バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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新たなる太陽

千歌 vs ヒビノ

 

 

千歌

◼️手札4/ゲージ4/LP2

 

ライト:爆速の太陽竜 バルドラゴン

レフト:無し

センター:無し

アイテム:ドラゴンフォース"紅蓮の型"

 

ーーー

 

ヒビノ

◼️手札0/ゲージ0/LP6

 

ライト:無し

レフト:無し

センター:無し

アイテム:煉獄の竜帝王 絶無のヴァーミリット"ディストーション"

 

ーーー

 

ヒビノのファイナルフェイズ中………

 

 

ヒビノ「外野の願いも虚しかったな、では、とどめを刺すとするか。」

 

千歌「くっ………………!」

 

ーーー

 

穂乃果「まだ、諦めちゃダメだよ!みんなの想いを託されたんでしょ!なら立って、千歌ちゃん‼︎」

 

ーーー

 

千歌「………そうだよ………、私は、まだ………戦える!」

 

 

千歌はゆっくりと立ち上がる………そして、デッキに手をかざす………

 

 

千歌「まだ、諦めるには早いんだ………、ドラゴンフォースガッツの能力で………」

 

千歌(このドローに、みんなと私の全てを………賭ける!)

 

千歌「ドローーーー‼︎」

 

ヒビノ「今さら、何を引こうと無駄だ。絶無のヴァーミリットで3回目の攻撃!絶無の剣 ヴァーミリット"ディストーション‼︎"打撃6だ!」

 

千歌「………キャスト!〈ドラゴンフォース・レッドバリア〉」

◼️手札4→3

 

 

ドラゴンフォース・レッドバリア

魔法/ゲット

◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムを装備している時、相手のターン中に使える。

◼️【対抗】君のライフが4以下なら、君はこのターン中、ダメージを受けない。さらに、君のデッキと手札から「ドラゴンフォース・レッドバリア」を全て捨ててよい、捨てたら、君のデッキからモンスター1枚を手札に加える。デッキを見たらシャッフルする。

 

 

千歌「私のライフが4以下なら、私はこのターン中、ダメージを受けない!」LP2

 

ヒビノ「何だと⁉︎」

 

千歌「そして、手札とデッキから「ドラゴンフォース・レッドバリア」を全て捨てて、モンスターカードを1枚手札に加える!」

◼️手札3→4

 

ヒビノ「ふふふ、ははははははは!よく耐えた!ターンエンドだよ。」

◼️手札0/ゲージ0/LP6

 

ーーー

 

全員「はぁ〜〜………」

 

サツキ「あの猛攻をよく耐えた………」

 

炎斬「ったく、ヒヤヒヤさせるぜ……」

 

聖良「ですが、本当の勝負はここからですね。」

 

曜「千歌ちゃん………」

 

梨子「頑張って………!」

 

ーーー

 

千歌「私のターン、ドロー!チャージ&………ドロー!!」

◼️手札4→5/ゲージ4→5

 

千歌「メインは何もしない、バトル!ドラゴンフォースと、爆速のバルドラゴンで連携攻撃!爆速のバルドラゴンの能力で1枚ドロー、ライフ+2!」LP2→4

 

 

ドラゴンフォース+爆速のバルドラゴン

連携攻撃力20000

合計打撃力6

 

絶無の剣 ヴァーミリット"ディストーション"

防12000

 

 

ヒビノ「ドロップゾーンから〈煉獄竜牙団 パーガトリー・ガードナードラゴン〉をデッキの1番下に戻して、能力発動!」

 

 

煉獄竜牙団パーガトリー・ガードナードラゴン

煉獄/黒竜

サイズ2/攻2000/防7000/打撃1

◼️【対抗】"血の壁"相手の打撃力3以上のカードが攻撃した時、ドロップゾーンのこのカードを君のデッキの1番下に戻してよい、戻したら、その攻撃を無効化して、君のライフ+1!

 

 

ヒビノ「"血の壁"打撃3以上の攻撃の攻撃を無効化する。そしてライフ+1だ。」LP 6→7

 

千歌「くっ……、ドラゴンフォースの【2回攻撃】ヒビノさんに攻撃!打撃4」

 

ヒビノ「もう1枚ドロップゾーンのパーガトリーガードナードラゴンをデッキの下に戻し、"血の壁"打撃3以上の攻撃を無効化してライフ+1だ。」LP7→8

 

千歌「それでも、私は負けない!ファイナルフェイズ!ゲージ3払い、爆速の太陽竜バルドラゴンを必殺モンスターに進化!

〈バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"〉」

 

 

バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"

ドラゴンW/スタードラゴンW/ダークネスドラゴンW

太陽竜/ネオドラゴン/黒竜

サイズ3/攻13000/防7000/打撃2

◼️【コールコスト】君の場のサイズ2以上の〈太陽竜〉のモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。

◼️このカードのソウル1枚ドロップゾーンに置く。置いたら、君が装備しているカード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテム1枚をスタンドする。この能力は1 ターンに1回だけ使える。そのアイテムはファイナルフェイズ中にも攻撃できる。

◼️このカードが、カード名に「ドラゴンフォース」を含むアイテムと連携攻撃した時、その攻撃は無効化されず、ダメージは減らない。

【2回攻撃】【貫通】【ソウルガード】/ソウル2

 

『光の太陽神は希望を繋ぐ。』

 

ーーー

 

梨子「バルソレイユの必殺モンスター⁉︎」

 

曜「凄い……!」

 

果南「これなら、いけるかも!」

 

ーーー

 

千歌「必殺モンスターの能力!自身のソウル1枚を取り除いて、ドラゴンフォース"紅蓮の型"をスタンド!」

 

 

必殺モンスター ソウル2→1

 

 

ドラゴンフォース スタンド!

 

 

ヒビノ「⁉︎」

 

千歌「必殺モンスターとドラゴンフォースで連携攻撃!必殺モンスターの能力で、ドラゴンフォースと連携攻撃した時、この攻撃を無効化できず、ダメージは減らない!」

 

ヒビノ「何だと⁉︎」

 

 

バルソレイユ+ドラゴンフォース

連携攻撃力 26000

合計打撃力6

 

絶無の剣ヴァーミリット"ディストーション"

防12000

 

 

ヒビノ「ぐわぁぁ!」LP7→1

 

千歌「必殺モンスターは【2回攻撃】できる!そしてライフ1払って、ドラゴンフォースをスタンド!」

◼️LP4→3

 

千歌「ドラゴンフォースと必殺モンスターで2回連携攻撃!攻撃を無効化されず、ダメージは減らない!バルソレイユ"バルブレード・レイ・スラッシャー‼︎"打撃6!」

 

ヒビノ「………私は、負けはしない!」LP1→

 

 

バルソレイユの6本のブレードビットが合体し、1刃の巨大な剣に変わり、千歌がその剣をヒビノに振り下ろす!そして大爆発が起こる………!

 

ーーー

 

絵里「やった!」

 

サツキ「勝ったのか⁉︎」

 

ーーー

 

徐々に爆煙が晴れる………だが、ヒビノはまだ立っていた………!

 

 

千歌「………!」

 

ヒビノ「はぁ……、はぁ………、まだだ、まだ私は………負けてない………!」LP1

 

千歌「……………」

 

ヒビノ「驚いているかい?私が打撃力3以上のモンスターの攻撃を受ける時、絶無の剣ヴァーミリットディストーションを破壊する事で、その打撃力を私のライフに加えた………ヴァーミリットディストーションの打撃力は6だった、よって私は、ライフを6回復したのだ………!まだまだファイトは終わらないぞ!」LP1→7→1

 

千歌「…………ううん、ファイトはもう終わりだよ。」

 

ヒビノ「何!」

 

千歌「ドラゴンフォースの能力、攻撃で相手にダメージを与えたら、ライフ1払い、ドラゴンフォースをスタンドする!」

◼️LP3→2

 

ヒビノ「あ…、あぁ………!」

◼️手札0/ゲージ0

 

千歌「ドラゴンフォースで、ヒビノさんに攻撃!これで本当の終わり!打撃4‼︎」

 

ヒビノ「う………、うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0

 

ーーー

 

ヒビノ「まさか……、私の全てが、こんな小娘に阻止されるとは………情けない……!結局私は………、何も成せなかった………一族の復興も………何もかも………!」

 

煉獄王『ヒビノよ………、我は再び眠りにつく、せめてお前も、我と共に眠るのだ………』

 

 

敗北したヒビノは、青い炎のようなオーラに包まれる………

 

 

千歌「ヒビノさん………!」

 

ヒビノ「高海千歌さん、見事な勝利でした。」

 

千歌「私も、楽しかったです。」

 

ヒビノ「私は、煉獄王と共に眠りにつきます………。」

 

サツキ「ヒビノ………」

 

ヒビノ「サツキさん………」

 

サツキ「このまま、消えるのなら……煉獄の世界で、罪を償え。それが今、あんたの成すことだ。」

 

ヒビノ「はい………では、私はこれで………」

 

 

ヒビノはそのまま消えてしまった。そして、破壊された扉が再生され、ヒビノの肉体と魂は煉獄王に導かれて、共に封印された………。

 

 

Aqours「千歌ちゃん!」

 

千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん!みんな!」

 

ダイヤ「やりましたわね。千歌さん!」

 

果南「さすが千歌だよ。」

 

鞠莉「ナイスファイトだったわ!」

 

善子「結構ヒヤヒヤしたけどね。」

 

花丸「それでも勝ったから凄いずら!」

 

ルビィ「うん!」

 

曜「やったね。千歌ちゃん!」

 

梨子「かっこよかったよ。」

 

千歌「みんな……、ありがとう!」

 

炎斬「ふっ……」

 

サツキ「じゃあみんな、そろそろ島を出よう。」

 

絵里「そうね。行きましょう。」

 

希「せやな!」

 

 

 

それから大会参加者全員、船に乗り込んで、内浦湾に戻る。

 

 

船内

 

 

Aqoursや大会参加者達は、大会の疲れがあるのかほとんどの人が眠っている。

 

 

千歌「穂乃果さん、ありがとうございます。あの時、穂乃果さんの声が聞こえてなかったら、私は諦めてました………」

 

穂乃果「ううん、お礼を言うのは穂乃果の方だよ。みんなの為に、倒れた私の代わりに戦ってくれて、ありがとう。」

 

千歌「穂乃果さんの代わりになったつもりはないですよ。私はただ、みんなと一緒に帰りたかっただけですから。」

 

穂乃果「そう言う事にしとくね。あ、見えて来たね。」

 

千歌「内浦だ!」

 

 

船は内浦湾に到着した。

 

 

果南「う〜ん……っ…!帰って来たね!」

 

ダイヤ「2日しか経ってないのに、長い間あの場にいた気分ですわ。」

 

梨子「いろいろ大変でしたからね。」

 

善子「全くよ。」

 

千歌「μ'sの皆さんはどうしますか?」

 

真姫「私は帰るわ。患者さん達を待たせてるからね。」

 

にこ「私達だって、ファンのみんなを待たせてるから………」

 

凛「にこちゃん、凛達のスケジュールはまだ真っ白にゃ。」

 

花陽「あと、大会が長引くと思って4日くらいスケジュールを空けちゃったから、あと2日お休みだよ。」

 

にこ「………だったら、2日間適当に観光するわよ!」

 

ことり「私達はどうする?」

 

海未「そうですね………穂乃果は………聞くまでもありませんね。」

 

穂乃果「せっかくのお休みなんだし、海未ちゃん、ことりちゃん!久々に遊んでいこっか!」

 

千歌「あ、それなら私の旅館に泊まって行ってください!」

 

 

 

千歌

 

いろいろ大変な大会だったけど………、でも、いろんなファイトが観れたし、憧れの穂乃果さんともファイトができた。ある意味、悔いはないかな?

 

 

『煉獄バディカップ』 編 完!

 

 




今回も感想を是非‼︎

ついに、やっと………『煉獄バディカップ』編 完結できました。皆さんのアイデアや応援と感想のおかげです!ありがと〜〜う!

ストーリー提案まだまだ応募中です。どしどしご提案ください。

今回も、ありがとうございました!

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