バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

217 / 474
浦の星女学院祭 開催

季節は秋になり、浦の星女学院は学園祭の準備に追われていた。

 

 

バディ部 部室

 

 

千歌、ダイヤ、ルビィは部室で作業をしていた。

 

 

千歌「はあ……、やっと終わった〜!」

 

ダイヤ「終わったところで悪いですが、次のチケットの印刷が終わったので、カットをお願いします。」

 

千歌「え〜〜!まだあるの〜〜!」

 

ダイヤ「当然です!チケットの平均枚数は500枚以上必要です。私達はまだ半分くらいしか出来ていません」

 

千歌「そんな〜〜!」

 

ルビィ「うゆぅ……」

 

ダイヤ「皆も他の準備で頑張っています。私達も残り250枚、頑張りましょう。千歌さん、ルビィ」

 

千歌/ルビィ「は〜い……」

 

 

 

鞠莉「ふふふ!ファイトよ、千歌っち!」

 

花丸「ルビィちゃんも頑張るずら」

 

 

鞠莉と花丸は、部室で飾り付けなどを作っていた。

 

ーーー

 

校門前

 

果南「曜、もう少し高く上げて!」

 

曜「はーい!」

 

果南「梨子、善子、もう少し押して!一気に建てるよ!」

 

梨子「はーい!」

 

善子「ヨハネよ!押すわよー!」

 

 

校門前……曜、梨子、善子、果南は校門前のアーチを建てていた。

 

 

梨子「ふう、なんとか建てたわねぇ」

 

善子「もう腕パンパンよ……」

 

梨子「同じく……」

 

果南「お疲れ、皆!じゃあ部室に戻ろうか」

 

曜「了解であります!」

 

 

4人が戻ろうとした時、強い風が吹いてアーチが倒れた……

 

 

4人「…………」

 

果南「………建て直そうか……」

 

曜「うん……」

 

梨子/善子「……そんな〜〜〜!!」

 

ーーー

 

なんやかんやあって、何とか2週間半に及ぶ学園祭の準備が終わった!

 

 

体育館

 

 

鞠莉「皆さん!学園祭の準備、お疲れ様でした。明日はいよいよ浦の星女学院祭の初日になります。明日から3日間、お客さんに負けないくらい楽しく盛り上がっていきましょうーーー!」

 

生徒一同「おーーー!」

 

 

鞠莉「以上、開祭式を終わります!」

 

ーーー

 

梨子「浦女祭って3日間もあるんだ…」

 

千歌「うん!ちょっと大変だけど、それ以上に楽しいよ!」

 

梨子「ふふふ、楽しみ」

 

曜「明日の浦女祭をきっかけに、入学希望者数が増えるといいね」

 

千歌「増えるよきっと、ううん、増やしてみせる!」

 

曜/梨子「うん!」

 

ーーー

 

翌日

 

浦女祭 当日……

 

 

ザワ ザワ ザワ ザワ

 

ワイ ワイ ワイ ワイ

 

 

梨子「うわぁ〜!結構人集まったね!」

 

千歌「うん!」

 

曜「なんか去年より人が多い気がする!」

 

ダイヤ「当然ですわ!少し手を加えましたから」

 

花丸「手を加えたずら?何したの?」

 

鞠莉「ふふっ簡単よ、浦女のホームページだけじゃなく、Aqoursのホームページにも浦女祭を紹介したの!」

 

善子「なるほどね」

 

ルビィ「それなら、私達のファンの人達にも知ってもらえるし、来てもらえるもんね!」

 

果南「ふふふっ、さあ皆、準備するよ!」

 

 

浦女祭 開催!

 

 

浦女 グラウンド

 

 

千歌「はいはーい!皆さーん、私達Aqoursとファイトしませんか〜!」

 

曜「私達とファイトしてくれたら、浦女祭を一層たのしんでいただける限定チケットをお配りしまーす!」

 

梨子「皆さーん、ファイトしましょう!」

 

花丸「オラ…じゃなくて……まるとファイトする人いませんか〜!」

 

ルビィ「誰か、る、ルビィとファイト……してください……!」

 

善子「ふっふっふっ…、このヨハネとファイトした者には、堕天使の褒美を与えましょう…、そして!リトルデーモンの称号を……」

 

果南「私達とファイトすれば、限定チケットをお配りします!」

 

鞠莉「マリーに挑むチャレンジファイターはいませんかーー!」

 

ダイヤ「誰か、私とファイトしてくださるファイターはいませんか〜!」

 

 

ミテミテ! アクア ヨ!!

 

カワイイ--!!!

 

アクア ト ファイト デキルッテ!

 

マジ!? ヤロウゼ!!

 

ヨハネサマ ステキ!!

 

アクア--!!

 

 

モブ1「千歌ちゃん!バディファイトお願いします!」

 

千歌「はーい!」

 

 

曜「先にお客さんがついたのは千歌ちゃんだね」

 

ルビィ「千歌ちゃん頑張れー」

 

ダイヤ「ルビィ、応援するならお客さんの方でしょ?」

 

ルビィ「あ、そうか…」

 

 

ついに、浦女祭 開催!


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。