かんま!   作:Ashley@はぴりば!

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長くなったぁぁぁぁ
ごめんなさい遅れました。
分量的には2話分あるので許してください

相変わらず超基本的なことしか言ってないので読み飛ばし推奨です。


第七話 「カモ(ง ˘ω˘ )วカモ」

第七話 「カモ(ง ˘ω˘ )วカモ」

 

「来たわよ提督」

 

眠い目をこすって瑞鶴がやってきた。

 

「こんな朝っぱらから呼び出して...大本営に怒られても知らないわよ」

 

「お前はまだ練度が低い。うちの鎮守府式の演習だ。」

 

ちらほらと艦娘たちが執務室に入ってきている。みんな起きたのだろう。

さっきまでこのクソ提督とZKしかいなかったのに、だんだんと賑やかになっていく。

...いや、

 

「ふぁ〜、夜戦終わりっと!じゃあ寝るね〜おやすみ」

 

夜戦バカがいた。

 

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「そんじゃあ、役の説明だっけな...」

 

「そうよ。早くしなさいよ」

 

「だが断る」

 

「( 'ω')ふぁっ」

 

役は多すぎるのでキリがない。画面の前の君も調べてみてね☆

(参考

これだけわかってれば大概読める

 

立直(リーチ)...あと一枚であがれることを宣言して1000点払う。鳴いてはいけない。

 

断么(タンヤオ)...

{二三四③④⑤⑤⑥⑦22288}など

2~8の数字だけで完成形を作る(鳴いて作ると「喰いタン(クイタン)」という)

 

平和(ピンフ)...

{一二三四四②③④⑦⑧⑨⑥⑦ ⑧}など

面子を全て順子で作って、雀頭は数字かオタ風(調べて)、待ちは両面(リャンメン)待ち(後述)。

 

役牌(ヤクハイ)...

{四四四①①③④⑤678白白白}など

三元牌(サンゲンパイ){白発中}か自風(調べて){東南西北}の刻子。鳴いてもいい。

 

四暗刻(スーアンコー)...

{二三四二三四二三四二三四②②}など

鳴かずに刻子を4つ作る。これだけで13翻(後述)。タンヤオではない。

 

国士無双(コクシムソウ)...

{一九①⑨19東南西北白発中中}

各種類の1と9の牌を一枚ずつ、漢字が書いてある牌を一枚ずつ、この中で一種類だけ2枚ある状態。13翻。

 

大三元(ダイサンゲン)...

{②③④44白白白発発発中中中}など

三元牌(サンゲンパイ)の刻子を3種類作る。13翻。

 

その他13翻役。)

 

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「今度は得点だ。」

 

「役の難しさで決まるんですよね?」

 

「そうだ。役は1翻、2翻、と数えて、難しい役なら一気に13翻もつく役もある。また、何個か役が複合することもあるぞ。」

 

「1翻あたり何点なの?」

 

「何翻取るかで変わってくるぞ。1翻だけ取ってあがる時は素早くあがれるからそれだけでもいいし、4翻以上取ると得点が一気に上がるからそれで高得点を一気に取るのも良しだ。」

 

「なんか遠まわしな言い方ですねえ」

 

「なんてったって何翻で何点なのかは自分で調べてもらうからな!

符点を含めると死ぬほどあるぞ〜」

 

「ズイ(ง ˘ω˘ )วズイ」

 

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「あのー」

 

「なんだ」

 

「得点表を見ると、親って書いてあって得点が1.5倍になってるのがあるんですけど...」

 

「さっきの踊ってるように見えたのは調べてたのか…」

 

「え?提督さんは違うんですか?」

 

「親っていうのは、みんなに回ってくる得点チャンスだ。」

 

「うわスルーかよ」

 

「さっき見たとおり親は得点が1.5倍になる。さらに親があがると、連荘(レンチャン)っていってもう1回親ができる。親があがれなかったら親交代だ。

 

その代わり、親は子(親じゃない人)がツモあがりしたら他の人の2倍の得点を支払わなければならない。」

 

「なによツモあがりって」

 

「あと一枚来たらあがりの事を聴牌(テンパイ)と言うんだが、そこから自分のターンに引いたやつがその一枚だったら『ツモ』と言ってあがりだ。

 

これは誰が悪いとかはないので、みんなであがった人に点数を割り勘して支払う。4人で普通するから、あがった人を除いた3人が1/3ずつ払う。

 

ただし、この3人の中に親がいたら、親は偉いので「俺が多く払うよ」って言って涙を流しながらドヤ顔をしないといけない。

 

親が点数の半分を払い、残りの子2人が残った半分を半分ずつ払う。

 

これを親かぶりといって親になる最大のデメリットだ。

 

また、聴牌(テンパイ)の時にあと一枚欲しい牌を誰かが捨てたら『ロン』と言ってあがることもできる。

 

これは完全に捨てた人が悪いのでその人が1人で全部支払う。」

 

「ロンきつすぎね...」

 

「そうだ。ロンされないように細心の注意を払うべきだ。」

 

「どうしたらいいの」

 

「実は、振聴(フリテン)といって、『自分で捨てた牌ではあがれない』というルールがある。

 

あと一枚、例えば{四六}が手にあって{五}が来れば面子ができてあがりの時、前に自分が{五}を捨てていたらロンあがりができないんだ。」

 

「それとどういう関係があるのよ」

 

「馬鹿か。七面鳥か。

 

つまり、相手が捨てた牌の一覧を見て、その中にある牌は安全なんだよ!

 

これは、現物(ゲンブツ)といって100%安全な牌だ。

 

これだけ知ってればロンは避けられる。」

 

「ちょっと装備換装してきますね(´^ω^`#)」

 

「ひええ」

 

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「役も調べたし、あがり方も、防御方法もわかったわ」

 

「おう、これで一応大丈夫か?」

 

「牌の読み方ってどうなのよ」

 

「字牌(ジハイ)は

{東}(トン)、{南}(ナン)、{西}(シャー)、{北}(ぺー)、{白}(ハク)、{發}(ハツ)、{中}(チュン)

 

数牌(スウハイ)は三種類あって

漢字が書いてある萬子(マンズ)

{一二三四五六七八九}

丸が書いてある筒子(ピンズ)

{①②③④⑤⑥⑦⑧⑨}

竹が書いてある索子(ソーズ)

{123456789}

がある。

 

読む時は、

萬子(マンズ)の1なら{一}「イーマン」

筒子(ピンズ)の5なら{⑤}「ウーピン」

索子(ソーズ)の9なら{9}「チューソー」だ。」

 

「数字は中国語で読むのね。

中国語って敵性語じゃないのかしら」

 

「知らんな

 

表記はこの鎮守府の場合

萬子...{一二三四五六七八九}

筒子...{①②③④⑤⑥⑦⑧⑨}

索子...{123456789}

というふうにするぞ」

 

「はあい」

 

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「じゃあ最後にドラの話をするぞ」

 

「やっと最後ね」

 

「なんか色々忘れてる気はするが、もう最後でいいだろう」

 

「ドラってなんなのよ」

 

「ドラゴンのことだ。」

 

「敵性語ね」

 

「局のはじめに一枚ドラを決める。どうやって決めるかとかは調べてくれ

 

ドラは一枚持ってるだけで1翻になる。

 

麻雀は完成形(4面子1雀頭)になってる上で1翻以上ないとあがれないが、ドラはこれに含めないから注意だ。」

 

「ドラの他に役がいるってことね。1翻のリーチだけであがってドラが12個とかあったら役満なの?」

 

「お前も染まってきたな。その通りだ。」

 

「1回戦終わるのって何回あがればいいの?」

 

「それを言ってなかったな。基本半荘戦(ハンチャンセン)といって8局やるから8回誰かがあがったら終わりだぞ。

ただ、連荘があったり、誰かが0点になったら長引いたりあっという間に終わっちゃったりするかもな」

 

「誰も上がらなかったら?」

 

「流局(リュウキョク)といってやり直しにしたり誰かがあがった判定にして進めるやり方があるぞ。そこら辺は教えてもらえ」

 

「今教わってるんですがそれは」

 

「Ashleyたんつかれた!」

 

「このバカ提督〜〜〜!!!」

 

瑞鶴はムラっけのある知識で麻雀鎮守府の大海に進水した。

瑞鶴の新たな冒険が始まる!(適当)




お疲れさまでした。瑞鶴(生徒)の麻雀教室は終了になります。
これだけ知っておけば多分「かんま!」は読めると思いますがきちんと調べるのに越したことはありません。
機会があればまた役の説明を番外編でやりたいと思います。

今日もご来訪誠にありがとうございます!

6/17 読者様からのご要望がありまして、牌画像ツールを導入してみました。これはそのテストです。うまく出来てるといいな。
これから本編に入っていきますのでよろしくお願い致します。

ps 桜は散れども若葉が萌ゆる

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