バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
ラブライブ!からの通知
9月中旬……、浦女祭が終わって1週間が経った。千歌達Aqoursは、日曜日にも関わらずバディ部室に集められていた。
鞠莉「はぁーい!皆、急に集めてごめんね〜!」
善子「全くよ、せっかくの日曜日なのに呼び出しなんて何なのよ……」
花丸「何かあったずら?」
ルビィ「お姉ちゃん、何か聞いてる?」
ダイヤ「いいえ、何も聞かされてませんわ」
果南「ダイヤも知らないとなると、また鞠莉の思い付きかな?」
梨子「面倒事じゃなければいいんですけど……」
曜「ははは、そうだね」
千歌「それで鞠莉ちゃん、どうして集めたの?」
鞠莉「実はね、私達Aqours宛にお手紙が届いたの!」
花丸「お手紙……ずら?」
曜「もしかして、廃校が無しになったとか?」
鞠莉「残念だけど、そんな都合の良い内容ではないみたいよ?千歌っち、代わりに読んでみて?」
千歌「私?うん!」
千歌は鞠莉から手紙を受け取って手紙を読む……
「浦の星女学院 バディファイト部のスクールバディチーム〈Aqours〉の皆様へ、数々のバディファイトのイベント等でのご活躍を拝見させてもらっております。これまでのご活躍と功績を評価致しまして。この度、浦の星女学院のスクールバディチーム〈Aqours〉の皆様へ
〈ラブライブ!バディファイト・カップ〉
の開催と、そのご案内をお知らせ致します。
ラブライブ!バディファイト・カップ 運営委員会より……」
千歌「……これって……!」
Aqours「ラブライブ!の参加状ーー!」
ダイヤ「まさか、ラブライブの運営側からのお手紙とは……」
ルビィ「す、凄い……」
善子「夢…、じゃないわよね?」
曜「千歌ちゃん!」
千歌「うん、夢なんかじゃないよ……、本当に出られるんだ!私達がずっと目指して来た、〈ラブライブ!〉に……!」
Aqours「ぃやったーーーーーーーーー‼︎‼︎」
ーーー
そして次の日(月曜日)
全校集会でAqoursは発表した!
千歌「浦女生徒の皆さん!私はAqoursのリーダー、高海千歌です!今日は皆に重大なお知らせがあります!何とこの度、私達スクールバディチーム Aqours は、〈ラブライブ!バディファイト・カップ〉への参加が決定しました!」
ウワァァァァァ!!
ヤッタ----!!
ヒュ-ヒュ--!!
バンザ--イ!!バンザ--イ!!
千歌「これも、今日まで私達Aqoursの応援をしてくれた皆のおかげだと思っています。だから、私達は負けません!最後まで勝ち抜いて……、絶対に優勝します!そしてこの浦の星女学院を救ってみせます!だから皆、これからも私達Aqoursを宜しくお願いします!」
8人「宜しくお願いします!」
ウワァァァァァァァァ--!!
トウゼンデショ---!!
ガンバレ--!!
ズット オウエンスルワ---!!
アクア!! アクア!! アクア!! アクア!!
アクア!! アクア!! アクア!! アクア!!
千歌「皆、ありがとう。」
ーーー
曜「それで、開催っていつだっけ?」
千歌「えーと…………、いつだっけ?」
ダイヤ「はぁ…、あなた達は、ラブライブ!の開催は今週の土曜日から1週間……丁度、秋休みの期間中に開催されます。」
果南「意外とすぐだね」
鞠莉「まぁ、早いに越した事はないわ!」
千歌「よし!皆!来週のラブライブ!に向けて、特訓しよう!」
曜「そうだね!特訓しよう!」
ーーー
北海道 函館
Saint Snow の実家 和風喫茶
理亞「お姉様、その通知は……?」
聖良「うん、〈ラブライブ!〉開催の通知だよ」
理亞「それじゃ、私達……」
聖良「ラブライブ!に出る権利があるみたいだね」
理亞「やりましたね!お姉様!」
聖良「うん!必ずラブライブ!で優勝して、このお店を、この町を盛り上げてみせる!そして多分、いや必ずAqoursもラブライブ!に出て来るでしょう。彼女達との決着も必ずつけます。」
理亞「はい!お姉様!」
聖良「私達が目指すのはスクールバディチームの頂点……」
ーーー
千歌「絶対に負けられない戦いが、そこにある。」
ーーー
聖良「最強の称号を……」
ーーー
千歌「夢の先にある輝きを……」
ーーー
千歌/聖良「必ず掴んでみせる‼︎」
ラブライブ!バディカップ 編
Aqours版 始動!