バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』
ガイナと共にヒーローワールドの帝都へやって来た流、だがヒーローワールドの帝都はすでに敵の襲撃を受けていた。
そして、流の前に現れた敵は流のよく知る人物………響 天音だった。天音はラクシャードというモンスターのバディにされており、天音のバディのヒビキの思いと共に流は天音とヒーローワールドを守る為にファイトする!
ーーー
ーーー
流
◼️手札4/ゲージ2/LP2
レフト:雷響竜 スターシング・ドラゴン
ライト:無し
センター:雷響星 ヒビキ
装備:光導流星 グリム
ーーー
天音
◼️手札4/ゲージ3/LP7
レフト:無し
ライト:無し
センター:煉魔星竜 ラクシャード
ラクシャード ソウル5
◼️竜装機 エルガーカノン
(ラクシャード 攻7000→9000/打撃2→3)
◼️大竜装機 フォトンランサー
(ラクシャード 防5000→7000/【移動】)
◼️竜装機 ヴィーガー
(ソウルからドロップに置かれたら2チャージ)
◼️黒星装機 レンマ・エルガーカノン
(ラクシャード 攻9000→13000/打撃3→5)
◼️黒星装機 レンマ・キャバルリア
(ラクシャード 攻13000→16000/【貫通】)
ーーー
ーーー
流のメインフェイズ中………
ヒビキが流のデッキに入った事で、流のカードの何枚かは〈雷響〉属性のカードに入れ替わっている。今コールした雷響竜スターシングドラゴンは〈雷響〉のモンスターだ
流「場に〈雷響〉のカードが増えた事で、ヒビキの攻撃力+1000/防御力+1000だ!」
雷響星 ヒビキ
攻7000→8000/防6000→7000
ヒビキ『流殿、今こそ私の真の力を!!』
流「ああ、場に〈雷響〉のカードが2枚以上あるなら、雷響星 ヒビキ………〈響天歌〉!!」
ヒビキの竜の鎧が雷を放ち、ヒビキの背中から雷の竜の翼が生える。
ヒビキ『響け!雷鳴の如き、竜の歌!!』
流「ヒビキは【3回攻撃】を得る!」
雷響星 ヒビキ
【3回攻撃】
流「いくぞ、こっからが反撃だ! アタックフェイズ! ヒビキをライトに移動!」
流「フェイズ開始時にグリムの能力、ドロップから〈炎の猿神 えんてい〉〈森の鹿神 やくぅつ〉〈日輪ノ剣〉をデッキ下に戻す! これでグリムは天音とラクシャードに同時攻撃できる。」
流「バトル! グリムでラクシャードと天音に攻撃! グリムは手札捨てた〈水の蛇神くちなわ〉の能力で打撃+1、【2回攻撃】を得ている!」
天音「ソウルガード」
グリム
攻7000
ラクシャード
防7000
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル5→4(竜装機 ヴィーガー)
流「打撃3!」
天音「きゃぁ! ソウルからドロップされたヴィーガーの能力で2チャージ!」LP7→4
◼️ゲージ3→5
流「グリムで、天音とラクシャードに2回攻撃!」
天音「ソウルガード!」
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル4→3(竜装機 エルガーカノン)
攻16000→14000/打撃5→4
流「打撃3!!」
天音「うぅ!」LP4→1
流「ヒビキでラクシャードに攻撃!」
ヒビキ『天音は返してもらう!』
ラクシャード『私達にはまだ終わりはありません!』
天音「キャスト!〈ラクシャードの星命〉」
◼️手札4→3/ゲージ5→4
ラクシャードの星命
スタードラゴンW
回復
◼️君の場にカード名に「ラクシャード」を含むモンスターがいる。
◼️【使用コスト】ゲージ1払う。
◼️【対抗】君のライフ+2!さらに君の場にカード名に「ラクシャード」を含むモンスターがいるなら君のライフ+2!さらにそのモンスターのソウルが3枚以上ならライフ+3!「ラクシャードの星命」は1ターンに1回だけ使える。
天音「私のライフ+2!さらに場にラクシャードがいればライフ+2!ソウル3枚以上なら、さらにライフ+3!」LP1→3→5→8
流「バトル続行だ!」
天音「ラクシャードのソウルガード!」
ヒビキ
攻8000
ラクシャード
防5000
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル3→2(大竜装機 フォトンランサー)
防7000→5000
流「スターシングドラゴンの能力で、ヒビキは【貫通】を得ている、打撃2!」
天音「うぁぁ!」LP8→6
流「ヒビキの2回攻撃、ラクシャードに攻撃だ!」
天音「ソウルガード」
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル2→1(黒星装機 レンマ・キャバルリア)
攻14000→11000
流「貫通! 2ダメージ!」
天音「あぁっ………!」LP6→4
流「ヒビキ、ラクシャードに3回目の攻撃だ!」
天音「ソウルガード!」
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル1→0(黒星装機 レンマ・エルガーカノン)
攻11000→7000/打撃4→2
流「貫通! 2ダメージ!」
天音「きゃぁ!!」LP4→2
スターシングドラゴンの攻撃力は4000、ラクシャードにはギリギリ届かない………
流「仕留めきれなかったか………、ターンエンド!」
◼️手札4/ゲージ2/LP2
流のターン終了が宣言された時、天音は黄黒いオーラを放つ。
天音「流君のターン終了後………ゲージ2払っ………はらっ………っ! くうぅ………」
流「なんだ………?」
ラクシャード『天音?』
天音「い、いや………嫌ぁ! 私、こんな力、使いたくない………!」
流「………………」
天音は抗っている。「魔星龍域」のカードが放つ邪悪な力を使うまいと、必死に自分の中に入ってくる邪悪なオーラと戦い、そして抵抗しているのだ。
ヒビキ『天音! そうだ抗え! そんな邪悪な力など、お前の求める強さではないはずだ!』
流「そうだ、頑張れ天音!!」
天音「ヒビキ………、流君………!」
ラクシャード『ふふふ………、やはり完全に意識を乗っ取らなければ、魔星龍域を使うに至りませんか。 この方法は使いたくなかったのですが………』
するとラクシャードは黄黒いオーラを放ち、そのオーラを天音に纏わせる。すると魔星龍域に抵抗する天音の動きが大人しくなる。
流「天音! お前、天音に何をした!」
ラクシャード『大した事はしていません。私の力の一部を天音に与えただけです。これで天音は私の望むファイトをしてくれるでしょう。』
ヒビキ『お前の望むファイトだと………、つまりお前は、天音の意識を乗っ取ったということか⁉︎』
ラクシャード『そうですね。分かりやすく言うとそういう事です。さあ天音、ファイトを続けましょう。』
天音「流君のターン終了後、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」
◼️手札3→2/ゲージ4→2
天音「魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!」
イロウシェンTHEフラッグ
天音「魔星龍域」
★
魔星龍域
フラッグ
◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。
◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。
◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。
◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。
◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。
流「天音が、魔星龍域を………」
ヒビキ『なんだあのフラッグは………? 私と天音がファイトした時は、あんなフラッグなど使ってなかったぞ!』
ラクシャード『当たり前です。ヒビキ、あなた程度のモンスターを相手に魔星龍域など使うまでもない。』
天音「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」
◼️手札2→3/ゲージ2→3
天音「魔星龍域の能力で、手札3枚全て捨てて、魔星ゾーンから3枚を手札に加える。」
◼️手札3→0→3
天音「ゲージ3払い、ラクシャードを破壊して〈魔星龍の使徒 グランジィ・ラクシャード〉をセンターにコール!」
◼️手札3→2/ゲージ3→0
魔星龍の使徒 グランジィ・ラクシャード
魔星龍域
魔星龍
サイズ7/攻20000/防1000/打撃1
『グランズァ』
◼️【コールコスト】ゲージ3払う。
◼️このカードはセンターにしかコールできず、このカードがセンターにいる時、君は効果でダメージを受けない。
◼️このカードが攻撃と効果で相手に与えるダメージは減らない。
◼️【起動】このカードにソウルが無い時、君のデッキの上からカードを10枚このカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。
◼️このカードのソウルが1枚以下の時、このカードの防御力+9000、打撃力+1!!
【4回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク5】
天音「ラクシャードの起動、ソウルが無い時、デッキトップから10枚をラクシャードにソウルイン!」
ラクシャード ソウル0→10
流「ソウル10だって⁉︎」
天音「アタックフェイズ。」
流「ヒビキの移動はしない!」
天音「グランジィラクシャードで流君に攻撃!打撃1!」
グランジィラクシャード
攻20000
グリム
防5000
流「くぅ!」LP2→1
天音「グランジィラクシャードの2回攻撃!」
流「キャスト!〈煌ノ光:
◼️手札4→3
煌ノ光:
スタードラゴンW
太陽神/召喚
◼️【対抗】君のデッキか手札かドロップから、カード名に「スメラギ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。「煌ノ光:陽ノ出る時」は、1ターンに1回だけ使える。
FT『どんな時でも、太陽に届けたい願いがある。』
流「僕のデッキから、レフトにバディコール! 大地に注ぐ日輪の煌めきよ、人々の祈り、願いより顕現せよ!〈煌々たる犬神 スメラギ〉」
◼️手札3→2
★
煌々たる犬神 スメラギ
スタードラゴンW
太陽神
サイズ1/攻6000/防1000/打撃1
◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れ、ライフ+3!
◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は《太陽神》を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。
◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。
「ソウルガード」/ソウル2
流「スメラギのコールコストで手札2枚をソウルに入れて、ライフ+3!」LP1→4
◼️手札2→0
スメラギ ソウル0→2
天音「ラクシャードの攻撃は続いてるよ!」
流「スメラギの能力!ライフ1払い、デッキから〈森の鹿神 やくぅつ〉を捨て、やくぅつの「神業」発動!」LP4→3
★
森の鹿神 やくぅつ
スタードラゴンW
太陽神
サイズ2/攻6000/防1000/打撃2
◼️【対抗】君の場の〈太陽神〉のモンスターが攻撃と効果の対象になった時、その対象をこのカードに変更する。
◼️『神業』
相手の場のカード全ての打撃力を1減らす。
流「ラクシャードの打撃力ー1!」
ラクシャード
打撃1→0
ラクシャード『っ⁉︎』
流「受けるダメージは………0だ!」LP3
ラクシャードの打撃力が0になった事で、攻撃は受けるが衝撃はこない。
天音「でも、打撃力は0でも、攻撃回数は残ってるよ。 ラクシャードでスメラギに攻撃!」
流「ソウルガード!」
ラクシャード
攻20000
スメラギ
防1000
スメラギ 撃破!
【ソウルガード】ソウル2→1
流「スメラギのソウルからドロップされた〈雷響竜 サンダーメトロ・ドラゴン〉の能力!」
雷響竜 サンダーメトロ・ドラゴン
スタードラゴンW
雷響竜
サイズ2/攻6000/防3000/打撃2
◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ1払う。
◼️【起動】手札のこのカードを場の〈雷響〉1枚のソウルに入れる。
◼️このカードが、君のカードのソウルからドロップに置かれた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、ライフ+2!
流「1チャージ、1ドロー、2ヒール!」LP3→5
◼️手札0→1/ゲージ2→3
天音「ラクシャードの4回目の攻撃、スメラギに攻撃!」
流「ソウルガード!」
スメラギ 撃破!
【ソウルガード】ソウル1→0
天音「ターンエンド」
◼️手札2/ゲージ0/LP2
グリム⦅大丈夫か?流⦆
流「ああ………、けどさすがにソウル10を相手に次の僕のターンにラクシャードを倒せるとは思えないな………」
グリム⦅ならばこのまま、天音を諦めるか?⦆
流「そんなわけないだろ!」
グリム⦅うむ。流よ、我はあの時に言ったな『強く生きろ』と、ならば今、我がいない間にどれだけ強くなったのか、見せる時ではないか? 諦めるな、前を見よ。お前ならばきっと天音を救える。⦆
流「グリム………うん。 僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札1→2/ゲージ3→4
スメラギ『ワォーーーーーーーーーーーーーン!!』
その時、流が引いたカードが光を放つ。それは太陽のように暖かく、強い光………、スメラギもそれに応えて遠吠えする。
流「いくぞ! ゲージ1払い、スメラギを新たな姿に!」
◼️手札2→1/ゲージ4→3
スメラギ『ワンッ!!』
流「人の願いよ、思いよ、祈りよ、信仰よ、大地に降り注ぐ光よ、煌々たる太陽の犬神に新たな光を! 〈太陽の大犬神 スメラギノミコト〉」
太陽の大犬神 スメラギノミコト
スタードラゴンW
太陽神
サイズ1/攻6000/防1000/打撃1
◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君の手札2枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+4!
◼️このカードは全てのフラッグで使え、このカードが場にいるなら《太陽神》以外のモンスターをコールできず、さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。
◼️【対抗】【起動】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をこのカードのソウルに入れて、そのカードの『神業』と『大神業』を発動する。この能力は1ターンに2回だけ使える。
【ソウルガード】
スメラギは少し大型になり、両の眉間から角のように毛が伸び、頭から背中に沿って
流「スメラギノミコトのコールコストで、手札を0枚ソウルに入れ、ライフ+4!」LP5→9
スメラギノミコトのコールコストは手札2枚"まで"ソウルに入れる事ができる。流には今、手札が1枚残っているが、2枚"まで"なので、手札を0枚入れる事もできる。
流「スメラギノミコトの起動能力発動! ライフ1払い、デッキから〈火炎の大猿神 えんてい〉をスメラギノミコトにソウルイン!そしてそのカードの「大神業」発動する!」LP9→8
スメラギノミコト ソウル0→1
火炎の大猿神 えんてい
スタードラゴンW
太陽神
サイズ3/攻7000/防4000/打撃2
◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉のカード全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!
◼️『大神業』(この能力は「スメラギ」の能力でのみ発動できる。)
次の2つから1つ選んで使える。
・相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!
・君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!
流「えんていの『大神業』発動! ラクシャードを破壊!そして天音にダメージ1!」
天音「ソウルガード」
ラクシャード 破壊!
【ソウルガード】ソウル10→9
ラクシャードを破壊した炎が天音に迫るが、その炎はバリアのような壁に阻まれる。
天音「ラクシャードがセンターにいる限り、私は効果ダメージを受けない。」
流「まだだ!スメラギノミコトの能力をもう一度発動! ライフ1払い、デッキから〈水流の大蛇神 くちなわ〉をソウルイン! 『大神業』発動!」LP8→7
スメラギノミコト ソウル1→2
水流の大蛇神 くちなわ
スタードラゴンW
太陽神
サイズ2/攻6000/防2000/打撃1
◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。
◼️『大神業』
次の2つから1つ選んで使える。
・次に君が受けるダメージを0に減らして、君のライフ+2!
・君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。
流「『大神業』の能力で、場の〈太陽神〉全てに【2回攻撃】を得る!」
スメラギノミコト
【2回攻撃】
グリム
【2回攻撃】
流「アタックフェイズ! グリムの能力でドロップから〈森の鹿神 やくぅつ〉〈煌ノ光:陽ノ出る時〉〈日輪ノ剣〉をデッキ下に戻す。これで太陽神全てはモンスターとファイターに同時攻撃できる。」
流「まずはヒビキでラクシャードに攻撃!」
天音「ソウルガード!」
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル9→8
流「スメラギノミコトで天音とラクシャードに攻撃!」
天音「ソウルガード!」
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル8→7
流「天音にも攻撃!打撃1!」
天音「うぅ!」LP2→1
流「スメラギノミコトで、天音とラクシャードに2回攻撃!」
天音「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」
◼️手札2→1
★
魔星侵攻:イロウシェン・シールド
魔星龍域
◼️相手のターンの攻撃中に使える。
◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!
天音「攻撃を無効化して、3ヒール」LP1→4
流「グリムで天音とラクシャードに攻撃だ!」
天音「ソウルガード!」
グリム
攻7000
グランジィラクシャード
防1000
ラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル7→6
流「打撃2!」
天音「ぐぅぅ!」LP4→2
流「決めるぞ、グリム!」
グリム⦅ああ!⦆
流「グリムでラクシャードと天音に2回攻撃!」
天音「ら、ラクシャードのソウルガード!」
グランジィラクシャード 撃破!
【ソウルガード】ソウル6→5
流「打撃2!」
グリムの攻撃を受ける瞬間、天音は涙を浮かべて流に感謝する。
天音「流君、ありがとう………」
流「天音………!」
天音「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0
ファイト終了後、ラクシャードは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれそうになるが、ラクシャードは必死に抵抗する。
ラクシャード『くっ………バカな、この私が、魔星龍域に吸い込まれるタマではない! 消えぬ、消えぬぞ! 私はまた再びあなた達の前に現れます! その時は必ず………!』
ラクシャードは魔星龍域の吸い込む力から自力で逃れ、何処かへ飛び去って行った。そして魔星龍域はそのまま消失した。
流は天音の身体を支えて立ち上がる。
流「大丈夫? 天音。」
天音「うん………あれ、流君? え、どうして………?」
流「どうしてって………え?」
天音「それにどこ?ここ………」
流「覚えてないのか?」
天音「う〜〜ん………私たしか、番組のミーティングが少し早く終わって、千歌ちゃんの家の旅館に向かってたんだけど………、いきなり現れたモンスターとファイトして、負けちゃって………それで………」
ヒビキ『天音………』
天音「ヒビキ………!」
流とヒビキは、天音に今に至るまでの事情を全て話した。
天音「そっか、色々迷惑かけちゃったんだね、私………」
ヒビキ『謝る事はない、天音は操られていた。悪いのはあのラクシャードとか言うモンスターだ。』
天音「でも、ヒーローワールドのみんなにも酷いことしたかも………」
流「それもラクシャードに操られていたからだ、天音の本意じゃないだろ?」
天音「そうだけど………!」
すると、街の収縮を済ませたガイナが流達の元に戻ってくる。
ガイナ『流君、ファイトは終わったようだね。』
流「あ、はい!」
ガイナ『ん? 彼女はさっきのモンスターのバディかい?』
流「はい。でも天音はあのモンスターに操られていただけなんです! 彼女の本意じゃない! それに、天音は今の事を覚えてないみたいなんだ。」
ガイナ『覚えていない、操られていた………か、だからと言って、ヒーローワールドの帝都に被害を与えた事実は消えない。』
ヒビキ『ガイナどの、この罪は天音の元のバディである私の責任でもあります。どんな罰も全て、あまんじて私が受けます。ですからどうか、天音にだけは寛大な処置を!』
ヒビキはガイナの前で土下座をして頼み込む。その様子に天音はとんでもない事をした罪悪感を感じる………
ガイナ『どんな罪も受ける。か………』
天音「あ、あの………私は………」
ガイナ『君、天音と言ったね?』
天音「は、はい。」
ガイナ『君は本当に何も覚えていないんだね?』
天音「はい………、ごめんなさい。」
天音の様子に、ガイナはたしかに何も覚えていないのだと理解する。
ガイナ『君は、本当に素晴らしいモンスターとバディを組んだな。良いだろう。今回の件は、ヒビキの謝罪に免じて罪を流そう。それに、何も覚えていない人間を咎める事も癪に合わないからね。』
天音/ヒビキ「あ、ありがとうございます!」
流「やったな天音!」
天音「うん!」
ヒビキ『寛大な処置、ありがとうございます!』
ガイナ『いい加減頭を上げてくれ。ヒビキ、君は少し私の事を誤解している。ヒーローとは、誰かを裁き、罪を咎める者ではない。ヒーローとは、弱きを助け強きを挫く、そして命を懸けて誰かを助ける者だ。』
ヒビキ『はい。』
ガイナ『天音、君はどうする? このまま人間界に帰るかい?』
天音「私は………、流君と一緒にいます。」
流「天音………?」
ヒビキ『そうだな、人間界に戻るより流やAqoursの皆と共にいた方が安全だ。』
ガイナ『分かった。しばらく休んでから、エンデュミアス殿のところへ戻ろう。』
今回も感想を是非‼︎
次回『千歌 vs 魔星龍の右腕、アルナとディルジット』