家出神喰〜探さないで下さい。いやマジで〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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期待してランキングを見てみたら、ルーキーの方で2位になってました。

......( 'ω')ふぁっ?

みなさん、ご唱和ください.....。

\パン/ヨッシャwwwキタァァァァァァァアアアアアwwwwwwwwwww(高い声で)ウワヤッタァァァァァァアアアアアア


あ、大量の誤字報告ありがとうございます&面目無いです(白目)


第5話 やめて!!転生者の(精神的)ライフはもうとっくにマイナスよ!!

〇月(´Д` )日

 

思い出したんだが、最近あれをやってない。

オラクルの投与だ。あれが無ければゴッドイーターは自分の神機に取り込まれてしまう。

 

のだが、何故か俺は投与しなくても大丈夫だった。

多分だが、神機と手が一体化したお陰で、アラガミを捕食する時に一緒にオラクル投与と同じようなことをしているのだろう。いやそれ、確実に摂取の容量オーバーしてるよね。

 

本当に人外になってきた......。一体化の範囲も、最初は掌がくっ付いた感じだったのがもう肘まで進んでいる。神経も繋がってきてるせいか服が当たってくすぐったい。

神機に止めろと言っても、

 

『嫌。一緒。一緒。』

 

なんでガッツリ取り込もうとしてるんだよ。そんな甘えたってお母さん許しませんよ!!

肩まで一体化が進んだら、あのなっかなか帰ってこない封印されし腕(笑)を持つ私生活だらしない元隊長とキャラが被るぞ。

 

おうリンドウ。お前だよ。不吉な花言葉しやがって。

 

 

 

 

 

 

〇月└( ・´ー・`)┘日

 

今日は、いよいよあれが降ってきた。

赤い雨である。偶然今日はビルの中に篭ってたお陰で助かった。

これが降るってことはそろそろ2のピクニック隊長とかが現れるのか。

 

ってことはあれか。終末捕喰のせめぎ合いになってるあの樹も見れるのか。

その時は写真でも撮りたいな。そんな物ないけど。

 

....それよりもだ。つまりあれか?この人外バディ(ネイティブ発音)のチートスペックな変態挙動の俺の体でも勝てないというか戦うことすら許されない感応種とか出てくるわけで.......。

 

いやああああああああああ!!!!!止めてぇええええ(((文字がぐしゃぐしゃで読めない)

 

 

 

 

〇月( ´°Д° )日

 

昨日は取り乱してしまった。

.....なんか前にもやってなかったか?これ。

 

正直、対策のしようが無い。

感応波がどんな物だったか記憶が薄いが、普通のゴッドイーターは戦えず、P66因子を持つブラッドしか戦えないんじゃなかったっけ。

もし出会ったらどうしよう。逃げるにしても周りに雑魚が居るから逃げにくいし、足が止まった時に後ろからグシャァされたら.....。

 

そんな風に頭を抱えていると神機が慰めてくれた。

 

『大丈夫。大丈夫。倒せる。』

 

うん、ありがとう。

......え?ちょっと待って。倒せるの?

 

『倒せる。』

 

.....本当に?

 

『倒せる。』

 

......よろしい、ならば戦争だ(テノヒラクルー)

 

 

 

 

 

 

□月(´<_` )日

 

月が変わった。

前の日記を書いてから3日程経ってしまっていた。

これには理由があるのだが、下に詳しく.....ではなくてザックリと書こうと思う。

 

俺はその日、極東支部の周囲からなんとか離れるために散策してたのだが、その時視界の向こうに見えたのだ。

ある程度のアラガミの集団が。まぁ群れで行動するのはよく見ることだよね。

とりあえず八つ当たりして来よう。

 

と、思ったのだが.....。

倒しても倒しても奥から奥から湧いて出て来るようにアラガミの小型種中型種が襲ってくるのだ。

まさに津波。中にはたまーに大型種が混じっていたのだが、俺はこれを三日かけて捌いていたのだ。

 

その数は.....300から数え忘れていた。

装備を変えることもできないので一体一体虱潰しに殺るしか無かった。

鎌だったら一気にやれたのにちくしょう。

 

なんであんな大行進が起きたのだろう.....。

不思議でならないが、溜まっていたストレスはスッキリ消えた。かと言って怨念は消えないからなフェンリルちくしょう!!

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

三日前、大規模なアラガミの軍勢が確認されたが、ものの見事に消えていった。

最初私は何が起きたのか理解出来なかったが、(自主的に動いた)偵察隊によると、やっぱりと言うかまたかと言うべきか、彼がアラガミを狩っている姿の映像が手に入った。

 

まさに地獄絵図だった。溢れるアラガミの津波をロングブレードの一太刀で切り裂き、たまに出てくる大型種に一瞬で風穴を開け、小型種を虱潰しに、風の様に切り裂いていく姿は、まさに鬼神。さながら研ぎ澄まされた尖刃の様に見えた。

 

彼が出てこなければ、極東支部には甚大な被害が出ていただろう。

この映像を見たゴッドイーター達の反応は様々だった。

 

信者が増えたり、恐れる者も増えた。

正直、3日ぶっ通しでアラガミを狩るような化けも....オホン、超人と言うか怪人の姿を見た私も少し引いてしまった。

 

しかし......不安要素もできた。

何度も見直してみると、遠目ながら彼の変化が見て取れた。

 

神機に、腕が侵食されていたのだ。

偏食因子の投与を1ヶ月以上もしていないのだ。その様な変化は有り得た。

 

とても残酷で、とても絶望的で最悪な結末だが、もし彼がアラガミにでもなってしまったら......。

冗談抜きで世界が滅ぶかもしれない。

 

一刻も早く連れ戻して、偏食因子の投与だけでもしなければいけない。

人類の希望であるゴッドイーターの中でも最上位に位置するであろう彼が消え、更に逆にアラガミになるということだけは避けなければならない。

ソーマくんやリンドウくんの例もあるのだが、心配であるのには変わりない。

そう考えれば、あの暴れるような戦い方は神機に意識が乗っ取られかけている様にも見える。

 

理性を保てているのなら問題は少ないのだが、この様子を見るに不安だ。

話を聞く限りカノンくんとはまともに話せていた様なのだが、この短い期間で症状が進んで意識が無くなっている可能性も拭いきれない。

 

....だが、捜索隊を出しても説得できず返り討ちにされるイメージが浮かんだのだが、これは当たらないでほしい。




指摘された偏食因子の投与に関する凄いこじつけ回

ps.指摘されて少し書き直しました。
こんな感じでしょうか?

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