バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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2人の助っ人

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

〈真・ドラゴンフォース"紅蓮太陽の型"〉の使用による疲れで、眠ってしまった千歌。その一方で、曜と梨子はドラゴンフォースを進化させる為にエンデュミアスに相談する。

 

ドラゴンフォースの進化には、とにかくファイトをする事で、ドラゴンフォースに経験値を積ませる事が必要だと言う。

 

そして、曜と梨子は何度かファイトをし、ドラゴンフォースをぶつけ合う。そしてドラゴンフォースに確かな成長と進化の兆しが現れるのだった。

 

ーーー

ーーー

 

千歌「ファイトステージ? 分かりました、ありがとうございます。」

 

 

目を覚ました千歌は、広間にいるエンデュミアスの使いから、みんながファイトステージにいる事を聞き、みんなが集まっているファイトステージに向かった。

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスの城:ファイトステージ

 

 

千歌「曜ちゃーーーん! 梨子ちゃーーーん!」

 

梨子/曜「千歌ちゃん!」

 

ダイヤ「千歌さん。目が覚めたのですね。」

 

流「身体は大丈夫か?」

 

千歌「うん。でも、いつ寝ちゃったか覚えてないんだ。ガンズァスさんとファイトして、ドラゴンフォースが新しくなって、ガンズァスさんに勝って、それで………」

 

果南「その後に倒れるように寝ちゃったんだよ?」

 

善子「しかも、丸一日と今日半日も寝てたんだから。」

 

千歌「そんなに寝てたの? そうなんだ………心配かけてごめんね、みんな………、それより、梨子ちゃんと曜ちゃんはどうしてファイトしてたの?」

 

エンデュミアス『それは、2人のドラゴンフォースを進化させる為の修行のようなものです。』

 

千歌「曜ちゃんと梨子ちゃんのドラゴンフォースを進化?」

 

梨子「うん。」

 

曜「私達、もっと強くなりたいんだ。千歌ちゃんと一緒に肩を並べて戦えるくらい強く。」

 

梨子「だからエンデュミアスさんに相談して、ドラゴンフォースを進化させる為にファイトしてたの。」

 

千歌「そうなんだ………。なら、私も修行かな。」

 

曜「え?」

 

千歌「新しいドラゴンフォースの力を使う度に倒れていたんじゃまるで意味無いよ。私も新しいドラゴンフォースの力を使いこなせるようにならなきゃね。」

 

ダイヤ「曜さん、梨子さん、千歌さんも修行はいいですが、そろそろ私達の世界に帰りませんと。」

 

果南「そうだね。かれこれ2〜3日 ドラゴンワールドに居たよね。」

 

 

そもそも、千歌達は魔星軍との戦いが終わった翌日には帰ろうとしていたが、ガンズァスとのファイトの後に倒れて寝てしまった千歌の為にドラゴンワールドにとどまっていた。そして、千歌が目覚めたその日に自分達の世界に帰ろうと思っていたのだ。

 

 

鞠莉「じゃあ荷物の準備をしましょう。」

 

曜「ま、待って!」

 

 

みんな、準備していた荷物を取りに広間に向かおうとした時、曜がみんなを呼び止める。

 

 

花丸「どうしたずら?曜ちゃん。」

 

曜「私と梨子ちゃんは、ドラゴンワールドに残るよ。」

 

天音「え⁉︎」

 

梨子「私達、1分でも、1秒でも早くドラゴンフォースを進化させる為に修行したいの! だから私達、残りたい。」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん………2人が残るんなら、私も残るよ。さっきも言ったとおり、私も新しいドラゴンフォースの力に慣れないとだし!」

 

 

千歌、曜、梨子はドラゴンワールドに残る事を訴えた。だが、そんな3人の訴えに、ダイヤは意をとなえる。

 

 

ダイヤ「それは、いけませんわ!」

 

千歌「ど、どうして………?」

 

ダイヤ「みなさん、ドラゴンワールドに来た曜日を覚えていますか?」

 

曜「え? えっと………金曜日だったっけ?」

 

ダイヤ「はい。そして私達はドラゴンワールドに2泊しました。では、今日は何曜日だと思います?」

 

 

ダイヤのクイズめいた質問に千歌、曜、梨子は考える。そして3人は当然の答えに気づく。

 

 

梨子「あ、日曜日………」

 

曜「って言う事は、明日は学校だ!」

 

千歌「明日………学校? あ!全然宿題してないよ!!」

 

ダイヤ「そうです。私達はずっとドラゴンワールドに居ました。つまり私達全員、宿題をやっていないのです! ですから家に帰って今日中に宿題をしなければいけません!」

 

千歌「そんなぁ〜〜」

 

エンデュミアス『千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん。魔星龍との決戦も近く、早く強くなりたい気持ちは分かりますが、あなた達はまだ学生の身………まずは自分達の学業を優先してください。それに、あなた達の世界でもファイトはいつでもできるでしょう。』

 

梨子「確かにそうかも………」

 

曜「うん。」

 

千歌「そうだね。じゃあ帰ろっか、みんな!」

 

Aqours/流/天音「うん!」

 

エンデュミアス『では、人間界のゲートを開きます。』

 

ーーー

ーーー

 

エンデュミアスのゲートを通り、出た場所は千歌の家である旅館「十千万」の入り口前だった。そして帰って来たみんなの前には千歌の一番上の姉 高海志満が立っていた。

 

 

志満「みんな、おかえりなさい。」

 

千歌「志満姉!」

 

ダイヤ「私達を待っていてくださったのですか?」

 

志満「ええ、皆んなそろそろ戻ってくる頃かなぁ〜〜って思ってね。」

 

善子「凄い直感力ね………」

 

志満「それより、エンデュミアスから聞いたわよ。各ワールドで大変だったみたいね。」

 

果南「知ってたの?」

 

志満「エンデュミアスにはみんなの事を随一知らせるようにって言ってたからね。 千歌ちゃんも随分遅起きだったみたいだし。」

 

千歌「あは、あはは………」

 

 

千歌がバツが悪そうに笑っていると「ぐぅ〜〜」と聞き慣れた音がした。

 

 

花丸「まる、お腹すいたずら〜〜」

 

 

花丸の様子に志満は腕時計を見る。

 

 

志満「そろそろ正午の2時ね。みんな、おやつでも食べて行って。」

 

ーーー

ーーー

 

十千万:広間、畳部屋

 

みんなは志満に広間の畳部屋に通された。そして志満は適当なお菓子やパンとジュースを持って来てくれた。因みに、Aqoursが居なかった2日間の事は、「合宿として十千万に宿泊している。」と志満が家族に口を合わせていた。

 

 

花丸「おやつ〜〜! ありがとうございますずら!」

 

ダイヤ「お待ちなさい。おやつを食べる前に、やる事がありますでしょう?」

 

花丸「ん、なんかあったずら?」

 

ルビィ「宿題だよ。花丸ちゃん」

 

花丸「は!」

 

果南「まあまあ、別にお菓子を食べながらでもいいんじゃない? それに、こうしてみんな集まってわいわい宿題するのも楽しそうじゃん。」

 

鞠莉「イェ〜〜ス! 果南の言う通りよ!こんな機会めったに無いんだから!」

 

梨子「分からない問題とか一緒に考える事もできるし、効率的じゃないですか?」

 

ダイヤ「はぁ………あなた達は、仕方ありませんね。ですが、おやつを食べながらでは駄目です。宿題が終わってから、みんなで食べましょう。」

 

千歌/曜/善子/ルビィ/花丸「やったーーー(ずら)!」

 

天音「流君、私達はどうする?」

 

流「そうだな、僕達もやろう。宿題」

 

天音「うん。」

 

 

流と天音はAqoursとは学校は違えど、習っている範囲は千歌、曜、梨子と同じ範囲だった。

 

 

ーーー

ーーー

 

約、2時間後………

 

 

千歌/善子/花丸「お、終わったーーー!」

 

曜「やったね千歌ちゃん!」

 

梨子「みんなでやると終わるのも早いわね。」

 

ルビィ「うん!」

 

天音「優秀な先輩達も居たからね。」

 

鞠莉「ふふん。もっとマリー達を頼って良かったのよ?」

 

果南「あんまり多く教えてたら私達の課題が終わらないでしょ。」

 

ダイヤ「何はともあれ、みなさん良く頑張りました。 では、おやつをいただきましょうか。」

 

花丸「おやつ〜〜!やっと食べれるずら〜〜」

 

善子「まぁ、あんたにしちゃ我慢した方よね。」

 

 

花丸は待ちきれんとばかりにおやつに手を出して美味しそうに頬張る。そしてAqoursや、流、天音もおやつを食べる。

 

そして、おやつを食べ終わって………

 

 

ダイヤ「では、私達もそろそろ帰りましょう。」

 

ルビィ「うん。」

 

果南「そうだね。ずっと家族を心配させる訳にもいかないし」

 

花丸「おやつ、ご馳走さまでしたずら」

 

善子「じゃあ帰るわね。」

 

流「僕達も帰ろう。」

 

天音「うん!」

 

千歌「みんな気をつけて帰ってね!」

 

 

「おじゃましました。」と言ってみんなはそれぞれの家に帰っていった。

 

 

曜「ねえ千歌ちゃん、私はまだここに居てもいい?」

 

千歌「え? うん、いいけど………どうして?」

 

曜「私、もっと梨子ちゃんと修行したいんだ。」

 

梨子「私はいいよ。私もまだ曜ちゃんと修行したかったし」

 

曜「ありがとう、梨子ちゃん」

 

ーーー

ーーー

 

それから、曜は一旦帰宅し、着替えなどを持って再び千歌の家に泊まりに来た。

 

時刻は5時頃、曜と梨子は近くの岸辺でファイトを繰り返していた。

 

 

曜「ドラゴンフォースで梨子ちゃんに攻撃!」

 

梨子「私に手札はもう無い………きゃぁぁぁ!!」LP0

 

 

曜「よし!」

 

梨子「ふぅ………どう曜ちゃん、ドラゴンフォースに変化あった?」

 

曜「ううん、さっきみたいな感じはまだ無いかな………梨子ちゃんは?」

 

梨子「私も………やっぱり、あれは偶々だったのかな?」

 

曜「そんな………」

 

梨子「考えていても仕方ない、もう一回ファイトしよう。」

 

曜「うん! 行くよ!」

 

 

それから、1日、2日と日にちが経ち………

 

曜と梨子は何度もファイトを繰り返すが、エンデュミアスの城でファイトした後のような強い光などはあまり見られず、成長の兆しも、あまり感じられてはいなかった。

 

 

千歌は少し離れた所で曜と梨子の修行ファイトを観戦していた。すると………

 

 

千歌「………」

 

『お二人の修行はいかがですか?』

 

 

志満の身体に憑依したエンデュミアスが、曜と梨子の修行の様子を見に来た。

 

 

千歌「あ、エンデュミアスさん。」

 

エンデュミアス『どうやら行き詰まっている、伸び悩んでいるみたいですね。』

 

千歌「うん………」

 

エンデュミアス『ドラゴンフォースの進化には経験と、ファイトによって発生するファイトエネルギーが必要になります。ですからドラゴンフォースを進化させるには、とにかくファイトすることが手っ取り早い方法なのです。』

 

千歌「そうなんですね。」

 

エンデュミアス『ええ、素早い成長や進化を促すにはドラゴンフォースのような異質な強い力を持つモノとのファイトが一番効率的です。だからこそ、ドラゴンフォースを使える者同士の曜ちゃんと梨子ちゃんでファイトした方がお2人の効率的にもいいのですが………そんなに甘くはないみたいですね。』

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん………」

 

エンデュミアス『かと言って、あなた達3人のように、ドラゴンフォースのような異質な力を持つファイターなど、そうそう居るものではありません。』

 

千歌「ドラゴンフォースのような異質な力………?」

 

 

エンデュミアスの言葉に、千歌は少し考え込む。エンデュミアスの言う通り、確かにドラゴンフォースのような異質な力を持つファイターは普通は居ない。居るとすれば"角王"のような選ばれしモンスターや"角王フォース"を扱える「μ's」くらいだろうか………。

 

そう考えていた時、ある2人の存在に千歌は気づいた。

 

 

千歌「あ、居る………居ますよ! 私達みたいなドラゴンフォースに近い"力"を持つファイターが2人!」

 

エンデュミアス『え?』

 

千歌「炎斬君と真柴君ですよ! ほら、2人ともフォースの力を使えるじゃないですか!」

 

 

千歌が思いついた2人の人物は、2人の青少年「焼野 炎斬」と「藤木 真柴」だった。確かにあの2人も"エンリュウフォース"と"フシリュウフォース"と言う千歌達3人に一番近い力を持っている。

 

エンデュミアスも、一度だけ2人に会った事がある。

 

 

エンデュミアス『ああ、あのお2人ですね。確かに、彼らのフォースはあなた達のドラゴンフォースの影響によって生み出されたモノ、つまりあなた達のドラゴンフォースに最も近い存在ですね。曜ちゃんと梨子ちゃんの修行にも役に立つでしょう。』

 

千歌「じゃあ明日協力してくれるか聞いてみるよ!」

 

ーーー

ーーー

 

翌日の放課後………

 

Aqoursのみんなは、小原家が経営する、最近一般開放されたバディファイト専用施設「バディファイト・アミューズ」にやって来た。

 

この場所は、一般開放前に千歌と真柴が一度ファイトした施設である。

 

 

曜「うわぁ〜〜! 久しぶりに来たけど、中は結構変わってるね!」

 

花丸「バディファイトのロゴがいっぱいずら〜〜」

 

果南「一般開放されてから、まだ一度も来てないもんね。」

 

 

この「バディファイトアミューズ」は3回建の大きなショップ施設であり、リアルバディファイトヴィジョン内蔵の特設ファイトステージが4ヶ所、デッキ編成やテーブルファイトができる長テーブルが数ヶ所、様々なバディファイトのグッズやカードショップが設置されている。因みに、ゲームセンターや服、雑貨屋、食堂(フードコート)も完備されている。

 

その中央ホールに2人の青少年が椅子に座ってAqoursを待っていた。

 

 

千歌「炎斬君! 真柴君!」

 

8人『え⁉︎』

 

 

その2人の青少年はかつて一緒に戦った仲間、焼野炎斬と藤木真柴だった。

 

 

炎斬「よお、千歌。」

 

真柴「久しぶりだな千歌、みんな。」

 

曜「久しぶり、真柴君!」

 

梨子「でも、どうして2人ともここに?」

 

炎斬「なんで………って、千歌から聞いてねーのか?」

 

真柴「俺達は千歌から連絡をもらって来たんだけど」

 

 

炎斬と真柴は昨晩、千歌からの電話によって、この「バディファイトアミューズ」に呼び出されていた。千歌は2人を呼んだ事をまだみんなに話してはいなかった。

 

 

千歌「あはは………ちょっとみんなを驚かせようと思ってね。サプライズってやつだよ!」

 

梨子「サプライズ、って………まぁすこしは驚いたけど………」

 

ダイヤ「でも、どうしてお2人をここへ?」

 

千歌「うん。曜ちゃんと梨子ちゃん、なんだか伸び悩んでるみたいだから………、ほら、炎斬君と真柴君もフォースの力を使えるでしょ? だから2人とファイトすれば少しはドラゴンフォースの進化に近づけるかな〜〜 なんて………どうかな?」

 

真柴「俺達は一度みんなに助けられてるからな、これぐらいなら役に立てるかもしれないし。」

 

炎斬「まあ、そう言うこった。俺達がお前らの修行相手を引き受けてやるよ。」

 

千歌「どおかな?」

 

 

千歌の言うことはも一理ある。正直、曜と梨子2人で何度もファイトを続けて、少し飽きがくるというか、モチベーションが上がらないというか、お互いにお互いの手の内を知りすぎてしまった。このまま2人だけで修行してもドラゴンフォースは多分、充分な経験値を得られないだろう。

 

フォースの力を使える炎斬と真柴に修行相手を勤めてもらうと言う千歌の考えは正しいだろう。

 

 

曜「千歌ちゃん、炎斬君、真柴君………ありがとう。」

 

梨子「じゃあ、お言葉に甘えて修行の相手をしてもらおうかな。」

 

炎斬「うし! ならファイトステージに行こうぜ!」

 

真柴「ああ。」

 

ーーー

ーーー

 

バディファイトアミューズ:ファイトステージ

 

 

この店内のファイトステージには、ステージを取り囲むように約100席にも及ぶ観覧席があり、立ちながら観戦できる場所もある。そしてフードコートや店内のモニターなどに今行われているファイトがリアルタイムで放映される。

 

先にファイトするのは炎斬と曜だ。

 

 

炎斬「お前とファイトするのは初めてだよな?」

 

曜「うん。そうだね」

 

炎斬「言っとくが手加減はしねーからな」

 

曜「手加減なんてされたら修行にならないし、全力で来て!」

 

炎斬「それもそうか、おし! 始めるぞ!」

 

 

曜と炎斬はお互いにデッキケースを構る。

 

 

『ファイトの同意を確認、リアルバディファイトヴィジョンを起動します。』

 

 

2人のファイトの同意を確認する電子音声と共に、ファイトステージに青い光のラインが走る。これでファイトステージに内蔵されているバディファイトヴィジョンシステムが起動した状態になった。

 

リアルバディファイトヴィジョンを使用したファイトが始まる事を知った店のお客さんも周りに集まったり、ファイトステージと連動しているショップのモニター前に集まる。

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

炎斬「真っ赤に燃やせ、新たな力と共に、熱き魂を!ルミナイズ!〈爆炎軍 進撃!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

炎斬「ドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「〈黒印火山〉を【設置】」

◼️手札7→6

 

 

曜の背後に巨大な黒い火山が現れる。

 

 

曜「センターに〈逆襲の黒死竜 アビゲール〉をバディコール!」LP10→11

◼️手札6→5/ゲージ3→2

 

 

逆襲の黒死竜 アビゲール

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

 

 

曜「ライトに〈黒水の黒死竜 アビゲール〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ2→1

 

 

黒水の黒死竜 アビゲール

黒竜

サイズ1/攻6000/防1000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードが相手の攻撃と効果で破壊された時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、ライフ+1、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️「黒水の黒死竜アビゲール」は1ターンに1枚しかコール出来ない。

【移動】

 

 

曜「アタックフェイズ、黒水のアビゲールで」炎斬君に攻撃! 打撃2!」

 

炎斬「くっ!」LP10→8

 

曜「ターンエンド」

◼️手札4/ゲージ1/LP11

 

 

炎斬「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

炎斬「ライトに〈爆炎軍 フレイム・ハルバード〉をコール!」

◼️手札7→6/ゲージ3→2

 

 

爆炎軍 フレイム・ハルバード

爆炎/炎龍

サイズ2/攻6000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️相手の空いてるモンスターエリアが2ヶ所以上なら、このカードは【移動】と【貫通】を得る。

 

 

炎斬「ルフトに〈爆炎軍 フレイム・システミック・ドラゴン〉をコール!」

◼️手札6→5

 

 

爆炎軍 フレイム・システミック・ドラゴン

爆炎/炎龍

サイズ1/攻3000→5000/防1000/打撃2

◼️空いている相手のモンスターエリア1つにつき、このカードの攻撃力+2000する。

◼️このカードが〈爆炎〉のモンスターのソウルに入った時、君のデッキからカードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

炎斬「そして、2体のモンスターをソウルに入れてバディコールだ! 〈爆炎龍王 クリムゾン・ブルグ〉」LP8→9

◼️手札5→4/ゲージ2→0

 

 

爆炎龍王 クリムゾンブルグ

爆炎/炎龍

サイズ3/攻7000/防5000/打撃1

◼️【コールコスト】君の場の《炎龍》のモンスターを2枚までこのカードのソウルに入れて、ゲージ3払う。

◼️"爆炎連弾"君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスターを2枚まで破壊する。

◼️相手のモンスターエリアが2ヶ所以上空いているなら、空いているモンスターエリア1ヶ所につき、このカードの攻撃力+2000、防御力+2000、打撃力+1!

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

 

炎斬の場に、二足歩行で、片手に機械的な剣を持ち、背中に2つのガトリング砲を背負っている紅いドラゴンが現れる。

 

 

曜「さっそく来たね。」

 

ブルグ『紫のドラゴンフォース使いか、相対するのは初めてだな。』

 

曜「よろしくねブルグ!」

 

ブルグ『うむ。』

 

炎斬「いちいち挨拶とか要らねーっての………、行くぜ、アタックフェイズ! ブルグの能力"爆炎連弾"だ。 逆襲のアビゲールと黒水のアビゲールを破壊!」

 

 

ブルグは四つん這いになり、背中のガトリングで2体のアビゲールを破壊する。

 

 

逆襲のアビゲール 破壊!

 

黒水のアビゲール 破壊!

 

 

曜「2体のアビゲールの能力発動! まずは逆襲のアビゲールが破壊された時、炎斬君のデッキトップから2枚破棄して、1ドロー!」

◼️手札4→5

 

炎斬

◼️破棄合計0→2

 

曜「黒水のアビゲールの能力! 破壊時に1チャージ、1ドロー、1ヒール!」LP11→12

◼️手札5→6/ゲージ1→2

 

炎斬「だが、お前の空いているモンスターエリア1ヶ所につき、ブルグの攻撃力+2000/防御力+2000/打撃力+1だ!」

 

 

現在の曜のモンスターエリアは3ヶ所全て空いている。よってブルグの攻撃力は合計+6000/防御力も合計+6000/打撃力の合計+3される。

 

 

クリムゾンブルグ

攻7000→13000/防5000→11000/打撃1→4

 

 

炎斬「行くぜ、バトルだ! クリムゾンブルグで曜に攻撃! 打撃4!」

 

 

クリムゾンブルグは、右手に持っていた剣で曜を斬りつける。

 

 

曜「うわぁーー!!」LP12→8

 

炎斬「2回攻撃だ!打撃4!」

 

曜「うあぁぁ!!」LP8→4

 

炎斬「ターンエンドだ。」

◼️手札4/ゲージ0/LP9/破棄合計2

 

 

 

ついに炎斬、真柴との修行ファイトが始まった。

ガノンから指定された猶予が終わるまで、後2日………!

 

 




今回も感想を是非!!


次回『曜 vs 炎斬』

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