バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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ラブライブ!バディカップ予選 開幕!

〈ラブライブ!〉開催当日

 

 

十千万

 

梨子「千歌ちゃ〜ん!そろそろ行くよ〜!」

 

曜「千歌ちゃ〜〜ん!」

 

梨子「……返事がない…」

 

曜「まだ寝てるのかな?」

 

梨子「寝てるって……、後1時間半で始発の電車が来るのよ!」

 

 

志満姉「あら梨子ちゃん、曜ちゃん、おはよう」

 

美度「はよっす」

 

梨子/曜「おはようございます。」

 

曜「あの、千歌ちゃんは?」

 

梨子「まだ寝てるんですか?」

 

志満「千歌ちゃんなら、もう出かけて行ったわよ?」

 

美度「1時間前には、外に出たはず。全く千歌は、遠足とか楽しみな時だけ早起きするんだから……極端なんだよな〜〜」

 

志満「ふふふ、それだけ今日のラブライブ!が楽しみなんでしょ。私達も応援に行くから、頑張ってね!」

 

曜/梨子「はい!」

 

 

志満姉と美度姉に応援されて、梨子と曜は駅に向かった。

 

 

千歌はすでに沼津駅に来ていた……

 

 

千歌「今日から、〈ラブライブ!〉……」

 

果南「おはよう。千歌」

 

千歌「果南ちゃん、おはよう!」

 

果南「ふふふ、珍しいね、千歌が1番のりなんて」

 

千歌「うん、なんか早く目が覚めちゃって……」

 

果南「そう、私も同じ……、ついに今日なんだね……」

 

千歌「うん……」

 

 

それからしばらくして、Aqoursは全員、沼津駅に揃った。

 

 

ダイヤ「全員集合しましたね?」

 

8人「はーい!」

 

ダイヤ「では、リーダーの高海千歌さんから、一言お願いします。」

 

千歌「え、私⁉︎」

 

鞠莉「頼んだわよ!リーダー!」

 

千歌「え、えっと……、最初は、ただのμ’sへの憧れでスクールバディチームを始めようと思った、μ'sのように強くてかっこよく輝きたいって言い続けて来た……、だけど、メンバーが集まって、浦女が廃校になるって知って、私達は本格的に〈ラブライブ!〉を目指すようになった。同時に、いつしかμ'sは「憧れ」から、目指す「目標」になって、そして、「夢」になった。今はμ'sを越えるチームになりたいって私は思ってる。だから、ありがとう。皆!」

 

ダイヤ「ありがとう。は、私達の方ですわ……千歌さん…」

 

鞠莉「ええ」

 

千歌「え?」

 

果南「私とダイヤと鞠莉は、一度〈ラブライブ!〉を諦めた。そして、別々に生きるようになった。私はバディチームを避けるようになって……」

 

鞠莉「私は海外の家族の家に帰って……」

 

ダイヤ「私は……、生徒会のみに目を向けるようになりました。」

 

果南「だけど、私達はまた3人揃って、もう一度こうしてAqoursとして活動している。」

 

鞠莉「私達は千歌っちのおかげで、また3人集まれたの…」

 

ダイヤ「千歌さん達が私達の「夢」を引き継いでくれたから……、新たなAqoursとして、また私達の絆を取り戻してくれたから、だから、ありがとう。ですわ千歌さん……」

 

千歌「ダイヤさん……、よし、皆で絶対〈ラブライブ!〉に勝とうね!」

 

Aqours「うん(はい)!」

 

 

そして、Aqoursは東京へ向かった……

 

ーーー

 

しばらくして、Aqoursは東京の秋葉原に到着した。

 

そして〈ラブライブ!〉が開催されるからか、街は活気に満ちていた。

 

 

花丸「うわぁ〜〜!」

 

ルビィ「今までより、人が多い……」

 

善子「凄い……」

 

千歌「ラブライブ!の予選会場ってどこですか?ダイヤさん」

 

ダイヤ「ちょっと待ってください。ラブライブの予選会場は……そんな……、あり得ませんわ…!」

 

果南「どうしたの!ダイヤ!」

 

曜「何かあったの⁉︎」

 

ダイヤ「ラブライブ!の予選会場ですが……、なんと……!」

 

ルビィ/花丸/善子「なんと?」

 

ダイヤ「なんと……!」

 

千歌/曜/梨子「なんと?」

 

ダイヤ「なんと!」

 

果南「早く言いなよ……」

 

ダイヤ「予選会場は……、音ノ木坂女学院ですわ〜‼︎」

 

ーーー

 

音ノ木坂女学院 門前

 

 

ラブライブ! ヨセンカイジョウハコチラデ-ス!

 

ラブライブ! サンカノスク-ルバディチ-ムハ アチラデウケツケテマ-ス

 

 

千歌「本当に……音ノ木坂女学院だ……」

 

ルビィ「大きい……」

 

善子「てか、ここに集まってる人達って皆ラブライブの参加チームなの⁉︎」

 

果南「お客さんもチラホラいるみたいだけど……」

 

梨子「久しぶりだなぁ〜、音ノ木……」

 

鞠莉「梨子って確か、元音ノ木生だったわね!」

 

梨子「はい!」

 

曜「それより、早く受け付けして来よう!」

 

ダイヤ「そうですわね!」

 

 

Aqoursは係員の指示に従ってラブライブ!の受け付けを済ませた。

 

 

係員「浦の星女学院のスクールバディチーム〈Aqours〉参加登録を確認しました。頑張ってくださいね!」

 

係員B「ラブライブ!の予選は10時頃から始まります。」

 

ーーー

 

AM10:00

 

バディファイト 予選開催式……

 

 

司会「ついに始まりました!最強のスクールバディチームの殿堂!〈ラブライブ!バディカップ〉!予選大会を開催致します!」

 

 

ワ----!!!

 

イエ----イ!!!

 

ヒュ---ヒュ---!!!

 

 

仕界「私!司会を務めさせていただきます、仕界と申します!ダジャレじゃなく本名です!では、今回 ラブライブ!予選会場として音ノ木坂女学院を提供してくれました。この方に挨拶をいただきます。音ノ木坂女学院の理事長さん、どうぞ!」

 

 

音ノ木坂 理事長「予選に参加するスクールバディチームの皆様、おはようございます。私、音ノ木坂女学院の理事長を務めています。南と申します。」

 

ーーー

 

千歌(あれ?あの人って、ことりさん?)

 

ダイヤ(どうでしょう?確かに南と名乗りましたが、雰囲気が少し違うような……)

 

ーーー

 

理事長「今回、この学院を提供致しましたのは、かつて、我学院から生まれました、スクールバディチーム〈μ's〉の栄光を生み出した〈ラブライブ!バディカップ〉に感謝と敬意を表しまして、この学院を提供致しました……」

 

⬆︎長くなるんで省略……

 

 

仕界「理事長さんありがとうございました。今回からは予選の方式を全てトーナメントで行います。この予選トーナメントで優勝したチームが、〈ラブライブ!バディカップ 本戦〉に進む事ができます!ふふふ、皆さん待ちきれない様子ですね、ではこれより、予選トーナメントの対戦カードを決めます!10分後に各チームの代表は壇上に集まってください!」

 

ーーー

 

千歌「代表は誰が行く?」

 

曜「それは勿論!」

 

果南「今日まで私達を引っ張ってくれた…」

 

花丸「私達のリーダーずら!」

 

8人「千歌ちゃん(さん)!」

 

千歌「私⁉︎」

 

ダイヤ「任せましたよ、千歌さん」

 

ルビィ「頑張ってください……」

 

千歌「分かった、行ってくるね!」

 

ーーー

 

壇上

 

各チームの代表が壇上に上がる、対戦カードを決める方法はくじ引き、まずは各チームの代表6人でくじを引き、トーナメント表と同じ数字の場所にそのチームの名前が入る。

 

因みに、千歌が引いた数は3……

 

そして全チームの代表がくじを引き終えた。

 

 

仕界「では、予選トーナメントの対戦カードが決定致しました!」

 

 

予選トーナメント対戦表

 

1. チーム 南斗 vs チーム 北斗

 

2. チーム カリバー vs チーム ライオット

 

3, チーム Aqours vs チーム トライデント

 

4. チーム アクロス vs チーム 海清

 

5. チーム エスカトロジー vs チーム 乱武

 

6. チーム 96 vs チーム アンタレス

 

7. チーム キンブリー vs チーム 雷雲

 

8. チーム シレーヌ vs チーム ライア

 

 

仕界「対戦カードが決まったところで、〈ラブライブ!バディカップ〉予選トーナメント!開始ーー!!」

 

 

遂に,ラブライブ!予選大会 開催!


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