対象は、「麻雀やったことないしやる気もないけど、この話は読みたい」といったり、「艦これが好きで麻雀始めようかなって思ってるけどなんやかんやで初めてない人」といった人です。稀有です。
注意!!!!!!
ド基礎なのでわかってる人は読み飛ばすべし!!!!
第六話「ツモ(ง ˘ω˘ )วツモ」
「で、何から教えてくれるの?」
「んー?さっきまで散々爆撃しといてそんな言い方なのかなぁ?」
さっきは遅れをとったがこっちだってやる時はやるのだ。ZKいじめだ。
「...」
「ふてくされるぞー?」
ちゅどーん
「よかろう!合格だ」
「鼻血が出てますよ」
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「ではまず麻雀というゲームだが、簡単に言えば自分のターンに一枚引いていらないやつを一枚捨てるのを繰り返して、役が一番早くできた人が勝ちというゲームだ。」
「どれが要らないとかわかんないんだけど。」
「まあ待て。これから説明する。
まず、麻雀の『完成形』がある。
4面子(メンツ)1雀頭(ジャントウ)を作ればいい。
この形になっている上で、役があって初めてあがれるんだ。」
「ちょっとなにいってるかわかんないですねー」
「面子(メンツ)っていうのは3枚セットの組のことだ。
同じ種類の連続した数字3つ集めるか(これを順子(チュンツ)という)、
全く同じ牌を3つ集めたら(これを刻子(コーツ)という)、
面子(メンツ)になる。」
「なるほど。だからメンバーのことメンツっていうのね」
「そして雀頭(ジャントウ)だが、
これは全く同じ牌2つのセット(これを対子(トイツ)ともいう)だ。
これは変わることはない。」
「2枚同じものがあった時、刻子(コーツ)にするか、雀頭(ジャントウ)にするか迷うわね。」
「おっ、わかってるじゃないか」
「あったりまえよ〜!」
「じゃあ次は『鳴き』だ。
自分が対子(トイツ)を持っていて、誰かがもう一枚捨てた時、碰(ポン)と言ってそれを貰って刻子(コーツ)を作ることが出来る。
また、自分があと1枚で順子(チュンツ)になる2枚を持っている時、左の人が残りの1枚を出したとき、吃(チー)と言ってそれをもらって順子を作ることが出来る。
さらに、自分で4枚同じ牌を集めたり、3枚持っててもう一枚捨てられた時に槓(カン)と言って刻子を作り、もう一枚特別なところから牌を引ける。
...こんな感じかな。」
「普通の説明すぎて困ってます。」
「ルール説明というか、用語説明に近いからな。知ってる人も多いだろうから軽く読み飛ばしてほしい。」
「誰に話してるんですか?」
「ふふっ♡」
「気持ち悪い....」
「...おっほん、そして、これらをすることのメリット...瑞鶴くん、わかるかな?」
「そりゃ見えてる牌を貰うんだから、狙った牌が手に入れられて有利じゃないですか。」
「その通りだ。瑞鶴くん、こんなのはその分ディスアドバンテージがないとフェアじゃないと思わないかね?」
「敵性語ばっかり使うのやめてください。スパイと認識してその場で射殺しますよ。」
「了解しました!以後気をつけます!
で、当然鳴かずに頑張ってる人との不平等解消のために、色々不利になることがある。
まず、鳴いて作った面子は全部見せないといけない。
沢山鳴くとその分相手に自分の手の内を明かしてしまうことになり、手を読まれやすくなってしまう。
手を露出するから鳴くことを副露(フーロ)ともいう。鳴いた回数を数える時は1鳴き、2鳴き、といったり1副露(フーロ)、2副露(フーロ)といったりする。
さらに、鳴くことで点数が下がってしまう役がある。中には鳴いてないこと(これを面前(メンゼン)という)を条件にする役もあるので、役を作るのが難しくなる。」
「役ってどんなのがあるの?」
「待て待て焦るな。もう時間だからまた明日にしよう。同じ時間に来いよ」
「はいはい、了解しましたー」
早くみんなに加わりたい瑞鶴であった。
今回でルール終わらすつもりだったのに...まだ3分の1くらいです。少々お付き合い下さい。
創作ではなく、既存のルールをなぞってるだけなんですぐぱぱぱっと書いてしまって本編行きます。
読み仮名は3回程度はつけますがそれ以降は付けない方針で行きます。一度もついていないものがあれば報告願います。
ご来訪誠にありがとうございました。またお会いしましょう