バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
前回の『バディファイトLoveLive‼︎サンシャイン!』
千歌は『蛇道の門』を守る門番、金閣と銀閣とファイトをしていた。
息の合った金閣と銀閣の猛攻に千歌は次第に追い詰められていく………
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千歌 vs 金閣/銀閣
千歌
◼️手札3/ゲージ7/LP4
ライト:必殺の型 バルドラゴン
レフト:バーニングレイピア・ドラゴン
センター:無し
金閣
◼️手札4/ゲージ2/LP8
ライト:無し
レフト:金閣竜 ゴールデン・ヴァドラ
センター:無し
【設置】:太陽照らす金閣寺
銀閣
◼️手札4/ゲージ1/LP8
ライト:銀閣竜 シルバー・ヴァドラ
レフト:無し
センター:無し
【設置】:月照らす銀閣寺
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千歌のメインフェイズ中………
千歌「必殺の型 バルドラゴンの登場時……"バルドラゴンフォース"デッキの中から〈太陽竜〉のアイテム1枚を手札に加える!私はデッキから………………あ、あれ?」
バルドラゴンの能力で千歌がデッキの中を見ていると、ある違和感を覚えた。
千歌「え…………?〈ドラゴンフォース〉のカードが………、無い………⁉︎」
千歌のデッキには、ドラゴンフォースのカードが無かった………
千歌「そんな………、いったいどうして………?」
金閣「どうした?」
銀閣「早く能力を処理するんだ。」
千歌「あ、うん………仕方ない………私はデッキから〈太陽の双刀 バルパライズ・ブレード〉を手札に加えて、ゲージ1払って装備!」
◼️手札3→4→3/ゲージ7→6
太陽の双刀 バルパライズ・ブレード
太陽竜
攻5000/打撃1
◼️【装備コスト】ゲージ1払う。
◼️このカードが他の〈太陽竜〉と連携攻撃して、相手のモンスターを破壊した時、君のデッキの上から1枚ゲージに置いて、カードを1枚引く。この能力は1ターンに1回だけ使える。
【2回攻撃】
千歌「ゲージ2払い、必殺の型バルドラゴンを進化!〈超太陽竜 バルソレイユ〉」
◼️手札3→2/ゲージ6→4
超太陽竜 バルソレイユ
サイズ3/攻7000/防7000/打撃2→3/【2回攻撃】【ソウルガード 】/ソウル1
バーニングレイピアドラゴン 生滅
千歌「バトル!バルパライズブレードとバルソレイユで連携攻撃!」
銀閣『シルバーヴァドラの能力発動!その攻撃対象をこのモンスターに移す!』
バルパライズブレード+バルソレイユ
連携 攻12000
シルバーヴァドラ
防8000
銀閣『手札を2枚捨て、シルバーヴァドラを場に残す!』
◼️手札4→2
千歌「バルパライズブレードの能力発動!連携攻撃で相手のモンスターを破壊したら、1チャージ、1ドロー!」
◼️手札2→3/ゲージ4→5
銀閣『こちらも〈月照らす銀閣寺〉の能力発動、俺のサイズ3のモンスターが破壊された時、1ドロー、ライフ+1………』LP8→9
◼️手札2→3
千歌「バルソレイユともう一度連携攻撃!」
銀閣『守れ、シルバーヴァドラ!』
バルパライズブレード+バルソレイユ
連携 攻12000
シルバーヴァドラ
防8000
銀閣『手札を2枚捨て、シルバーヴァドラを場に残す。』
◼️手札3→1
バルソレイユ『奴の手札は限界だ、チャンスだぞ!』
千歌「うん!ファイナルフェイズ‼︎ゲージ3払い、バルソレイユを必殺モンスターに!〈バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"〉」
◼️手札3→2/ゲージ5→2
バルドラゴン"バルバースト・スマッシャー‼︎"
サイズ2/攻11000/防6000/打撃4/【ソウルガード】/ソウル1
千歌「必殺モンスターで、金閣と銀閣に攻撃!打撃4!」
銀閣『無駄だ。その攻撃対象を………!』
金閣『銀閣、よい。あの攻撃は受けてやろう。』
銀閣『⁉︎ 分かった。シルバーヴァドラの能力は使わない。』
シルバーヴァドラには攻撃の対象を自身に移す能力がある。だが、怒羅魂頭のような強制能力ではなく、攻撃の対象を移すか否か、ファイターが選ぶことができるのだ。
千歌「ならそのまま………!"バルバースト・スマッシャー‼︎"」
金閣/銀閣『ぐわぁぁぁ!!』LP9→5
千歌「ターンエンド」
◼️手札2/ゲージ2/LP4
金閣『まさか我々のライフを4も削るとは………、おもしろい。』
銀閣『どうする金閣?』
金閣『知れた事………、我々を追い詰めた相手には全力を持って相手をするまで。』
銀閣『ならば、我らの力を1つにする時が来たようだな。』
金閣『ああ、我が金閣の力と………』
銀閣『我が銀閣の力を………』
金閣/銀閣『ここに統一する!』
すると、金閣と銀閣が重なり、1人の存在となる。
『我が名は、双閣………全てのゲージとデッキは金閣のものとなる。ゆくぞ!ドロー!チャージ&ドロー!』
◼️手札4→5/ゲージ2→3
双閣『我は、金閣のレフトに居る〈金閣竜 ゴールデン・ヴァドラ〉と、銀閣のライトに居る〈銀閣竜 シルバー・ヴァドラ〉をソウルに入れて、ゲージ2払い………コール!」
◼️手札5→4/ゲージ2→0
千歌「………!!」
双閣「金閣と銀閣、蛇道の門を守りし二柱の竜よ………今1つとなり、攻防一体の番竜となれ!〈金銀双閣竜 ヴァドラ・ツウィンズ・ドラゴン〉』
金銀双閣竜 ヴァドラ・ツウィンズ・ドラゴン
ドラゴンW/エンシェントW
ドラゴンロード/金竜/白竜/神
サイズ3/攻9000/防9000/打撃2
◼️【コールコスト】君と相手の場か、ドロップゾーンのカード名に「金閣竜」と「銀閣竜」を含むモンスター1枚ずつをこのカードのソウルに入れて、ゲージ2払う。
◼️このカード破壊されず、能力は無効化されない。
◼️このカードはセンターにしかコールできない。
◼️このモンスターとバトルしている相手のカードの【貫通】を無効化する。
【3回攻撃】【貫通】【ソウルガード】【ライフリンク5】
双閣『バトルだ。ヴァドラツウィンズドラゴンで、千歌に攻撃!打撃2!』
千歌「うぁぁぁ!」LP4→2
双閣『ヴァドラツウィンズドラゴンの【2回攻撃】だ!』
千歌「キャスト!〈ドラゴンシールド 太陽の盾〉攻撃を無効化して、1 チャージ、ライフ1回復!」LP2→3
◼️手札2→1/ゲージ2→3
双閣『まだだ。ヴァドラツウィンズドラゴンで3回目の攻撃!』
千歌「うわぁぁぁ!!」LP3→1
ヴァドラツウィンズドラゴンの攻撃の衝撃で千歌は吹き飛んで、地に叩かれる。
千歌「ぐぅ………!」
双閣『ライフ1残ったか………ターンエンドだ。』
◼️手札4/ゲージ0/LP5
千歌「はぁ………はぁ………はぁ………」
双閣『もはや君に勝ち目はない。サレンダーしろ、小娘。』
千歌「……サレンダーは、しないよ………!」
双閣『なぜだ?サレンダーすればこのファイトは終わる。苦しまず終われるのだぞ?』
千歌「私は………みんなの所に還るんだ………、生きて………またみんなに会いたい!みんなと一緒に……もっと生きていたい!だから………私は諦めない!」
千歌「私のターン………!ドロー、チャージ&ドロー……!」
◼️手札1→2/ゲージ3→4
千歌「ゲージ2払い………必殺モンスターを進化!〈超太陽光竜 バルソレイユ・ソル〉」
◼️手札2→1/ゲージ4→2
超太陽光竜 バルソレイユ・ソル
ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW
太陽竜
サイズ3/攻7000/防7000/打撃3
◼️【コールコスト】君の場のモンスター1枚に重ねて、ゲージ2払う。
◼️このカードがアイテムと連携攻撃した時、相手のモンスター1枚を破壊するか、ソウル1枚をドロップする。
◼️【対抗】"太陽の絆"このカードのソウル1枚をドロップに置く、置いたら、君は次のダメージを受けない。この能力は1ターンに1回だけ使える。
【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル2
バルソレイユ『千歌………君の生きたいと思う気持ちが、俺を進化させてくれた。』
千歌「新しいバルソレイユ………いくよ!」
バルソレイユ『ああ』
千歌「バトル!バルソレイユソルとバルパライズブレードで連携攻撃!ソルバルソレイユの能力で連携した時、相手のモンスター1枚を破壊する!」
双閣『残念だが、ヴァドラツウィンズドラゴンは効果で破壊されない。』
千歌「だったら代わりに、ソウルを1枚ドロップする!これなら破壊にはならないよね!」
ヴァドラツウィンズドラゴン ソウル2→1
双閣『⁉︎』
千歌「攻撃は続行してるよ!」
バルソレイユソル+バルパライズブレード
連携 攻12000
ヴァドラツウィンズドラゴン
防9000
双閣『【ソウルガード】だ!』
ヴァドラツウィンズドラゴン ソウル1→0
千歌「バルパライズブレードの能力で、1 チャージ、1ドロー!」
◼️手札1→2/ゲージ2→3
バルソレイユ『俺は【2回攻撃】ができる。』
千歌「もう一度、バルソレイユソルとバルパライズブレードで2回連携攻撃!」
バルソレイユソル+バルパライズブレード
連携 攻12000
ヴァドラツウィンズドラゴン
防9000
金銀双閣竜 ヴァドラ・ツウィンズ・ドラゴン 完全撃破‼︎
【ライフリンク5】
双閣『ふむ。見事だ………ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!』LP5→0
金閣と銀閣を倒した時、門の鎖が解け、ゆっくりと門が開く。
金閣『行け、千歌。』
銀閣『この先に行けば、生き還れるだろう。』
金閣/銀閣『蛇道の道の途中では決して振り向いてはならない。心せよ!』
千歌「はい!」
そして千歌は蛇道を歩き始めた。
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同刻………現世
Aqours/サツキ/真柴は、曜/梨子/炎斬に千歌を任せて、決戦の舞台〈冥府の巨塔〉に突撃した。
中で一番最初に待っていたのは『冥府四神官』の1体、アルカーだった。そして、黒澤ダイヤと黒澤ルビィの黒澤姉妹がアルカーの相手を引き受けた。
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一方、黒澤姉妹にアルカーを任せたみんなは、冥府の巨塔の2階に辿り着いた。そこには………
ファーズ『待っていたぞ。さぁ、俺の相手はどいつだ?』
善子「ここは、このヨハネが相手をするわ!」
花丸「まるも加勢するずら。」
果南「善子………まる………」
善子「別に加勢なんて要らないわよ、私だけで………」
花丸「ううん。まるも加勢する。」
善子「だから………!」
花丸「まるも一緒に戦うずら!!」
善子「っ⁉︎………仕方ないわね………、分かったわよ。一緒に戦いましょ。」
花丸「ずら!」
果南「任せたよ、2人とも!」
鞠莉「無事でね。」
真柴「行こう。」
善子「さぁ、あんたの相手は私達よ!」
花丸「かかって来るずら!」
ファーズ『うむ。良いだろう!』
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ーーー
善子、花丸にファーズを任せて、果南、鞠莉、サツキ、真柴は螺旋状の階段を登り3階に辿り着く。
ヴレン『あのバカ共、全く学ばないな………なぜこうも簡単に通してしまうのか。はぁ………もう咎めるのも苦だ。まぁいい、私の相手は誰がするんだ?人間共』
サツキ「ヴレン………!」
ヴレン『お前、サツキと呼ばれてたな。』
鞠莉「知ってるの?」
サツキ「ああ、前に戦ったことがある。けど、何か感じが違うな……」
果南「サツキさん、ここは私に任せてください。」
サツキ「果南ちゃん?」
果南「一度戦ったんなら、相手はサツキさんの戦い方を知ってるはず、だから私が相手をします!」
鞠莉「私達、でしょ?果南。」
果南「鞠莉………」
鞠莉「私も残るわ。2人とも、先に行って!」
サツキ「分かったよ。」
真柴「任せた、2人とも。」
ヴレンを果南と鞠莉に任せて、サツキと真柴は先に進んだ。
ヴレン『お前達、運が無いな………、私の相手に志願するとは。』
鞠莉「さあ、それはどうかしら?」
果南「運が無いのはそっちかもよ?」
ヴレン『ふん………減らず口を………良いだろう。ファイトだ!』
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黒澤姉妹 vs アルカー
善子 花丸 vs ファーズ
果南 鞠莉 vs ヴレン
Aqoursと冥府龍達の戦いが始まる!
今回も感想を是非‼︎