バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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グランドバディカップに向けて。特訓!ルビィ vs ダイヤ

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

"グランドバディカップ"の開催に備えて、バディファイト専門ショップで特訓するAqours。ダイヤの提案によりメンバー同士でランダムにファイトすることになった。

 

2戦目は花丸vs果南。

 

花丸は新たな属性〈魔境影〉のデッキを使い、巧みに魔法カードとソウルを操るが、果南の新アイテム「海王ノ竜光 渦波」と、新たなデュエルイェーガーの進化系の圧倒的なパワーに成す術なく敗北してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「では次々と行きましょう。」

 

千歌「待ってダイヤさん!」

 

 

ダイヤはまたカバンを振って紙を引こうとする。すると千歌が声をかける。

 

 

ダイヤ「千歌さん?どうしました?」

 

千歌「次、私に引かせてください!」

 

ダイヤ「ええ、良いですわよ。」

 

 

ダイヤは千歌にあっさりとクジを引く役を譲る。千歌には特に考えている事も狙いもない。ただ単純に自分が引きたいという好奇心だけである。

 

 

千歌「じゃあ引くね。よ!」

 

 

千歌は勢いよくランダムに紙を2枚引く。そして次に特訓ファイトする2人の名を告げる。

 

 

千歌「次のファイトは、ダイヤさんとルビィちゃん!」

 

ルビィ「えぇ⁉︎ ル、ルビィ⁉︎」

 

ダイヤ「私とルビィですか。」

 

果南「お、姉妹対決だ。」

 

鞠莉「これは見ものね!」

 

花丸「ルビィちゃん、頑張るずら!」

 

ルビィ「うゅ………、お姉ちゃんが相手か〜………」

 

善子「嫌なの?」

 

ルビィ「ううん、嫌………じゃないけど。」

 

 

ランダムで決まったとはいえ、ダイヤとファイトすることになるとは、ルビィは思ってもいなかった。

 

ルビィとダイヤはファイトステージに移動する。

 

 

 

 

ファイトステージ

 

 

 

ダイヤ「ルビィ、これは特訓ですから。手加減無しで来てくださいね。」

 

ルビィ「うん。」

 

ダイヤ「では始めますわよ!」

 

 

お互いにデッキケースを左腕に当てる。するとデッキケースからバンドが巻かれ、腕に固定される。

 

 

ルビィ「勇者と魔王、相反する2つの血と魂が今交わる!ルミナイズ!〈勇魔魂血の絆〉」

 

ダイヤ「黒と白、交わりし2つの色が舜身烈風の鬼神と成す。ルミナイズ!〈鬼神、夜叉ノ舞〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

ルビィ「ダンジョンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ダイヤ「カタナワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

ルビィ「ルビィの先攻、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ルビィ「ゲージ1払い、〈勇者の蒼剣 ブレイヴレード〉と、ライフ1払い、〈魔王の剣 ハーデンブレード〉を装備!」

◼️手札7→6→5/ゲージ3→2/LP10→9

 

 

勇者の蒼剣 ブレイヴレード

ダンジョンW

冒険者/騎士/武器

アイテム:攻5000/打撃1

◼️【装備コスト】ゲージ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「魔王」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈冒険者〉か〈魔王〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【2回攻撃】を得て、君のライフ+1する。

◼️君が他の〈魔王〉のアイテムを装備してる時、君が受ける3以上のダメージを1減らす。

 

 

魔王の玄剣 ハーデンブレード

ダンジョンW

魔王/Dエネミー/武器

アイテム:攻5000/打撃2

◼️【装備コスト】ライフ1払う。

◼️君はこのカードを装備したまま、カード名に「勇者」を含むアイテム1枚を装備できる。

◼️このカードが他の〈魔王〉か〈冒険者〉のカードと連携攻撃した時、このカードは【貫通】を得て、君のデッキの上から1枚ゲージに置く。

◼️このカードが攻撃したバトル終了時、君の場のカードが2枚以上レストしていれば、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

 

ルビィは左手に蒼い細剣を持ち、右手に黒い大剣を持つ。

 

 

ルビィは〈冒険者〉と〈魔王〉2つの属性のカードを駆使し、2枚のアイテムを装備して戦う。冒険者と魔王は敵対し、お互いを忌み嫌いあう存在だが、ルビィのデッキとバディはそんな境界を覆すデッキなのだ。

 

 

ルビィ「アタックフェイズ! ハーデンブレードでお姉ちゃんに攻撃!打撃2!」

 

 

ルビィは右手の大剣を振り上げてダイヤに斬りかかる。

 

 

ダイヤ「くっ!」LP10→8

 

ルビィ「ターンエンド!」

◼️手札5/ゲージ2/LP9

 

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

ダイヤ「ゲージ2払い、〈名刀 黄金千鳥〉を装備!」

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

名刀 黄金千鳥

雷帝軍/日本刀/武器

攻5000/打撃2

 

 

ダイヤ「ライトに〈白夜"もうど白夜叉"〉、レフトに〈月影"もうど黒夜叉"〉をコール!」

◼️手札6→5→4

 

 

白夜"もうど白夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

月影"もうど黒夜叉"

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

ダイヤのライトに忍者モチーフの白い機人、レフトに忍者モチーフの黒い機人が現れる。

 

 

ダイヤ「キャスト〈明鏡止水〉3チャージです。」

◼️手札4→3/ゲージ1→4

 

ダイヤ「私が魔法を使用したことで、黄金千鳥は【2回攻撃】を得て、1チャージ。」

◼️ゲージ4→5

 

 

黄金千鳥

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「アタックフェイズです。 月影でルビィを攻撃!打撃2!」

 

 

月影は素早い動きでルビィの懐に移動し、短刀でルビィを斬る。

 

 

ルビィ「うぁぁ!」LP9→7

 

ダイヤ「白夜も行きなさい!打撃1!」

 

 

白夜も目にも止まらぬ速さでルビィの背後に回り込み、短刀でルビィの背中を斬る。

 

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP7→6

 

ダイヤ「白夜の能力、バトル終了後に場に月影がいれば、2回攻撃ができます!」

 

ルビィ「え!」

 

ダイヤ「白夜で再攻撃!打撃1!」

 

ルビィ「うぅ………!」LP6→5

 

ダイヤ「黄金千鳥でルビィを攻撃!打撃2!」

 

 

ダイヤが持つ刀に、黄色い雷が走り黄金に輝く。そして黄金の雷刀でルビィに斬り込む。

 

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP5→3

 

ダイヤ「黄金千鳥の2回攻撃です!」

 

ルビィ「キャスト!〈ディフレクション〉攻撃を無効化する!」

◼️手札5→4

 

 

ダイヤは再び刀を振り上げて、ルビィを縦一閃に斬ろうとする。だがルビィは右手に持っていた剣でその攻撃を止める。

 

 

ルビィ「そして私が装備しているアイテム2枚分をゲージに置く、2チャージ!」

◼️ゲージ2→4

 

ダイヤ「私の攻撃を防いだだけではなく、次のターンに必要な準備もちゃんと用意する。見事ですわ、ルビィ。 ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ5/LP8

 

 

ルビィ「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

ルビィ「レフトにバディコール!勇者と魔王、2つの血統を今1つに!〈勇魔帝王 イグザルド〉」LP3→4

◼️手札5→4/ゲージ5→2

 

 

勇魔帝王 イグザルド

ダンジョンW

冒険者/魔王/騎士/Dエネミー

サイズ2/攻7000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上からカードを2枚ソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️【対抗】【起動】"勇魔招来陣"お互いのアタックフェイズ開始時、ライフ1払う。払ったら、君の手札かドロップから〈冒険者〉か〈魔王〉か〈騎士〉か〈Dエネミー〉のモンスター1枚までを【コールコスト】を払ってコールする。そのカードは場を離れるまでサイズ1になる。"勇魔招来陣"は1ターンに1回だけ使える。

◼️【対抗】【起動】君のターン中、場かドロップの〈ダンジョンワールド〉のモンスター1枚を能力を無効化してこのカードのソウルに入れる。入れたら、君のライフ+3!さらに、このターン中、このカードの攻撃力+5000して、打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。

 

【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

ルビィのレフトに現れたのは、黒と白がバランスよく配色された鎧を纏い、紫の長髪、赤い二本角の装飾がある鼻の上半分を隠すような仮面を被り、手には黒と白が半々で配色された大剣を持っているモンスターだった。その姿はまさに勇者とも魔王とも取れる若い男性の姿をしている。

 

 

ダイヤ「そのモンスターは………?」

 

ルビィ「イクシアが進化した、ルビィの新しいバディだよ。」

 

イグザルド『私は、イグラス殿の力の影響によって進化した。 この姿、この力で、私は必ずルビィを勝利へ導こう。』

 

 

先の魔星龍との戦いで、ルビィはダンジョンワールドを守る為に、ダンジョンワールドの"帝"である「勇魔帝イグラス」をデッキに加えてファイトした事がある。それによって勇魔帝イグラスのエネルギーがルビィのデッキに流れ込み、とても緩やかなスピードでルビィのデッキと、バディのイクシアを進化させて行ったのだ。

 

もちろん花丸も同じで、鞠莉はリディナから貰ったアイテムのエネルギーがバディとデッキを進化させた。 

 

 

ルビィ「アタックフェイズ! イグザルドの能力、"勇魔招来陣"! ライフ1払って、手札から〈螺旋魔王 ドラム〉をライトにコール!」LP4→3

◼️手札4→3

 

 

螺旋魔王 ドラム

魔王

サイズ3/攻6000/防5000/打撃3/【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク2】

 

 

ルビィ「イグザルドの能力で登場したモンスターのサイズは1になるよ!」

 

 

螺旋魔王ドラム サイズ3→1

 

 

ルビィ「螺旋魔王ドラムの能力発動!このカードがライトにいるなら、相手のレフトとライトのモンスターを全て破壊する!」

 

ダイヤ「何と………⁉︎」

 

 

ドラムは自分の武器であるドリルを空に上げて、最大出力で回転させる。するとドリルを包むように巨大な紫の竜巻が起こり、ドラムをそれを右から左へと横薙ぎに振り回す。

 

ライトとレフトの月影と白夜はその竜巻に吹き飛ばされて破壊された。

 

 

月影"もうど黒夜叉" 破壊!

 

白夜"もうど白夜叉" 破壊!

 

 

ダイヤ「月影の能力!ゲージ1払い、月影を場に残します!」

◼️ゲージ5→4

 

 

吹き飛ばされて散った月影は、変わり身の術と言わんばかりに素早くダイヤの場に戻ってくる。

 

 

ルビィ「螺旋魔王ドラムでお姉ちゃんを攻撃! 打撃3!」

 

 

ドラムはドリルを回転させてダイヤに突撃する。

 

 

ダイヤ「ぐぅぅ!」LP8→5

 

ルビィ「イグザルドの2つ目の起動能力発動! 場の螺旋魔王ドラムをソウルに入れて、ライフ+3! さらにイグザルドの攻撃力+5000/打撃+1!」LP3→6

 

 

イグザルド

ソウル2→3

攻7000→12000/打撃2→3

 

 

螺旋魔王ドラムには【ライフリンク2】の能力がある。本来なら螺旋魔王ドラムが場を離れた場合、ライフリンクに書かれた数値分のダメージを受けるのだが、イグザルドの能力で、ソウルに入れる際にライフリンクの能力は無効化されたのだ。

 

 

ルビィ「イグザルドでお姉ちゃんに攻撃!打撃3!」

 

 

イグザルドは持っていた剣に魔力を込めて、紫色の斬撃をダイヤに飛ばす。

 

 

ダイヤ「くうぅぅ!」LP5→2

 

ルビィ「イグザルドでお姉ちゃんに2回攻撃!打撃3!」

 

ダイヤ「キャスト!〈うつせみの術〉攻撃を無効化します。」

◼️手札3→2

 

 

イグザルドは再び斬撃を飛ばすが、攻撃を受けたダイヤは煙のように消え、本体は膝を付いて伏せていた。

 

 

ルビィ「ターンエンド」

◼️手札3/ゲージ2/LP6

 

 

ダイヤ「私のターン、ドロー!チャージ&ドロー」

◼️手札2→3/ゲージ5→6

 

ダイヤ「強くなりましたね。ルビィ。まさかこれほど押されてしまうとは………」

 

ルビィ「そうかな………」

 

ダイヤ「ええ。」

 

 

ダイヤはルビィが強くなった事を素直に、感心するように認める。だがルビィはまだ自信なさげに返してしまう。ルビィがそんな様子でも構わずダイヤはルビィの強さを肯定して優しく微笑む。

 

最近は〈冥府龍〉や〈魔星龍〉など大変な戦いが多くあった。その戦いの中では苦しく、痛みを伴うファイトを経験してきた。時に敗北し、時に勝利して今回までに至る。だが、その経験によって2人は強くなった。まさしく研磨された宝石のように。強い光を放つダイヤとルビィのように………。

 

 

ダイヤ「"帝"の力を得て進化したデッキとバディですか………、ですがそれを得たのは私も同じです。」

 

ルビィ「………………」

 

 

"帝"の力でデッキが進化しているのはダイヤも同じ。それはルビィも勘づいていた事である。

 

 

ダイヤ「ライフ1払い〈飛迅月白 白夜〉をコール!」

◼️手札3→2/LP2→1

 

 

飛迅月白 白夜

忍者

サイズ1/攻5000/防1000/打撃1

 

 

ダイヤ「センターに〈ナノマシン忍者 残月〉をコール!」

◼️手札2→1

 

 

ナノマシン忍者 残月

忍者

サイズ1/攻2000/防1000/打撃2

 

 

ダイヤ「残月の登場時能力"ナノマシン共鳴" 私の場に月影がいれば、1ドロー!白夜がいれば1チャージ、ライフ+1します!」LP2→3

◼️手札1→2/ゲージ6→7

 

ダイヤ「そして場の月影と白夜をソウルに入れ、ゲージ3払い………"超・鬼神合体"!〈鬼神忍将 剛刃丸〉」

◼️手札2→1/ゲージ7→4

 

 

鬼神忍将 剛刃丸

カタナW

サイズ3/攻8000/防8000/打撃2

◼️【コールコスト】"超・鬼神合体"君の場のカード名に〈月影〉を含むモンスターと〈白夜〉を含むモンスターと〈残月〉を含むモンスター1枚以上全てをソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"見参乱舞"このカードが登場した時、次の能力を全て使える。"見参乱舞"は1ターンに1回だけ使える。

・このカードのソウルにカード名に〈月影〉を含むカードがあるなら、相手の場のモンスター1枚のソウル2枚までを相手のドロップに置く。

・このカードのソウルにカード名に〈白夜〉を含むカードがあるなら、君のライフ+3!

・このカードのソウルにカード名に〈残月〉を含むカードがあるなら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。

◼️このカードのソウル1枚につき、このカードの攻撃力+1000、防御力+1000!!

【3回攻撃】【ソウルガード】/ソウル3

 

 

月影、白夜、残月が光りを放って一つに合体する。そして光りの中から現れたのは、和風の鎧のような機体、巨大な大袖、頭には三日月を模した装飾がされた兜を被り、背中には赤いマントを羽織り、両腰には鞘がさしてあり、月影達より一回り大きい機人が現れた。

 

 

 

ダイヤ「剛刃丸の登場時能力"見参乱舞"! ソウルに月影があるなら、イグザルドのソウル2枚を破壊します!」

 

ルビィ「ええっ!」

 

 

イグザルドから半透明な光りに包まれた2枚のカードが現れる。剛刃丸は一瞬でイグザルドの前に移動し、1本の太刀でイグザルドから現れた2枚のカードを両断する。

 

 

イグザルド

ソウル3→1

 

 

ダイヤ「さらに、ソウルに白夜があれば私のライフ+3! 残月があれば、1チャージ、1ドロー!」LP1→4

◼️手札1→2/ゲージ4→5

 

ルビィ「す、凄い………」

 

ダイヤ「剛刃丸は自身のソウルの枚数分、攻撃力、防御力+1000されます。」

 

 

剛刃丸のソウルは3枚。よって攻撃力+3000/防御力+3000される。

 

 

剛刃丸

攻8000→11000/防8000→11000

 

 

ダイヤ「行きます。アタックフェイズ!」

 

ルビィ「お姉ちゃんのアタックフェイズ開始時にもイグザルドの能力発動!"勇魔招来神"ライフ1払って、手札から〈伝説の救世主 タスク〉をセンターにコール!」LP6→5

◼️手札3→2

 

 

伝説の救世主 タスク

冒険者/勇者/ドラゴン

サイズ1/攻5000/防1000/打撃2

 

 

ルビィ「タスクの登場時能力で、1チャージ、ライフ+1!」LP5→6

◼️ゲージ2→3

 

ダイヤ「剛刃丸で伝説の救世主タスクを攻撃!」

 

 

剛刃丸

攻11000

 

伝説の救世主タスク

防1000

 

伝説の救世主タスク 撃破!

 

 

ダイヤ「剛刃丸でルビィを攻撃! 打撃2!」

 

 

剛刃丸はルビィに手の平を向ける。そして手の中心から光りのクナイガード放たれる。

 

 

ルビィ「うわぁぁ!」LP6→4

 

ダイヤ「剛刃丸でルビィに3回目の攻撃です! 打撃2!」

 

 

剛刃丸は両腰に刺した刀でルビィを斬りつける。

 

 

ルビィ「うぅ………!」LP4→2

 

ダイヤ「キャスト〈明鏡止水〉3チャージ!」

◼️手札2→1/ゲージ5→8

 

 

ダイヤが魔法を使った事で、ダイヤの持つ黄金千鳥が光りを放つ。

 

 

ダイヤ「魔法を使用した事で、黄金千鳥の能力で1チャージ、さらに黄金千鳥は【2回攻撃】を得ますわ!」

◼️ゲージ8→9

 

 

黄金千鳥

【2回攻撃】

 

 

ダイヤ「黄金千鳥でルビィを攻撃! 打撃2!」

 

ルビィ「キャスト!〈ディフレクション〉攻撃を無効化して、ルビィが装備してるアイテム2枚分、ゲージを増やす!」

◼️手札2→1/ゲージ2→4

 

 

ダイヤは光りを放つ黄金千鳥を構えてルビィへと疾駆し、太刀を振り下ろす。だがルビィの前に現れた魔法陣がその攻撃を止める。

 

 

ダイヤ「黄金千鳥の2回攻撃です!」

 

 

ダイヤは再び黄金千鳥を振り上げてルビィの前までダッシュする。そして、黄金千鳥を思い切り振り下ろす。

 

 

ルビィ「うわぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

 

 

ルビィ「はぁ………また負けちゃった。けど楽しかったよ」

 

ダイヤ「私も楽しかったですわ。ルビィは確実に強くなっています。」

 

ルビィ「うん。でもお姉ちゃんの方がまだまだ強いよ。それに、お姉ちゃんはまだ本気を見せてなかったよね。」

 

ダイヤ「ルビィこそ。あれくらいで終わるほど、本気ではなかったですわね。」

 

 

ルビィとダイヤはたしかに強くなった。成長しただろう。だが、その本領を発揮するべきは今ではない。数日後に開催されるグランドバディカップで遺憾無く発揮してくれることだろう。

 

 

 

ルビィとダイヤがファイトステージを出ると、2人のファイトを観戦していたギャラリーから拍手が送られた。




今回も感想を是非!

なんか最近、"グランドバディカップ 篇"が始まってから文字数が減った感じします。いや、実際に減ってる。前章までは8000〜12000文字くらいまで書いていたのが、前回・今回と7500文字以下になってますから。 

まあ、これくらいの文字数が自分も読者もちょうどいいのかも?

後、今更ですけど、前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』はもう必要なくてもいいかしら? 序盤の文字数の大半はこれが稼いでいるので。


次回も特訓回です。

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