家出神喰〜探さないで下さい。いやマジで〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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お久しぶりでぇぇぇす........。
前回からの展開の広げ方がわかりませんでした!!
許してください!!何でもしますから!!


第21話 恐れるな!!転生者!!

☆月٩(ˊᗜˋ*)و日

 

 

ブラッド達の歓迎会から3日。日記をつけていなかったことを思い出した。

なんだか最近日記を付けることが少なくなっている気がするので気をつける。

 

この3日間は少し不思議だった。

周りからは妙に気を使われ、シエルちゃんに会えば感情の感じられない目でこちらを見ながら何かを呟いていたり、サカキ博士は薬を飲むことが多くなった。ラケル博士とカノンちゃんはいつも通りだった。

 

『愛してる。愛してる。』

 

神機も様子がおかしい。愛してるが口癖になりかけている。

歓迎会の時の記憶がふわふわしていてよくわからないのだが、その時に何かあったのだろうか。

3日前から今日まではや4日俺は出撃を許されていない。

オペレーターちゃんが「もういいんです。もう休んでもいいんです」と本当に哀れな物を見るかのような.......例えるなら保健所で次の日殺処分される子犬を見たような目になってそう言ってきた。

 

周りの同僚も声をかけてくることが多くなり、会話も少し増えた。

ただその全てが俺を心配するような、今までそういうこと無さすぎて何か違和感のある不気味な感じになっていた。

 

「.........。」

 

今日もシエルちゃんが見つめてくる。

目を合わせないようにするとだるまさんがころんだの様に近付いて来るので目が離せない。

一体シエルちゃんに何があったんだろう......。

 

「あ!!デシュアさん!!今帰りました〜♪」

 

カノンちゃん?女の子なんだから返り血まみれで男性に抱きつくのは止めた方が良いと思う。

 

 

 

 

 

↑月(´~`)日

 

 

月が変わった。

いつもなら月が変わったからと言って何かが変わるわけでもないのだが、今回はそうでもなかった。

 

なんと、あのゴッドイーターをこき使いボロ布のようにすることで有名なサカキ局長殿がなんとクエストの当番表を作ったのだ!!!!

分け方は班で決められていた。

何故か1日だけ俺の名前でまさかの単騎出撃が約束された曜日があるがそれも1日だけ。

他は数少ない班を使い回す形になっている。

 

この当番は、その班はノルマを達成すればその日の仕事自体は終わりでそこからは自由らしい。

続けてクエストに行ったり、ラウンジくつろいだり。

他の班も別に行っちゃ駄目という縛りはないが義務はないらしい。自由だそうだ。

 

ただ俺だけ日曜日の単騎出撃以外の出撃が禁止された理由を知りたい。

 

なに?脱走と過労を防ぐため?

おま言う(憤慨)

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

歓迎会から3日。

デシュアさんはあの歌を歌った記憶が無いとのことでした。

恐らく酔った勢いで心の奥にあったものが出てきたんだと思います。

 

いえ、いえ。それはどうでもいいのです。

私が気にしているのは.......。

 

デシュアさん?ナゼあんな大勢の前で歌ったのデスカ?

 

デシュアさんの歌を知っていたのは私だけの筈だったのに.......私だけでよかったのに。

なぜ?何故?ナゼ?なんでですか?どうして?

そう伝えたくてずっっっっっっっと見つめているのに。ずっっっっっっっっっっっっっっと見守っているのに。あ、ナゼ目をソラシタノデスカ?なぜ?こっちを見てくださいデシュアさん。......そうです、それでいいのです。良いですか?デシュアさん。私は貴方の歌を私以外が知ってしまったことに怒っています。許して欲しいなら、許して欲しいなら、新しく私だけが知っているデシュアさんを見せてください。あ、また目をソラシマシタネ?貴方が見てくれないのであればこちらから.......そうです、今は私だけを見ていてください。それ以外の情報を絶ってください。貴方が寂しいのなら寄り添います。貴方が生きたいと思うなら守ります。ですから、貴方は私のために全てを見せて、歌をまた歌ってください。私を見てください。体の隅から隅、奥から奥まで。見え辛いなら見えやすいようにしてあげます。お腹を開いてもイイですよ?私もあなたの全てが知りたい。良いですか良いですね?

 

 

あ、メヲソラシタ。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

デシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさんデシュアさん。

 

もう3日も一緒に狩りをしていません。

サカキ博士がデシュアさんを外出禁止になんかするからです。

今度いつも飲んでる薬を捨ててあげます。

あんなの飲んでるからデシュアさんを縛ろうなんて考えをするんです。

 

あぁデシュアさん。今日も暖かいですね♡

今の私にとってデシュアさんだけが暖かくて、生きている意味なんですから♡

あん♡離れないでください♡

 

えへへ。今日も神機の調子はいいみたいですね♡

デシュアさんの一部だからか最近デシュアさんの神機から声がする様な気がするんです♡

アラガミの血とデシュアさんの香り......あぁ、生きているって最高ですぅ♡

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

「うふふ♪もう少し。もう少しで.....」

 

とても楽しそうに機械を動かすラケル博士。

手を動かしながらも目を閉じて色々と妄想しているよう。

 

「貴方様と二人きり♡貴方様と二人きり♡うふふふ♡」

 

より一層ても動きが軽やかになる。

足をモジモジさせ、頬を染め、酷く煽情的な姿だった。

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

愛してる。愛してる。

もう少し。もう少し。

一つに。一つに。

大好き。だから。守る。

盾になる。剣になる。

支え。仕え。愛す。

そのため。なら。壊れてもいい。

傍に。居てくれるなら。それでいい。それがいい。

いつまでも。一緒。

死んでも。離さないで。離さないから。

そのために。早く。でも。ゆっくり。

馴染んで。溶けて。絡まって。

交じって。混じって。交合うの。

......いやらしい?。




若干の狂気が芽生えたシエルちゃんでした。
そしてその他ヒロイン達。

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