バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』
グランドバディカップの第1回戦 2戦目
真柴率いるチーム:グロウヴァイオレットのファイトが始まった。相手は人気バンドグループのチーム:ハバネロチリソース。お互いにバディファイトの大きな大会に出るのが初めてと言う事で気合いと緊張が入り混じっていた。先鋒戦は永橋浩太vsギタリスト音木。音木の繰り出すギタービートドラゴンの高威力の攻撃に翻弄されながらも、浩太は引けを取らずに戦い、見事に浩太が勝利したのだった。
◆
チーム:グロウヴァイオレット ベンチ
真柴「浩太、おつかれ」
朝雨「いいファイトだったよ!」
先鋒戦を終えてメインスタンドに戻って来た浩太に真柴と朝雨は賞賛の声をかける。浩太は少し頬を赤らめながらも「まあ、俺にかかればこんなもんよ!」と照れを隠すように威張って見せた。そんな浩太に朝雨は「すぐ調子に乗るんだから」と若干呆れが混じったように言葉を返しす。
真柴「次は誰が行く?」
朝雨「はいはい!私が行く!」
浩太「大丈夫か?」
挙手で志願した朝目に不安の目を向けた浩太に対して「何よ、私じゃ不安なわけ〜〜?」と少しジト目で浩太に向く。「いやいや、そんなことは………」と浩太は慌てて自分の言葉を取り消した。
真柴「わかった。じゃあ頼むよ朝雨」
朝雨「うん。行ってくる」
そう言って朝雨はファイトステージに上がる。相手のファイターエリアには先ほど真柴と話しをしていた女性、弥恵子が上がって来た。
弥恵子「あら、あの男の子が相手じゃないのね。」
朝雨「悪いですが私が相手です。次の試合まで真柴くんには力を温存しもらっていますから。」
弥恵子「そう。一応、私もハバネロチリソースのリーダーなのだけど………いいわ、ならあなたを倒してあのリーダーくんを引きずり出すまでよ。」
朝雨と弥恵子はデッキケースを腕に当てがう。するとデッキケースに内蔵されているバンドが巻かれ、会場全体に設置された巨大バディファイトシステムが起動した。
朝雨「この刃、朝霧に降る雨の如く。ルミナイズ!〈朝霧刀刃記〉」
弥恵子「私の歌でこの世の全てを震撼させるわ!ルミナイズ〈ソングオブショック〉」
オープンTHEフラッグ
朝雨「カタナワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
弥恵子「ドラゴンワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
弥恵子「私の先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
弥恵子「キャスト〈ドラゴニック・チャージ〉デッキトップから2枚をゲージに置く。」
◼️手札7→6/ゲージ3→5
弥恵子「ゲージ2払って装備!〈竜装 ドラグレッドアーマー〉」
◼️手札6→5/ゲージ5→3
竜装 ドラグレッドアーマー
ドラゴンW
鎧/武器
アイテム/攻5000/打撃2
◼️【装備コスト】ゲージ2払う。
◼️このカードが攻撃したターンのエンドフェイズ時、君のライフ+1!
弥恵子は全身に赤い鎧を纏い、竜の顔を模したヘルムを装着する。
弥恵子「ライトに〈サウザンドレイピア・ドラゴン〉をコール、レフトに〈ベアトラップファング・ドラゴン〉をコール!」
◼️手札5→4→3
サウザンドレイピアドラゴン
サイズ1/攻5000/防1000/打撃2
ベアトラップファングドラゴン
サイズ1/攻4000/防2000/打撃2
弥恵子「ゲージ3払い、場のモンスター2枚とデッキトップから1枚をソウルに入れて、ライトにバディコール!〈超武装騎竜 クアトロバスターキャノン・ドラゴン〉」LP10→11
◼️手札3→2/ゲージ3→0
超武装騎竜 クアトロバスターキャノン・ドラゴン
ドラゴンW
サイズ3/攻12000/防7000/打撃2
◼️このカードはセンターにコールできない。
◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の場のモンスター2枚までをこのカードのソウルに入れて、君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れる。
◼️このカードの攻撃は無効化されず、相手の効果で能力を無効化されない。
【4回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3
弥恵子の場に、全身に白い鎧を着用し、両肩に砲台が2つずつ装備された青竜が現れた。その竜は猛々しく咆哮する。
弥恵子「バトルよ。竜装ドラグレッドアーマーでファイターを攻撃!打撃2よ!」
弥恵子は右の拳に力を溜める。溜めた力はエネルギー弾となり、拳を前に突き出すと同時に朝雨を目掛けて放たれる。
朝雨「うぁぁ!」LP10→8
弥恵子「先攻は一度しか攻撃できない、ターンエンド。同時にドラグレッドアーマーの能力、このカードがバトルしたターン終了時にライフ+1よ。」LP11→12
◼️手札2/ゲージ0
朝雨「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
朝雨「キャスト〈朝霧竜法 ドラゴ召集笛〉」
◼️手札7→6
朝霧竜法 ドラゴ召集笛
カタナW/ドラゴンW
忍竜法
◼️君のデッキの上からカードを3枚見てよい。見たら、その中の〈忍竜〉1枚か、カード名に「ドラマサ」を含むカード1枚を手札に入れる。残りのカードはドロップに置く。「朝霧竜法 ドラゴ召集笛」は1ターンに1枚だけ使える。
朝雨「デッキトップから3枚を確認、その中から〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ〉を手札に加える。」
◼️手札6→7
朝雨「そしてライトにバディコール!〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ〉」LP8→9
◼️手札6→5
朝霧ノ竜士長 ドラマサ
カタナW/ドラゴンW
忍竜/緑竜
サイズ1/攻4000/防2000/打撃1
◼️【起動】"忍竜変進"君のアタックフェイズ中、君の手札からカード名に「ドラマサ」を含むサイズ2以上のカード1枚を【コールコスト】を払って、このカードに重ねてコールする。"忍竜変進"は1ターンに1回だけ使える。
【貫通】
朝雨のライトに現れたのは和装の鎧を着て、首に赤いマフラーを巻いて、腰には鞘を挿している緑竜人だった。
朝雨「さらにレフトに〈朝霧ノ竜士 ドライチ〉をコール!」
◼️手札5→4
朝霧ノ竜士 ドライチ
カタナW/ドラゴンW
忍竜/緑竜
サイズ1/攻5000/防1000/打撃2
◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。この能力は1ターンに1回だけ使える。
朝雨「ドライチの登場時能力で1チャージ。」
◼️ゲージ3→4
朝雨「ゲージ2払って〈朝霧ノ太刀 ドラマサムネ〉を装備!」
◼️手札4→3/ゲージ4→2
朝霧ノ太刀 ドラマサムネ
カタナW/ドラゴンW
武器/刀
アイテム/攻3000/打撃2
◼️【装備コスト】ゲージ2払う。
◼️お互いのアタックフェイズ中に、君の場にモンスターが登場した時、このカードの攻撃力+3000!!
朝雨の右手に籠手と、青みのある刃紋が特徴的な太刀が握られる。
朝雨「アタックフェイズ、まずはドライチでファイターに攻撃!打撃2!」
弥恵子「くぅ!」LP12→10
朝雨「ドラマサムネでファイターに攻撃!打撃2!」
朝雨は素早い動きで弥恵子の前まで移動し、太刀を振り下ろす。だがその彼女の攻撃を突然現れた竜の顔を模した盾に防がれてしまった。
弥恵子「キャスト〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化して、ライフ+1よ。」LP10→11
◼️手札2→1
朝雨「止められたか………。でも、頼むよ!ドラマサでファイターに攻撃!」
「承知!」と応え、ドラマサは短刀を構えて疾駆する。そして素早い腕前で弥恵子を斬る。
弥恵子「うぐぅっ!」LP11→9
朝雨「まだまだ私の攻撃は終わりません!」
弥恵子「どういう事?」
朝雨「いくよドラマサ!"忍竜変進" ゲージ2払って〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ"風牙"〉をコール!」
◼️手札3→2/ゲージ2→0
朝霧ノ竜士長 ドラマサ"風牙"
カタナW/ドラゴンW
忍竜/緑竜
サイズ2/攻6000/防4000/打撃2
◼️このカードは"忍竜変進"の能力でもコールできる。
◼️【コールコスト】ゲージ2払う。
◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、君のライフ+1!さらに"忍竜変進"で登場した時、デッキの上からカードを1枚引く。
◼️【起動】"忍竜変進"君のアタックフェイズ中、君の手札からカード名に「ドラマサ」を含むサイズ2以上のカード1枚を【コールコスト】を払って、このカードに重ねてコールする。"忍竜変進"は1ターンに1回だけ使える。
【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1
"忍竜変進"の号令でドラマサの身体が青白く光りを放つ。そして光りから現れたのは、緑色のマフラーを巻き、緑がかった色の和風の甲冑を纏い、手には刀の代わりに爪のついたガントレッドを装着したドラマサだった。
弥恵子「アタックフェイズ中に、モンスターが進化したですって⁉︎」
弥生子が驚愕するのも無理はない。本来アタックフェイズ中にモンスターが進化することなどあり得ない。だが今目の前で起きた事に、弥恵子の理解が追いついていかない。
朝雨「ドラマサは"忍竜変進"の能力で、アタックフェイズ中にも新たな姿になる事ができる。ドラマサ風牙の登場時能力、1チャージ、ライフ+1!さらに"忍竜変進"で登場しているなら、1ドロー!」
◼️手札2→3/ゲージ0→1/LP9→10
朝雨「ドラマサ風牙でファイターに攻撃!」
弥恵子「くっ、キャスト!〈ドラゴンシールド 青竜の盾〉攻撃を無効化して、1チャージ!」
◼️手札1→0/ゲージ0→1
ドラマサは緑色の風に乗って弥恵子に斬りかかるが、青い竜の顔を模した盾に攻撃を阻まれる。
朝雨「ドラマサ風牙の2回攻撃!もう一度ファイターに攻撃!打撃2!」
弥恵子「ぐぅぅ!」LP9→7
朝雨「ターンエンド」
◼️手札3/ゲージ1/LP10
弥恵子「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札0→1/ゲージ1→2
弥恵子「アタックフェイズ中に進化するモンスターね、面白いわ。これは倒しがいがありそう!メインフェイズは何もせず、アタックフェイズ!」
弥恵子「クアトロバスターキャノンドラゴンでファイターを攻撃!」
四つの砲台を構えた青竜は自らの肉眼で朝雨に照準を定め、四つの砲台の内の1つからエネルギー弾を放つ。着弾したエネルギー弾は轟音を鳴らして爆発を起こす。
朝雨「きゃぁぁ!!」LP10→8
弥恵子「クアトロバスター、2回攻撃!打撃2!」
クアトロバスターキャノンドラゴンはさっき撃った砲台とは別の砲台にエネルギーを溜め、それを放つ。
朝雨「うぁぁぁ!!」LP8→6
弥恵子「クアトロバスターで3回攻撃!打撃2!」
朝雨「ぐぅぅぅ!」LP6→4
弥恵子「クアトロバスターで4回目の攻撃!」
朝雨「キャスト!〈朝霧竜法 ドラゴ躱し身~火~〉」
◼️手札3→2
朝霧竜法 ドラゴ躱し身~火~
カタナW/ドラゴンW
忍竜法
◼️相手のターンの攻撃中に使える。
◼️【対抗】その攻撃を無効化し、相手にダメージ1!「朝霧竜法 ドラゴ躱し身~火~」は1ターンに1枚だけ使える。
朝雨は高くジャンプしてクアトロバスタードラゴンの主砲から放たれるエネルギー弾を躱す。
朝雨「攻撃を無効化して、ファイターにダメージ1!」
そして手に炎弾を作りそれを弥恵子に放つ。その炎弾は着弾と同時に爆発を起こす。
弥恵子「くっ………!」LP7→6
弥恵子「やるわね。でも残念だけど、クアトロバスターの攻撃は無効化されないわ。そのまま攻撃続行!」
クアトロバスターは口にエネルギーを集めて、そのエネルギー弾を放つ。空中にいる朝雨は避ける間もなく攻撃を受ける。
朝雨「きゃぁぁ!」LP4→2
弥恵子「やるわね、ターンエンド」
◼️手札1/ゲージ2/LP6
朝雨「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札3→4/ゲージ1→2
朝雨「私もメインフェイズは何もしない、アタックフェイズ!」
朝雨「朝霧ノ竜士ドライチでファイターに攻撃!打撃2!」
ドライチは短剣を構えて弥恵子に向けて突撃する。だがそれを遮るように目の前にクアトロバスタードラゴンが阻んだ。
弥恵子「キャスト〈ドラゴニック・フォーメーション〉ライトのクアトロバスタードラゴンをセンターに移動させ、攻撃対象を移すわ」
クアトロバスタードラゴンの防御力は7000、朝霧ノ竜士ドライチの攻撃力は5000、ドライチの攻撃は完全に通らない。
朝雨「なら、ドラマサ風牙でクアトロバスタードラゴンに攻撃!」
弥恵子「攻撃力6000では、クアトロバスターには勝てないわよ?」
朝雨「わかってます!キャスト〈朝霧竜法 ドラゴ炎刃〉」
朝霧竜法 ドラゴ炎刃
カタナW/ドラゴンW
魔法
◼️【対抗】君の場の〈忍竜〉1枚を選ぶ、選んだモンスターの攻撃力+2000して【貫通】を得る。
◼️〈朝霧竜法 ドラゴ炎刃〉は1ターンに1枚だけ使える。
朝雨「ドラマサ風牙の攻撃力+2000!さらに【貫通】を得ます!!」
弥恵子「ソウルガード!」
ドラマサ風牙
攻6000→8000
クアトロバスタードラゴン
防7000
クアトロバスタードラゴン 撃破!
【ソウルガード】ソウル3→2
朝雨「貫通、打撃2!」
弥恵子「くっ………」LP6→4
朝雨「ドラマサ風牙で2回目の攻撃!」
弥恵子「ソウルガードよ!」
クアトロバスタードラゴン 撃破!
【ソウルガード】ソウル2→1
朝雨「貫通!」
弥恵子「くぅぅ!」LP4→2
本来ならこの時点で攻撃できるカードは無くバトルフェイズを終了することになる。だが朝雨のバトルフェイズはまだ終了していない。
朝雨「まだまだ、ドラマサ風牙の"忍竜変進"!手札から、ゲージ2払ってコール!〈朝霧ノ竜士長 ドラマサ"雷槍"〉をコール!」
◼️手札4→3/ゲージ2→0
朝霧ノ竜士長 ドラマサ"雷槍"
カタナW/ドラゴンW
忍竜/緑竜
サイズ2/攻5000/防1000/打撃3
◼️【コールコスト】ゲージ2払う。
◼️このカードが登場した時、このターン中、このカードの攻撃力+3000!さらに"忍竜変進"で登場した時、このターン中、このカードの打撃力+1して、【貫通】を得る。
◼️【起動】"忍竜変進"君のアタックフェイズ中、君の手札からカード名に「ドラマサ」を含むサイズ2以上のカード1枚を【コールコスト】を払って、このカードに重ねてコールする。"忍竜変進"は1ターンに1回だけ使える。
【ソウルガード】
ドラマサは強い光りに包まれる。そして光りから現れたのは、格好こそ変わらないが、鎧の配色が緑から黄色くなり、手には雷を纏う一刃の槍を持っていた。
朝雨「ドラマサ雷槍の登場時、このターン中だけ攻撃力+3000、さらに"忍竜変進"で登場していれば、このターン中、打撃力+1/【貫通】を得る!」
ドラマサ雷槍
攻5000→8000/打撃3→4/【貫通】
弥恵子「なんですって!?」
朝雨「行け!ドラマサ雷槍でクアトロバスタードラゴンに攻撃!!」
ドラマサは雷を纏う槍をまっすぐに構え、疾風迅雷の如く疾駆する。ドラマサのあまりの速さにクアトロバスターは防御の構えを取る事なく腹部に風穴が空く。
ドラマサ雷槍
攻8000
クアトロバスタードラゴン
防7000
朝雨「貫通!打撃4!!」
ドラマサはクアトロバスターの腹部を貫いた勢いのまま弥恵子に槍の一撃を振るった。
弥恵子「きゃぁぁぁぁあ!!」LP2→0
弥生子のライフが0になった瞬間、ファイト終了のブザーがなり、会場のモニターに『春川朝雨WIN』の文字の後に『チーム:グロウヴァイオレット2回戦進出』の文字が出る。そして観客から熱い声援が送られた。
弥恵子「負けちゃったわね。残念だわ」
音木「まぁ気を落とすなよ。負けたけどいいファイトしてたぜ」
弥恵子「ありがとう。あんたにしちゃ優しいじゃない」
音木「るっせーよ!"にしては"は余計だわ」
「まあでも」と音木は喜びに満ちているグロウヴァイオレットの3人を見て呟く。
音木「あの喜びようを見てると、初めてライブのステージが成功した時の俺達を見てるようでよ………」
弥恵子「そうね。今は素直に彼らの勝利に賛辞を送っておきましょ」
そしてチーム:ハバネロチリソースは会場を去って行った。
メイン会場の特別観覧席、名のあるVIPや本大会の参加者しか座れない特別席に千歌、曜、梨子が座っていた。そこに冷たい飲み物を持ったダイヤ達三年生の3人と一年生達が合流する。
ダイヤ「どうやら真柴さん達は勝ったみたいですね。どうでしたか?彼らのファイトは」
千歌「うん。凄かったよ」
曜「真柴君はファイトしてないけど、でもチームメイトの2人も結構強かったよね」
梨子「うん。2回戦が楽しみになってきたわ」
真柴達グロウヴァイオレットが勝った事で、2回戦のAqoursの相手はグロウヴァイオレットに決定している。真柴とは冥府龍や魔星龍の件で共に闘った中だ。実力も分かっているが、こんな大舞台でチーム戦で闘うのは初めての事、千歌と曜と梨子は次の試合が楽しみで仕方ない様子だ。
ダイヤ「忘れてはいませんね?千歌さん。あなたは3回戦までファイトは禁止ですよ」
千歌「わ、分かってますよ〜〜!ダイヤさん〜〜!!」
◆
それから、第1回戦は着々と進んでいく。
な
3戦目、チーム:トライアル vs チーム:最高Jan
チーム:トライアルが勝利
4戦目、チーム:風の行方 vs チーム・: エスカトロジー
チーム:エスカトロジーが勝利
5戦目、チーム:アリーシャ vs チーム:フラッシュマン
チーム:アリーシャが勝利
6戦目:チーム:いちごミルク vs チーム:鬼舞羅(キマイラ)
チーム:鬼舞羅が勝利
7戦目、チーム:虎の牙 vs チーム:Saint Snow
チーム:Saint Snowが勝利
8戦目、チーム:QU4RTZ vs シレーヌ
チーム:QU4RTZが勝利
9戦目:チーム:ヴィジット vs チーム:鉄の夢
チーム:鉄の夢が勝利
10戦目、チーム:クルージス vs チーム:セイレーン
チーム:セイレーンが勝利
この結果に会場は大きく湧き立ち、勝利チームに大きな声援が浴びせられた。グランドバディカップ第1回戦トーナメントが全て終わり、次は第2回戦トーナメントへと続く。
今回も感想を是非!!
サボりにサボりを重ねたらもう半年以上更新してませんでした。すみませんでした。今のペースだといちいち第1回戦トーナメントの試合を書いていたら後何年かかるかわかりませんので、雑ではありますが第1回戦は端折らせていただきました。
次回からは第2回戦トーナメント開始になります。