バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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ラブライブ!バディカップ 決勝戦 開幕‼︎

ラブライブ!バディカップ……、Aqoursは予選から本戦まで様々な強豪チームとファイトして来た。予選決勝で戦ったチーム エスカトロジー、彼女達とのファイトで曜の新たなドラゴンフォースが覚醒し、超太陽竜バルソレイユが復活した。本戦の準決勝では、チーム トライアルに対して、Aqoursは敗北の危機に瀕したが、Aqoursは新たな高見に登りつめた。そして遂に、ラブライブ!決勝戦が始まる!

 

ーーー

 

ホテルのエントランス

 

 

ダイヤ「ついに、ここまで来ましたわね。」

 

果南「うん。2年前の私達からしたら、夢のようだよ。」

 

鞠莉「でも、今は現実よ!あの子達のおかげね。」

 

ダイヤ「そうですわね。」

 

果南「うん。でも主役は、あの3人だけどね。」

 

 

ルビィ「私達が、ラブライブ!の決勝戦まで来れるなんて……」

 

花丸「ルビィちゃん、緊張してる?」

 

ルビィ「ちょ、ちょっとね……」

 

善子「なんだか不思議ね……。私達、Aqoursに入るまでは、特に何の接点も無かったのに、今はこうして、チームとして同じ場所に立ってる。千歌じゃないけど、奇跡……よね。」

 

ルビィ「そうだね。」

 

花丸「ずら。」

 

善子「まあ、今回の主役は、あの3人だけどね。」

 

 

千歌「遂に来たんだ。ラブライブ!の決勝まで。」

 

曜「そうだね!やっと、夢の一歩前まで来たんだ。」

 

梨子「私、考えた事も無かった。みんなで同じ夢を追いかけて、こんな大きな舞台にまで立てるなんて……、今日まで私達を導いてくれたみんなに感謝だね。」

 

千歌「うん。」

 

曜「ヨーソロー!」

 

 

ダイヤ「千歌さん、曜さん、梨子さん。今回の決勝戦は、あなた達3人に任せましたよ。」

 

千歌「ダイヤさん……」

 

果南「新しいAqoursは、千歌達から始まったんだ。」

 

鞠莉「だから最後の決勝戦は、あなた達が主役よ。」

 

善子「バッチリ勝って来なさいよね!」

 

花丸「まる達も同じずら。」

 

ルビィ「ルビィ達も、いっぱい応援します!」

 

梨子「善子ちゃん、花丸ちゃん、ルビィちゃん……」

 

曜「果南ちゃん、鞠莉ちゃん……」

 

ダイヤ「千歌さん、最後の意気込みを……」

 

千歌「………本気をぶつけ合って、手に入れよう、未来を!」

 

 

千歌が手を前にかざす。そして、皆んなも千歌の手に手を重ねる。

 

 

千歌「じゃあ行こう、皆んな!ラブライブ!決勝戦へ‼︎」

 

8人「おーー!」

 

ーーー

 

ラブライブ!会場

 

VIP席

 

 

サツキ「まさか本当に、Aqoursが決勝まで来るとはね。」

 

絵里「私の予想通りだったでしょ?」

 

サツキ「ああ、負けたよ……」

 

希「絵里ちはずっと、Aqoursに賭けてたもんな。」

 

絵里「あの子達、似てるのよ、μ'sだった頃のみんなにね。」

 

にこ「そうかしら?」

 

凛「実感無いにゃ〜」

 

花陽「でも、一生懸命さは分かるよね。」

 

真姫「そうね。私にも輝いて見えるわ。」

 

海未「そうですね。」

 

ことり「うん!……ところで、穂乃果ちゃんは……?」

 

海未「また居ないのですか?」

 

ーーー

 

穂乃果「千歌ちゃん、みんな!」

 

千歌「穂乃果さん⁉︎」

 

ダイヤ「ど、どうしてここへ……⁉︎」

 

穂乃果「ちょっとアドバイスをね。」

 

梨子「アドバイス……ですか?」

 

穂乃果「うん。みんな、バディファイトは好きだよね?」

 

Aqours「はい。」

 

穂乃果「良い?みんな、どんなに苦しいファイトでも、焦ったらダメだよ。ピンチの時こそ、笑うの。」

 

千歌「笑う?」

 

穂乃果「そう、どんなピンチな状況でも笑うの。そして楽しむ。みんなの笑顔がきっと力になるから、だから……、おっと!そろそろ時間だね。じゃあ私は応援してるから!頑張ってね〜!」

 

 

そして穂乃果は去って行った。

 

 

千歌「どんなピンチでも笑う……、良し!行こう、曜ちゃん、梨子ちゃん、みんな!」

 

ーーー

 

仕界「遂に来た〜〜〜〜‼︎ラブライブ!バディカップ!決勝戦の開幕だ〜〜‼︎」

 

 

ワァァァァァァ!!

 

ワァァァァァァァ!!

 

 

仕界「それでは紹介しよう!予選から昨日の準決勝まで、強豪チームを薙ぎ払い、無類の強さを見せて来た、今回のダークホース!チーム Aqoursだ〜〜〜〜‼︎!」

 

 

入場口から煙が噴き出し、中からAqoursが入場する。

 

 

仕界「対しましては、今大会の特別シード枠、ラブライブ!公認殿堂入りファイター 綺竜院メア様率いる最強チーム!チーム トリニティー‼︎」

 

 

もう1つの入場口から煙が噴き出し、中から綺竜院メアと、そして、聖良と琴奈が入場する。

 

ーーー

 

千歌「聖良さん、琴奈さん⁉︎」

 

梨子「どうして……⁉︎」

 

曜「何でメアちゃんと……?」

 

 

メア「サプライズだよ。みんなも、この2人と戦いたかったんでしょ?」

 

千歌「それは、そうだけど。」

 

メア「聖良ちゃんと琴奈ちゃんもAqoursと戦いたかった。利害はお互いに一致してたの。」

 

聖良「すみません。内緒にするつもりはありませんでしたが……」

 

琴奈「どんな形であれ、また貴女達Aqoursと戦えるのが、楽しみだわ。」

 

千歌「……私達もです!」

 

ーーー

 

仕界「今回、相対する両チームが入場致しましたので、早速、決勝戦の先鋒戦を執り行いましょう!先鋒戦のファイターはファイトステージにお上がりください!因みにルールは準決勝の時と同じです。」

 

ーーー

 

トリニティー側

 

 

聖良「先ずは私が行きましょう。」

 

メア「うん。良いよ!」

 

琴奈「しくじらないでくださいね。」

 

ーーー

 

曜「先ずは聖良さんからだね。」

 

梨子「なら、私が相手をするわ。」

 

千歌「梨子ちゃん……」

 

梨子「千歌ちゃんは、一度リベンジを果たしているでしょう?なら今度は私の番!私はまだ、聖良さんに勝ってないから、この気に、聖良さんにリベンジするわ。」

 

千歌「頑張って、梨子ちゃん!」

 

ーーー

 

ラブライブ!決勝戦

先鋒戦:梨子 vs 聖良

 

 

聖良「貴女とファイトするのは2度目、ですね。」

 

梨子「はい、あの時の結果は私の負けでしたが、今回は私が勝って、リベンジさせてもらいます。」

 

聖良「良いでしょう。ならば私も、迎え撃ちます!」

 

 

 

梨子「私達の思いを願い星に込めて……!輝きのルミナイズ!〈スターライト・シャイン〉」

 

聖良「星々を蹂躙する竜神の如く……ルミナイズ!〈シューティングスター・ゾディアック〉」

 

 

オープンTHEフラッグ

 

 

梨子「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 

聖良「スタードラゴンワールド」

◼️手札6/ゲージ2/LP10

 




ラブライブ!決勝戦 開幕‼︎

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