バディファイトLoveLive!サンシャイン!! 作:ヤギリ
季節は秋になり、浦の星女学院は学園祭の準備に追われていた。
バディ部 部室
千歌、ダイヤ、ルビィは部室で作業をしていた。
千歌「はあ……、やっと終わった〜!」
ダイヤ「終わったところで悪いですが、次のチケットの印刷が終わったので、カットをお願いします。」
千歌「え〜〜!まだあるの〜〜!」
ダイヤ「当然です!チケットの平均枚数は500枚以上必要です。私達はまだ半分くらいしか出来ていません」
千歌「そんな〜〜!」
ルビィ「うゆぅ……」
ダイヤ「皆も他の準備で頑張っています。私達も残り250枚、頑張りましょう。千歌さん、ルビィ」
千歌/ルビィ「は〜い……」
鞠莉「ふふふ!ファイトよ、千歌っち!」
花丸「ルビィちゃんも頑張るずら」
鞠莉と花丸は、部室で飾り付けなどを作っていた。
ーーー
校門前
果南「曜、もう少し高く上げて!」
曜「はーい!」
果南「梨子、善子、もう少し押して!一気に建てるよ!」
梨子「はーい!」
善子「ヨハネよ!押すわよー!」
校門前……曜、梨子、善子、果南は校門前のアーチを建てていた。
梨子「ふう、なんとか建てたわねぇ」
善子「もう腕パンパンよ……」
梨子「同じく……」
果南「お疲れ、皆!じゃあ部室に戻ろうか」
曜「了解であります!」
4人が戻ろうとした時、強い風が吹いてアーチが倒れた……
4人「…………」
果南「………建て直そうか……」
曜「うん……」
梨子/善子「……そんな〜〜〜!!」
ーーー
なんやかんやあって、何とか2週間半に及ぶ学園祭の準備が終わった!
体育館
鞠莉「皆さん!学園祭の準備、お疲れ様でした。明日はいよいよ浦の星女学院祭の初日になります。明日から3日間、お客さんに負けないくらい楽しく盛り上がっていきましょうーーー!」
生徒一同「おーーー!」
鞠莉「以上、開祭式を終わります!」
ーーー
梨子「浦女祭って3日間もあるんだ…」
千歌「うん!ちょっと大変だけど、それ以上に楽しいよ!」
梨子「ふふふ、楽しみ」
曜「明日の浦女祭をきっかけに、入学希望者数が増えるといいね」
千歌「増えるよきっと、ううん、増やしてみせる!」
曜/梨子「うん!」
ーーー
翌日
浦女祭 当日……
ザワ ザワ ザワ ザワ
ワイ ワイ ワイ ワイ
梨子「うわぁ〜!結構人集まったね!」
千歌「うん!」
曜「なんか去年より人が多い気がする!」
ダイヤ「当然ですわ!少し手を加えましたから」
花丸「手を加えたずら?何したの?」
鞠莉「ふふっ簡単よ、浦女のホームページだけじゃなく、Aqoursのホームページにも浦女祭を紹介したの!」
善子「なるほどね」
ルビィ「それなら、私達のファンの人達にも知ってもらえるし、来てもらえるもんね!」
果南「ふふふっ、さあ皆、準備するよ!」
浦女祭 開催!
浦女 グラウンド
千歌「はいはーい!皆さーん、私達Aqoursとファイトしませんか〜!」
曜「私達とファイトしてくれたら、浦女祭を一層たのしんでいただける限定チケットをお配りしまーす!」
梨子「皆さーん、ファイトしましょう!」
花丸「オラ…じゃなくて……まるとファイトする人いませんか〜!」
ルビィ「誰か、る、ルビィとファイト……してください……!」
善子「ふっふっふっ…、このヨハネとファイトした者には、堕天使の褒美を与えましょう…、そして!リトルデーモンの称号を……」
果南「私達とファイトすれば、限定チケットをお配りします!」
鞠莉「マリーに挑むチャレンジファイターはいませんかーー!」
ダイヤ「誰か、私とファイトしてくださるファイターはいませんか〜!」
ミテミテ! アクア ヨ!!
カワイイ--!!!
アクア ト ファイト デキルッテ!
マジ!? ヤロウゼ!!
ヨハネサマ ステキ!!
アクア--!!
モブ1「千歌ちゃん!バディファイトお願いします!」
千歌「はーい!」
曜「先にお客さんがついたのは千歌ちゃんだね」
ルビィ「千歌ちゃん頑張れー」
ダイヤ「ルビィ、応援するならお客さんの方でしょ?」
ルビィ「あ、そうか…」
ついに、浦女祭 開催!