フェアリーテイル 月の歌姫   作:thikuru

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こんばんわ! 日付変わるギリギリ前の投稿となります……


そして、UAがなんと30000いきました!!! 本当にありがとうございます!!

今後も、途中で途切れること無く、進めていきますのでどうかよろしくお願いします!!

では、63話 最後までお付き合い、お願いします!!


63話 1日限定の修行と予感

 

シクルの呟いたその言葉に目を見開き、驚きを隠せずにいるスティングを不思議そうに見上げるレクター。

 

「シクル、バイスロギアってぇ?」

ちょいちょいと、シクルの服を引っ張り疑問をぶつけるルージュ。

 

「ん? ああ……バイスロギア、白竜のバイスロギア……彼もセレーネソフィアと同じ、人に魔法を教え竜の1匹だよ」

 

懐かしいなぁ……と、呟くシクルを見つめ、はっと我に返るスティング。

 

 

「あ、あんた誰なんだよ!? なんでバイスロギアを知ってる!?」

 

「え? なんでって……バイスロギアとは友達だったから」

 

「と、友達って……あんた、一体……」

目をぱちくりと瞬き、唖然とするスティングと同じく、ポカーンとシクルを見上げるレクター。

 

 

「あぁ、私? 私はシクル、シクル・セレーネ……あなたと同じ、滅竜魔導士よ」

 

「め、滅竜魔導士!?」

 

「ちなみにシクルの魔法は月と光だよぉ!」

 

「ふ、2つの属性を扱えるんですか!?」

 

 

何度も続く驚きの連続に、スティングはぼぉっとシクルを見つめている……

 

 

ふと、スティングの脳裏に、昔バイスロギアから聞いた、ある話を思い出していた……

 

 

“スティング……お前はきっといつか、出会うことになる……我等、竜を統一せし者に……その時は……ーーーーーー……”

 

「……まさか、お前……お前が竜を統一する……最強の滅竜魔導士?」

スティングの言葉にはて、と首を傾げるシクル。

 

「んー……最強かどうかは知らない……興味無いし……でも、確かに私に魔法を教えてくれた竜は、他の竜を統一させる程の力を持っていた竜よ」

 

スティングの言葉にそう答えるとふっと笑みを浮かべるシクル。

 

 

「じゃ、またね? 小さき白竜の子……」

 

スティングに背を向けるシクルとその後を追うルージュ。

 

 

「ま……待ってくれ!!」

 

「ん?」

 

去り際にスティングがシクルを呼び止める。

 

シクルが振り返ると……スティングは何かを決意した表情を浮かべていた。

そして……

 

 

「……お、俺に……魔法を教えてくれ!!」

 

「ス、スティング君!?」

 

スティングのその発言に、レクターは目を見開き、驚き、ルージュもシクルを見上げ、何と答えるのか、気になる様子。

 

「……おいで」

 

「え、シクル!?」

 

「っーーー はい!!」

 

 

拒否をされなかったことに素直に喜んだスティングはパァ! と笑顔を浮かべると再び歩き出したシクルの後を追った。

 

「シクル……魔法教えられるの?」

 

「ん? ……さぁ?」

面倒くさがりのシクルに魔法を教えられるのか、驚くルージュをチラッと見てからカラカラと笑うシクル。

 

 

シクルたちは街から場所を移動し、少し開けた場所に位置する森の中にいた。

 

「ルージュー? レクター? 味の方はどぉ?」

 

「んー! おいしーよぉ!!」

 

「最高です!」

 

シクル特製の木の実スープを美味しいと食べ進めるルージュとレクター。

 

 

「……て……なんだこの状況はぁあああ!?」

 

「ん?」

鍋を温めながら大声を上げたスティングを見やうシクル。

 

「俺は魔法を教えてくれって頼んだんだぞ!? なんでスープなんか作ってんだよ!」

 

「えぇ……だって私魔法を教えるとは言ってないし……」

 

「ついて来いって言ったろ!?」

 

「魔法を教えるとは言ってません」

 

シクルはそう言うとスティングにもスープの入った器を渡す。

 

スティングは渋々と渡された器を受け取るとスープを食べ始める。

 

「っ!? うっま!? 何これ何どうやって作ったんだあんた」

こんなうめぇの初めて食った!! と騒ぐスティングを騒がしい奴と呟き、特別なことは何もしていないと言うシクル。

 

「とりあえず、それ食べたら魔法教えてあげるから……ちゃちゃっと食べなさい」

 

「……え?」

バクバクとスープを食べ進めながら!シクルの口から出た言葉に驚愕する。

 

「え……魔法、教えてくれんのか?」

 

「だからそう言ってるでしょ? さ、早く食べちゃって」

少し素っ気ない言葉だが嘘偽りはないその言葉に、「おう!!」と声を上げ、喜ぶと残りのスープをものの3分で食べ終わった。

 

 

食休めを少し挟み、いざ魔法を教えるという修行がスタート。

ルージュとレクターはお腹が満腹になると近くの川に遊びに行った。

 

「じゃ、まずはそこの木、殴ってみて……あぁ、魔法でね?」

 

「おう!!」

シクルの指示通り、スティングは指定された木と向かい合うと拳に魔力を込め……

 

「白竜の……鉄拳!!!」

思いっきり、殴り飛ばす。

スティングの拳は大きな音を立て、木の幹を大きく凹まし、その威力を見せつけた。

 

「どーだ!!」

自信満々で、シクルを振り返るスティング。

 

だが……

 

「んー……まぁまぁで言ったら、まだまだかな? その歳でそれならいい方だけど」

首を傾げ、ちょっと威力がねぇと呟くシクル。

 

「んだと!? なら、あんたがやってみろよ!!」

 

「私が? えーめんどいけど……仕方ないか」

はぁ、とシクルはため息をつくと首を鳴らしながらスティングと立ち位置を交代する。

 

 

そして……

 

「いーい? スティング……魔力を扱うことにおいて大切なのは己の限界値……そして、最大値を見極めること」

スティングを振り返ると指を立て、シクルの講座が始まった。

 

「……魔力の、最大値? それなら、さっきのだって、俺の魔力限界まで上げて放ったんだぞ!? 何が違うんだよ!」

 

「はぁ……限界値と最大値じゃあ訳が違うのよ……いい?

 

魔力を限界値まで引き上げる訓練も確かにあるわ。 それにより、術者の基本の魔力値が上がるから修行法としてはよく用いられる……

 

 

けど、実践でそれはダメよ」

 

 

「な、何でだ?」

 

首を傾げ、シクルを見上げるスティングを見つめながら両手の拳に魔力を込める。

 

「例えば、今私の左手は魔力の限界値まで引き上げた状態の力だとする……右は最大値ね

 

これの威力を比べてみると……!」

 

まず限界値まで高めた魔力を纏った拳で殴った幹……それは、大きく凹み、いくつかの亀裂を作る程の威力だった。

 

そして……

 

「で、次が……最大値の魔力……これは」

 

最大値の魔力を纏った拳で幹を殴ると……

 

 

バキバキバキッ!! バギャッ!!

 

 

「……え」

 

 

大きな音を立て、ドドォンと拳の命中した箇所から木は倒れた。

 

「……どう? 違いが分かった?」

 

拳に込めた魔力を消し、目の前で起きた出来事にポカーンと呆然と立ち尽くすスティングを振り返り、問いかける。

 

「なん……だよ、今の威力……全然ちげぇ……」

 

どうして……? と疑問の眼差しでスティングはシクルを見つめる。

 

「まず、限界値まで魔力を上げてしまうと体内にある魔力の量が許容量を超えないように自然と集まりすぎた魔力を外に流そうとする現象が起きてしまう……

 

それにより、折角の魔力も身体の外へと流出し、意味をなさず、魔導士の最大な力を発揮出来ずに魔法が発動してしまう

 

そして、最大値で魔力を留めるということは、魔力の流出なく、本来の力で魔法を発動することが出来るということ……どう?」

 

「な、なるほど……ようは魔力を上げすぎてもダメってことだな!」

 

「まぁ、低すぎてもダメなんだけど……あとは感覚よ、やってみなさい」

 

「はいっ!!」

 

 

そこから数時間、スティングの猛特訓が始まった。

初めは己にあった魔力の量が分からず、高すぎたり低すぎたりと……

 

安定していなかったが、1時間ほどすると殆ど最大値の感覚を覚え始め……そして、ついに……

 

「うおぉおおおおっりゃぁあああ!!!!」

 

バキバキバキッ!! バギャッ!!

 

 

「……ふっ」

 

 

スティングの拳は、大木を……叩き折った……

 

 

「……や……やったぁあああああっ!! 出来た!! 出来たぞぉおおお!!」

 

うおっしゃぁあああ!! と騒ぐスティング。

よほど嬉しかったのだろう、飛び跳ねるスティングを見つめ、苦笑を浮かべるシクル。

 

「合格ね……よくやったわ、スティング……」

苦笑を浮かべた表情から、ふわっと優しげに微笑み、スティングの頭を数度撫でるシクル。

 

そんな彼女を見上げ……

 

「っ!! お、おう……///」

ボッと顔を真っ赤に染めるスティング。

 

「? どうしたの?」

 

「な、何でもねぇよっ! それより、次……なんか教えてくれ!」

 

話を逸らすように、首を大きく横に振りシクルに懇願するも……

 

「あー……教えてあげるのはいいけど……」

 

「ならっ……!」

 

「その前にスティング……」

 

「? なん、だ……よ?」

 

小さくため息をするシクルの目の前で、スティングはゆっくりと身体が傾き……倒れる。

 

「……少し、休憩だよ」

意識の飛ぶ中、倒れるスティングの身体をそっと支えたシクルの呟いた言葉を最後に、完全にスティングの意識は途絶えた。

 

 

意識を失ったスティングの身体をそっと地面に横たわせるシクル。

 

「んー……やっぱりこれは少し身体に負担かけちゃったかな?」

すぅ、すぅと寝息をたてるスティングの前髪をサラッと撫で、苦笑を浮かべるシクル。

 

 

「……まぁ、課題はクリアしたし……いっか」

 

問題はまだ少し残っていたがひとまずは休めるところを探そう……そう、シクルが思った時だ……

 

「んぅー……あれぇ? もう終わったのぉ?」

 

「ほへぇ……え、え? スティング君、どうしたんですか……?」

 

ルージュとレクターが目を覚ました。

ルージュは目を擦りながらシクルの頭によじ登り、レクターは倒れ気を失うスティングを驚きの瞳で見据える。

 

「おはよ、ルージュ、レクター……スティングはちょっと修行疲れで寝ちゃったの……ね? どこか休めそうな所で今日は寝ましょう?」

 

「あい!」

「はい!」

 

元気に2匹が返事をすると、この後、大きな大きな巨木の根元に空いた大きな空間を見つけ、そこを寝床とした。

 

 

 

「…………ん、っ?」

暗い意識の底から、ゆっくりと浮上するように意識を取り戻すスティング……そんな彼の小さな声に気づき、顔を覗き込むシクルたち。

 

「気が付いた?」

「おはよぉ! スティング! 夜だけど」

「スティング君! 目が覚めたんですね、よかったァ!」

 

「……俺」

 

「魔力の使い過ぎであの後気を失ったのよ……あれから結構時間が経ってね、今はもう夜よ」

 

シクルの言葉にスティングが外を見ると確かにそこは星と月が空に浮かび輝く夜空が見えた。

 

「ほんとだ……」

 

「ね? 今日はもう遅いから、修行は終わり……ゆっくり休も?」

 

「……うん」

シクルの言葉に頷くと、スティングは身体を起こし、ぼぉっと何かを考えていた。

 

そして……

 

 

「……な、なぁ……あんた」

 

「何?」

ルージュとレクターの寝床を綺麗に用意しながらスティングの話を聞くシクル。

 

「あんた……バイスロギアの事、知ってん……だよな? なら……バイスロギアを、俺が……」

 

殺した事は…………

 

そう……スティングが、シクルに聞こうとすると……

 

「知ってる」

 

「っ!」

 

シクルはスッと下に向けていた視線をスティングに送ると……

 

「知ってるよ……その話は、バイスロギアからも相談されてたから……私は反対したんだけどね? 滅竜魔導士の真の力を使えるようにするためには……て、バイスロギアが聞かなくって……」

 

説得、出来なかったの……と、呟いた。

 

「シクル……」

「スティング君……」

 

シクルの語りを聞き、スティングは一瞬目を見張ると、フッ……と俯き……

 

「……バイスロギア、は、俺に力を与えるため……俺の手で、バイスロギアを倒すように、仕向けた……俺……俺は……大好きな父親を、自分で……」

 

グッと拳を握り、体が震える……その時、

 

「もういい……スティング、もういいよ」

 

「っ……」

 

そっと、シクルがスティングを抱きしめ、その頭をゆっくりと撫でる。

 

 

「……辛かったよね? 悲しかったよね? 大好きな……大切なお父さんを、自分の手で……それは、どんな人でも、苦しくて辛くて……

 

それでも、お父さんの願いのために……スティング……頑張ったね……よく、耐えたね……

 

お父さんの……バイスロギアの願いを、叶えてくれて……ありがとう」

 

 

「お、れ……」

 

シクルの言葉に……堪えていた涙がホロホロと溢れ……そして、耐えきれずシクルに抱きつき、泣き出した。

 

「う、あぁああ……! ひっ、く」

 

「スティングぅ……シクルぅ……」

「スティング君ぅ……」

スティングの、その姿にルージュとレクターも、涙を流した。

 

 

 

その夜、スティングはバイスロギアが亡くなってから、初めて……人の胸でいっぱい泣いた……そして、涙が次から次へと溢れる中、シクルはただ静かに……その背を抱きしめ、撫で続けた。

 

翌日ーーー

 

 

「ふっかーつ!!」

 

「わーい!やったぁ!」

「元気になりましたよぉー!!」

 

うっひょぉ!! と騒ぐスティングに……

 

「あっはは……元気だねぇ」

苦笑を浮かべながらも、走り回るスティングを見てほっと一息つくシクル。

 

良かった……モヤは一応晴れたみたいで……

 

「じゃあ! シクルさん!! 今日もバシッバシ、魔法を教えてくれ!!」

 

「フフフ、はいはい……じゃあ次は……」

そう告げ、シクルが立ち上がった時……

 

 

 

 

ゾッーーー

 

「っ!!! な、に……?」

 

シクルの身体を寒い何かが走り抜ける……それはまるで、何かが起きる、と告げているような……

 

「……シクルさん?」

「シクル? どうしたのぉ?」

「シクルさん?」

 

名を呼ぶスティングたちの声に反応を見せず、ただ空を見上げ睨みつけるシクル……そして

 

 

「この……感じ、まさか……(彼の言っていた……)」

 

 

アニマっ!?

 

「っ……まずい……ごめんね、スティング? ちょっと、一大事な事が起きて……」

 

シクルははっと、スティングを見下ろし……

 

 

「修行はここまでだよ……ごめんね」

と、告げた。

 

「ええ!? シクル、どーしたのさぁ?」

「シクルさん……一体どうして!?」

 

「な、何でだよ!? なんで……」

 

シクルの言葉に驚くスティングたち……シクルは眉を歪め、申し訳なさそうに言葉を告げる。

 

 

「ごめんね……次、会った時……また、教えてあげるから……私、ギルドに戻らないと……いけないんだ」

 

だから……と、言葉を1度止めるとスティングの手首に青いリストバンドを着けた。

 

 

「これ……再会の約束のしるし……これを、持っていて……ね?」

 

「シクルさん……俺……」

 

何かを伝えようとするスティング……そんな彼の頭をもう一度、撫でるとルージュを呼び、背を向けるシクル……レクターとも別れを告げ、立ち去ろうとする……その時……

 

 

「シクルさん!!」

 

スティングの声がシクルを止める……

 

 

「絶対……絶対にまた、会えるよな!?」

スティングの言ったその言葉に、シクルは振り返り……

 

「会えるよ……絶対、会いに来る」

そう、告げた。

 

 

「っ……俺、待ってますから……だから、いつか俺が大きくなった時……俺、俺と……

 

 

結婚してください!!!!」

 

 

「……え」

 

「え、ええぇ!?」

「スティング君!?」

 

スティングの言葉に目を見張るシクルと、驚きの声を上げるルージュとレクター。

 

シクルは数度、瞬きをするとふっと笑みを浮かべ……

 

 

「本気……?」

と、問いた。スティングはその問いかけに、コクリと頷いてみせる。

 

 

「……(まぁ、子供だし……その大きくなった時は忘れているかもしれないけど)スティング……」

シクルの言葉を待つスティング。

 

「すぅ……

 

 

もっと強くなりなさい! 青少年!! そしたら、考えてあげなくもないわよー」

 

そう、声を上げ、満面の笑みでスティングに告げると……

 

「またね」

と、呟き、シクルはその場を立ち去った。

 

 

その心の中では……

 

まぁ……まずはナツに勝てないとね……

 

クスッと楽しげに、笑っていた……。

 

だが、すぐに表情を引き締めると……

 

 

「ルージュ、スピード上げるから……掴まって」

「あい!(さっきの会話……ナツが知ったら怒るだろうなぁ……黙っとこぉ)」

 

隣を飛んでいたルージュに告げ、身体にしがみついて貰うと……

 

光を身体に纏い、光速でマグノリアへと、ギルドへと急ぐ……

 

 

「っ……みんなっ!(お願い……何も起きないで!)」

 

 

 

一方、シクルの去っていったスティングとレクターの方では……

 

「レクター……」

 

「はい?」

 

スティングはグッと拳を握りシクルの去っていった方を見つめると……

 

 

「俺……もっともっと強くなる……それで、絶対シクルさんに認めてもらうんだ……!!」

と、宣言を高らかに上げた。

 

 

「スティング君……はい!! そうですね!」

スティングの上げた宣言ににっこりと笑い、「僕は応援しますよぉ!」と、レクターは言った。

 

 

……シクルの事を諦める様子はない、スティングであった……。

 

 

 

ーーーマグノリア

 

 

「はぁ……はぁ……こ、れは……」

「な、なん……でぇ?」

 

隣街から急いでマグノリアへと戻ったシクルたち……だが、目の前に広がる光景は……

 

 

「ギルドが……街、が……消え、た?」

 

 

砂地となったマグノリアの跡地であった……。

 

 

 

 

始まる、もう一つの世界との戦い……

 

そこで待ち受ける試練とは……一体……。

 

 




はい! やっとできました……

もしかしたましたら、明日の投稿はお休みになるかも知れません……

昨日から風邪を引いたみたいでして……少し体調が良くなるまでお休みの可能性もあります

すいません……ちょこちょこと文章は作成していくのでまた新しいお話が出来次第、投稿は上げていきます!

では、最後までお付き合い、ありがとうございます!
誤字などありましたら、報告ください!

ちなみに、シクルがスティングの告白を断らなかったのは純粋な子供の夢や気持ちを壊してはいけない、と思ったからです

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