バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
煉獄バディカップ 第1回戦
10戦目:炎斬 vs 赤崎チャンピオンのファイトは、炎斬が勝利した。
続く11戦目:海未 vs ルビィのファイトは海未が勝利した。
さらに12戦目:ダイヤ vs 希のファイトはダイヤが勝利した。
続く13戦目:メア vs イトハラはメアが勝利した。
さらに続けて14戦目:琴奈 vs タカミヤは琴奈勝利した。
これにて、第1回戦の全試合が終了した。
ヒビノ「皆様、お疲れ様でした!勝利した方々も、敗北してしまった方々も、素晴らしいファイトでした。では………敗者失滅……!!」
ヒビノは指パッチンをする。………すると、1回戦で敗北したファイターの身体が青い炎のようなオーラに包まれた!
イトハラ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
タカミヤ「あ、あ……ぁ……ああーーー!」
赤崎「………これは⁉︎」
ヒロ「何なんだよ……!」
理亞「ね、姉様……!いや、姉様〜!」
聖良「理亞‼︎ アツっ!」ジッ!!
聖良が理亞を助けに手を伸ばし、青いオーラに触れた時確かな熱さを感じた!
そして、青い炎のようなオーラと共に、敗者が次々に消えていった………‼︎
理亞「姉様ー!」
聖良「理亞ーーー!」
ルビィ「いや〜……お姉ちゃん!」
ダイヤ「ルビィ!ルビィーーーー!」
花丸「な、何これ……凄く熱いずら〜……!」
果南「まる‼︎」
善子「ちょっ……冗談じゃないわよ……!」
梨子「よっちゃん‼︎」
鞠莉「あり得ないわ、こんなの……!」
曜「鞠莉ちゃん‼︎」
花陽「り、凛ちゃん……消えちゃうの……?私達………」
凛「かよちん……、そうみたいだね………」
ことり「凛ちゃん!」
海未「花陽‼︎」
真姫「な、何なのよ……!何よこれっ!」
にこ「真姫ちゃん!」
希「サツキ君!絵里ち〜!」
絵里「希……!いや、いや〜〜!サツキーーー‼︎」
サツキ「希ちゃん!絵里ちゃーーーん!」
そして、皆消えてしまった……
サツキ「ああ……あぁ……、絵里ちゃん……うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
千歌「………ウウッ………ウゥ…!……みんな……!」
穂乃果「………………」
炎斬「何なんだよ……これは……!」
イトハラ
タカミヤ
赤崎
ヒロ
理亞
ルビィ
花丸
善子
鞠莉
凛
花陽
真姫
希
絵里
失滅‼︎
ヒビノ「………」
サツキ「……なんだ…これは……、いったい、どういうつもりなんだ……、ヒビノォォォォーーーーーー‼︎」
ヒビノ「ふふふ……ふははははは……‼︎」
炎斬「何笑ってやがる!」
ヒビノ「敗者失滅………負けた者は青い炎に焼かれて消える……、この大会のルールですよ。」
サツキ「負けたら消えるだと……?ふざけるな……こんな大会は無効だ!今すぐ大会を終わらせろ!消えたみんなを戻せ‼︎」
ヒビノ「大会は無効……?すぐに終わらせろ……だと?この大会への参加を決めたのはお前達だろう……自分達の判断に責任を持て!!!」
サツキ「⁉︎」
梨子「何……?ヒビノさんの人が変わった感じ……」
曜「うん……」
サツキ「こんなルールがあると知っていたら、この大会には参加していなかった!」
ヒビノ「この大会のルールを教えていれば、君達は参加しなかっただろう。」
サツキ「お前じゃ話にならない、責任者を出せ!」
ヒビノ「悪いがこの大会に責任者は居ない。いや、この私こそが、この大会の責任者であり、この島の主人だ。」
そう言って、ヒビノはグラサンを外して素顔を見せた。
ヒビノの眼は右が黒で、左が青い眼だった。
果南「あの眼は?」
琴奈「オッドアイね……」
梨子「あの眼を隠す為に、サングラスをしてたのね。」
サツキ「なんだ、その眼は?お前の目的は何だ?なぜこんな大会を開いた?消えたみんなはどうなった⁉︎」
ヒビノ「ふふふ……これは「煉獄の
千歌「あの廃村は、そう言う事だったんだ……」
サツキ「それで?その〈王〉を復活させる為に、この大会を開いたのか?」
ヒビノ「そうだ。〈王〉の復活には、より強く、高いファイトエネルギーを持つファイター達が必要だった。だからこそ、君達が選ばれたのだ。」
サツキ「絵里ちゃん達は、みんなはその生け贄だったと…?」
ヒビノ「そうだ。彼女達の肉体と魂は〈王〉が封印されているこの扉の遺跡に封印された。」
サツキ「ふざけるな!お前の勝手な復讐に、俺達を巻き込むな!封印されたみんなを戻せ!」
ヒビノ「彼女達を助けたいか?ならば戦え!戦って、戦って、勝ち上がり、最後の1人となるがいい!なればこの扉を開放し、皆の肉体と魂を解き放とう。」
サツキ「くっ………!」
ヒビノ「ふふふ……、では、第1回戦の全ての過程を終了する。第2回戦は、1 時間後に開始する。」
ヒビノは去って行った。
ーーー
果南「大変な事になったね……」
ダイヤ「私は、予選が終わった後にこの会場を見て疑問に思っていたのです。予選が終わったと言うのに、私達以外に誰1人この会場に戻って来ていない、予選でスターを集められていない、間に合わなかった方々はどうしたのかと……」
梨子「そう言えば、確かに……」
曜「私達以外居なかったよね?」
果南「もしかして、消えたみんなみたいに?」
サツキ「可能性はあるな。70人以上居た参加者は28人に絞られて、さらに僕達だけになった。多分、他のみんなも、あの青い炎のようなオーラに………」
曜「そんな……」
千歌「……許せない……!私、みんなを助けたい……‼︎」
梨子「千歌ちゃん……」
曜「でも、負けると消えちゃうんだよ……?」
果南「だとしても……!まるは私が勝ったせいで消えたんだ……私の手で助けたい!」
にこ「私達だってそうよ、あんた達の後輩……善子ちゃんだっけ?私達には、あの子達を助ける責任があるわ!」
海未「はい。私も、ルビィさんに勝った責任を取る必要があります。確か、ダイヤさんの妹さんでしたね?」
ダイヤ「ルビィ……」
海未「本当に申し訳ありませんでした……!」
ダイヤ「顔を上げてください、海未さん。直接的にルビィを消したのは、海未さんではありません。自分の妹は……自分で救います!」
海未は一筋の涙を流してダイヤに謝るが、ダイヤは自分の意思を示して海未を許した。
ことり「私も、みんなを助けたい!」
サツキ「奴の言葉に従いたくはない、信じる気はないが、少しでも皆を助けられる可能性があるなら、戦って勝つしかない。」
聖良「それには賛成です。最愛の妹を、理亞を助けられるなら、私は戦い続けます。」
ダイヤ「私も同意見ですわ。ルビィは私が助けてみせます!」
琴奈「あのファイター達とは何の関係もありませんが……、ファイトで倒した相手が消えてしまうのは、あまり気分の良いモノではないわね。」
メア「千歌ちゃんの仲間も私の友達同然だもの、私も助けるよ!」
炎斬「この大会で、俺が失うモノは何もねぇ……けどよ目の前でダチが泣いてんだ……それを見て黙ってられるほど、俺はクールじゃねぇー」
サツキ「………決まりだな。今から僕達は同じ目的、志しを持った同士だ。誰が勝ち残っても、必ずみんなを助ける。取り戻す!だからみんな遠慮無しに、全力でファイトしよう!これから僕達は………」
同盟を組む‼︎
千歌「穂乃果さん……」
穂乃果「千歌ちゃん……?」
千歌「絶対に、みんなを助けましょう………!」
穂乃果「………そうだね。必ず……」
千歌と穂乃果は、静かに怒りを燃やしていた。
ーーー
1 時間後………
ヒビノ「では、第2回戦の対戦カードを決めましょう。ランダムシャッフル開始!」
コンピュータが対戦カードをランダムに選出する。
第2回戦 対戦カード
1戦目:ことり vs ダイヤ
2戦目:海未 vs 曜
3戦目:穂乃果 vs メア
4戦目:梨子 vs 琴奈
5戦目:果南 vs サツキ
6戦目:炎斬 vs にこ
7戦目:千歌 vs 聖良
ヒビノ「では、この対戦カードで試合を始めましょう!」
ついに第2戦目が始まる!
今回も感想を是非‼︎
朗報!朗報〜〜‼︎
「ラブライブ!サンシャイン!!」の完全新作劇場版が、「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」のタイトルで2019年1月4日に公開されるとわかった
「Aqours 4th Love Live! ~Sailing to the Sunshine~」の開催がアナウンスされた。また8月1日には同公演のテーマソングを収めたCD「Thank you, FRIENDS!!」が発売されることも決定。「Aqours 4th Love Live! ~Sailing to the Sunshine~」のチケットは6月22日にリリースされるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」2期のBlu-ray第7巻に11月17日公演分、CD「Thank you, FRIENDS!!」に11月18日公演分の先行抽選予約申込券が同封される。
さらにラブライブの新作劇場版のタイトルが「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」に決まり、2019年1月4日に公開されることが明らかに。映画公開に向け、7月から全国12局でアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」1期および2期の再放送が行われる。このほかユニット・Aqoursの4thシングル(タイトル未定)が2019年にリリースされることもアナウンスされた。