東方自由遊戯   作:影付き

7 / 7
前回の大雑把なあらすじ
1魔理沙が盗みに失敗
2窓付き幻想入り
以上
\雑すぎるだろ/


第六話 虚ろと狂気

〜人里〜

「こんれだけ用意したら大丈夫だろう」

バッターは明日紅魔館に行くための準備をしていた。

「もうそろそろ休むことにするか」

バッターは前の世界では取ることはあまりなかった睡眠を取った。

〜バッターの夢の中〜

「よう。初めましてだな。アリス」

「何者だ⁈貴様、俺はアリスでは無い」

「いや、アリスはアリスだぜ。俺が言うんだからな‼︎」

そこに立っていたのは猫のような人物だった…

「訳の分からない事を言うな、亡霊め。この俺が浄化してやる」

バッターが猫を攻撃するためにバットを振り上るが…バッターのバットは始めから無かった様に消えてしまう。

「まぁ落ち着けよアリス、俺はお前が何者か知ってるしただの夢さ」

「貴様…何者だ」

「俺はチャシャ猫。夢の中の生き物さ、さっき俺を殺そうとしたがあんたは夢を殺せるかい?」

「無理だ。」

「だろ。俺を殺せるのは夢を住処にする奴か同じ夢の住人くらいさ」

「その夢の住人が俺に何の用だ」

「話が早いな。アリスにはただこの世界をめちゃくちゃにしてもらいたいのさ。」

そう言うとチャシャ猫はバッターに近づく。

「前のセカイを消したアリスにはちょうどいい役目だろ?」

「ふざけるな‼︎もう俺は誰かに操られたりしない。任務のためだけに本当に大切にすべき者を自ら死なせた俺に更にこの世界住む者の幸せを打ち壊せというのか⁈」

「あんたにとったら悪い話じゃ無いと思うけどな。俺たちbatの住人はそうなる者だろ?」

「消えろ‼︎バットが無くとも貴様を浄化する事は出来る」

そう言うとバッターは巨大な怪物、人形師達にはbat batterと言われた姿になる。

「わかったよ。消えさせてもらうぜ」

チャシャ猫はバッターの死角部分に消える。

「その姿は俺たちにそっくりだぜ、アリス。いい夢を」

姿は見えないが声だけがその場に木霊する。そうしてバッターは夢から覚める。

「なんだったんだ…今の夢は」

バッターはそう言うと静かに起き家の外に出る。

「少し気分転換に行くか。」

バッターが人里の外に行くための門の近くまで行くと見慣れた人物と知らない少女を見つける。

「慧音、誰か来るぞ」

「あぁ彼は知り合いだ、おーいバッターどうした?」

「慧音…いやただ奇妙な夢を見てな。気分転換だ」

「へー彼が慧音の言ってた男か」

「慧音、彼女は誰だ?」

「彼女は藤原妹紅、私の友人だ」

「よろしくバッター、あんたの事は慧音から聞いているよ」

「あぁよろしく頼む」

お互いに挨拶を交わし、話を再開する。

「なぁ妹紅お前…どこかで会ったことあるか?」

「いや会ったことはないが、突然どうした?」

「気のせいだと思うが俺の導き手の友人に顔が似ていると思っただけだ」

「あっ…多分気のせいだと思う…」

「そうだ、バッター あれから窓付きが暴れ出す事は無くなったぞ」

「そうか、また何かあったら言ってくれ」

「まぁ かなりの時間を眠って過ごしているけどな」

 

〜窓付きの夢の中〜

「へクション…先生ティシュ持ってない?」

「持ってないですねぇ。タオルで拭きますか?」

「そうする…」

窓付きが拭いている間、先生は話をする。

「今朝は大変な目に遭いましたよ…」

「まさか先生がすっ転んで私にのしかかるなんて予想出来なかったけどね(嬉しかったけど…)」

「何かいいましたか?」

「別に? そういえばうろ姉からなんか連絡あった?」

「彼女も生きてるみたいですよ、今はなんか竹林の中の屋敷の主人と暮らしてるみたいですよ」

「やっぱり、その他には?」

「暗闇の世界に見知らぬ人物がいるらしいですね…髪は金髪なんですがポニ子さんでもうろつきさんでも無いみたいです」

「新しい子かなぁ…見に行ってみようかな」

「今から行きますか?」

「うん…じゃあまた来るね」

窓付きはエフェクト「☆めだまうで☆」をつかい扉の間に向かう。

「いつも思いますけどあのエフェクトだけはけっこう怖いですよね」

〜暗闇の世界〜

「新しい子はどこにいるのかなぁ〜」

窓付きは暗闇の中を探索し続けていると、先生の言っていた人物に出会う。彼女は確かに金髪で見た事はない子で羽が生えていた。そして何より…うつ伏して泣いていた。

「あなたは誰…ここは私の夢だよ…」

「いや…私の夢なんだけど…」

少女はゆっくり窓付きを見ると話をする。

「暗闇の中に一人なんて現実と同じだからきっと私の夢だと思ってたけど違うんだ」

「私は窓付きよ、あなたの名前は?」

「フラン…フランドール・スカーレット」

「フラン、あなたも毎日同じ夢を見るの?」

「昨日初めて見たの…今日と同じ夢」

「そう…じゃああなたについて教えてもらえる?」

「わかった…じゃあ」

〜吸血少女説明中〜

「そうなんだ…495年間ずっと地下に閉じ込められてたんだ」

「うん。だから友達もいなくてお姉様にも話てもらえ無くて…寂しいの」

「紅魔館だっけ。(確かあの人が行くって言ってたっけ)」

「私会いに行くよ」

「ダメだよ!私が窓付きを壊しちゃうから」

「大丈夫。それに……こうして夢が繋がった時点でもう友達でしょ?」

「‼︎…うん!」




次はバッターと窓付きが紅魔館を訪問します。
幻想郷でゲームするのなんて一人しかいませんが…
Alice mare よりチャシャ猫が登場しました。彼の言うbatの住人達は一体何者なのか?バッターはこれからどうなるのか?
少し期待するか、しないかして続編に期待して下さい。

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