フェアリーテイル 月の歌姫   作:thikuru

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すいません!! 一日遅れました!! 2度目のデータ消失で、この時間に……


消えたショックが大きく半日ほど放心してました。

矛盾した箇所もあるかもしれませんが……最後までお付き合い、お願いします!


65話 王都到着!

 

 

 

ひょんなことからエドナツに助けられ、こちらの世界にアースランドのナツたちもいる情報を得たシクルとルージュ……

 

シクルたちは、エドナツの運転する魔導四輪車に乗せてもらい、ナツたちとの合流を目指していた。

 

 

「うっぷ……ま、まだ酔いが残っ、て……う」

 

「シクル、大丈夫ぅ?」

 

「まさかそこまで向こうのシクルが乗り物に弱いなんてな……」

 

 

シクルの必死な説得(?)により、なんとか1度車を止めてもらい酔い止め薬を飲んだシクル。

 

「私だって……うぷ、まさかこっちのナツが車から降りたらああなるなんて……フフ、思わなかったなぁ……うっぷ」

 

「う! そ、それはもういいだろ!? てか、あっちのお前があんなに怖いなんて……俺、考えもしなかった」

 

「止めたのに聞かなかったナツが悪い!!」

 

 

10分前ーーー

 

 

「止めろって……言ってんでしょぉおおおおおお!!!!」

 

バチィィン!!

 

「ぐもぉ!!」

 

先程、あまりにも酔いが回りすぎ、止めて欲しいと懇願したにも関わらず、ナツは運転を止めなかった為に我慢の出来なかったシクルがナツを叩き飛ばし、強制的に止めたのだが……

 

その際、ナツは車の外へ吹き飛び……

 

「ひぃい! ご、ごめんなさいぃいい!!」

 

「「……え」」

 

車から降りると、両手で顔を覆い、涙を流し震えるエドナツがいた……。

シクルとルージュは目を点にし、唖然とエドナツを見下ろす。

 

「……ナツ?」

 

「……うそぉ」

 

「ぼ、僕! 車に乗ると……周りとか、見えなくなっ……ちゃ、って……! ほ、ほんとに、ごめんなさいっ!」

 

ビクビクと震え、シクルに謝るエドナツ。

 

「……もしかして、ミストガンの言ってた少し違う自分って……」

 

「……こういうことぉ?」

 

明らかにシクルたちの知るナツではありえない光景に、苦笑を浮かべため息をついてしまう。

 

そのため息にすら、エドナツは「ひっ!」と声を上げ、身体を強ばらせる様子を見つめ……ふっと優しい笑みを浮かべるとぽんっとエドナツの肩に手を置く。

 

「ひぃ!?」

 

「ナツ……ほら、早く行きましょ? こうしている間にも状況が悪化しちゃってたら大変だよ」

 

「え……」

 

はっと、エドナツは伏せていた顔を上げ、シクルを見上げる……

 

そして、シクルのその微笑む表情を見つめエドナツも、にっこりと笑みを浮かべるとシクルの手を握る。

 

「うん!!」

 

 

これが10分ほど前の出来事だ……

エドナツは車に乗り込むと再びシクルの知るような雰囲気のナツに戻った。

 

「はぁ……それより、ナツ……今はどこに向かってるの?」

 

「あ? あー、今はシッカの街の方へ向かっている。ルーシィからの話だとお前の仲間たちはその街の宿に昨日泊まったみてぇだからな……

 

今頃は徒歩で王都に向かってんじゃねぇの?」

 

「徒歩ってぇ……王都までその街からだとどれくらいなのぉ?」

 

ルージュからの問いかけにんー、と少し考え……

 

「……3日……くらいじゃねぇか?」

 

「「3日!?」」

 

エドナツの答えにシクルとルージュは驚く。

 

「3日って……あー、でもナツたちなら歩くかもなぁ……」

 

「歩く姿が想像できるよぉ……あれ?」

 

「ん? どしたの、ルージュ……?」

 

シクルの膝の上で抱かれていたルージュが、何かに気づき声を上げ……そちらにゆっくりと指を差す……

 

その先を、シクルとエドナツも見やうと、そこには……

 

 

「……え」

「あれは……!」

 

 

大きな大きな飛空船と、大勢の王国軍の兵隊……そして、それらに囲まれ逃げ場のない……

 

 

「っ!! ナツ!! みんなっ!!!」

 

「あ、おいっ!?」

「シクル……!?」

 

ナツ、ルーシィ、ウェンディ、ハッピーとシャルルがいた……。

 

 

 

 

 

 

「くそ! 船が行っちまう!!」

王国兵に囲まれながら、上空へと浮かび上がる飛空船を見上げるナツ。

 

「そんな……あれに乗らないと間に合わないのにっ!!」

 

「しかもこの状況……まずいわね」

 

「ど、どうしましょう……!」

 

「ナツゥー!!」

 

 

魔法の使えないナツたち……唯一魔法の使えるルーシィだが、今の現状を打開出来る星霊は今おらず……万事休す……

 

「くっそぉ……!!」

 

ぐっと拳を握りしめ、苦々しく唇を噛み締めるナツ……

 

 

 

 

「皆、伏せてっ!!!!!」

 

「「「「「っ!?」」」」」

 

 

突然響いた女の声……驚きながらも、そのよく聞いたことのある声の言葉に従い、バッ! と頭を下げるナツたち。そして……

 

 

「はぁあああっ……月竜の……翼撃!!!」

 

 

ズゴォオオオオオオン!!!!

 

 

 

ナツたちの頭上を銀色の光が迸り、ナツたちを囲っていた王国兵を全て、薙ぎ払った。

 

「んなっ!?」

 

「この、魔法は……!」

 

「もしかして……」

 

目を見開くナツたち。そして……

 

スタッーーー

 

「っ……みんな、無事!?」

 

ナツたちの目の前に金色の髪を靡かせ、降り立つ女、シクル……彼女はナツたちを振り返り、声を上げる。

 

「っ! シクルっ!!!」

 

「シクルだぁ!!」

 

「シクルさん!!」

 

「わぁ!」

 

「あんた……どうして」

 

突然現れたシクルにナツたちはパァッと笑顔を浮かべ、ほっと強ばらせていた体の力を抜く。

 

「説明は後で……今は!」

シクルがそう言うと、ギャギャギャッ! と音を立て、1台の魔導四輪車がナツたちの目の前に止まる。

 

「な、なんだァ!?」

 

「え、これって……」

 

「妖精の尻尾のマークがありますよ……!」

 

 

「話はルーシィから聞いた、乗れ」

 

 

運転席からする声にナツたちは目を見開き、驚く中……シクルはすぐにその助手席へと乗り込む。そして、窓から顔を出し

 

「早く!! ここから逃げるよ!!」

と、ナツたちに喝を入れる。

その声にはっと我に返るナツたちは急いで後部座席に乗り込み、全員が乗り込んだのを確認すると……

 

「飛ばすぜ……落ちんなよ GO……ファイヤー!!」

 

その掛け声の瞬間、魔導四輪車は物凄いスピードで走り出し、一瞬で王国兵を振り切る。

 

 

「すっごーい!! あっという間に逃げきっちゃった!!」

 

「助かったわ」

 

「ありがとうっ!!」

 

「お……おぉ……うぷ」

 

「ナツさん……大丈夫ですか?」

 

走り出した瞬間に乗り物酔いを起こしたナツの背を、ウェンディが擦りながら、助け出してくれた人物に礼を言うルーシィたち。

 

「よかった、皆と無事に合流できて!」

 

「あたし達、探してたんだよぉ!」

 

「王都へ行くんだろ? あんなおんぼろ船より、こっちの方が早ぇぞ」

 

運転している人物、エドナツの声にナツたちは、ん? と首を傾げる。

 

「あれ……?」

 

「この、声……」

 

「「ふふふ……」」

ナツたちの様子に小さく笑い声を漏らしながら……目を合わせるシクルとルージュ。

 

 

 

「妖精の尻尾、最速の男……」

 

「「「「「あっ……!?」」」」」

 

 

ナツたちを振り返ったエドナツの姿に、口を大きく開き、呆然と見つめるナツたち。

 

「ファイヤーボールのナツとは、俺のことだぜ!」

 

「「「「ナツ(さん)っ!?」」」」

 

「お、お……れ?」

 

「あっははははっ!! 予想を裏切らない反応……!」

 

「ぷくくくぅ! やっぱりそぉなるよねぇ!」

 

予想を裏切らないナツたちの反応に笑いが止まらないシクルとルージュ。

 

「ナツ? え……もし、かして……こっちの……エドラスの、ナツ?」

 

「ルーシィが言ってた通り、そっくりだな……で? あれがそっちの俺かよ……情ねぇ」

 

乗り物酔いを起こすナツに呆れたため息をつくエドナツ。

ナツはそんな事に気づきもせず、ただただ乗り物酔いに苦しんでいた。

 

「こっちのナツさんは乗り物が苦手なんです」

「乗り物乗った瞬間にこれだもんね……私もだけど」

 

ウェンディとシクルの言葉に呆れた様子を強く見せるエドナツ。

 

「それでも俺かよ? こっちじゃ俺は、ファイヤーボールって名前の、運び屋専門の魔導士なんだぜ」

 

「へぇー……」

エドナツの言葉を聞き、その横顔を見つめるシクル。すると、後ろから「あれ?」と言うつぶやきが耳に届く。

 

「ん?」

「今気づいたんだけど……この魔導四輪、SEプラグついてないわ!」

 

「SEプラグ?」

 

「あーSELF ENERGYプラグって言ってね、運転手の魔力を燃料に変換する装置の事よ」

 

ルーシィの口から出たその単語に、疑問を持ったウェンディ。

そんな彼女の疑問にシクルは答えると、ルーシィと同じように車内を見てみる……

 

「確かに……そう言われてみると、ないね」

 

「あ、そっかぁ……こっちじゃ人が魔力をもってないから、SEプラグが必要ないんだねぇ」

ぽんっと手を叩き、合点がいったという様子のルージュの言葉になるほど、とシクルやルーシィたちは頷く。

 

「完全に魔法だけで走ってるってことだね」

 

「何よ。車に関しては、アースランドよりもこっちの方が全然進んでるじゃないの」

 

シクルたちがそう会話を続けていると……

 

突然エドナツは急ブレーキをかけ、車を止める。

 

「うっわっ!? ちょ、どうしたの、ナツ?」

 

「ちょっと!?何よ急に……」

 

心配し、エドナツの顔を覗き込むシクルと、抗議の声を上げようとするシャルル……

 

だが、その声が上がりきる前に、エドナツが口を開く。

 

「いや……、そうとも言えねぇな

 

魔力が有限である以上、燃料となる魔力もまた有限……今じゃ手に入れるのも困難

 

だから……俺が連れてってやるのはここまでだ、降りろ」

 

「「「「「「なっ……!?」」」」」」

 

エドナツのその言葉に驚愕し、目を見開くシクルたち。

 

「これ以上走ったら、ギルドに戻れなくなるんだ。あいつら……また勝手に場所を移動したからな」

 

「おお!! 生き返ったぁ!!」

 

そこに、乗り物酔いから復活したナツの叫び声が響き、1人、車から飛び降りていた。

 

「もう1人の俺は物分かりがいいじゃねぇか……さぁ、降りた降りた!」

 

「ちょ、ちょっと……!」

シクルが止めるのも聞かず、エドナツはシクルたちを車から降ろした。

 

「王国とやり合うのは勝手だけどよぉ……俺たちを巻き込むんじゃねぇよ

今回はルーシィの……お前じゃねぇぞ? 俺の知ってるルーシィの頼みだから、仕方なく手を貸してやった……だが、面倒はごめんだ。

俺は……ただ走り続けてぇ……

 

それに……走っていれば、あの時のことを忘れられる……」

 

「っ……ナ、ツ?」

 

「おい!」

 

どこか遠い目をし、そう呟くエドナツに、何かを感じ取るシクル。と、乗り物酔いから復活したナツがエドナツに突然話しかける。

 

そして……

「お前も降りろ!!」

 

と、ナツはエドナツを魔導四輪車から引きずり降ろそうとする。

 

当然、エドナツは必死に抵抗する。

 

「バッ! てめぇ……何しやがる!?」

 

「あ、ちょ、ナツ!! 待って……」

 

「同じ俺として、一言言わしてもらうぞ」

 

「よせ!! やめろ!! 俺を・・・俺を下ろすなぁ!!」

 

「あ……」

 

エドナツの必死とシクルの静止の言葉も虚しく、エドナツは魔導四輪車から引きずり降ろされた。

 

「「あーぁ……」」

 

「お前……なんで乗り物に強ぇ?」

「「そんなことかい!?」」

 

ものすごい形相でエドナツを引きずり降ろすから怒っているのかと思えば、ナツのまさかの質問にシクルとルーシィが突っ込む。

 

 

「ひっ……」

 

「ん?」

 

顔を近づけ、すごい迫力で詰め寄られたエドナツは身体を固め、顔を隠し……そして

 

「ご……ご、ごめんなさい……僕にも……わ、わかりません」

 

「「「「「は?」」」」」

 

エドナツは泣きながらそう言う。その隣ではシクルとルージュがあーあと、ため息をついていた。

 

「やっちゃったね……」

 

「だねぇ」

 

「お……お前……本当に、さっきの……俺?」

唖然とエドナツを指差し、そう問いかけるナツ。それですら、体を揺らしビクビクと怯えるエドナツ。

 

「は、はい! よ……よく言われます! 車に乗ると性格変わるって……!」

 

「こ……こっちが本当のエドナツだぁ!!」

 

 

「ひぃいいいいっ! 大きな声出さないでぇ……! 怖いよぉ……」

 

ハッピーの声に更に体を震わせ、怯えるエドナツ……。そんな彼の様子に開いた口が塞がらない様子のナツ……

 

「ニシシ……鏡の物真似芸でもする?」

 

頭を抱えて怯えるエドナツを見て固まるナツにルーシィは楽しげな、何かを企んだ様子を伺わせた顔をしている。

 

「ごめんなさい! ごめんなさい!! でも……僕には無理ですぅ!!」

 

「あぁ?」

 

「あー、エドナツの性格分かったでしょ……なら、そんな睨まないであげてねー」

 

最終的に身体にしがみつくエドナツの頭を撫で、慰めながらナツをどーどーと抑えるシクル。

 

「ル、ルーシィさんの頼みだからここまできただけなんですぅ……」

 

エドナツは怯えながらそう言う。

 

「いえいえ、無理しなくていいですよ」

 

「そーよ? それに、ここまで送ってくれただけで十分だよ」

 

ウェンディとシクルが笑みを浮かべ、そう言うとエドナツは少し落ち着いた様子で、笑みを浮かべた。

 

そんな様子にほっとシクルも息をつく。

だが……

「こんなのいても、役に立ちそうにないしね」

 

「シャルル!!」

 

シャルルがそう言うとエドナツは再び、顔を下ろしてしまい、周りが見れなくなる。

 

だが、すぐに顔を上げウェンディを見つめる。

 

「そ、そういえば……もしかして、もしかして、ウ……ウェンディさんとですか? あちらの……」

 

「はい! そうですよ」

エドナツの質問に嫌な表情をせず、頷くウェンディ。そんな彼女にほんの少し、頬を緩ませるエドナツ。

 

「うわぉ……小さくて可愛いね」

 

そして、次にエドナツはナツへと視線を向ける。

 

「それで……そっちが、アースランドの僕さんだよね?」

 

「どこにさんづけしてんだよ」

 

「だから、そーいう言葉使いしない!」

 

まだ少し表情の険しいナツの頭に1つ、拳を落とすシクル。

 

「オイラはハッピー。こっちがシャルルだよ!」

 

「ふん!」

 

ハッピーが自己紹介をすると、シャルルは顔を背けてしまう。

 

そして……

「あたしは、もう知ってると思うけど」

 

「ひいぃいい!!! ご、ごめんなさい!!なんでもしますからぁ……!!」

 

ルーシィに声をかけられた瞬間に震え上がるエドナツ。

 

「……」

「お前さ、もっと俺に優しくしてやれよ」

 

魔導四輪車の影に隠れ、怯えているエドナツ。

 

「こっちのルーシィさんは……皆さんをここまで運ぶだけでいいって……だから、ぼく……」

 

エドナツの言葉でやっと、シクルたちは自分たちが今、何処にいるのか気づき……辺りを見る。

 

そして、崖の下に広がる、大きな大きな都市に目がいく。

 

「大きい!!」

 

「すげぇ……」

 

「これが……王都」

 

目の前に広がる王都……それを見て、ナツはエドナツと肩をガッ! と組む。

 

「なんだよぉ! 着いてんならそう言えよ!」

 

「うわぁ!! ご、ごめんなさい!?」

 

「怒ってないんだからそーやって震えないの」

 

「うぅう……だってぇ」

 

「……」

 

目元にたくさんの涙を溜め、シクルに慰められながらゆっくりと落ち着くエドナツに苦笑を浮かべる一同。

 

そして、ふっとナツはエドナツから離れ、目下に広がる王都を見下ろす。

 

「いいぞ……こんなに早く着くとは思わなかった!」

 

「あのどこかに、魔水晶に変えられたみんなが……」

 

「さっさと行くわよ」

 

ぼそっと呟き、先に王都へと向かって降りていくシャルル。

 

「あ、待ってよぉ!!」

 

「さ、行こ!!」

 

「はい!!」

 

「んじゃ、ありがとな」

 

「あたしによろしく!」

 

 

エドナツに礼を言い、王都へ向かうシクルたち……

 

そこに……

 

「まっ、待って!! シクル!!」

 

「ん?」

 

シクルを呼び止めるエドナツ。エドナツを振り返り、見上げると……

 

「ほ、ほんとに……行くんですか? シクル……ぼ、僕は……」

 

「……ナツ……」

 

エドナツは不安そうにシクルを見つめていた。

 

「シクル……僕は、僕は……君に行って欲しくないんです! あいつらは……王都の、人たちは……君を」

 

「ごめん、ナツ……それは聞けないよ」

 

エドナツの言葉を遮り、そう告げたシクル。

はっと目を見開き、シクルを見つめるエドナツ。

 

 

「例え、この先に……何が待ち受けていようと……私は、行くよ……助けに、皆を……

 

私にとって、妖精の尻尾の皆は、大切な……それこそ、1人も欠けてはならない……大切な家族だから!!」

 

 

だから、私は行くよ……

 

そう言い、シクルはにっこりと微笑み、先に行ったルーシィたちを追った。

 

ふと、背後で会話をしている2人のナツをチラッと見やう……

 

その先では、ナツの言葉に、何かを感じたのか、目を見開き固まるエドナツの姿が……

 

 

「……(何、言ったのかな……)」

 

何を話したのか、シクルは気になったがすぐにナツもシクルたちを追い、走り出し、会話が終わった様子であった為、聞くのはやめた。

 

 

この先……シクルたちの進むその先に待ち受けるものは……そして、この世界の未来は……

 

仲間たちの運命は……

 

 






むぅ……予告通りに投稿できなかった癖にあまり進んでいない感じが……

とりあえず、次辺りでエドラスのシクルを出したいですね……
次回は、出来次第投稿させて頂きます。投稿日は未定です。

本当に早ければ今日の日付変わる前かと……

では、最後までお付き合い、ありがとうございます!

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