バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

424 / 474
クリシュイット・ディーボ・樫原

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

バディポリス沼津支部に再配属され、初任務をこなしたエースは、盛谷家にお世話になる事になった。

 

そして、エースが日本に戻って来た目的が、今は存在するはずのない「ノイズ」に似た反応の正体を調査するためだと知る。

 

 

 

その時、アメリカから"ある男"を乗せた護送船が日本に迫っていた。

 

ーーー

ーーー

 

沼津のとある港に、紫ノ咲 俠兵と、バディのグランズァード・破滅・ガノンが佇んでいた。

 

 

俠兵「こんな所に呼び出してどうしたんだ?」

 

ガノン『この海の向こうから、大きな悪意を感じる。ゆっくりとだが、近づいて来ているようだ。』

 

俠兵「大きな悪意?」

 

ガノン『ああ、そいつを我らの仲間に引き入れるのはどうだ?』

 

俠兵「大きな悪意を仲間に?」

 

ガノン『ああ、必ず、お前の"王"となる道の助けになるだろう。』

 

俠兵「そうだな。じゃあ行こう、その大きな悪意を手に入れに。」

 

 

ガノンは俠兵に力を送り込み、俠兵は黒い羽を得る。そして、その大きな悪意の元へ向かう。

 

ーーー

ーーー

 

囚人護送船は日本まで順調に航海していた。

 

囚人護送船には30人以上の警備員などがおり、囚人が収監されているコンテナを取り囲んでいる。

 

コンテナの中には、アメリカで死刑判決を受けた「クリシュイット・ディーボ・樫原」が収監されていた。

 

 

クリシュイットはコンテナの中で目をつむり、ただ静かに座っていた。

 

 

クリシュイット(………………暇だな。)

 

「な、誰だ⁉︎」

 

「ぐぁ!」

 

「うわぁ!」

 

「ぐぅ!」

 

 

すると、コンテナの外から警備員達の呻き声や、悲鳴、銃声などが聞こえる。だがしばらくして、声も音もなく静かになった。だが次は、コンテナに強い衝撃と破壊音が響き、そして大きな穴が開けられた。

 

その穴の前にはある人影が立っていた。

 

 

クリシュイット「うるさいと思ったら、なんだ?」

 

俠兵「この人が、大きな悪意なのか? ガノン」

 

ガノン『ああ。』

 

クリシュイット「なんだお前は? 」

 

俠兵「俺は、紫ノ咲 俠兵だ。あんたの名前を聞こう。」

 

クリシュイット「………クリシュイット・ディーボ・樫原だ。お前、何が目的でこんな所にいる?」

 

俠兵「単刀直入に言います。樫原さん、あんたを俺の仲間にしたい。」

 

クリシュイット「仲間に………だと?」

 

俠兵「ああ。あんたの中にあるその悪意が、俺達には必要だ。」

 

クリシュイット「ふん、ふざけるなガキが………俺をここから開放したからって、素直に仲間になるわけないだろう。」

 

俠兵「まあ、それはそうだな。別に、ただで仲間になれとは言わない………、俺とファイトだ。」

 

クリシュイット「ファイトだと?」

 

俠兵「俺が勝ったら、あんたには仲間になってもらう。」

 

 

俠兵の提案に少し考えるが、クリシュイットはある事を思い出す。

 

 

クリシュイット「悪いが、俺のデッキはバディポリスの奴らに取り上げられている。俺は今デッキを持っていない、残念だったな。」

 

俠兵「………そうか。」

 

 

クリシュイットがデッキを持っていないのは事実だ。だから俠兵はどうしても俺を仲間にできない、クリシュイットはそう思っていた。だが俠兵はズボンのポケットから1つのデッキを取り出し、クリシュイットに投げ渡す。

 

 

クリシュイット「このデッキは?」

 

俠兵「あんたの為に俺が用意したデッキだ。 あんたが仲間になった際に渡そうと思ったんだけど、今渡しておく。」

 

 

クリシュイットは渡されたデッキの中身を見る。その中の1枚のカードに、底知れない力と興味を惹かれる。

 

 

クリシュイット「なんだ? このカードは………! なんでこんなに目が離せない、気になるんだ………!」

 

『それは、そのカードが貴様の悪意と共鳴しているからだ。』

 

 

突然聞こえた別の声に、クリシュイットは顔を上げる。すすると、俠兵の背後に黒い巨大な龍人の影があった。

 

 

俠兵「紹介してなかったね。俺のバディ、ガノンだ。」

 

ガノン『我が名はグランズァード・破滅・ガノン………、この少年を"王"へと導く存在だ。』

 

クリシュイット「俺の悪意と共鳴してるとは、どういう事だ?」

 

ガノン『そのカードは貴様を求めている。そしてお前も、一目見ただけで、そのカードの力を無意識に求めているのだ。』

 

ガノン『そのデッキは、貴様の望みを叶える為の力だ。』

 

クリシュイット「俺の望みを叶える力………?」

 

俠兵「ファイトするか? 樫原さん」

 

クリシュイット「いや、やっぱりお前とはファイトはしない。」

 

俠兵「何?」

 

クリシュイット「………俺は死刑囚だ。俺はこれから死刑を受ける為に、日本に輸送される身だ。」

 

俠兵「あんたはこのまま、死刑執行を受けるのか?」

 

クリシュイット「ああ、俺にはもう選べる人生は無い。今さらこんなデッキをもらった所で、俺はもう、バディポリスに楯突く気も無いんだ。」

 

俠兵「別に、あんたとバディポリスの因縁に興味はない、言っただろ、それはあんたの望みを叶える力だ。そのカード、デッキを、力をあんたがどう使おうと、あんたの自由だ。」

 

 

俠兵はクリシュイットに1枚の紙を渡して、ガノンから得た翼を広げ、飛ぶ。

 

 

俠兵「この先に日本の沼津港がある、日本に着いたら、その紙に書いてある場所へ来てほしい。 まあ、来るかどうかはあんたの自由だ。 来てくれればそのデッキのバディをあんたに渡す。」

 

クリシュイット「お、おい!」

 

 

クリシュイットの声も聞かず、俠兵は沼津へと飛び去って行った。

 

 

クリシュイット「一方的な奴だな。 だが………」

 

 

クリシュイットはコンテナから外に出る。周りには気を失っている警備員や看守達が倒れていた。

 

 

クリシュイット「………チッ、仕方ないな、開放してもらった以上は行くしかないか。」

 

 

クリシュイットは護送船に積まれていた緊急時のモーターボートを使い、俠兵が飛んで行った方向へとモーターボートを走らせた。

 

ーーー

ーーー

 

朝7時、盛谷家………

 

エースは感覚的に目を覚まし、辺りを見回す………いつもの見慣れた天井ではなく、生活感が整った部屋にいる事に少し戸惑う。けどすぐにこの部屋にいる理由を思い出す。

 

 

エース「そっか………サツキの家だったな、ここ。」

 

 

エースは布団を畳んで、部屋のドアを開ける。すると、鼻を突き抜けるようなみそ汁と卵焼き、ウインナー、焼き魚などの日本の朝食の匂いがする。その匂いにエースは母親の事を思い出してしまう。そしてちょうどドアの前に、1人の女性が立っていた。

 

 

「あら、おはよう。エース君」

 

 

そこに立っていた女性は、エースが小学生くらいの頃に死んだ母親の姿だった。

 

 

エース「母さん………?」

 

「お母さん? あらあら、ふふふ………!」

 

 

女性の反応を見てふと我に帰る。そこにいたのはエースの母親ではなくサツキの妻、盛谷絵里の姿だった。それに気づいた時、エースは恥ずかしさで顔を赤くする。

 

 

エース「あ、いや、おはようございます。絵里さん」

 

絵里「ふふふ、おはようエース君。」

 

エース「すいません、いきなり母さんだなんて………」

 

 

エースの母親は、エースが小学生くらいの頃に、病気で死んでしまった。 多分、家中に広がる懐かしい朝食の匂いが、エースに死んだ母親の姿を絵里に重ねて見せたのだろう。

 

 

エース「は、恥ずかしいな、はははは」

 

絵里「ふふふ、別にいいのよ。しばらく家に住むんだから、遠慮しないでね。これからも"お母さん"って呼んでもいいからね?」

 

 

絵里はいたずら心のこもった笑みでエースをいじる。

 

 

エース「はははは………、ご冗談を。」

 

絵里「朝食できてるから、顔を洗って待っててね。サツキが起きたらすぐに朝食にしましょう。」

 

エース「はい。」

 

 

絵里に言われた通り、エースは顔を洗ってリビングの椅子に座る。目の前には、匂いで想像した通りの日本の朝食が並べられていた。

 

 

エース「美味そうだな。」

 

 

エースがテーブルについてしばらくした後、まだ眠そうなサツキが絵里に手を引かれて二階から降りてくる。

 

 

絵里「ほらサツキ、早く顔を洗って。朝食にするわよ!」

 

サツキ「うん………」

 

 

その光景にエースは少し驚く。周りから見て、サツキは結構しっかりしていて、正義に熱いイメージを持っている、それはエースも例外ではない。そんなサツキの朝の姿といつも見ているバディファイター、そしてバディポリスとしてのサツキとのギャップに小さく驚いていた。

 

しばらくして、洗面所から、完全に目が覚めたサツキが戻って来る。

 

 

サツキ「おはよう、エース。」

 

エース「ああ、おはよう。サツキ………」

 

サツキ「ん、 どうしたんだ? 顔になんかついてる?」

 

エース「いや、何でもないよ。ただ、サツキにもあんな姿があるんだな〜〜ってさ。」

 

サツキ「は、はははは………恥ずかしい所を見られたな〜〜」

 

絵里「はいはい、そろそろ朝ご飯を食べましょう。」

 

 

そう言って絵里がテレビをつける。するとあるニュースが読み上げられていた。

 

 

ニュース『今日未明、海上保安庁によって外国の輸送船らしき船が発見されました。輸送船には約40名の警備員が意識を失って倒れており、いずれも警備員の命に別状は無いということです。また、乗せられていたコンテナには大きな穴が開けられていて………』

 

 

サツキ「外国の輸送船?」

 

絵里「何かあったのかしら?」

 

サツキ「分からない、でもあのコンテナの穴………人の力じゃ開けられないだろ。」

 

エース「………………」

 

ーーー

ーーー

 

バディポリス 沼津支部………

 

 

サツキとエースは朝食を食べた後、すぐに沼津支部へと来ていた。

 

 

局長「サツキ君、エース君、今朝のニュースは見たかね?」

 

サツキ「はい、見ました。 いったい何があったんです?」

 

局長「ああ、さっき目を覚ました警備員から、何があったのか話しを聞けたんだ。」

 

 

目を覚ました警備員から話しを聞いたところ、日本で死刑を執行する為に、アメリカから輸送船で死刑囚の男を日本に運んでいる時、突然、巨大なモンスターと、1人の少年が襲撃して来たと言うのだ。

 

 

エース「少年………」

 

局長「あれは輸送船ではなく、囚人を乗せた護送船だったんだ。」

 

サツキ「局長、その死刑囚の名前は?」

 

局長「ああたしか、"クリシュイット・ディーボ・樫原"と呼んでいたな。」

 

エース「っ⁉︎ クリシュイットだって⁉︎」

 

サツキ「エース?」

 

局長「知っているのかね?」

 

エース「はい。少しだけ………」

 

サツキ「局長、その死刑囚は今は?」

 

局長「内浦湾の沖合いにモーターボートが乗り捨てられていたらしい、襲撃の混乱に乗じて逃亡したか、その襲撃犯と共に逃げたか………いずれにせよ、クリシュイットという死刑囚は日本に、ここ沼津に潜伏している可能性は高い。2人とも気をつけてパトロールにあたってくれ。」

 

エース/サツキ「はい!」

 

ーーー

ーーー

 

局長の話しを聞いた後、サツキとエースはいつも通り、パトロールしていた。

 

パトカーを運転しながら、サツキはエースに問う。

 

 

サツキ「なあエース、護送船から逃亡した"クリシュイット"って知ってる奴なのか?」

 

エース「うん。"クリシュイット・ディーボ・樫原" アメリカで俺が捕まえた男だ。」

 

サツキ「エースが捕まえた? 凄いじゃないか!」

 

エース「ありがとう。けどあいつは………」

 

 

エースの話しによると、クリシュイットは暴行や強盗などの常習犯であり、約20件以上もの暴行事件を引き起こしていた。勿論、バディファイトに関する罪も犯していた。だがいずれも、街を横行していた札付きの悪や、ギャングの人間など、誰が見ても悪党だと思う奴らばかりを狙った犯行だったらしい。

 

 

サツキ「悪党ばかりを狙った犯行?」

 

エース「ああ、クリシュイットは指名手配されてはいたけど、悪党ばかりを狙った犯行に、街の人や警察の中にも、クリシュイットは悪ではないって言う人もいたよ。」

 

サツキ「まるでネズミ小僧だな。」

 

エース「ネズミ小僧なんてとんでもない、あいつは結構やり過ぎ感が目立つほど痛めつける事も多かったからさ、最終的に逮捕するに至ったんだ。」

 

サツキ「そうなのか………」

 

エース「ああ、クリシュイットに暴行を受けた相手は、骨の2本や3本はやられた奴も何人もいたからな。それに、バディファイトにおいても、悪党を倒すためにバディシステムに違法なプログラムを仕込んでいた事もあったらしい………」

 

サツキ「なるほど、"誤った正義"ってやつか………、自分は正義だと思っていても、だんだんエスカレートしていけば、やってる事は悪と同じになる、本人は最後までそれに気づかないまま逮捕されたのか。」

 

エース「ああ。」

 

 

エースと会話しながらサツキがパトカーを運転していた時、そのパトカーの前に、誰かが飛び出して来た、それに驚いたサツキは急ブレーキを踏む。

 

パトカーは「キキィーーー!」と高いブレーキ音を立てて、その人物にぶつかるギリギリで停止する。

 

その人物はぶつからない自信があるのか微動だにしてなかった。サツキとエースはパトカーを降りる。

 

 

サツキ「なんだあんた! 危ないだろ!」

 

「………………」

 

 

サツキの言葉に反応しない。だが、エースはその人物を知っている様子だ。

 

 

エース「あんたは………! クリシュイット⁉︎」

 

サツキ「何⁉︎」

 

クリシュイット「久しぶりだな、お巡りさん………それと、クリッシュでいい。長いだろ?俺の名前。」

 

 

クリシュイットと呼ばれるその男は、銀の長髪、端整な顔立ち、182cmはあるだろう高身長でスラっとしている。そして大きく胸元が開いた紫のジャケットを着ていた。

 

 

エース「お前………! どうやって輸送船から逃亡した! 輸送船でいったい何があったんだ⁉︎」

 

クリッシュ「別にいいだろそんな事は、お巡りさん………いや、エース、また俺とバディファイトしようぜ? あの時とは違う俺の力を見せてやるよ。」

 

 

クリッシュはデッキを構える。

 

 

エース「何?」

 

クリッシュ「俺はあんたにファイトで負けた。そして警察に捕まった。 その時のリベンジをしたい。」

 

エース「ああ、良いぜ。今回も俺が勝って、またお前を逮捕してやる!」

 

クリッシュ「ふんっ、そうはいかない。」

 

サツキ「気をつけろよ、エース………!」

 

エース「うん。」

 

クリッシュ「行くぜ、ぶっ潰してやるよ。」

 

 

 

 

 

エース「さあ食事の時間だ。目覚めろ暴食の山賊達よ!ルミナイズ!〈バンデット・エース〉」

 

クリッシュ「囚われし復讐の囚人達よ、俺こそが裏世界の正義となる! ルミナイズ〈プリズナー・ジャスティス!〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

エース「デンジャーワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

クリッシュ「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

ーーー

ーーー

 

サツキはパトカーの無線機で、パトロール中にクリシュイットと接触した事、現在エースがファイトを始めた事を支局に伝える。

 

 

沼津支局 司令室

 

 

オペレーター「局長、サツキさんからの通信が入りました。 パトロール中に逃亡中の死刑囚 クリシュイット・ディーボ・樫原と接触、現在、エース君がファイトを始めたそうです!」

 

局長「そうか、ドローンを現場に飛ばしてくれ。ファイトの様子をモニターに写すんだ。」

 

オペレーター「了解!」

 

局長「気をつけてくれよエース君、君に何かあったらツキムラに顔向けできん。」

 

 

ーーー

ーーー

 

クリッシュ「俺からいくぞ、ドロー、チャージ&ドロー。」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

クリッシュ「俺の新しい力を見せてやるよ、ゲージ3払い、バディ【変身】! 〈蒼魔戦鬼 ガウト〉」LP10→11

◼️手札7→6/ゲージ3→0

 

 

蒼魔戦鬼 ガウト

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️"爆蓄"【起動】お互いのデッキの上からカード2枚を裏向きで、お互いの手元に置く。(手元に置いたカードは場と手札にあるカードとして扱われない。)このカードの"爆蓄"は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードが攻撃した時、お互いの手元に置かれているカードの合計が5枚以上なら、このカードの攻撃力+2000、打撃力+1!!

【2回攻撃】

 

 

クリッシュは、肩や腕、膝などに角のような突起のついた蒼い鎧を纏い、顔には仮面をつける。そして胸の鎧には悪魔の顔を思わせる塗装がされていた。

 

 

クリッシュ『見ろエース、これが俺の新たな力、新たな姿だ。』

 

エース「………っ!」

 

クリッシュ「ガウトの能力発動!"爆蓄(ばくちく)" 互いのデッキトップから2枚を裏向きで手元に置く。」

◼️手元のカード2

 

エース「何?」

手元のカード2

 

クリッシュ「訳が分からないか? 手元に置かれたこのカードが、このファイトを大きく動かす。」

 

エース「何を企んでいても、俺は負けない!」

 

クリッシュ「ふん………、レフトにコール〈正義囚人 大槌使いのオウダ〉」

◼️手札6→5

 

 

正義囚人 大槌使いのオウダ

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ2/攻6000/防1000/打撃3

◼️"爆蓄(ばくちく)"このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚、裏向きで君の手元に置く。このカードの"爆蓄"は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのバトル終了後、このカードを破壊する。

【貫通】

 

 

クリッシュ『大槌使いのオウダの登場時、"爆蓄"俺のデッキトップから1枚を裏向きで手元に置く。』

◼️手元のカード2→3

 

エース「また………」

 

クリッシュ「ふん、アタックフェイズだ! ガウトでエースに攻撃! ガウトの能力、お互いの手元にある裏向きのカードが合計5枚以上なら、攻撃力+2000、打撃力+1だ!」

 

 

クリッシュとエースの手元に置かれているカードから紫のオーラが出て、全てガウトに集まっていく。

 

 

ガウト

攻6000→8000/打撃2→3

 

 

エース「手札から〈アーマナイト・ゴブレン・バンデット〉を捨て、"略奪"発動!」

◼️手札6→5

 

 

アーマナイト・ゴブレン・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻5000/防4000/打撃2

◼️"略奪"【対抗】相手のモンスターが攻撃した時、場か手札のこのカードをドロップして、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。その後、その攻撃のダメージを2減らす。「アーマナイト・ゴブレン・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ発動する。

 

 

エース「1チャージ、1ドロー! さらに今受けるダメージを2減らす!」

◼️手札5→6/ゲージ2→3

 

クリッシュ『だがダメージは1だ!』

 

エース「くっ!」LP10→9

 

クリッシュ「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ0/LP11/手元3

 

 

エース「俺のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ3→4

 

エース「ライトに〈アーマナイト・ドッグ・バンデット〉をコール!」

◼️手札7→6

 

 

アーマナイト・ドッグ・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ1/攻3000/防1000/打撃1

◼️このカードが登場した時、君のライフ1払ってよい。払ったら、君のデッキの上からカードを2枚ゲージに置く。

◼️"略奪"【対抗】相手のカードの攻撃中、場か手札のこのカードをドロップに置いてよい。置いたら、そのカードの打撃力ー1! さらに君のライフ+1!

 

 

エース「ドッグバンデットの登場時、ライフ1払い、2チャージ。」

◼️ゲージ4→6/LP9→8

 

エース「ゲージ2払い〈アーマナイト・ライノス・バンデット〉をライトにコール!」

◼️手札6→5//ゲージ6→5

 

 

アーマナイト・ライノス・バンデット

デンジャーW

アーマナイト/バンデット

サイズ2/攻6000/防4000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ1払う。

◼️このカードは相手の効果で破壊されない。

◼️"略奪"【対抗】君のモンスターが相手のカードに攻撃された時、君の場か手札の〈バンデット〉1枚をドロップに置いてよい。置いたら、相手はライフ1を払う。さらに君のカード全ての防御力+3000!「アーマナイト・ライノス・バンデット」の"略奪"は1ターンに1回だけ使える。

【移動】

 

 

エース「アタックフェイズ! アーマナイトライノスバンデットと、アーマナイトドッグバンデットでガウトに連携攻撃!」

 

 

アーマナイトライノスバンデット+アーマナイトドッグバンデット

連携 攻9000

 

ガウト

防6000

 

 

エース「連携打撃3!」

 

クリッシュ『ぐぅぅ!』LP 11→8

 

エース「ターンエンドだ。」

◼️手札5/ゲージ5/LP8

 

 




今回も感想を是非‼︎

次回『"爆蓄"の罠』


今回は遅くなってすみません。ラブライブ!の新しいアプリゲームの「スクールアイドルフェスティバル オールスターズ」がリリースされたので、そっちに現を抜かしていました。後は稲刈りが本格的に始まったので忙しかったのです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。