バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
【龍蘇生】(君のメインフェイズ、君の手札を1枚捨てて、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)
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【龍蘇生】(君のメインフェイズ、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)
に変更します。
前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』
ファイトの相手を探していた鞠莉は、街のベンチで寝ていた虹ヶ咲学園の3年生の1人、近江彼方と出会い、星2つを賭けてファイトする。彼方のおっとりぽわぽわした印象とは裏腹な強力なバディ、シュラーフェンシャーフを中心とした強力なコンボを受けて鞠莉はあえなく敗北してしまった。
◆
グランドバディカップの予選が開始されてから1時間が経とうとしていた。まだ本戦に出場できるチームは会場に現れていない。
街中ではグランドバディカップの参加者達が次々とファイトして星の奪い合いをしている。そんな街の中を青い髪色で前髪に紫のグラデーションが入っている短髪の少年、藤木 真柴は周りのファイトを見ながら歩いていた。
真柴「うぉ………、いろんな人達がファイトしてるな〜。見てるだけでも楽しいな。グリス」
グリス『うむ。これぞ戦場………!俺の血が騒ぐぞ』
真柴のバディ、「不死龍王 ヴァイオレット・グリス」も実体化して真柴の隣りを歩いていた。街中から発せられるファイター達の闘気や熱気にグリスも熱いものを感じている。
現在の真柴が所持している星は6つ。真柴はまだ負け無しだった。
真柴は同じクラスの友人達とチームを組み、このグランドバディカップに参加している。だがチームを組んで2ヶ月も経っていない為、チームで大会に参加するのもこれが初めての事だ。そんな初参加の大会に出ると言い出したのは他でもない真柴からだった。
◆
駿河第3高校………
ある日の放課後、真柴とチームメンバーである短髪黒髪の男子生徒「永橋 浩太」と、橙色の長髪を高い位置でポニーテールにしている女子生徒「春川
浩太/朝雨「グランドバディカップーーー⁉︎」
真柴「ああ。俺達3人でこの大会に出たいと思ってる。」
浩太「なんだよそれ!面白そうじゃん!」
真柴「だろ!」
朝雨「ちょっ、ちょっと待って!」
真柴の"グランドバディカップ"参加表明に浩太は面白そうだとノリノリになるが、朝雨はそこに待ったをかける。
浩太「なんだよ、春川。」
朝雨「なんだじゃないわよ。このグランドバディカップってかなり大きな大会じゃないの?」
グランドバディカップは総勢チーム120組以上が参加する過去最大級の参加組数、そして参加人数が出場する大規模な大会だ。
浩太「それがどうしたよ?」
朝雨「どうしたもこうしたもないわよ。私達まだチームを組んで2〜3ヵ月ちょっとしか経ってないのよ?」
真柴達はチームを組んでまだ日が浅い。しかも小さなチーム戦の大会に参加した事も無ければ、チーム名だってまだ決めていない。完全に実績の無い新参チームである。
朝雨「そんな私達がいきなりこんな大会に出るなんて………」
たしかに朝雨の言うとおり、真柴達はチームでの大会参加経験は1度として無く、いきなりグランドバディカップという大規模な大会に参加するのはハードルが高すぎる。大規模な大会ならば強力なチームも多数参加するであろう事を思うとなおさらだ。朝雨が不安になるのも無理はない。
浩太「た、たしかに………、でも出たいには出たいしなぁ〜〜……」
チームを組んで一度も大会に出た事がないにもかかわらず、真柴がグランドバディカップに参加しようと言い出したのは、浩太と朝雨のファイトの実力を十分に認めているからだ。
冥府龍やAqoursの強さに及ぶほどではないが、チームを組んでから2〜3ヶ月の間、真柴の使う不死龍とのファイトを繰り返していく内に浩太と朝雨は自然と結構鍛えられてきている。最近では稀に2人に負ける時もある。そんな2人の実力を見て、真柴はいきなり大きな大会に出ても行けるとこまでは行けるかもしれないと感じたのだ。
真柴「大丈夫だよ。チーム戦って言ってもファイトするのは1人ずつなんだ。チームと自分を信じてファイトするだけさ。」
浩太「そ、そうだぜ!不安がる事はねーって、お互いを信じて、うりゃぁぁーー!って参加しようぜ!」
朝雨「なんか軽いわね………。」
真柴「心配するなよ朝雨。俺達がチームとしてどこまで行けるか試してみようぜ。負けてもいい、優勝までは考えなくて良いんだ。とにかく出るだけ出てみよう。」
朝雨「ま、真柴君がそこまで言うなら………。わかったわよ、私も参加するわよ。」
「優勝までは考えなくていい。」真柴のその言葉に朝雨は少しだけ気が楽になった気がする。若干 根負けしたように朝雨はグランドバディカップへの参加を承諾することにした。
朝雨「それと、"負けてもいい"って言うのはちょっとだけ気に入らないわ。あ、因みにだけど。優勝すると何かあるの?」
真柴「ん、ちょっと待てよ。」
朝雨の質問に真柴はスマホを動かしてグランドバディカップのサイトを開く。
真柴「優勝すると〜〜。賞金900万だって。」
朝雨「きゅ………900万円⁉︎」
浩太「ま、まじかよ⁉︎」
グランドバディカップの優勝賞金の額に浩太と朝雨は驚きを隠せないでいた。あたりまえだ、バディファイトの大会で900万円なんて金額は滅多に拝めるものではない。しかも真柴、浩太、朝雨の3人で分割しても1人300万円が手に入る。学生には身に余る金額とも言える。
朝雨「………するわよ………。」
浩太「え?なんて?」
朝雨「優勝するわよ………!グランドバディカップ!そして目指すは900万円よ!!」
さっきまでの朝雨の不安はどこへやら。グランドバディカップの賞金が900万円と聞いて、朝雨は一変したように目が燃えている。まあ真柴と浩太にとっては結果オーライではある。
浩太「な、なんだよ、朝雨ってこんなに金にがめつかったのか?」
朝雨「誰ががめついよ!」
真柴「よし。一応、参加は決まったな。じゃあ俺達のチーム名を考えようか。」
◆
そしてグランドバディカップに参加した。だが案の定、このグランドバディカップには、AqoursやSaint Snow、エスカトロジーなど名の知れた強力なチームが参加している。会場に着いた時、浩太と朝雨は少し緊張していたが真柴は少しワクワクしていた。「大丈夫。気軽に楽しんでファイトしよう。」そうお互いに励ましあってこの予選に挑んだ。
「あの、すみません。」
真柴「ん?」
真柴が街を歩いていると、後ろから声をかけられた。声をかけて来たのは黒髪で短髪の男子だ。
「君は大会の参加者ですか?」
真柴「そうですけど。」
「良ければ俺とファイトしませんか? 俺はチーム:"曇りなき涙"の右崎です。」
真柴「俺は藤木真柴。チーム:"グロウヴァイオレット"のリーダーだ。」
真柴達のチーム名「グロウヴァイオレット」、意味は"柔らかな輝きを放つスミレ色"と言う意味だ。ヴァイオレットは真柴のバディである「ヴァイオレット・グリス」から取ったものだ。チームの証として真柴、浩太、朝雨の手首にはスミレ色のバンドを巻いている。
右崎「藤木君ですね。じゃあファイトを始めよう。」
真柴「そんな畏まらなくていい。同じ学生なんだから楽にしてくれ。星は何個賭ける?」
右崎「じゃあ3つで。」
真柴「わかった。」
真柴と右崎はデッキケースを腕に当てる。するとデッキケースからバンドが腕に巻かれ、そしてリアルバディファイトシステムが起動する。
リアルバディファイトシステムを使ったファイトが始まると知り、周りのギャラリーが2人を取り囲み、大会のメイン会場と会場に隣接されている特別視聴ドームの巨大モニターに2人のファイトが映る。
◆
果南「あれって、真柴君⁉︎」
曜「ほんとだ。真柴君が出てる!」
ダイヤ「彼もまた、チームを組んで参加していたのですね。」
真柴とはかつて、不死龍vs冥府龍の戦いにおいてAqoursと協力して戦い、そして冥府龍達を退けた。それだけではなく、梨子と曜のドラゴンフォースの修行や、先日の魔星龍との戦争においても尽力してくれた仲間だ。
かすみ「お知り合いなんですか?」
善子「まぁ、ちょっとね。」
◆
真柴「不死なる亡者の叫びに応え、紫炎の龍は蘇る!ルミナイズ!〈紫魂龍騎団〉」
右崎「ルミナイズ!」
オープンTHEフラッグ
真柴「ダークネスドラゴンワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
右崎「ドラゴンワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
右崎「俺からいくよ。ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
右崎「ライトに〈ブレイズガントレット・ドラゴン〉をコール!」
◼️手札7→6
ブレイズガントレット・ドラゴン
サイズ2/攻4000/防5000/打撃3
右崎「アタックフェイズ! ブレイズガントレットドラゴンでファイターに攻撃!打撃3!」
真柴「うあぁぁ!」LP10→7
右崎「ターンエンド。」
◼️手札6/ゲージ3/LP10
真柴「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
真柴(いくぞグリス、俺達の新しい不死龍を見せてやろうぜ。)
グリス⦅ああ。⦆
真柴とグリスは声を出さなくても意思疎通ができる。これは真柴やグリスに限った事ではない。2人の絆が繋がり、お互いを真のバディ認識しているからこそできる事なのだ。
真柴「レフトに〈紫魂龍騎団 ヘルベード〉を、ライトに〈柴魂龍騎団 ヘルギルク〉をコール!」
◼️手札7→6→5/ゲージ3→2
紫魂龍騎団 ヘルベード
ダークネスドラゴンW
不死龍
サイズ1/攻4000/防2000/打撃1
◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ドロップに置く。
◼️"不死の方札"このカードがドロップから登場した時、カードを1枚引く。"不死の方札"は1ターンに1回だけ使える。
【龍蘇生】(君のメインフェイズ中、ドロップのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)
紫魂龍騎団 ヘルギルク
ダークネスドラゴンW
不死龍
サイズ2/攻6000/防3000/打撃2
◼️【コールコスト】ゲージ1払う。
◼️君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。
◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、このカードのソウルに入れる。ドロップから登場した時、かわりにカード2枚をソウルに入れる。
【龍蘇生】【ソウルガード】
真柴「ヘルベードの登場時、デッキトップから1枚をドロップに置く。さらにヘルギルクの能力、登場時にデッキトップから1枚をソウルイン!」
紫魂龍騎団 ヘルギルク
ソウル0→1
真柴「アタックフェイズ! ヘルギルクでブレイズガントレットドラゴンを攻撃!」
ヘルギルク
攻6000
ブレイズガントレットドラゴン
防5000
ブレイズガントレットドラゴン 撃破!
真柴「ヘルベードでファイターに攻撃!打撃1!」
右崎「うっ!」LP10→9
真柴「ターンエンド」
◼️手札5/ゲージ2/LP7
右崎「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
右崎「ライトとレフトに〈サイキックナイフ・ドラゴン〉をコール!」
◼️手札7→6→5
サイキックナイフ・ドラゴン
サイズ1/攻3000/防4000/打撃2
右崎のライトとレフトに無数のナイフを浮遊させている白いドラゴンが現れる。
右崎「ライトのサイキックナイフドラゴンの起動能力"サイコダガー"!このカードをレストさせて、防御力4000以下の相手モンスター1枚を破壊する。俺は紫魂龍騎団ヘルギルクを破壊!」
真柴「ソウルガード!」
サイキックナイフドラゴンは浮遊する無数のナイフを操ってヘルギルクを撹乱させ、その隙に隠し持っていたナイフを飛ばしてヘルギルクを破壊した。
ヘルギルク 破壊!
【ソウルガード】ソウル1→0
右崎「レフトのサイキックナイフドラゴンの起動能力も発動!"サイコダガー"によって、このカードをレストし、もう一度ヘルギルクを破壊!」
紫魂龍騎団 ヘルギルク 破壊!
真柴「くっ!やるな。」
右崎「さらにセンターに〈サウザントレイピア・ドラゴン〉をコール!」
◼️手札5→4
サウザントレイピア・ドラゴン
サイズ1/攻5000/防1000/打撃2
右崎「ゲージ3払い、モンスター3枚をソウルに入れてセンターにバディコール!〈超越武装騎竜 クアトロ・両刃剣・ドラゴン"エボル"〉」LP9→10
◼️手札4→3/ゲージ3→0
超越武装騎竜 クアトロ・両刃剣・ドラゴン"エボル"
ドラゴンW
武装騎竜
サイズ3/攻12000/防6000/打撃2
◼️【コールコスト】君の場の〈武装騎竜〉3枚をソウルに入れて、ゲージ3払う。
◼️【起動】君の手札1枚をこのカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。
◼️"両刃4連剣舞"このカードが攻撃した時、次の能力を全て使える。
・相手の場のモンスター1枚を破壊する。
・相手にダメージ1!
・このカードは【貫通】を得る。
・君のライフ+1!
【4回攻撃】【ソウルガード】【ライフリンク6】/ソウル3
右崎の場に、灰色の鎧を纏った四本腕のドラゴンが現れる。そのドラゴンは四本の手で柄の両端に太い刃のある両刃の剣を握っていた。
右崎「クアトロ両刃剣ドラゴンの起動能力、手札を1枚ソウルに入れる。」
◼️手札3→2
クアトロ両刃剣ドラゴンエボル
ソウル3→4
右崎「アタックフェイズ! クアトロ両刃剣ドラゴンでファイターに攻撃!攻撃時能力"両刃4連剣舞"相手のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!」
クアトロ両刃剣ドラゴンは両刃剣の一歩を振り回して投げ飛ばす。投げられた両刃剣は回転しながら横薙ぎに飛び、ヘルベードを斬り裂く。
紫魂龍騎団 ヘルベード 破壊!
そして、そのまま真柴をも斬り裂いてクアトロ両刃剣ドラゴンの手に戻る。
真柴「うぁぁ!」LP7→6
右崎「そして俺のライフ+1! クアトロ両刃剣ドラゴンのメイン攻撃!打撃2!」LP10→11
クアトロ両刃剣ドラゴンはさらにもう1本の両刃剣で真柴を斬る。
真柴「ぐぅぅ………!」LP6→4
右崎「クアトロ両刃剣ドラゴンで2回目の攻撃! 攻撃時にファイターにダメージ1! 俺のライフ+1!そしてメイン攻撃で打撃2!」LP11→12
クアトロ両刃剣ドラゴンは再び1本の両刃剣を真柴に投げ飛ばし、さらにもう1本の両刃剣で真柴に斬りかかる。
真柴「くぅ………! 攻撃を受けるわけにはいかないな、キャスト〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉ダメージを0に減らしてライフ+1!」LP4→3→4
◼️手札5→4
真柴は投げられた両刃剣の攻撃は受けるが、斬りかかってきたクアトロ両刃剣ドラゴンの攻撃を黒い竜の顔を模した盾で防ぐ。
右崎「まだ終わらない! クアトロ両刃剣ドラゴンの3回攻撃! 攻撃時にダメージ1! 俺のライフ+1! そして打撃2!」LP12→13
真柴「くぅ………! キャスト!〈ミッドナイトシャドウ〉攻撃を無効化する!」LP4→3
◼️手札4→3
真柴は効果ダメージを受けるが、攻撃を無効化してメイン攻撃を防ぐ。
右崎「4回攻撃、クアトロ両刃剣ドラゴンでファイターに攻撃!効果でダメージ1! ライフ+1! メイン攻撃で打撃2! これで勝った!!」LP13→14
クアトロ両刃剣ドラゴンは真柴に向けて斬撃を飛ばす。
真柴「ぐぁぁ………!」LP3→2
そしてメイン攻撃で真柴に近づき四本の両刃剣で真柴を滅多斬りにしようとする。
真柴「キャスト!〈ドラゴンシールド 黒竜の盾〉攻撃を無効化し、ダメージを0に減らし、ライフ+1!」LP2→3
◼️手札3→2
右崎「4回攻撃を凌がれた………! ターンエンド」
◼️手札2/ゲージ0/ライフ14
真柴「俺のターン、ドロー!チャージ&ドロー!」
◼️手札2→3/ゲージ2→3
グリス『だいぶライフを削られたな。逆転できるか?』
真柴「大丈夫だ。俺達なら巻き返せる。」
グリス『うむ。』
〈不死龍〉にはドロップからコールできる【龍蘇生】という専用能力がある。たとえ手札にモンスターが無くとも、状況を覆すチャンスはあるのだ。
真柴「ドロップから【龍蘇生】発動! ドロップにある〈紫魂龍騎団 ヘルベード〉をライトに再コール!さらにゲージ1払い〈紫魂龍騎団 ヘルギルク〉をレフトに再コール!」
◼️ゲージ3→2
★
紫魂龍騎団 ヘルベード
ダークネスドラゴンW
不死龍
サイズ1/攻4000/防2000/打撃1
◼️このカードが手札から登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ドロップに置く。
◼️このカードがドロップから登場した時、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。
【龍蘇生】(君のメインフェイズ、ドロップゾーンのこのカードを【コールコスト】を払ってコールできる。)
★
紫魂龍騎団 ヘルギルク
ダークネスドラゴンW
不死龍
サイズ2/攻6000/防3000/打撃2
◼️【コールコスト】ゲージ1払う。
◼️君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを1減らす。
◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、このカードのソウルに入れる。ドロップから登場した時、かわりにカード2枚をソウルに入れる。
【龍蘇生】【ソウルガード】
真柴「ヘルベードの能力、ドロップからの登場で1枚ドロー!さらにヘルギルクの能力、ドロップからの登場で、デッキトップから2枚をソウルイン!」
◼️手札3→4
ヘルギルク ソウル0→2
真柴「キャスト〈ヴァイオレット・チャージ!〉」
◼️手札4→3
★
ヴァイオレット・チャージ!
ダークネスドラゴンW
不死龍/チャージ
◼️君の場の〈不死龍〉のモンスター1枚を破壊する。破壊したら君のデッキの上から2枚ゲージに置く。さらに、カード名に「グリス」を含むカードを破壊したら、ゲージ+2!「ヴァイオレット・チャージ!」は1ターンに1枚だけ使える。
真柴「ヘルギルクを破壊して2チャージだ。」
◼️ゲージ2→4
真柴「ヘルギルクはソウルガードで場に残る。」
ヘルギルク ソウル2→1
真柴「2枚の不死龍をソウルに入れてゲージ2払い、レフトにバディコール!〈紫魂龍騎団団長 ヴァイオレット・グリス〉」
◼️手札3→2/ゲージ4→2
紫魂龍騎団団長 ヴァイオレット・グリス
ダークネスドラゴンW
不死龍
サイズ2/攻7000/防5000/打撃2
◼️【コールコスト】君の場の〈不死龍〉2枚をソウルに入れて、ゲージ2払う。
◼️このカードが登場した時、君のライフ+2!さらに、ドロップから登場しているなら、このカードが場を離れるまで、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000!
◼️【対抗】〈不死転生〉(君のターン中、ゲージ2払うか、ライフ2払う。)
君の場のモンスター2枚までをソウルに入れて、ドロップから、このカードを【コールコスト】を払わずにコールする。〈不死転生〉は1ターンに1回だけ使える。
【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2
真柴のレフトに、紫色の鎧を来た龍人が現れる。グリスの鎧には青いラインが走り、両腕のアームアーマー、レッグアーマーから微量の紫の炎が燃えて吹き出ている。そして右手には剣、左の腕のアーマーには盾が付いている。
真柴「ヴァイオレットグリスの登場時、俺のライフ+2!さらにドロップからコールされていれば、場にいる限り、攻撃力+2000/防御力+2000だ!」LP3→5
ヴァイオレットグリス
攻7000→9000/防5000→7000
真柴「さらに紫炎を纏う!俺の場にカード名に「グリス」を含む、サイズ2以上のモンスターがいるなら………ゲージ2払って〈フシリュウフォース"紫魂炎鎖の型"〉解放‼︎」
◼️手札2→1/ゲージ2→0
フシリュウフォース"紫魂炎鎖の型"
ダークネスドラゴンW
不死龍
アイテム/攻7000/打撃2
『解放条件』(君のライフが相手より3以上少なくて、場にカード名に「グリス」を含むサイズ2以上のモンスターがいる。)
◼️【装備コスト】ゲージ2払う。
◼️ このカードは破壊されず、手札に戻らず、能力は無効化されない。
◼️ 【紫魂鎖炎撃】君のドロップから〈不死龍〉が登場した時、次の3つから2つまで選んで使える。【紫魂鎖炎撃】は1ターンに1回だけ使える。
・相手にダメージ1!
・相手の場のカード1枚を選んで破壊するか、ソウル1枚をドロップに置く。
・君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!
【2回攻撃】
真柴は紫のオーラに包まれ、グリスと同じ紫の鎧を纏う。その鎧には緑色のラインが走り、所々に鎖の装飾がされている。両腕のアームアーマーには紫の鎖が巻き付き、右手には剣を持ち、左の腕のアーマーには盾が付いている。
◆
曜「凄い!グリスもパワーアップしてるし、フシリュウフォースも進化してる!」
ダイヤ「画面越しからでも伝わるこのプレッシャー………、彼も成長しているのですね。」
果南「強力なライバル登場だね。」
Aqoursのみんなは真柴の強さを理解している。だからこそ、ヴァイオレットグリスとフシリュウフォースの進化に若干の恐ろしさと期待が高鳴る。
◆
真柴「ドロップから【龍蘇生】発動!ライフ1払い、ライトに蘇れ〈紫魂龍騎団 ヘルブレースト〉」
◼️ライフ5→4
紫魂龍騎団 ヘルブレースト
ダークネスドラゴンW
不死龍
サイズ3/攻6000/防1000/打撃1
◼️【コールコスト】ライフ1払う。
◼️君の場にカード名に「グリス」を含むモンスターがいるなら、このカードのサイズを2減らす。
◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。さらにドロップから登場していたら、このカードと、カード名に「グリス」を含むカードは場を離れるまで【貫通】を得る。
【龍蘇生】
真柴「ヘルブレーストは場にグリスが居ればサイズが2減る。」
ヘルブレースト
サイズ3→1
真柴「さらにフシリュウフォースの能力発動!"紫魂鎖炎撃"3つの能力から2つ選んで使用できる。」
フシリュウフォースの"紫魂鎖炎撃"で選べる能力は
・相手にダメージ1!
・相手の場のカード1枚を選んで破壊するか、ソウル1枚をドロップに置く。
・君の場の〈不死龍〉のモンスター全ての打撃力+1!
というこの3つだ。
真柴「まずはクアトロ両刃剣ドラゴンを1度破壊する!」
右崎「なに!くっ、ソウルガードだ!」
真柴は高くジャンプし、右腕に腕に巻きついた紫炎の鎖でクアトロ両刃剣ドラゴンを殴りつける。
クアトロ両刃剣ドラゴン 破壊!
【ソウルガード】ソウル4→3
真柴「さらにもう1つの能力!場の不死龍のモンスター全ての打撃力+1!」
ヴァイオレットグリス
打撃2→3
ヘルブレースト
打撃1→2
真柴「そしてヘルブレーストの登場時能力、1チャージ、さらにドロップから登場したなら、ヘルブレーストとグリスは場にいる限り【貫通】を得る!」
右崎「なにぃ⁉︎」
真柴「アタックフェイズ! ヘルブレーストで、クアトロ両刃剣ドラゴンを攻撃!」
右崎「キャスト!〈ドラゴエナジー〉クアトロ両刃剣ドラゴンの防御力+3000!【反撃】を与える!」
◼️手札2→1
ヘルブレースト
攻6000
クアトロ両刃剣ドラゴン
防6000→9000
ドラゴエナジーの効果でクアトロ両刃剣ドラゴンが攻撃されても場に残っていた時、反撃! ヘルブレーストを破壊だ!」
ヘルブレースト 破壊!
真柴「ヴァイオレットグリスでクアトロ両刃剣ドラゴンに攻撃だ!」
右崎「もう1枚キャスト!〈ドラゴエナジー〉防御力+3000/【反撃】を与える!」
◼️手札1→0
グリスは剣を構えてクアトロ両刃剣ドラゴンに突撃する。だがクアトロ両刃剣ドラゴンは炎のような赤オレンジのオーラを纏い、右手の片方の両刃剣でグリスの剣をいなし、もう一本の右手に握られている両刃剣でグリスを叩く。だがグリスの鎧は固く、両刃剣が弾かれた瞬間を逃さず、グリスはクアトロ両刃剣ドラゴンを剣で突き刺した。
ヴァイオレットグリス
攻9000
クアトロ両刃剣ドラゴン
防6000→9000
クアトロ両刃剣ドラゴン 撃破!
【ソウルガード】ソウル3→2
真柴「ヘルブレーストの効果でグリスも場を離れるまで貫通を得ている。打撃3!」
右崎「ぐぅぅ!」LP14→11
右崎「けど、ドラゴエナジーの効果でクアトロ両刃剣ドラゴンが攻撃されても場に残っていた時、反撃! ヴァイオレットグリスを破壊だ!」
真柴「ソウルガードだ!」
剣で刺されながらも、クアトロ両刃剣ドラゴンはグリスの腕を掴み、口から炎を吐いてグリスを焼いて破壊した。
ヴァイオレットグリス 破壊!
【ソウルガード】2→1
真柴「グリスの2回攻撃! クアトロ両刃剣ドラゴンに再攻撃だ!」
右崎「ソウルガード!」
グリスは再び剣を振り上げてクアトロ両刃剣ドラゴンに斬りかかる。クアトロ両刃剣ドラゴンはグリスの攻撃に合わせて剣を突き出すが、左腕の盾でその剣を弾き、剣を振り下ろして斬る。
ヴァイオレットグリス
攻9000
クアトロ両刃剣ドラゴン
防6000
クアトロ両刃剣ドラゴン 撃破!
【ソウルガード】ソウル1→0
真柴「貫通!打撃3!」
右崎「うあぁぁ!」LP11→8
真柴「フシリュウフォースで攻撃!」
右崎「ソウルガード………!」
真柴は腕に巻き付いている鎖を投げて、クアトロ両刃剣ドラゴンの片腕に巻きつける。そして紫の炎のようなオーラを鎖に這わせて、クアトロ両刃剣ドラゴンの全身を紫の炎で焼いた。
フシリュウフォース
攻7000
クアトロ両刃剣ドラゴン
防6000
クアトロ両刃剣ドラゴン 撃破!
【ソウルガード】1→0
真柴「フシリュウフォースで2回攻撃!」
右崎「ソウルガード!!」
真柴は巻きつけた鎖を収縮させる勢いを利用してクアトロ両刃剣ドラゴンに急接近し、紫の炎を纏わせた剣でクアトロ両刃剣ドラゴンを斬り裂く。
クアトロ両刃剣ドラゴン 完全撃破!
【ライフリンク6】
右崎「ぐぁぁぁあ!!」LP8→2
真柴「フシリュウフォースで2回攻撃だ!」
真柴は右崎に歩いて近づき、剣を振り上げる。そして縦一閃に右崎を斬る。
右崎「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!」LP2→0
◆
ファイトが終わり、リアルバディヴィジョンも閉じる。
右崎「いやーー負けたよ。こんなに強い相手は予選に出て初めてだ。」
真柴「俺も同じだったよ。正直冷や汗をかいた。」
右崎「ははははは………。じゃあ約束の星3つだ。」
真柴「ありがとう。」
真柴は差し出された星3つを手にとる。そして右崎は「またファイトできたらやろう。」と言い残して真柴の前を去って行った。
真柴:星6→9
今回も感想をぜひ!!