなかった。

 

なんだ、これは。おかしい。凄く胸が苦しくて、心臓もバクバク鳴っている。これは…どう考えても…いやいやいや!シロナの事はずっと好きだったし、今まではこんな事なかった。でも、こんな症状なんて他には…

 

俺はそこで思考を止めた。()()これ以上はダメだ。抱いてはいけない感情に蓋をして、シロナの方へ歩きだした。

 

 

 

 

 

 

「結局、夕方まで遊んでたな」

 

「でも、本当に綺麗だったよね~」

 

「確かに綺麗だったなぁ…」

 

まさかシロナに見惚れて時間を忘れるとはな…それに昼間は疲れてたのか、おかしな事を考えていたしな。

 

「明日はどうする?」

 

「そうだな…谷間の発電所か、ソノオの花畑かな」

 

「お花畑に行きたい!」

 

「ん…そうだね、明日は木曜だし、発電所は明後日に行こうか」

 

「明後日は何かあるの?」

 

「まあそれは当日のお楽しみってことで」

 

「えー!教えて教えて!」

 

「ふっふっふ…それは秘密。でも、違いがわかりやすい様に、明日も見に行ってみない?」

 

「むー…」

 

「むくれてないで、もう遅いから寝るよ」

 

「はーいお母さん」

 

「誰がお母さんだ」

 

こうして、1日目が終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目。今日は谷間の発電所に寄ってから、ソノオの花畑に来ていた。

 

「甘いミツはいらないかい?」

 

「じゃあ…10個下さい」

 

「まいどあり!」

 

これを木に塗ると次の日にポケモンが来るのか…そんなに美味いんだろうか。ちょっと味見を…

 

「あ、これ甘くて美味しい」

 

「え?ホント?私にも舐めさせてくれない?」

 

「はいどーぞ」

 

「んー!美味しい!」

 

手持ちのポケモン達も匂いに釣られて出てきて、おねだりしている。よしよし、可愛いなお前ら。

 

すると、一匹の野生ポケモンが近づいてきた。こいつは…スボミーか。

 

「このポケモン可愛い!」

 

あ、なんか既視感(デジャブ)が…

 

「私、このポケモン捕まえる!」

 

デスヨネー。まあ手伝うとするか。

 

「じゃあ、俺が甘いミツで気を引いとくからその内に捕まえて」

 

「うん!ありがとう!」

 

なんかサファリパークみたいだな。まあそれはいいとして、スボミーが最終進化するとロズレイドになる。これは、DPPtの時の手持ちだ。これで今のところフカマル(ガブリアス)、ヒンバス(ミロカロス)、イーブイ(グレイシア)、スボミー(ロズレイド)の四匹が揃った訳だ。シンオウ地方で捕まえられる他のポケモンはミカルゲ、ルカリオ、トリトドンか…さて、どうなるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして3日目。今日は金曜日だ。天気もいい。これならちゃんと()()()()()()だろう。

 

「シロナ、昨日見た発電所を覚えてるか?」

 

「うん、覚えてるよ」

 

「よし、じゃあ行こうか」

 

記憶力のいい人ならもうわかるだろう。発電所に着いて見えた物はーーー

 

「うわー!何これ!風船みたいなポケモンがいっぱい!」

 

「このポケモンはフワンテって言うポケモンで、何故か金曜日にここに集まるらしい」

 

「へー…これが手かな?」

 

「ちょっ!それ触っちゃダメなやつだから!」

 

「うぇぇ!そうなの?」

 

「うん。フワンテを持っていた子供が消えた事もあったらしいぞ」

 

「ほ、ホントに?…危なかったー…」

 

ポケモンってちょいちょい怖い設定あるよねー

 

 

 

 

 

暫くそうしていると、他にも人が集まってきた。ちょっとした観光地になっている様だ。人が集まると、その中にトレーナーも居るわけで。

 

「お願い!フカマル!」

 

「行ってきなさい!アゲハント!」

 

エリートトレーナーのお姉さんとシロナがバトルする事になった。

 

「アゲハント!銀色の風よ!」

 

銀色の風をよく見てみると鱗粉を飛ばしているみたいだ。アレでどうやって能力が上がるんだろうか。

 

「フカマル!火炎放射!」

 

オイ待て今はマズイ!

 

「粉塵!粉塵!粉塵!粉塵!」

 

鱗粉に火がつき、粉塵爆発が起きた。アゲハントとフカマルは勿論、俺達やフワンテも吹き飛ばされた。

 

コンナハズジャナイノニィ!

 

 

 




爆発オチなんてサイテー

という訳で、ここまで読んで下さってありがとうございます。

正直、今回は最後の所が書きたかっただけです。今更ですが駄文注意です。


それと、なんか前回更新した日に日刊ランキングに入ってました。やったぜ。それで、早めに続きを投稿しようと思い、書いていたのですが…その2日後にまたランクインしていました。

圧倒的感謝!ホントに嬉しいです。

まあ、今回で幾らかお気に入りが減りそうではありますがw

次回もお待ち下さい。














初めての前書きがあれって…



P.S.朝起きて、多少頭がスッキリしたので今回の話を読んでみました。

こりゃ酷い。話が飛び飛びで繋がりがないですね。構成としては、1日目が結構先の展開の為の種まき、2日目が必要なイベント、3日目がやりたかっただけ、で書いてた筈なんですが…次は頑張ります

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