バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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曜とダルガード

前回の『バディファイトLoveLive!サンシャイン‼︎』

 

 

ついに、全てのワールドを巻き込むAqoursと魔星軍とのファイトが始まった。

 

マジックワールドでは花丸が、ダンジョンワールドではルビィが、デンジャーワールドでは善子が、カタナワールドではダイヤが、レジェンドワールドでは鞠莉が、エンシェントワールドでは果南が、魔星軍のメンバーとファイトし、見事に勝利した。

 

だが、敗北した魔星軍のファイター達は、さっきまでファイトしていた事と、一緒にいたバディモンスターの記憶が消えてしまっていた。

 

ーーー

ーーー

 

ダークネスドラゴンワールド

 

 

曜はダークネスドラゴンワールドで、魔星軍の1人「岸岡」と、バディの「スレンジア」と対峙していた。

 

 

曜「これ以上、ダークネスドラゴンワールドでは暴れさせないよ!」

 

岸岡「これ以上は………ね。ですが、あなたに私が止められますかね?」

 

曜「止めてみせるよ。ダークネスドラゴンワールドは、私が使うワールドでもあるからね。」

 

岸岡「そうですか、スレンジア。」

 

スレンジア『ああ、我々を止められるものなら止めてみよ。負ければお前達も魔星化されるものと知れ。』

 

ダルガード『渡辺 曜、勝てる自信はあるか?』

 

曜「うん、当然! 私は絶対負けない!」

 

ダルガード『そうか、ならば俺をデッキに入れろ。力ぐらいは貸してやる。』

 

曜「うん、ありがとう。ダルガードさん!」

 

 

 

曜「紫紺の煌めきよ、悔しさと哀しみを漆黒の輝きへと導け!輝きのルミナイズ!〈シャイニングレイ・ダークネス〉」

 

岸岡「砕けぬ黒の鎧、砕けぬ黒の意思! ルミナイズ〈黒鎧の英士〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

曜「ダークネスドラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

岸岡「ヒーローワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

曜「まずは〈デスゲージ・タイマー〉と〈黒印火山〉を【設置】!」

◼️手札7→6→5

 

 

デスゲージ・タイマー ソウル5

 

 

曜の背後に巨大な竜の手に握られた黒い時計が現れ、さらに巨大な火山も現れた。

 

 

曜「ゲージ2払いライトに〈黒竜帝 ダルガード〉をコール!」

◼️手札5→4/ゲージ3→1

 

 

黒竜帝 ダルガード

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻8000/防6000/打撃2

◼️【コールコスト】ゲージ2払う。

◼️このカードが攻撃した時、相手のデッキの上から2枚をドロップして、相手のモンスターを破壊したら相手にダメージ2!!

◼️君のターン終了時、このターン中に相手のデッキが4枚以上ドロップに置かれているなら、君のデッキの上から4枚をこのカードのソウルに入れる。

【2回攻撃】【移動】【ソウルガード】

 

 

曜「キャスト〈ブラック・ドレイン〉相手のデッキトップから3枚破棄する。そして1チャージ!」

◼️ゲージ1→2

 

岸岡「デッキが………」

◼️破棄合計 0→3

 

曜「アタックフェイズ! デスゲージタイマーの能力で、1チャージ!」

◼️ゲージ2→3

 

 

デスゲージタイマー ソウル5→4

 

 

曜「ダルガードさんでファイターに攻撃!攻撃時に相手のデッキ2枚を破棄!打撃2」

 

岸岡「う………」LP10→8

◼️破棄合計 3→5

 

曜「ターンエンド! この時、ダルガードさんの能力! このターン中に相手のデッキを4枚以上破棄していたなら、デッキトップから4枚をダルガードさんのソウルに入れる!」

◼️手札4/ゲージ3/LP10

 

 

このターン、曜はブラックドレインで3枚、ダルガードの能力で2枚、相手のデッキを合計5枚破棄した。ダルガードの能力の条件はクリアしている。

 

 

ダルガード ソウル0→4

 

 

岸岡「私のターンです。ドロー、チャージ&ドロー」

◼️手札6→7/ゲージ2→3

 

岸岡「では、ゲージ3払いバディ【変身】! 〈黒英士 スレンジア〉」LP8→9

◼️手札7→6/ゲージ3→1

 

 

黒英士 スレンジア

ヒーローW

ダークヒーロー

サイズ3/攻6000/防6000/打撃2

◼️このカードはコールできない。

◼️君のアタックフェイズ開始時、君の場に他の〈ダークヒーロー〉がいないなら、このカードの攻撃力+3000、打撃力+1!

◼️相手のアタックフェイズ開始時、君の場に他の〈ダークヒーロー〉がいないなら、このカードの防御力+3000!君のライフ+1!

【2回攻撃】【貫通】【変身】(ゲージ3払う。)

 

 

岸岡「レフトに〈アイロンマン〉をコール、登場時に1チャージ」

◼️手札6→5/ゲージ1→2

 

 

アイロンマン

サイズ1/攻4000/防4000/打撃1

 

 

岸岡「ライトに〈CP ヒロイックブレーダー〉をコール」

◼️手札5→4

 

 

CP ヒロイックブレーダー

サイズ1/攻3000/防2000/打撃2

 

 

岸岡「アタックフェイズです。このフェイズ開始時、スレンジアの能力で、攻撃力+3000/打撃+1します。」

 

 

スレンジア

攻6000→9000/打撃2→3

 

 

曜「ダルガードさんをセンターに【移動】! さらにデスゲージタイマーの能力で1チャージ!」

◼️ゲージ3→4

 

 

デスゲージタイマー ソウル4→3

 

 

岸岡「スレンジアでダルガードに攻撃です!」

 

曜「ソウルガード!」

 

 

岸岡が変身しているスレンジアの右手からオーラが噴き出し巨大な爪を模した形になる。そしてそのオーラの爪でダルガードを切り裂く!

 

 

スレンジア

攻9000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル4→3

 

 

岸岡「貫通!打撃3!」

 

曜「うぅぁぁ!」LP10→7

 

岸岡「アイロンマンとヒロイックブレーダーで連携攻撃!」

 

曜「ソウルガード!」

 

 

アイロンマン+ヒロイックブレーダー

連携 攻7000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル3→2

 

 

岸岡「ターンエンドです。」

◼️手札4/ゲージ2/LP9

 

曜「ここで、黒印火山の能力!相手のターン終了時、私の場に〈黒竜〉のモンスターがいれば、1チャージ、1ドロー!ライフ+1!」LP7→8

◼️手札5→6/ゲージ4→5

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ5→6

 

曜「メインは何もしない。 アタックフェイズ! デスゲージタイマーのソウルをゲージに1チャージ!」

◼️ゲージ6→7

 

 

デスゲージタイマー ソウル3→2

 

 

岸岡「相手のアタックフェイズ開始時、スレンジアの能力、私の場に他の〈ダークヒーロー〉がいないなら、防御力+3000、私のライフ+1します。」LP9→10

 

 

スレンジア

他6000→9000

 

 

ダルガード『あの野郎、俺の攻撃力を超えやがった………!』

 

曜「なら、アイロンマンに攻撃! 相手のデッキを2枚破棄!」

 

岸岡「………っ!」

◼️破棄合計 5→7

 

 

ダルガード

攻8000

 

アイロンマン

防4000

 

アイロンマン 撃破!

 

 

曜「ダルガードさんの更なる能力、相手のモンスター破壊時にダメージ2!」

 

岸岡「くぅ!」LP10→8

 

曜「ダルガードさんの2回攻撃! ヒロイックブレーダーを攻撃! デッキを2枚破棄!」

 

岸岡「またですか………」

◼️破棄合計 7→9

 

 

ダルガード

攻8000

 

ヒロイックブレーダー

防2000

 

ヒロイックブレーダー 撃破!

 

 

曜「モンスター破壊時にダメージ2!」

 

岸岡「うぅ!」LP8→6

 

曜「ターンエンド! そしてダルガードさんの能力、このターン中にデッキを4枚以上破棄している事で、ソウル+4!」

◼️手札7/ゲージ7/LP7

 

 

ダルガード ソウル2→6

 

 

岸岡「相手のターン終了時、ゲージ2払い………"魔星侵蝕"」

◼️手札4→3/ゲージ2→0

 

岸岡「魔星龍様の命の下、侵蝕せよ我が世界!」

 

 

イロウシェンTHEフラッグ

 

 

岸岡「魔星龍域」

 

 

魔星龍域

フラッグ

◼️「魔星龍域」は最初のフラッグに選べず、全てのフラッグでデッキに入れて使える。

◼️君は「魔星ゾーン」のカードを使える。そしてこのカードの下にあるフラッグの能力を得る。

◼️"魔星侵蝕"相手のターン終了時、ゲージ2払ってよい、払ったら、手札のこのカードを君のフラッグの上に重ねる。"魔星侵食"はファイト中1回だけ使える。

◼️君のメインフェイズ開始時、君の手札を好きなだけ捨ててよい。捨てたら、その枚数分、魔星ゾーンからカードを手札に加える。この能力は1ターンに1回だけ使える。

◼️君の場のカード全ては属性に〈魔星龍〉を得て、君はサイズの合計8までのモンスターを置ける。

 

 

曜「出たね………魔星龍域!」

 

ダルガード『いけ好かねーな、こいつぁ………』

 

 

岸岡「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札3→4/ゲージ0→1

 

岸岡「魔星龍域の能力で手札を3枚破棄、そして魔星ゾーンから3枚を手札に加えます。」

◼️手札4→1→4

 

岸岡「キャスト〈ハイパーエナジー〉ゲージ+4です。」

◼️手札4→3/ゲージ1→5

 

岸岡「そして、ゲージ3払い【変身】!〈魔星龍の使徒 グランゼブル・スレンジア〉」

◼️手札3→2/ゲージ5→2

 

 

魔星龍の使徒 グランゼブル・スレンジア

魔星龍域

魔星龍/ダークヒーロー

サイズ7/攻10000/防6000/打撃2

『グランズァ』

◼️このカードはコールできない。

◼️【変身】しているこのカードが、攻撃した時、相手のモンスター1枚と、相手に同時に攻撃できる。(相手にも同時に攻撃するので、相手のセンターにモンスターが居ても相手を攻撃できるぞ!)

◼️このカードのバトル後、君の場にモンスターがいないなら、このカードの攻撃力+6000、防御力+6000、【3回攻撃】を得る。

【変身】(ゲージ3払う。)

 

 

スレンジアの体が、黒い鎧の戦士の姿から黒いオーラを纏う人竜に変貌し、身体も一回り大きくなる。

 

 

スレンジア『ふははは………!変身した状態で魔星化した事で、私自らが魔星龍となった! 今の私はもはや人間を超えた存在、私はもう岸岡ではない、私自身がスレンジアとなったのだ!!』

 

曜「そんな………」

 

ダルガード『あいつ、イかれてやがる………!』

 

 

魔星化の影響を自身で受けた事で、クールで紳士的な話し方だった岸岡は、人が変わったようになる。

 

 

スレンジア『イかれている? そう、私はイかれているんだ。私こそが魔星龍の力を持つ唯一の人間となれた!私はイかれているんだ!!』

 

 

こんな様子の岸岡に、曜は身震いを感じる。

 

 

スレンジア『アタックフェイズ! グランゼブルスレンジアで、ダルガードに攻撃です!』

 

曜「デスゲージタイマーの能力で1チャージ! ダルガードさんのソウルガード!」

◼️ゲージ7→8

 

デスゲージタイマー ソウル2→1

 

 

グランゼブルスレンジア

攻10000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル6→5

 

 

スレンジア『同時に相手ファイターにも攻撃できる!打撃2です!』

 

曜「うぁぁ!」LP7→5

 

スレンジア『私のバトル後、能力発動! 場にモンスターがいない時、スレンジアの攻撃力と防御力を+6000する!』

 

曜「バトルの後にパワーアップした?」

 

スレンジア『それだけじゃありません。さらに【3回攻撃】を得ます!』

 

 

グランゼブルスレンジア

攻10000→16000/防6000→12000

【3回攻撃】

 

 

曜「って事は、さらに2回攻撃が来る!」

 

スレンジア『そういう事です! グランゼブルスレンジアでダルガードに2回目の攻撃!』

 

曜「ソウルガード!」

 

 

グランゼブルスレンジア

攻16000

 

ダルガード

防6000

 

ダルガード 撃破!

【ソウルガード】ソウル5→4

 

 

スレンジア『あなたにも攻撃ぃ!打撃2!』

 

曜「うわぁ!」LP5→3

 

スレンジア『ファイターとダルガードに3回目の攻撃だ!』

 

 

スレンジアが攻撃した時、曜の身体が白紫に光る!

 

 

曜「私のライフ4以下で、ドロップにアビゲールがいるなら………、〈ドラゴンフォース"悲悔の型"〉解放‼︎」

◼️手札7→6/ゲージ8→6

 

 

ドラゴンフォース"悲悔の型"

黒竜/悲哀/後悔

攻8000/打撃2

〈解放条件‼︎〉〔君のライフが4以下で、君の場かドロップにカード名に「アビゲール」を含むモンスターがいる。〕

◼️【装備コスト】ゲージ2払う。

◼️このカードは、相手の効果で破壊されず、手札に戻せず、能力は無効化されない。

◼️【対抗】手札のこのカードを【装備コスト】を払って装備できる。装備したターン中、君の場のモンスターは破壊されず、君はダメージを受けない。

◼️お互いのアタックフェイズ開始時、君のドロップから、カード名に「アビゲール」を含む必殺モンスター以外のモンスター1枚までを【コールコスト】を払わずコールできる。さらに相手のデッキを3枚ドロップに置いて、君のライフ+3して、カードを1枚引く。

【2回攻撃】【貫通】

 

 

曜「ドラゴンフォースを解放したターン中、私はいかなるダメージを受けず、場のカードは破壊されない!」

 

 

ダルガードは、ドラゴンフォースのオーラに守られ、スレンジアの攻撃を弾く。

 

 

スレンジア『ターンエンドです………!』

◼️手札2/ゲージ2/LP6

 

 

曜「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」

◼️手札6→7/ゲージ6→7

 

ダルガード『曜、お前のドラゴンフォースの力を、もう一度見せてみろ。』

 

曜「うん! メインは何も無し、アタックフェイズ!デスゲージタイマーのソウルをチャージ!」

◼️ゲージ7→8

 

 

デスゲージタイマー ソウル1→0

 

 

曜「さらにドラゴンフォースの能力!ドロップからのコールはしない! けど、相手のデッキを3枚破棄して、私のライフ+3、1ドロー!」LP3→6

◼️手札7→8

 

スレンジア『くぅ………』

◼️破棄合計 9→12

 

曜「ダルガードさんでグランゼブルスレンジアに攻撃! デッキを2枚破棄!」

 

スレンジア「………」

◼️破棄合計 12→14

 

 

ダルガード

攻8000

 

グランゼブルスレンジア

防6000

 

 

曜「打撃2!」

 

スレンジア『ぐう!』LP6→4

 

スレンジア『スレンジアのバトル後、スレンジアの防御力+6000する!』

 

 

グランゼブルスレンジア

防6000→12000

 

 

曜「ダルガードさんとドラゴンフォースで連携攻撃! ダルガードさんの能力で2枚破棄!」

 

スレンジア「キャスト!〈魔星侵攻:イロウシェン・バリア〉」

◼️手札2→1/破棄合計 14→16

 

 

魔星侵攻:イロウシェン・バリア

魔星龍域

◼️相手のターンの攻撃中に使える。

◼️【対抗】次に受けるダメージを0に減らして、君のライフ+3!

 

 

ドラゴンフォース+ダルガード

連携 攻 16000

 

グランゼブルスレンジア

防 12000

 

 

曜「連携打撃4!」

 

スレンジア『イロウシェンバリアの能力で、ダメージを0に減らす。そしてライフ+3!』LP4→7

 

曜「ドラゴンフォースの攻撃力8000だけじゃ、スレンジアの防御力12000には届かない………けど、キャスト〈ドラゴンフォース・D・サモン〉」

◼️手札8→7

 

 

ドラゴンフォース・D(ダーク)・サモン

ダークネスドラゴンW

黒竜

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備している。

◼️【使用コスト】君の場の〈黒竜〉1枚を破壊する。

◼️【対抗】君のドロップからカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚を【コールコスト】を払ってコールしする。「ドラゴンフォース・D・サモン」は1ターンに1回だけ使える。

 

 

曜「場のデスゲージタイマーを破壊!」

 

 

ソウルの無いデスゲージタイマーは、このターン終了時に、曜と相手のゲージを全てドロップに置く能力を持っている。自分のゲージを失いたくない曜は、わざとデスゲージタイマーを破壊する事で、デスゲージタイマーのデメリットの要素を取り除いたのだ。

 

 

ダルガード『ファイトに勝つ為だ、俺をコストに使え!』

 

曜「うん!そしてドロップからダルガードさんに重ねてコール!〈紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース〉」

◼️ゲージ8→6

 

 

紫炎雷の黒死王 アビゲール・アグニース

ダークネスドラゴンW

黒竜

サイズ3/攻7000/防3000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場の〈黒竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。

◼️君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター全てのサイズを1減らす。

◼️"黒霊突"このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君が〈黒竜〉のアイテムを装備していれば、相手のデッキの上から2枚をドロップに置いて、君のライフ+2して、相手にダメージ2!

【2回攻撃】【ソウルガード】

 

 

曜「ドラゴンフォースとアビゲールアグニースで連携攻撃!」

 

 

ドラゴンフォース+アビゲールアグニース

連携攻 15000

 

グランゼブルスレンジア

防12000

 

 

曜「連携打撃4!」

 

スレンジア『ぐぁぁ!!』LP7→3

 

 

アビゲールの2回攻撃で続けて攻撃したいところだが、アビゲール単体の攻撃力ではグランゼブルスレンジアの防御力には届かず、ダメージは通らない。

 

 

曜「ここで決めるよ、アビゲール!」

 

アビゲール『おう!』

 

曜「ファナルフェイズ‼︎ ゲージ3払い、アビゲールを必殺モンスターに!! 〈アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"〉」

◼️手札7→6/ゲージ6→3

 

 

アビゲール"バニシング・グラビティ・デスホール‼︎"

黒竜

サイズ3/攻10000/僕8000/打撃3

◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アビゲール」を含むモンスター1枚以上、全て破壊して、ゲージ3払う。

◼️相手のドロップにカードが6枚以上あるなら、このカードの打撃力+3!さらに、12枚以上あるなら、このカード1枚の攻撃は無効化されない。さらに君のライフ3払ってよい。払ったら、このカードのダメージは減らせず、このカードは相手の効果でレストされず、打撃力は減らない。

 

 

曜「相手のドロップにカードが6枚以上あるなら打撃力+3/12枚以上あるなら攻撃は無効化されず、ライフ3払えば攻撃を無効化されず、ダメージは減らせず、効果でレストされない!」LP6→3

 

 

必殺モンスター

打撃3→6

 

 

曜「必殺モンスターで、ダメージを減らせず、無効化できない攻撃!」

 

曜/アビゲール『バニシング・グラビティ・デスホール‼︎』

 

 

アビゲールの下半身の球体がグランゼブルスレンジアを吸い込み、アビゲールはそのまま翼を閉じる。と、3つの球体がちょうど1つに重なり、重力波の乱気流がスレンジアを押し潰して押さえ込み、黒い爆発を起こす!!

 

 

スレンジア(岸岡)『ぐぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』LP3→0

 

 

 

 

 

 

ファイトが終了した時、岸岡の敗北によりバディのスレンジアは「魔星龍域」のフラッグに吸い込まれそうになる。だが、岸岡はスレンジアに変身している為、岸岡もろとも「魔星龍域」に吸い込まれそうになる。

 

 

スレンジア『うわぁぁ!嫌だーー! 私は、行きたくない………!魔星龍様………!』

 

曜「⁉︎ た、助けなきゃ!アビゲール!」

 

 

曜の指示を受けてアビゲールが助けに行こうとするが、そのアビゲールをダルガードが止める。

 

 

ダルガード『待て!』

 

アビゲール『ダルガード殿⁉︎』

 

曜「どうして邪魔するの⁉︎」

 

ダルガード『ちょうどいい。俺の帝都をめちゃくちゃにしやがった報いだ。こいつは因果応報に従って消えるべきなんだよ!』

 

曜「そんな………!!」

 

スレンジア『た、助けて! 助けてくれぇーーーー!!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

 

スレンジア(岸岡)は、魔星龍域に吸い込まれ、そして魔星龍域ごと消失してしまった。

 

 

曜「そ、そんな………くっ………!」

 

 

曜は助けようとしたアビゲールを邪魔したダルガードを睨みつける。

 

 

曜「なんで………、どうして助けようとしたのに邪魔したの!⁉︎」

 

アビゲール『ダルガード殿、あんたは!!』

 

ダルガード『俺が憎いか? 渡辺 曜。』

 

曜「………………」

 

ダルガード『だが悪く思うな、曜、魔星龍の力は未知のものだ。奴は魔星龍の力を自らの身体で受けた。もし奴を助けたとして、奴が人間の姿に戻れると思うか?』

 

曜「それは………、だけど………!」

 

ダルガード『それに、奴は自分から人間を捨てた、助けたとしても、いずれ魔星龍の力に完全に意識を乗っ取られて、本能のままに暴れまわる化け物になる………奴はもう、人間には戻れないんだ。』

 

 

曜は思わず黙ってしまう。たしかにダルガードの言ってる事は正しいかもしれない。実際に魔星龍に変身した岸岡は、雰囲気も態度も魔星化する前より荒々しく変貌していた。

 

ダルガードの心配は1番現実味を帯びている。

 

 

曜「………………」

 

ダルガード(悪く思うな渡辺 曜。この憎悪と悲しみの感情は、お前のドラゴンフォースを必ず新たな高見に導くはずだ。今回のファイトで伸び代は確信できたからな。)

 

アビゲール『曜………」

 

曜「大丈夫だよ、アビゲール………少し、落ち着いた。」

 

 

 

 




今回も感想を是非‼︎


次回『梨子とメテオ・ディスター』

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