バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
ラブライブ!予選決勝 ファイナル
◼️千歌:手札4/ゲージ5/LP5
レフト:無し
ライト:無し
センター:無し
アイテム:ドラゴンフォース"真紅の兆し"
ーーー
◼️琴奈:手札3/ゲージ2/LP7
レフト:無し
ライト:ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"
センター:無し
アイテム:機甲戦鬼 ゼータ
ーーー
琴奈「トドメよ、ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"で攻撃!無効化されず、ダメージも減らない打撃5!」
千歌「…………私はまだ、負けられない!キャスト!〈ドラゴンフォース・ガッツ〉!」
◼️千歌:4→3
ドラゴンフォース・ガッツ
魔法/回復
◼️君がカード名に「ドラゴンフォース」を含むカードを装備していれば使える。
◼️【使用コスト】ゲージ1払う。
◼️【対抗】君のライフ+3!相手のターンでこのカードを使った時、君のデッキからカードを1枚引く。
千歌「ゲージ1払い、私のライフを+3(LP5→8)!さらにカードを1枚ドロー!うわぁぁぁ!」LP8→3
◼️千歌:手札3→4/ゲージ5→4
琴奈「ですが、まだゼータの攻撃が残っている!ゼータで攻撃!ゼータの打撃力も5よ!」
ゼータが翼を広げ、エネルギー弾を千歌に放つ!
化身(凌げ、千歌……)
千歌「キャスト!もう1枚〈ドラゴンフォース・ガッツ〉ゲージ1払い、私のライフ+3!(LP3→6)そして1枚ドロー!うぁぁぁぁ!!」LP 6→1
◼️千歌:手札4→3→4/ゲージ4→3
琴奈「くっ……しぶといわね!ターンエンド!」
◼️琴奈:手札3/ゲージ2/LP7
ーーー
8人「はぁ〜〜〜……」
梨子「さすが千歌ちゃん…!」
ダイヤ「攻撃やダメージを無効化できない状況で、ライフを回復して生き残るとは……!」
花丸「千歌ちゃん凄いずら〜!」
鞠莉「さあ、ここからどう巻き返すのかしら!」
ーーー
千歌「千歌のターン!ドロー!チャージ&ドロー!」
◼️千歌:手札4→5/ゲージ3→4
千歌「私達にだって、負けたくない理由が、勝ちたい理由がある!私達にも、守りたい場所がある!」
琴奈「守りたい場所ですって……?」
千歌「はい、琴奈さんさっき言いましたよね?『私達の居場所を守る為なら鬼になる』って……、それは私達も同じです…!私達は、浦の星女学院の皆の思いを背負って戦っている。だから負ける訳にはいかない!」
千歌「ライトに神速のバルドラゴンを再コール!」
◼️千歌:手札5→4
化身(千歌、曜、梨子……、お前達は良く成長した。ドラゴンフォースこそお前達の感情の力、意志の強さだ……!千歌、己が信念と〈夢〉の為に、我が名を呼べ!)
その時、千歌のドラゴンフォースの紅い光が強くなり、梨子の蒼白い光と、曜の白紫の光が溢れ出し、3つのドラゴンフォースの光が千歌が引いた1枚のカードに集約される。
千歌「ゲージ2を払い、バルドラゴンをソウルに入れて、超進化コール!」
◼️千歌:手札4→3/ゲージ4→2
千歌「〈悲しみ〉と〈後悔〉、〈喜び〉と〈慈愛〉、〈怒り〉と〈覚悟〉全ての感情を今1つに!新たなる覚醒の輝きを放つ!〈超太陽竜 バルソレイユ〉!」
超太陽竜 バルソレイユ
太陽竜/ネオドラゴン/黒竜
サイズ3/攻7000/防7000/打撃2/【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1
ーーー
梨子「あのモンスターは……⁉︎」
曜「うん、ドラゴンフォースの化身だ……!」
善子「凄い……」
花丸「光があったかいずら〜」
ダイヤ「何と眩く、美しい光……」
曜「あ、梨子ちゃん!読める……、読めるよ!新しいドラゴンフォースのテキストが!それに絵も少し変わってる!」
梨子「多分、ドラゴンフォースの化身がコールされたから、ドラゴンフォースの力が完全に目覚めたのかも……」
ーーー
琴奈「何なの……⁉︎このモンスターは⁉︎」
千歌「これこそが、私達の思いが生んだ、新たなる輝きの力!バルソレイユは、自身にソウルがある限り、打撃力+1!そして、私が受けるダメージを1減らす!」
超太陽竜 バルソレイユ
打撃2→3
琴奈「⁉︎」
千歌「さらに〈太陽の恵み〉ゲージ+3!」
◼️千歌:ゲージ2→5
千歌「バトル!」
琴奈「! ジェムクローン"オリジンブレイカー!"をセンターに移動!」
千歌「バルソレイユの【起動】!ゲージ1払い、センターのモンスターを破壊する!ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"を破壊!」
◼️千歌:ゲージ5→4
琴奈「何ですって⁉︎」
バルソレイユの背後に浮かんでいる6本の青いブレードビットがジェムクローンを切り裂く!
ジェムクローンオリジンブレイカー ソウルガード 3→2
琴奈「くっ、1度破壊した程度で……!」
千歌「バルソレイユの能力!さらにゲージ1払って、ジェムクローンを破壊!」
◼️千歌:ゲージ4→3
一度放ったブレードビットが方向転換して背後からジェムクローンを切り裂く!
ジェムクローン オリジンブレイカー ソウルガード2→1
琴奈「な、何⁉︎」
千歌「バルソレイユの能力!ゲージ1払い、ジェムクローンを破壊!」
◼️千歌:ゲージ3→2
戻って来たブレードビットがさらにジェムクローンを切り裂く!
ジェムクローン オリジンブレイカー ソウルガード1→0
琴奈「いったい……、何回破壊する気……、まさか⁉︎」
千歌「そのまさかだよ!バルソレイユは私のゲージが続く限り、センターのモンスターを何度でも破壊する!ゲージ1払い、ジェムクローンを破壊!」
◼️千歌:ゲージ2→1
続けざまに6本のブレードビットが四方八方に散り、ジェムクローンを囲む、そして一斉にジェムクローンを切り裂く!
ジェムクローン"オリジン・ブレイカー!"完全撃破!
琴奈「そんな……、馬鹿な⁉︎私のジェムクローンがたったの1ターンで……!」
千歌「行くよ、バルソレイユで琴奈さんに攻撃!バルソレイユにソウルがある限り、打撃力3!」
琴奈「うぁぁぁぁ!」LP7→4
千歌「バルソレイユの2回攻撃!」
琴奈「うぐぅっ!」LP4→1
千歌「これで決める!ドラゴンフォース"真紅の兆し"で琴奈さんに攻撃!打撃2!」
琴奈「まさか、私が……、うわぁぁぁぁぁぁ‼︎」LP1→0
仕界「き、き、決まった〜〜〜!いくつもの壮絶なファイトを生き残り、ラブライブ!予選トーナメントを制したのは……、チームAqoursだーーー!!」
ワァァァァァ!!
ワァァァァァ!!
千歌「はぁ…、はぁ…、か……勝った…の?」
千歌「やった……、やった〜〜〜‼︎」
8人「千歌(ちゃん)(さん)!」
曜「やったね!千歌ちゃん!」
ダイヤ「さすが、私達Aqoursのリーダーですわね。」
果南「やっぱり千歌は凄いよ!」
千歌「えへへ〜」
琴奈「……ま、負けた……私達が……」
レム「琴奈……」
ユノ「琴奈ちゃん……」
琴奈「終わりね、私達のバディ部も……これで……」
レム「……」
ユノ「………」
琴奈「行きましょう。」
千歌「琴奈さん!」
琴奈「高海千歌さん……」
千歌は琴奈に手を差し伸べる……。
千歌「楽しいファイトでした。」
レム「……! ふざけているのか⁉︎」
琴奈「やめなさいレム!」
レム「⁉︎ す、すまない……」
琴奈「いいファイトだった、最後に楽しめて良かったわ。」
琴奈は差し出された千歌の手を握った。
?「彩條さん!」
?「彩條先輩!」
レム「お前達は…」
琴奈「ウチの生徒……?」
生徒A「彩條さん!私達もバディ部に入りたいんだけど、いいかな?」
生徒B「先輩方のファイトを観てたら、私もバディ部に入りたいな〜って思いました!」
イングランド学園生徒C「私もバディ部に入りたいです。お願いします!私達を入部させてください!」
3人のイングランド学園生徒は琴奈に入部届けを差し出した。
ユノ「皆ぁ!」
琴奈「あなた達……、気持ちは嬉しいけど、バディ部は今日をもって、廃部に………」
理事長「琴奈。」
琴奈「お母様……!」
イングランド学園の理事長は3人の生徒から入部届けを受け取った。
理事長「ふむ、新規入部者は3名ですか……、これで部員は6人ですね?」
琴奈「お母様、でも今更……、バディ部はもう……」
理事長「何を言ってるの?琴奈。」
琴奈「え?」
理事長「部員が5人以上を満たしたのです。バディ部を廃部にする理由なんて、もうありませんわ、彼女達をバディ部に入部させてあげなさい、琴奈。」
琴奈「よろしいのですか?お母様!」
理事長「ええ、これで、バディ部の部員数は6名、廃部はなくなりましたわね。」
琴奈「………ありがとうございます。理事長!」
レム/ユノ「ありがとうございます!」
千歌「良かったですね、琴奈さん!」
琴奈「ええ!本当に、あなた達とファイトできて良かった。でも、まだ私達は終わらないわ。」
千歌「?」
琴奈「私達は敗者復活戦を勝ち上がり、再びあなた達Aqoursの前に立つわ。そして今度は私達が勝つ!」
千歌「はい!待ってます!」
ーーー
ラブライブ!予選決勝
Aqours:3pt
エスカトロジー:2pt
Aqours ラブライブ!本戦進出 決定!
ついに、今回で ラブライブ予選 が全て終わりました。思ったより、予選が長かった……
今回のファイトも熱かった!と感じたら感想を是非!