しん 恋姫†無双 く~ずの一代記   作:ポケティ

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張大公の信篤き丁郎官

 張伯は自分の住処となったあばら家で、独りごちていた。

 

「今日は上手くいった。貴族の側仕えをしているなんて、口からとんでもない出任せだったが、結果的にこの国のことをよく知らない理由にはなった」

 

 張伯は天井――明かりがないので何も見えないが――をじっと見ていた。漸く自らのおかれている状況に、頭が追いついたのである。となれば、今後のことを考えるのが人の性だろう。だが残念なことに、その見通しは明るくなかった。

 

「光武帝ということは、後漢の時代だ。首都も雒陽だから、多分間違いはないだろう」

 

 張伯の推理は、所々穴があるとはいえ、結論は間違っていなかった。

 

「そうだとすれば、その内乱が起きて滅びるはず。太平天国、だったかな。いや、それは違うか」

 

 太平天国の乱は、確かもっとずっと後のことだ。それに乱が起こるといっても、そんなのはしょちゅう起こっているはずだ。張伯の中国史の知識では、これが精一杯であった。

 張伯はじれったそうに、頭を右手で抑えながら言った。

 

 「最も重要なのは、今は後漢の何時だ、ということだ。もし最初期だったら、官職にでも就ければ死ぬまで安泰ということになる。いや、でも宦官が幅を利かせているらしいから、もう終わりが近いのかもしれない」

 

 そのようなことを考えて、張伯は結局、今は後漢が崩壊しようとしている時期だろうという結論を下した。なぜならば、宴会での雑言を思い出すに、どうも余りにも長く漢が続いているようであったからである。歴史の区分上では前漢と後漢に分かれているが、当時の人はどちらも漢と呼んでいたのだろう。

 だとすれば後漢が終わり、三国志の時代が訪れ、多くの人が死ぬはずである。確か三人に一人は死んでいたはずだ。国の維持が危うくなってもおかしくはない。というよりも後漢は滅ぶのだ。

 

「おいおい、嘘だろ……」

 

 男は頭を力なく下げた。どう考えても、訪れた時期が悪い。これがどこかの時代の黄金期であれば、生きているのに事欠くことはなかっただろう。けれども今は、これまでの推理が正しければ、どう考えても衰退や滅亡という表現がぴったりと当てはまる。

 

「立ち回りが重要になる……」

 

 市井(しせい)の人間では何もできないまま殺されてしまうだろう。国が滅ぶ時に、無力な人間は傷つかずには居れない。何の力もない人間は、国の滅びと共にその身を焼くのである。

 かと言って身分の保証のない人間が、どこかの勢力に恭順できるかと言えば、そんなことは望めない。誰が好き好んで無法者を雇うだろうか? いや、待て! 無法者こそ、国の衰亡の時期に最も輝くのではないだろうか? 駄目だっ! ただの一介の犯罪者では、その内追い詰められて殺されるだろう。犯罪者であっても、影響力を持っている必要がある。ならば。

 

「とにかく名を揚げよう。でなければ轢き潰されるだけだ」

 

 だかその方法が問題だ。無法者が有名になるには、乱を起こすしかないだろう。乱を起こして洪秀全に成れれば良いが、失敗すれば斬首が待っている。そもそもこの集落では三百もいれば良いところなので、どの道乱を起こすのは無理だろう。乱を起こさなければ、単なる無法者として処刑への道が開かれる。かといって乱を起こせば、殺される……。

 

 堂々巡りの末、己が生き残れる確率は低いだろうという結論だけが残った。

 

「どうやって生き残ればいいんだ」

 

 張伯は顔を藁に埋めながら一晩中頭を悩まし続けた。

 

 

 

 翌朝、張任が張伯の家の表に顔を出した。

 

「おーい、生きてるか? 生きてるんだったら返事しろ!」

 

「死んでたらどうするんですか?」

 

「そりゃ死んでたら何もできねえだろうがよ。馬鹿なこと言ってるんじゃねぇ、辛気臭い顔しやがって。それより、今日は飯でも一緒に食わねえか?」

 

 張任はそういうと懐から藁の袋を取り出した。

 

「こん中には、粟や稗なんかが混ざってやがる。上手いぞー」

 

そう言って器を二つ取り出すと、藁の袋を開けて慎重に雑穀を器に入れた。その後、竹筒からお湯を入れた。

 

「ほら、飲むときはこれを使え」

 

そう言って匙を渡すと、張任は黙って此方を見た。張伯は多少の気恥ずかしさはあったが、匙を口に持っていった。

 味は美味しくはないが、密度が濃かった。一つ一つの粒の味がはっきり舌の上で主張しているようだった。実際お湯に浸しただけであるので、柔らかくはなかった。張伯の顔に一筋の涙が浮かんだ。宴会の時は味が感じられなかった。そもそも何を食べたのかも定かではないのだ。張伯はこのとき初めて後漢の地で食事をしたのだった。

 

「美味しくはないんですけど、涙が出てきます。何故でしょうか」

 

「そりゃ生きたいからじゃねぇのか」

 

 張任はにやりと笑うと、一気に飯を掻きこみだした。その後、水がめから水を掬い取り、口に含んで吐き出した。

 

「それじゃあ、俺はこれから見回りに行ってくるからな。朝日がもう少し高くなった頃に程の奴が来るはずだ」

 

 しっかりやれよ、と言い含めて張任は去って行った。張伯は一礼をすると、すぐに立ち上がった。迎えに来るのを待っているより、こちらから出向いた方が好印象を与えると考えたからである。

 

 

「丁郎官殿、おはようございます」

 

「おや、早いですねぇ。まだ寝ていて良いのに。それでは朝も早いので、まずは字を習いますか?」

 

 張伯の読みは正しかった。丁程は顔をほころばせながら文房四宝を用意した。すなわち、硯、墨、筆、紙の四種である。

 

「都で使われている紙は大変高価ですので、竹紙を使いましょう。破れやすいのが玉に瑕ですが、文字を書くのにもってこいです」

 

「ありがとうございます」

 

 張伯は思案していた。言葉は通じるのに、字は読めない。もちろん見たことがあるような漢字が多いのだが、当然言語は異なっている。それなのにその字を話すときは母国語になっているのである。今更だが、話し言葉が通じること自体、異様という他にない。これらは当然怪奇極まるものであるが、そんなことを気にしている暇は張伯にはなかった。丁程が叱咤したからである。

 

「筆遣いがなっていません。墨をつけすぎです。それともっと心を込めて書いてください」

 

丁程は、張伯が一つの動作をする度に五の小言を言った。これにはさすがの張伯も辟易としたが、黙して師事したのであった。それは張伯が字の読み書きができることの重要性を知っていたからである。もし字が読めぬのであれば、どの勢力も雇ってはくれないであろう。また張伯は人が鉛玉一つで簡単に死ぬことも知っていた。しかもこの()()な体では兵として生きるのは無理だと考えていた。

 しかし、字が読めれば、どこかで下級の役人か何かにはなれるかもしれない。身分が不確かでも、登用されるような状況。そんな状況はどんな時に現れるのだろうか。張伯は背筋を走る冷たいものに急かされて、腕を動かしていた。とにかく、文字が読めるのは悪いことではない。

 

「ところで張白、どうして私の家がわかったのですか」

 

「師の家でしたら、どこかに字が書かれた札か何かが張ってあると思ったからです。また、師の家は他の家よりも大きく、集落の中心の近くにあると推測しました」

 

「それは何故ですか。なぜ中心ではなくその近くにあると考えたのですか」

 

「賢者(賢なる者)は周りをよく見るため、少し離れたところに居を構えると聞いたことがあるからです。師は正しく賢なる者です」

 

 丁程は努めて平静を装っていはいたが、笑顔のほころびを隠しきれていなかった。

 

「あなたは将来偉大な師になるやもしれません。さて、まずは自分の名をきちんと書けるようになりましょう」

 

 張伯が言ったことは間違いではなかった。三つ付け足すとすれば、一つに張伯は道行く途中で人を捕まえ、程の家に来るよう言われているのだが、どこへ行けばいいのかと尋ねていた。大きい家というだけである程度絞れるのだから、目的の家はすぐに見つかった。

 二つ。札が張ってあるのは見たが、それは他のいくつかの家にも張ってあった。何かの呪いの一種であるようだった。これも丁程の、字が力を持つという信仰の賜物であろう。

 三つ。賢なる者は、という下りは全てその場で考えたことであった。張伯はばれないだろうかと、内心冷や汗を流しながら丁程の講に耳を傾けていた。

 

「筆を握るのは初めてでしょうか?」

 

「いえ、ほんの数回握ったことがあります。字も少しだけみたことがあります」

 

 嘘ではない。そして本当のことを全て話した訳でもない。

 

「それにしては学びが早いです。この分だと三ヶ月も過たぬ内に読み書きができるようになるやもしれません」

 

「お褒めの言葉、ありがとうございます。ですがこの字と筆運びを次の日にどれだけ覚えていられるでしょうか。明日には全て忘れているやも知れません」

 

「ではそうならないように、体で覚えることにいたしましょう。頭では忘れていても、筆を一度握れば見ずして論語を書き写すことができるようになります」

 

 丁程は快濶に言った。

 

「それは何というか、ええっと、その、無理ではないでしょうか?」

 

 張伯は、正真正銘の汗を頬に流した。

 

「いえ、そういう訳ではありません。現に私は数十篇は諳んじることができますし、世には一目見ただけで全て記憶できてしまう人もいるようです」

 

「それはその人が特別だからではないでしょうか……」

 

 

 

 ぐぁーん、ぐぁーんと鐘の音が鳴り響いた。

 

「これは夕餉(ゆうげ)の鐘です。昔は朝にも鐘が鳴っていたのですが、ある時酔った張大公がその音に驚き、怒って取り止めたのです。酒が抜けてないのに鐘の音が頭の中で響く程辛いことはないでしょうから」

 

丁程は笑いながら言った。

 

「さて、今日はこれで終わりにしましょう」

 

「え、もうですか。まだ何もしていませんが」

 

 張伯は、黒で汚れた紙を積み上げた以外、何もしていなかった。

 

「十分私の話し相手になったでしょう。元から今日はそのつもりでした。明日はこの近辺を散策してみましょう」

 

「それだと丁郎官のお仕事を邪魔してしまうのではないでしょうか」

 

「その日までに終わらさなければならない、という仕事はほとんどありません。焦らなくともよいのです。地道に修練を積んでいくことが後の功につながります」

 

 そう言うと丁程は足早に私宅を後にした。張伯は硯を片付けながら急いで師の後を追った。

 

 二人がたどり着いたのは、倉であった。四隅の柱で底を高くしていた。

 

「では、手伝ってください」

 

「手伝うって、何を」

 

 丁程は落ち着いて言った。

 

「これから倉の中の食料を人々に配分します。男一人につき枡三つ分です。女子供は二つ分です。いいですか、くれぐれも間違えないでください。少しでも多く配ったら、私達は一週間後には餓え死んでいるでしょう」

 

「わかりました。一粒も過不足なく配ってご覧にいれましょう」

 

 そう言うと張伯は枡に雑穀をはみ出すほど入れると、平たい木の板を取り出して枡の淵ぎりぎりに納まるように整えた。

 

「本当は顔色が悪い人には少し多くするなどした方がよいのですが……。人との交わりにより大きく左右されるものなので、いっそのこと均一に渡すのも一つの良策でしょう」

 

「良策というのは一つしかないものなのではないでしょうか」

 

「いえ、無数にあります。何を重視するか、その時の状況がどうかによっていとも簡単に取りうるべき策は変わるのです。軍師としての資質は、策を編み出すことではなく、どのように世情が変わるのかを見極めることに存すると聞きます。この場合、新しく入った張白には、ここの人々の性質を解するのは難しいですから、これでよいのです」

 

「大変勉強になります。ここの人々にはどのような性質があるのでしょうか?」

 

 丁程はにこりとして言った。

 

「それは自分で見極めることです。さあ、作業に戻りましょう」

 

 張伯はその後、師の言葉を頭の中で繰り返しながら、人々の顔を見比べた。皆薄汚れていたが、笑顔を絶やさなかった。張伯が器に配賦(はいふ)する度に気さくに話しかけてきた。中には色々と要りようだろうというので身の回りの品々を持ってくる者もあった。

 気が付くと、夜の帳が降りていた。電燈がないこの集落では、夜の訪れが早かった。丁程は張伯に言った。

 

「いつの間にか(ひつ)の中身がほとんどなくなっていますね」

 

「えっ? ええ、そうですね。また補充しないと」

 

「これはここの人々の食料の二日分に相当します。つまり明日の分はこれしかないということです」

 

「ええっ! そんな、これじゃ足りませんよ!」

 

「きちんと分量は守りましたか?」

 

 丁程はそう言って隅に置いてある平らな木の板に目を転じた。

 

「あっ、いえ、あの……」

 

 張伯は言われた分量を守っていなかった。人々と話しているうちに、知らず知らず配る量が多くなっていた。

 

「それだけではありません。後半になるにつれ、少し配る量が減っています。櫃の底に近づくにつれてつい整えんとしたがためでしょう。張白、何か言うことは?」

 

 張伯は顔を赤くして言った。

 

「弁解の仕様もございません。私は自分で言ったことも忘れ、流されるままになっておりました」

 

「その通りです。あなたは人々の温かみのある言葉に絆されて、自分で考えようともせず、為すがままになっていたのです。上に立つ者はそんなことをしてはいけません。上に立つ者の浅慮な行動で餓えるのは彼らなのです」

 

 丁程はそう言うと櫃を指差した。

 

「罰として、これを私達の二日分の食料とします。よろしいですね」

 

「そんな、なぜ師が?」

 

「(弟)子の責は師にあります。それと私の言には、意見を求められた時以外異論を挟んではなりません。いいですね」

 

「……わかりました、張郎官殿」

 

 

 こうして張伯と丁程は会堂の中で鍋をつつくこととなった。すでに人々は各々の家に帰っていた。どこからか子供の笑い声が聞こえた。丁程は匙で汁を啜ると、一息ついてしばらく目を閉じた。

 

「少し私の来歴を聞いてください」

 

 張伯は丁程の身に纏う気が変わったのに気付くや否や、すぐに背を伸ばした。

 

「私は涿(たく)県の出です。ここからは馬を乗り継いで十五日ばかりでしょうか。当時――今も貧しいですが、昔はもっと貧しかったのです。周りでは小さい子はどんどん消えていきました。人買いに売られる者もいたでしょうし、十分な食料がなく倒れた者も多くいたでことしょう」

 

 丁程の口調からは、哀しさや悔しさは読み取れなかった。最早、そんな感慨さえ通り越した境地にいるからだろう。張伯は何も口を挟めなかった。

 

「父は病で早死にし、私と母で生きていくしかありませんでした。私は農作業の傍ら勉学に努め、とうとう孝廉の資格を得ることができました。ところがその時既に母は亡くなっており、私は独りで村を去ったのです」

 

 孝廉というのは、役人になるための、地方からの推薦の一種らしい。

 

「都についてからの私は使命に燃えておりました。父や母のように苦しむ者がこれ以上出ないようにするためです。ですが世は思い通りに行かず、夢破れて私は今ここにいます」

 

 張伯は丁程を弁護した。

 

「全ては宦官のせいです。師は何一つ悪くありません」

 

「いえ、私は(まつりごと)を余にも知らなかったのです。もし故郷の村を救おうと思うのならば、どんな手を使おうとも官職に居座るべきだったのです」

 

 丁程はこぶしを握り締めて言った。

 

「都は清流派と、宦官を中心とする濁流派に分かれていました。ですが、清流だからと言って、彼らが本当に徳のある人かと言えば、それは疑わしいものでした。清流派の中には孝廉の資格を金で買った者もいるのです。私はそのどちらにも(くみ)そうとせず、それでいて多くの人を必要としていました。宦官に追い出されたのは確かですが、清流派も私のことを疎んでいたでしょう」

 

 丁程は虚空を睨みながら言葉を出していた。張伯はその気勢に押され、話に入ることができなかった。

 

「思うに、儒などというものは、この世ではすでに廃れつつあるのかもしれません。私は儒の教えを守って今まで生きてきましたが、それで何を得たというのでしょうか」

 

 丁程には明らかに諦念の臭いが漂っていた。

 

「落ち逃げ同然に都を離れ、餓え死のうとしていた時、張大公が私を助けてくださいました。(しか)してここで役に立ったことと言えば、物品の記録や配膳、計理といった、凡そ儒に似つかわしくないものばかりなのです。そもそも儒の礼というのは、叔孫通(しゅくそんとう)太常の教えなのです。一人の人の教えが正しいなどと誰が言えるのでしょうか。()してや光武帝が立て直されてから、既に二百年は過ぎ去っているのです」

 

 

 遠くで鳩の鳴き声が響きわたった。鍋を煮る火につられて、具材が音を立てていた。丁程は一しきり話し終わると、しばらく張伯が顔を器に近づけて啜っているのを眺めていた。張伯が食べ終わると、丁程は明日は倉にあるものを監査する旨を伝え、去って行った。

 張伯は今までここまで人の心情が込められた言葉を聴いたことがなかった。この地に来る前の自分の経歴はとうに思い出せなくなっていたが、それでも、言葉で心が震えた経験というのはないと断じることができた。そして張伯は考察した。

 

 丁程が、赤裸々に己が思いを張伯に語ったのには、少なくとも三つの理由がある。一つに、話せる相手が他にいなかったということ。この集落で唯一字が読め、教養がある丁程は、裏を返せば孤立しているとも言える。周囲の人々に本心を吐露できなければ、(いは)んや張大公に言うことなどできようか。

 二つに、張伯が新参者だったこと。今まで一緒に暮らしている人と、その関係を変えかねないようなことは言うことができない。しかし、新しく入った者であれば問題はない。

 三つに、張伯が(弟)子であったからである。師の言うことを聞くのが(弟)子であるから、その立場が彼に話すことを許したのであろう……それは、余りにも矛盾を孕んでいる。儒を疎んずるにも関わらず、儒の中に居る。それが丁郎官であった。

 

 何にせよ、丁程は自分のことを誰かに話したくて仕方が無かったのだろう、と張伯は当たりをつけた。人は自分のことを話さずにはいられない。それは認めて欲しいからというのもあるが、寂しさのためでもある。張伯は師の半生を思い描きながら、床についたのであった。




*郎官は今で言う省庁の課長みたいなものです。

 更新
 後漢と判断した理由。

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