かんま!   作:Ashley@はぴりば!

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みなさいおはこんばんちは。Ashleyだよ。

本日もご来訪誠にありがとうございます。

記念すべき10話ですよ!やった!

超ギリギリで仕上げたのでミスしてたらご指摘願います。


第十話「五航戦の子なんかと一緒にしないで(頭ハネ)前編」

第十話「五航戦の子なんかと一緒にしないで(頭ハネ)前編」

 

瑞鶴がやっとこさ入ってきたこの鎮守府。みんな歓迎して瑞鶴を卓に招く中、頑としてそれをしない人がいた。

 

もちろん、例のあの人である。

 

「ほら、加賀さんも瑞鶴とやってみなさいよ。今じゃあなたでもちゃんと相手になるくらい上手くなってるわよ?あの子。」

 

「いくら赤城さんがそう言おうとだめです。」

 

頑なに拒否をする加賀さん。

 

(あんな昨日か今日くらいに始めた初心者となんかやりたくないわ。たまたま運が良くて負けたりなんかしたらなんて言われるかわからないもの。一航戦の誇りにかけて、負けるなら熱戦の末潔く負けたい。)

 

「ふふふ...ツモだ...!」

 

「!?」

 

言ってるそばから赤城さんが卓についている。アカギさん、卓に付くと何故か三点リーダーが多くなる。

 

「嶺上開花、三色、ドラ2...」

 

「ど...どうして白が頭なのよ!暗刻ならそのままにしておけばいいのに...」

 

「理じゃ俺は倒せない...」

 

まあた始まった。目も当てられないので加賀さんはアカギを卓から引き剥がす。

 

「あーん、もぅ、いいとこだったのにー」

 

「行きますよ赤城さん、料亭が開く時間です。」

 

「開店と同時に行ったら鳳翔さんにすごいことにされちゃいますよ。」

 

「...行きますよ。」

 

赤城さんを引きずって執務室を出るふたりは、もう見慣れた光景である。

 

「よいしょっと...じゃあ瑞鶴、私達で打とっか?」

 

「あ、おねがいします!」

 

そう言って来たのは蒼龍と飛龍だ。

人数が足りないことを察した瑞鶴は言った。

 

「じゃあ翔鶴姉呼んできますね。これで四人です!」

 

「「あっ...(察し)」」

 

翔鶴は瑞鶴と一緒に打つと必ず4位になる。特に瑞鶴に振り込むわけでもないのに、何故か負けるのだ。

 

「あら、二航戦の皆さん...瑞鶴のためにわざわざありがとうございます」

 

「いえいえ、いいのよ。」

 

「そうよ。さあ、楽しく打ちましょ。楽しくね。」

 

ちなみに瑞鶴も翔鶴も自覚はしていないので、基本的に楽しくは打てる。

 

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「あっ...翔鶴さん、それロンです...」

 

「あらあら、仕方ないわね…」

 

「翔鶴姉、それ次打とうと思ってたやつだ...なんかごめんね?」

 

「いいのよ瑞鶴。いつものことだわ」

 

「「あっ...(察し)」」

 

...これでも楽しく打ててる(自称)らしいから仕方ない。(何がやねん)

 

「おぉ、お前らこんな所で打ってたか」

 

やってきたのは提督である。こんな所と言っても執務室なんだからじゃあ普通のところってどこだよって話である。

 

「演習だ。早く表へこい。」

 

「はあい。」

 

「大物狙って行きましょう!」

 

「ちょっと待ってください!なんで急に演習ですか?」

 

「なんでって..」

 

もうすぐイベント海域が発生する。今回は北方領土防衛戦らしいが…

 

「空母機動部隊で練度あげとくぞ。ほら、来い」

 

「あ、提督さん!」

 

「なんだ蒼龍。」

 

「空母機動部隊のメンバーって誰々ですか?」

 

「赤城、加賀さん、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴だ。」

 

「「あっ...(察し)」」

 

防衛戦の前に何か1戦ありそうな気配を感じ取ったふたり。これからどうなってしまうのか…

 

つづく




お粗末さまでした。

ちょっと暑くなってきましたね…季節が変わるのは早いものです。(白目)

一航戦と五航戦のキャラが濃すぎて二航戦が察するぐらいしか仕事がないです...ファンの方々にはほんとに申し訳ない。

それでは明日も会いましょう!

感想書いて頂けたら嬉しいですm(*_ _)m

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