バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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なんでこのサブタイにしたんだろ………??


天に響く音に星は流れる

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ガイナと共にヒーローワールドの帝都へやって来た流、だがヒーローワールドの帝都はすでに敵の襲撃を受けていた。

 

そして、流の前に現れた敵は流のよく知る人物………響 天音だった。天音はラクシャードというモンスターのバディにされており、天音のバディのヒビキの思いと共に流は天音とヒーローワールドを守る為にファイトする!

 

ーーー

ーーー

 

◼️手札4/ゲージ2/LP2

 

レフト:雷響竜 スターシング・ドラゴン

ライト:無し

センター:雷響星 ヒビキ

装備:光導流星 グリム

 

ーーー

 

天音

◼️手札4/ゲージ3/LP7

 

レフト:無し

ライト:無し

センター:煉魔星竜 ラクシャード

 

 

ラクシャード ソウル5

◼️竜装機 エルガーカノン

(ラクシャード 攻7000→9000/打撃2→3)

◼️大竜装機 フォトンランサー

(ラクシャード 防5000→7000/【移動】)

◼️竜装機 ヴィーガー

(ソウルからドロップに置かれたら2チャージ)

◼️黒星装機 レンマ・エルガーカノン

(ラクシャード 攻9000→13000/打撃3→5)

◼️黒星装機 レンマ・キャバルリア

(ラクシャード 攻13000→16000/【貫通】)

 

ーーー

ーーー

 

流のメインフェイズ中………

 

 

ヒビキが流のデッキに入った事で、流のカードの何枚かは〈雷響〉属性のカードに入れ替わっている。今コールした雷響竜スターシングドラゴンは〈雷響〉のモンスターだ

 

 

流「場に〈雷響〉のカードが増えた事で、ヒビキの攻撃力+1000/防御力+1000だ!」

 

 

雷響星 ヒビキ

攻7000→8000/防6000→7000

 

 

ヒビキ『流殿、今こそ私の真の力を!!』

 

流「ああ、場に〈雷響〉のカードが2枚以上あるなら、雷響星 ヒビキ………〈響天歌〉!!

 

 

ヒビキの竜の鎧が雷を放ち、ヒビキの背中から雷の竜の翼が生える。

 

 

ヒビキ『響け!雷鳴の如き、竜の歌!!』

 

流「ヒビキは【3回攻撃】を得る!」

 

 

雷響星 ヒビキ

【3回攻撃】

 

 

流「いくぞ、こっからが反撃だ! アタックフェイズ! ヒビキをライトに移動!」

 

流「フェイズ開始時にグリムの能力、ドロップから〈炎の猿神 えんてい〉〈森の鹿神 やくぅつ〉〈日輪ノ剣〉をデッキ下に戻す! これでグリムは天音とラクシャードに同時攻撃できる。」

 

流「バトル! グリムでラクシャードと天音に攻撃! グリムは手札捨てた〈水の蛇神くちなわ〉の能力で打撃+1、【2回攻撃】を得ている!」

 

天音「ソウルガード」

 

 

グリム

攻7000

 

ラクシャード

防7000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4(竜装機 ヴィーガー)

 

 

流「打撃3!」

 

天音「きゃぁ! ソウルからドロップされたヴィーガーの能力で2チャージ!」LP7→4

◼️ゲージ3→5

 

流「グリムで、天音とラクシャードに2回攻撃!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3(竜装機 エルガーカノン)

攻16000→14000/打撃5→4

 

 

流「打撃3!!」

 

天音「うぅ!」LP4→1

 

流「ヒビキでラクシャードに攻撃!」

 

ヒビキ『天音は返してもらう!』

 

ラクシャード『私達にはまだ終わりはありません!』

 

天音「キャスト!〈ラクシャードの星命〉」

◼️手札4→3/ゲージ5→4

 

 

ラクシャードの星命

スタードラゴンW

回復

◼️君の場にカード名に「ラクシャード」を含むモンスターがいる。

◼️【使用コスト】ゲージ1払う。

◼️【対抗】君のライフ+2!さらに君の場にカード名に「ラクシャード」を含むモンスターがいるなら君のライフ+2!さらにそのモンスターのソウルが3枚以上ならライフ+3!「ラクシャードの星命」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

天音「私のライフ+2!さらに場にラクシャードがいればライフ+2!ソウル3枚以上なら、さらにライフ+3!」LP1→3→5→8

 

流「バトル続行だ!」

 

天音「ラクシャードのソウルガード!」

 

 

ヒビキ

攻8000

 

ラクシャード

防5000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2(大竜装機 フォトンランサー)

防7000→5000

 

 

流「スターシングドラゴンの能力で、ヒビキは【貫通】を得ている、打撃2!」

 

天音「うぁぁ!」LP8→6

 

流「ヒビキの2回攻撃、ラクシャードに攻撃だ!」

 

天音「ソウルガード」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1(黒星装機 レンマ・キャバルリア)

攻14000→11000

 

 

流「貫通! 2ダメージ!」

 

天音「あぁっ………!」LP6→4

 

流「ヒビキ、ラクシャードに3回目の攻撃だ!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0(黒星装機 レンマ・エルガーカノン)

攻11000→7000/打撃4→2

 

 

流「貫通! 2ダメージ!」

 

天音「きゃぁ!!」LP4→2

 

 

スターシングドラゴンの攻撃力は4000、ラクシャードにはギリギリ届かない………

 

 

流「仕留めきれなかったか………、ターンエンド!」

◼️手札4/ゲージ2/LP2

 

 

流のターン終了が宣言された時、天音は黄黒いオーラを放つ。

 

 

天音「流君のターン終了後………ゲージ2払っ………はらっ………っ! くうぅ………」

 

流「なんだ………?」

 

ラクシャード『天音?』

 

天音「い、いや………嫌ぁ! 私、こんな力、使いたくない………!」

 

流「………………」

 

 

天音は抗っている。「魔星龍域」のカードが放つ邪悪な力を使うまいと、必死に自分の中に入ってくる邪悪なオーラと戦い、そして抵抗しているのだ。

 

 

ヒビキ『天音! そうだ抗え! そんな邪悪な力など、お前の求める強さではないはずだ!』

 

流「そうだ、頑張れ天音!!」

 

天音「ヒビキ………、流君………!」

 

ラクシャード『ふふふ………、やはり完全に意識を乗っ取らなければ、魔星龍域を使うに至りませんか。 この方法は使いたくなかったのですが………』

 

 

するとラクシャードは黄黒いオーラを放ち、そのオーラを天音に纏わせる。すると魔星龍域に抵抗する天音の動きが大人しくなる。

 

 

流「天音! お前、天音に何をした!」

 

ラクシャード『大した事はしていません。私の力の一部を天音に与えただけです。これで天音は私の望むファイトをしてくれるでしょう。』

 

ヒビキ『お前の望むファイトだと………、つまりお前は、天音の意識を乗っ取ったということか⁉︎』

 

ラクシャード『そうですね。分かりやすく言うとそういう事です。さあ天音、ファイトを続けましょう。』

 

天音「流君のターン終了後、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札3→2/ゲージ4→2

 

天音「魔星龍の命の下に………侵蝕せよ、我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

天音「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

流「天音が、魔星龍域を………」

 

ヒビキ『なんだあのフラッグは………? 私と天音がファイトした時は、あんなフラッグなど使ってなかったぞ!』

 

ラクシャード『当たり前です。ヒビキ、あなた程度のモンスターを相手に魔星龍域など使うまでもない。』

 

 

天音「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札2→3/ゲージ2→3

 

天音「魔星龍域の能力で、手札3枚全て捨てて、魔星ゾーンから3枚を手札に加える。」

◼️手札3→0→3

 

天音「ゲージ3払い、ラクシャードを破壊して〈魔星龍の使徒 グランジィ・ラクシャード〉をセンターにコール!」

◼️手札3→2/ゲージ3→0

 

 

魔星龍の使徒 グランジィ・ラクシャード

魔星龍域

魔星龍

サイズ7/攻20000/防1000/打撃1

『グランズァ』

◼️【コールコスト】ゲージ3払う。

◼️このカードはセンターにしかコールできず、このカードがセンターにいる時、君は効果でダメージを受けない。

◼️このカードが攻撃と効果で相手に与えるダメージは減らない。

◼️【起動】このカードにソウルが無い時、君のデッキの上からカードを10枚このカードのソウルに入れる。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️このカードのソウルが1枚以下の時、このカードの防御力+9000、打撃力+1!!

【4回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク5】

 

 

天音「ラクシャードの起動、ソウルが無い時、デッキトップから10枚をラクシャードにソウルイン!」

 

 

ラクシャード ソウル0→10

 

 

流「ソウル10だって⁉︎」

 

天音「アタックフェイズ。」

 

流「ヒビキの移動はしない!」

 

天音「グランジィラクシャードで流君に攻撃!打撃1!」

 

 

グランジィラクシャード

攻20000

 

グリム

防5000

 

 

流「くぅ!」LP2→1

 

天音「グランジィラクシャードの2回攻撃!」

 

流「キャスト!〈煌ノ光:陽ノ出(ひのいず)る時〉」

◼️手札4→3

 

 

煌ノ光:陽ノ出(ひのいず)る時

スタードラゴンW

太陽神/召喚

◼️【対抗】君のデッキか手札かドロップから、カード名に「スメラギ」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールする。デッキを見たらシャッフルする。「煌ノ光:陽ノ出る時」は、1ターンに1回だけ使える。

 

FT『どんな時でも、太陽に届けたい願いがある。』

 

 

流「僕のデッキから、レフトにバディコール! 大地に注ぐ日輪の煌めきよ、人々の祈り、願いより顕現せよ!〈煌々たる犬神 スメラギ〉」

◼️手札3→2

 

 

煌々たる犬神 スメラギ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】君の手札2枚をこのカードのソウルに入れ、ライフ+3!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、バディなら君は《太陽神》を使えるかわりに〈太陽神〉以外のモンスターをコールできない。さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をドロップに置く。置いたら、そのカードの『神業』を発動する。この能力は1ターンに1回だけ使える。

「ソウルガード」/ソウル2

 

 

流「スメラギのコールコストで手札2枚をソウルに入れて、ライフ+3!」LP1→4

◼️手札2→0

 

 

スメラギ ソウル0→2

 

 

天音「ラクシャードの攻撃は続いてるよ!」

 

流「スメラギの能力!ライフ1払い、デッキから〈森の鹿神 やくぅつ〉を捨て、やくぅつの「神業」発動!」LP4→3

 

 

森の鹿神 やくぅつ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防1000/打撃2

◼️【対抗】君の場の〈太陽神〉のモンスターが攻撃と効果の対象になった時、その対象をこのカードに変更する。

◼️『神業』

相手の場のカード全ての打撃力を1減らす。

 

 

流「ラクシャードの打撃力ー1!」

 

 

ラクシャード

打撃1→0

 

 

ラクシャード『っ⁉︎』

 

流「受けるダメージは………0だ!」LP3

 

 

ラクシャードの打撃力が0になった事で、攻撃は受けるが衝撃はこない。

 

 

天音「でも、打撃力は0でも、攻撃回数は残ってるよ。 ラクシャードでスメラギに攻撃!」

 

流「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード

攻20000

 

スメラギ

防1000

 

スメラギ 撃破!

【ソウルガード】ソウル2→1

 

 

流「スメラギのソウルからドロップされた〈雷響竜 サンダーメトロ・ドラゴン〉の能力!」

 

 

雷響竜 サンダーメトロ・ドラゴン

スタードラゴンW

雷響竜

サイズ2/攻6000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君のデッキの上から2枚をソウルに入れて、ゲージ1払う。

◼️【起動】手札のこのカードを場の〈雷響〉1枚のソウルに入れる。

◼️このカードが、君のカードのソウルからドロップに置かれた時、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置いて、カードを1枚引いて、ライフ+2!

 

 

流「1チャージ、1ドロー、2ヒール!」LP3→5

◼️手札0→1/ゲージ2→3

 

天音「ラクシャードの4回目の攻撃、スメラギに攻撃!」

 

流「ソウルガード!」

 

 

スメラギ 撃破!

【ソウルガード】ソウル1→0

 

 

天音「ターンエンド」

◼️手札2/ゲージ0/LP2

 

 

グリム⦅大丈夫か?流⦆

 

流「ああ………、けどさすがにソウル10を相手に次の僕のターンにラクシャードを倒せるとは思えないな………」

 

グリム⦅ならばこのまま、天音を諦めるか?⦆

 

流「そんなわけないだろ!」

 

グリム⦅うむ。流よ、我はあの時に言ったな『強く生きろ』と、ならば今、我がいない間にどれだけ強くなったのか、見せる時ではないか? 諦めるな、前を見よ。お前ならばきっと天音を救える。⦆

 

流「グリム………うん。 僕のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札1→2/ゲージ3→4

 

スメラギ『ワォーーーーーーーーーーーーーン!!』

 

 

その時、流が引いたカードが光を放つ。それは太陽のように暖かく、強い光………、スメラギもそれに応えて遠吠えする。

 

 

流「いくぞ! ゲージ1払い、スメラギを新たな姿に!」

◼️手札2→1/ゲージ4→3

 

スメラギ『ワンッ!!』

 

流「人の願いよ、思いよ、祈りよ、信仰よ、大地に降り注ぐ光よ、煌々たる太陽の犬神に新たな光を! 〈太陽の大犬神 スメラギノミコト〉」

 

 

太陽の大犬神 スメラギノミコト

スタードラゴンW

太陽神

サイズ1/攻6000/防1000/打撃1

◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君の手札2枚までをこのカードのソウルに入れて、君のライフ+4!

◼️このカードは全てのフラッグで使え、このカードが場にいるなら《太陽神》以外のモンスターをコールできず、さらに同じ名前のモンスターは場に1枚までしかコールできない。

◼️【対抗】【起動】ライフ1払い、君のデッキから〈太陽神〉1枚をこのカードのソウルに入れて、そのカードの『神業』と『大神業』を発動する。この能力は1ターンに2回だけ使える。

【ソウルガード】

 

 

スメラギは少し大型になり、両の眉間から角のように毛が伸び、頭から背中に沿って(たてがみ)が伸び、4本の脚には勾玉のような巻き毛が浮いていて燃えるように揺らめき、尾も2本になる。そして、背中に「煌」と書かれた法被(はっぴ)のようなモノを着て、腰に剣を2本さし、八の字結びの赤いしめ縄を締めている。

 

 

流「スメラギノミコトのコールコストで、手札を0枚ソウルに入れ、ライフ+4!」LP5→9

 

 

スメラギノミコトのコールコストは手札2枚"まで"ソウルに入れる事ができる。流には今、手札が1枚残っているが、2枚"まで"なので、手札を0枚入れる事もできる。

 

 

流「スメラギノミコトの起動能力発動! ライフ1払い、デッキから〈火炎の大猿神 えんてい〉をスメラギノミコトにソウルイン!そしてそのカードの「大神業」発動する!」LP9→8

 

 

スメラギノミコト ソウル0→1

 

 

火炎の大猿神 えんてい

スタードラゴンW

太陽神

サイズ3/攻7000/防4000/打撃2

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉のカード全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

◼️『大神業』(この能力は「スメラギ」の能力でのみ発動できる。)

次の2つから1つ選んで使える。

・相手の場のモンスター1枚を破壊して、相手にダメージ1!

・君の場の〈太陽神〉全ての攻撃力+6000して、打撃力+1!

 

 

流「えんていの『大神業』発動! ラクシャードを破壊!そして天音にダメージ1!」

 

天音「ソウルガード」

 

 

ラクシャード 破壊!

【ソウルガード】ソウル10→9

 

 

ラクシャードを破壊した炎が天音に迫るが、その炎はバリアのような壁に阻まれる。

 

 

天音「ラクシャードがセンターにいる限り、私は効果ダメージを受けない。」

 

流「まだだ!スメラギノミコトの能力をもう一度発動! ライフ1払い、デッキから〈水流の大蛇神 くちなわ〉をソウルイン! 『大神業』発動!」LP8→7

 

 

スメラギノミコト ソウル1→2

 

 

水流の大蛇神 くちなわ

スタードラゴンW

太陽神

サイズ2/攻6000/防2000/打撃1

◼️【起動】君の手札にあるこのカードを捨ててよい。捨てたら、君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

◼️『大神業』

次の2つから1つ選んで使える。

・次に君が受けるダメージを0に減らして、君のライフ+2!

・君の場の〈太陽神〉全ては【2回攻撃】を得る。

 

 

流「『大神業』の能力で、場の〈太陽神〉全てに【2回攻撃】を得る!」

 

 

スメラギノミコト

【2回攻撃】

 

グリム

【2回攻撃】

 

 

流「アタックフェイズ! グリムの能力でドロップから〈森の鹿神 やくぅつ〉〈煌ノ光:陽ノ出る時〉〈日輪ノ剣〉をデッキ下に戻す。これで太陽神全てはモンスターとファイターに同時攻撃できる。」

 

流「まずはヒビキでラクシャードに攻撃!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル9→8

 

 

流「スメラギノミコトで天音とラクシャードに攻撃!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル8→7

 

 

流「天音にも攻撃!打撃1!」

 

天音「うぅ!」LP2→1

 

流「スメラギノミコトで、天音とラクシャードに2回攻撃!」

 

天音「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・シールド〉」

◼️手札2→1

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・シールド

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】その攻撃を無効化して、君のライフ+3!

 

 

天音「攻撃を無効化して、3ヒール」LP1→4

 

流「グリムで天音とラクシャードに攻撃だ!」

 

天音「ソウルガード!」

 

 

グリム

攻7000

 

グランジィラクシャード

防1000

 

ラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル7→6

 

 

流「打撃2!」

 

天音「ぐぅぅ!」LP4→2

 

流「決めるぞ、グリム!」

 

グリム⦅ああ!⦆

 

流「グリムでラクシャードと天音に2回攻撃!」

 

天音「ら、ラクシャードのソウルガード!」

 

 

グランジィラクシャード 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

流「打撃2!」

 

 

グリムの攻撃を受ける瞬間、天音は涙を浮かべて流に感謝する。

 

 

天音「流君、ありがとう………」

 

流「天音………!」

 

天音「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」LP2→0

 

 

 

 

ファイト終了後、ラクシャードは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれそうになるが、ラクシャードは必死に抵抗する。

 

 

ラクシャード『くっ………バカな、この私が、魔星龍域に吸い込まれるタマではない! 消えぬ、消えぬぞ! 私はまた再びあなた達の前に現れます! その時は必ず………!』

 

 

ラクシャードは魔星龍域の吸い込む力から自力で逃れ、何処かへ飛び去って行った。そして魔星龍域はそのまま消失した。

 

 

流は天音の身体を支えて立ち上がる。

 

 

流「大丈夫? 天音。」

 

天音「うん………あれ、流君? え、どうして………?」

 

流「どうしてって………え?」

 

天音「それにどこ?ここ………」

 

流「覚えてないのか?」

 

天音「う〜〜ん………私たしか、番組のミーティングが少し早く終わって、千歌ちゃんの家の旅館に向かってたんだけど………、いきなり現れたモンスターとファイトして、負けちゃって………それで………」

 

ヒビキ『天音………』

 

天音「ヒビキ………!」

 

 

流とヒビキは、天音に今に至るまでの事情を全て話した。

 

 

天音「そっか、色々迷惑かけちゃったんだね、私………」

 

ヒビキ『謝る事はない、天音は操られていた。悪いのはあのラクシャードとか言うモンスターだ。』

 

天音「でも、ヒーローワールドのみんなにも酷いことしたかも………」

 

流「それもラクシャードに操られていたからだ、天音の本意じゃないだろ?」

 

天音「そうだけど………!」

 

 

すると、街の収縮を済ませたガイナが流達の元に戻ってくる。

 

 

ガイナ『流君、ファイトは終わったようだね。』

 

流「あ、はい!」

 

ガイナ『ん? 彼女はさっきのモンスターのバディかい?』

 

流「はい。でも天音はあのモンスターに操られていただけなんです! 彼女の本意じゃない! それに、天音は今の事を覚えてないみたいなんだ。」

 

ガイナ『覚えていない、操られていた………か、だからと言って、ヒーローワールドの帝都に被害を与えた事実は消えない。』

 

ヒビキ『ガイナどの、この罪は天音の元のバディである私の責任でもあります。どんな罰も全て、あまんじて私が受けます。ですからどうか、天音にだけは寛大な処置を!』

 

 

ヒビキはガイナの前で土下座をして頼み込む。その様子に天音はとんでもない事をした罪悪感を感じる………

 

 

ガイナ『どんな罪も受ける。か………』

 

天音「あ、あの………私は………」

 

ガイナ『君、天音と言ったね?』

 

天音「は、はい。」

 

ガイナ『君は本当に何も覚えていないんだね?』

 

天音「はい………、ごめんなさい。」

 

 

天音の様子に、ガイナはたしかに何も覚えていないのだと理解する。

 

 

ガイナ『君は、本当に素晴らしいモンスターとバディを組んだな。良いだろう。今回の件は、ヒビキの謝罪に免じて罪を流そう。それに、何も覚えていない人間を咎める事も癪に合わないからね。』

 

 

天音/ヒビキ「あ、ありがとうございます!」

 

流「やったな天音!」

 

天音「うん!」

 

ヒビキ『寛大な処置、ありがとうございます!』

 

ガイナ『いい加減頭を上げてくれ。ヒビキ、君は少し私の事を誤解している。ヒーローとは、誰かを裁き、罪を咎める者ではない。ヒーローとは、弱きを助け強きを挫く、そして命を懸けて誰かを助ける者だ。』

 

ヒビキ『はい。』

 

ガイナ『天音、君はどうする? このまま人間界に帰るかい?』

 

天音「私は………、流君と一緒にいます。」

 

流「天音………?」

 

ヒビキ『そうだな、人間界に戻るより流やAqoursの皆と共にいた方が安全だ。』

 

ガイナ『分かった。しばらく休んでから、エンデュミアス殿のところへ戻ろう。』

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『千歌 vs 魔星龍の右腕、アルナとディルジット』

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