バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

223 / 474
宣戦布告

浦女祭 最終日

 

鞠莉「え〜、今日は浦女祭の最終日です!皆さん!一昨日、昨日以上に悔いが無いよう盛り上がって行きましょう!」

 

生徒一同「おーーー!」

 

ーーー

 

千歌「よーし!最終日も頑張ろー!」

 

Aqours「お〜……」

 

千歌「あ、あれ?」

 

曜「さすがに、皆、疲れが出てるね」

 

善子「2日連続で1人10人以上は相手をしてれば疲れてもしょうがないわよ……」

 

ルビィ「善子ちゃんもヨハネ〜ってあまり言わなくなったもんね……」

 

善子「そんな事……………無いわよ……」

 

花丸「今の間は何ずら?」

 

千歌「も〜、皆!今日で浦女祭も終わりなんだから元気に行こうよ〜!」

 

鞠莉「そうよ!ほら皆!今日1日の辛抱よ、今日も上げて行きましょう!」

 

果南「だね…!」

 

ダイヤ「まだ疲れてる場合ではないですね!ほら皆さん、立ってください!声張って行きますわよ!」

 

梨子「はい!」

 

ーーー

 

???「ここが、浦の星女学院……」

 

??「結構盛り上がってるみたいだね〜!」

 

???「行きましょう。まずは彼女達に挨拶です。」

 

ーーー

 

千歌「私達Aqoursとファイトしませんか〜〜!」

 

梨子「ファイトしてくれたら特別チケットをお配りしまーす!」

 

曜「今日は最終日なので、特別チケットを2枚差し上げまーす!」

 

果南「是非、ファイトしてください!」

 

???「あの、すみません」

 

千歌「はい!ファイトですか?」

 

???「いいえ、今日は挨拶しに来たんです。」

 

 

千歌達の前に3人の少女達が現れる。

 

 

千歌「挨拶?」

 

???「はい、スクールバディチーム Aqours の高海千歌さん……」

 

千歌「⁉︎」

 

曜「千歌ちゃん、どうしたの?」

 

梨子「お客さん?」

 

 

Aqoursの皆が集まる。

 

 

???「自己紹介しよう、私達は、スクールバディチーム 〈エスカトロジー〉です。そして私はそのリーダー、彩條 琴奈(さいじょう ことな)です。」

 

??「私は 東坂 ユノ(とうさか ゆの)!」

 

???「私は 浅加 レム よ」

 

琴奈「さっきも言った通り、今日はあなた方への挨拶に来た次第です。」

 

ダイヤ「挨拶…、ですか?」

 

琴奈「はい、いずれ私達は戦う事になりますからね、あなた方Aqoursと、〈ラブライブ!〉の場で……」

 

果南「ラブライブ!……」

 

鞠莉「いわゆる宣戦布告ってやつね!」

 

琴奈「宣戦布告……そうですね、その言葉がしっくり来ますね。私達には分かります。あなた方とは必ずファイトする事になる……」

 

善子「どうして……」

 

琴奈「バディファイト・ハイパーカップ……、あの大会で私達はあなた方に注目していました。私達はあなた達のファイトに確かな強さを見た。だから、直接挨拶に参ったのです。」

 

Aqours「………」

 

琴奈「高海千歌さん」

 

千歌「はい」

 

琴奈「本当なら、今ここで、あなたとファイトしてみたい。ですが私は楽しみは最後までとっておきたいタイプなので……」

 

 

そして琴奈は陰を落とした妖艶な笑みで告げた……

 

 

琴奈「〈ラブライブ!〉で戦う時は、完膚なきまで、あなた達を叩き潰しますから。」

 

 

Aqours「……⁉️」 ゾクッ……

 

 

琴奈「では、私達はこれで……」

 

ユノ「え〜、私ファイトしたい〜〜!」

 

レム「ダメよ、帰ったら私が相手してあげるから、堪えなさい」

 

ユノ「は〜〜い」

 

 

そして3人は学園祭の中に消えていった……

 

 

善子「な、何だったのよ……いったい……」

 

ルビィ「なんか、別の怖さがあった……」

 

花丸「ずらぁ……」

 

曜「千歌ちゃん、今の感じは……」

 

梨子「私も感じた……」

 

ダイヤ「チーム エスカトロジー……」

 

果南「なんか、やな感じ…」

 

鞠莉「底が知れない力を感じたわ……」

 

千歌「………受けて立とう…皆、私達は絶対に負けられない!」

 

曜「千歌ちゃん……」

 

ダイヤ「心配は要らないみたいですわね?」

 

果南「うん…、むしろ……良い起爆剤になったと思うよ!」

 

千歌「絶対に勝とうね、皆……」

 

 

美度「あれ、なんかしんみりしてない?」

 

志満「あら本当、どうしたのかしら?」

 

 

千歌「あ、志満姉!美度姉!来てくれたの⁉︎」

 

志満/美度「当然でしょう」

 

千歌「お宿の方はいいの?」

 

志満「お母さんと中居さんが「行ってきていいよ」って言ってくれたから来ちゃった!」

 

美度「まあ、お休み欲しかったし、良いかなってさ」

 

千歌「そうなんだ〜!あ、そうだ!2人もファイトしよ!今日は最終日だから特別チケット2枚あげるよ!」

 

美度「ああ〜、私パス!デッキ忘れて来たわ」

 

志満「なら、私が相手をしましょう。良いわよね?千歌ちゃん」

 

千歌「え、志満姉が相手……、ううん、良いよ!私とファイトだよ!」




新たなるライバルの予感……

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。