バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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浦の星女学院祭 編
学園祭に向けて!


8/18日

 

 

十千万

 

 

「千歌ーー!」

 

千歌「う〜〜ん…」

 

美渡「千歌!さっさと起きろー!」

 

千歌「うーん…分かってるよー……」

 

美渡「分かってたら今寝てないでしょ!早く準備しないと学校遅れるよ!」

 

 

千歌は時計を見る……

 

 

千歌「あーーーー!遅刻するーーー‼︎」

 

 

数分後…

 

 

千歌「行って来まーす!」

 

 

 

美渡「まったく、あれでハイパーカップ優勝してるんだから世も末だな〜〜……」

 

志満「ふふふ、あの子も頑張ったんだから、そんな事言わないの、それに美渡ちゃんだって人のこと言えないわよ?」

 

美渡「え?」

 

志満「私、あなたにお風呂掃除を頼んでたわよね?」

 

美渡「あ……」

 

志満「千歌ちゃんに呆れる暇があるなら早く掃除をしなさい!」

 

美渡「は、はい!」

 

ーーー

 

夏休みが終わって1週間が過ぎた!

 

 

浦女学院

 

放課後

バディ部

 

 

ダイヤ「ゴホン…、2学期が始まって間も無いですが、今回から大忙しですわよ!」

 

千歌「え?どうしてですか?」

 

ダイヤ「忘れたんですの?来月は浦の星女学院の一大イベント……[浦女学院祭]があるのですよ!」

 

果南「あー、もうそんな時期か〜」

 

梨子「浦女学院祭?」

 

千歌「梨子ちゃんと1年生の皆は初めてだよね?凄い賑やかなイベントなんだよ〜!」

 

梨子「へ〜、どんな事するの?」

 

ダイヤ「まあ、他の学校と何ら変わりは無いですが、クラス毎や、部活動毎にレクリエーションを行う事になりますが、最近では、ほとんど部活動毎の出し物が多いですね。」

 

鞠莉「確かにね」

 

ダイヤ「それで、私達バディファイト部も部活動である以上、何かイベントを用意せねばなりません!皆さん、何かいい案はありますか?」

 

Aqours「う〜ん…」

 

曜「バディ部なんだから、やっぱりバディファイトの大会を開く……とか?」

 

果南「うーん、アイデアはいいと思うけど……」

 

鞠莉「ちょっと、ありがち過ぎるわね〜」

 

ダイヤ「ですわね、バディ部のある学校なら、どこでもバディファイトの大会を開くはずですから、新鮮味があまりありませんわね?」

 

曜「ですよね〜」

 

善子「ならば、学校の至る所でいきなりファイトを仕掛けて、人々を堕天の世界へ陥し入れるデス・ファイト……!」

 

果南「それじゃお客さんの迷惑になるだけだよ…‥」

 

花丸「だったら、バディファイトを使った演劇とかどうずら?」

 

鞠莉「演劇かぁ……、楽しそうね!」

 

ダイヤ「楽しそうではありますが……」

 

 

梨子「え、演劇……?私が……?無理よ、ムリムリ…!人前で演技だなんて、私にはムリ……ブツブツ…

 

ルビィ「人前で……演劇……、ピギイィィ……!

 

 

梨子は言葉をブツブツと繰り返し、ルビィは考えただけで顔を真っ赤にして、意気消沈している……

 

 

千歌「2人がこれじゃ、無理そうだね?」

 

花丸「ずら…」

 

果南「自分達は勿論、せめてお客さんが自由にバディファイトを楽しめればいいんだけどね〜」

 

 

Aqours「う〜〜ん…」

 

 

Aqoursは再び悩む……

 

 

千歌「あ、そうだ!ダイヤさん!」

 

ダイヤ「な、何ですの?」

 

千歌「この学校って【チケット】とかって販売してますよね?」

 

ダイヤ「ええ、確かに、入場料を払ってもらい代わりに、その金額分のチケットなどをお配りしていますが……」

 

千歌「なら、私達もチケットを配ればいいんだよ!」

 

曜「? どう言う事なの?」

 

千歌「だから、バディファイトだよ!バディファイトで私達に勝ったら、チケットを配る!どうかな?」

 

果南「なるほど、学園祭のチケットを景品にする訳か……」

 

鞠莉「あら、それ良いじゃない!お客さんの自由参加で、しかもバディファイトのちょっとしたミニゲームね!」

 

千歌「そう!例えば、私達の内1人でも倒せば、お食事チケットを2枚あげる!とか」

 

ルビィ「私はそれで良いと思います!」

 

花丸「まるも賛成ずら!」

 

善子「私も意見は無いわ」

 

梨子「私も良いと思う!」

 

曜「さすが千歌ちゃんだね!」

 

千歌「えへへ〜」

 

ダイヤ「では、その方向で行きましょう。ですがそれでは来年以上のチケットの準備が必要になりますが、制作部に頼むわけにもいきませんわね……、それぞれ別の準備がありますから…」

 

果南「それじゃ、私達Aqoursの皆で景品チケットを作ろうか、私達に勝った時しか貰えない限定チケットとか!」

 

鞠莉「オウ!果南 good アイデアね!」

 

千歌「じゃあ決まりで良いかな?」

 

8人「うん(はい)!」

 

 

 

こうして、浦の星女学院祭の準備が始まった!


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