バディファイトLoveLive!サンシャイン!!   作:ヤギリ

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真紅の流星 編
Aqours帰還


バディファイトハイパーカップが終わって2日が過ぎた。

私達Aqoursは沼津に帰って来た!すると駅の前には浦女の皆が居て、私達Aqoursを迎えてくれた。

 

 

モブA[千歌ー!曜ー!梨子ちゃーん!]

 

千歌[Aちゃん!皆!]

 

曜[皆、どうしたの!]

 

梨子[何かあった!]

 

モブB[何かあったって、Aqoursは私達浦女のヒーローだからだよ!]

 

Aqours[私達がヒーロー⁉︎]

 

 

皆の話によると、一昨日までのハイパーカップがテレビで中継されていたらしく、皆も先生達も家や学校のテレビで千歌達の活躍を観てたみたい!なんか嬉しいな〜

 

 

それから千歌達は町に出る。すると…

 

 

千歌[…あれ?]

 

鞠莉[千歌っち?どうかした?]

 

千歌[うん、なんか……、変わった気がして…]

 

善子[変わったって、どこが?まさか!私達が居ない間に謎のブラックエリアが町を包み込んで支配しているの…]

 

花丸[そんな事ないずら…]

 

善子[最後まで言わせてよ!]

 

果南[確かに、変わってるって言うのはなんとなく分かる気がする]

 

曜[果南ちゃんも?]

 

梨子[……そっかぁ]

 

ルビィ[何か分かったの?梨子ちゃん]

 

ダイヤ[変わったのは、町の雰囲気ですわ]

 

千歌[うん、電車を降りた時から思ってたけど、いつもより沼津で降りる人達が多かったんだ、だから人通りが多くなったんだよ!活気が出て来たんだよ!]

 

曜[じゃあ、もしかしたら!]

 

千歌[うん!皆!一度学校に行こう!]

 

 

そして千歌達は学校に向かった。そして、部室のパソコンで生徒募集のページを見てみると…

 

浦女入学投票……47人

 

 

梨子[嘘…、これって…!]

 

花丸[浦女の生徒募集数が……]

 

千歌[増えてる…、増えてるよ!投票人数が増えてる‼︎]

 

ダイヤ[鞠莉さん、私達がここを発つ時の人数を覚えて居ますか?]

 

鞠莉[ええ、確か……、35人だったかしら]

 

曜[凄い!それじゃあ12人も増えたんだね!]

 

梨子[ハイパーカップでの頑張りが、こんなに…!]

 

善子[……!]

 

ルビィ[善子ちゃん、少し泣いてる?]

 

善子[な、泣いてないわよ……、けど、結構嬉しい!]

 

千歌[ハイパーカップでの私達の頑張りが、こうして数字で現れてる……、こんなに嬉しい事はないよ!]

 

 

皆、嬉しさに反して涙を溜めている…、それだけ12人という数は多く、そして重い人数なのだ。

 

 

ダイヤ[ですが、この程度で喜んではいられませんわ!まだ50人にも到達していない以上、気を抜いてはいられません!私達バディ部も、近々準備を進めなければいけませんよ!]

 

曜[え?準備って何のです?]

 

ダイヤ[忘れたのですか?浦の星女学院伝統の行事…、<浦女学院祭>ですわ‼︎]

 

8人[そ、そうだったー!]

 

果南[って言ってもダイヤ、今はまだ7月の下旬だよ?]

 

鞠莉[そうね、準備するにはまだ早いわ]

 

ダイヤ[2人共何を言って……、あ、そうでしたわね、今は2度目の夏…でしたわね…]

 

 

そう、今Aqoursが生きている世界は新しく作り変えられた過去の世界、正確には、最初からクリムゾン彗星の存在しなかったという別世界の7月下旬に作り変えられたのだ。元々あった本来の世界の時間では10月上旬だったのだ。

 

 

それから千歌達は大会の疲れを癒すためにそれぞれの家に帰る。

そしてしばらく2度目の夏休みを謳歌する事に決めた。

 

ーーー

 

千歌[ただいま〜!]

 

志満[あら、千歌ちゃん!お帰りなさい]

 

千歌[志満姉!疲れたよ〜]

 

志満[ふふふ、お疲れ様、今日はお手伝いはいいから、ゆっくり休みなさい]

 

千歌[ありがとう!じゃあお風呂入るね!]

 

 

風呂場

 

ガラララ

 

千歌[おっ風呂〜バブルのお風呂〜♪あ…]

 

美渡[よお千歌、帰ったんだ]

 

千歌[うん、ただいま美渡姉]

 

美渡[あ、テレビ観たよ、やるじゃん千歌!正直、見直したよ!]

 

千歌[美渡姉…!うん!]

 

美渡[お風呂、掃除中にしとくから、ゆっくり入りな]

 

千歌[うん!ありがとう!]

 

 

入浴中…

 

 

千歌[ふう〜、生き返る〜…、日本人はやっぱり温泉だよね〜]

 

[ふふふ、まるでおばあちゃんみたいね]

 

千歌[⁉︎ だ、誰かいる⁉︎]

 

[千歌、私よ、私!]

 

千歌[なんだお母さんか…、脅かさないでよ〜]

 

千歌ママ[別に脅かしてはいないわよ、テレビ観たわよ、千歌もAqoursの皆も良く頑張ったわね、おめでとう]

 

千歌[お母さん…、うん、ありがとう!えへへ…今日はありがとうって言ってばかりだ!]

 

千歌ママ[そうなの?ふふふ…、じゃあ私は先に上がるから、ゆっくり休みなさい]

 

ーーー

 

しばらく入浴してから、千歌は部屋に戻ってきた。そして夜ごはんを食べる間もなく、眠りについた。

 

 

 

だけど千歌達はまだ気づかない、これから更に不思議な出来事と新たなる戦いが待っている事を……




多分、新章突入…

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