フェアリーテイル 月の歌姫   作:thikuru

25 / 75
はい!では続きを…早速始めたいと思います!!


最後までお付き合い、お願いします!


21話 妖精VS幽鬼 歌姫降臨

 

シクルが幽鬼のギルドへと向かっている頃…

 

 

エレメント4の1人と対峙していたグレイは丁度、相手を倒す事に成功していた。

 

 

戦いが終わり、足を伸ばし座り込むグレイの横では戦いに負けたエレメント4の“ジュビア”という女が倒れていた。

 

 

雨の降る中戦い、水に濡れた前髪を少し鬱陶しそうにかきあげ、空を見上げると…

 

次第に雨は止み、雲が消え、空が晴れた。

 

 

「お!やっと晴れたか!!」

 

太陽の光を見つめ、眩しそうに目を細めながらニッ!と笑みを浮かべるグレイ。

 

その隣でジュビアは太陽の眩しさに涙を溜めていた…。

 

 

「これが…青空………初めて、見た…」

 

「初めてだァ…?………ヘッ、いいモンだろ?青空ってのは」

 

感動で涙を流すジュビアにグレイは先程まで戦っていた相手の筈なのに優しく微笑みを見せる。

 

「で…まだやんのかい?」

 

グレイのその笑みを見た瞬間………

 

 

「ジュビーーーン!!!」

 

ジュビアは胸のトキメキと共にパタリと意識を手放した。

 

 

「て、おい!?どうした!?」

 

グレイが慌てて声を掛けるがジュビアが目覚めることは無かった。

 

「んー……まぁ、いいか……てか、ンでこんな幸せそうなんだ…こいつ………」

 

 

気絶するジュビアのその満足気な表情にグレイは苦笑を浮かべ、乾いた笑い声を弱く出していると…

 

 

「グレーイ!!」

 

「んァ?おぉ!エルフマンか!て、ミラちゃん!?何でここにいんだ!?」

 

自身と共に、このギルドへ侵入したエルフマンの他に戦闘要員ではないはずのミラがおり、グレイは目を見開き驚く。

 

「ちょっとね……それより、グレイもエレメント4の1人を倒したのね!」

 

ミラはグレイの横に倒れているジュビアを見つめ、言う。

 

そして、グッと拳を握ると強い輝きを持つ瞳でグレイとエルフマンを見つめ、告げる。

 

 

「あと1人!エレメント4 残りの1人…アリアを倒せばこの“煉獄砕破”は解除されるわ!」

 

「何!?本当なのか、ミラちゃん!」

 

「えぇ…この魔法はエレメント4の力を原動力に動いている…この巨人もそうよ

 

つまり、残りの1人…アリアを倒せば、これは止まるわ!」

 

「おぉし!行くぞぉ!」

 

ミラの話を聞き、グレイの掛け声と共に3人はアリアを探し、走り出す。

 

 

 

そして、上へと登る通路を見つけ、走っている時…

 

 

ズドォオオオン!!!

 

大きな音を立て、幽鬼のギルドが揺れる。

 

「うぉ!?」

 

「きゃっ!?」

 

「んだァ!?」

 

咄嗟の揺れで3人は僅かに床へと、膝をつく。

 

 

「何だ今の揺れ…」

 

不思議に、グレイが辺りを見渡していると…

 

「2人共、見て!!」

ミラが外を指差す。

 

 

その先にはーーー

 

 

描かれていた筈の魔法陣が消滅し、幽鬼のギルドも動きを止めていた。

 

「これは…まさかっ!」

 

「多分…誰かがアリアを倒したんだわ!!」

 

これで危機は去った…そう、グレイ達の表情に安堵が浮かぶ。

 

その時ーーー

 

 

『ピンポンパンポーン……妖精の尻尾の皆さァん………我々は、ルーシィ・ハートフィリアを捕獲しました』

 

幽鬼のギルド内、そして外で戦う妖精達の耳にジョゼの声が響いた。

 

 

「何っ!?」

 

「ルーシィを…捕獲しただと!?」

 

「まさか…そんなっ…隠れ家がバレたの!?」

 

3人もジョゼの話す内容に呆然としている。

 

そして、そんな3人、妖精達の耳に甲高い悲痛な悲鳴が響き始める。

 

 

『きゃああああああっ!!!』

 

「「っ!!ルーシィっ!!」」

 

「いや…やめてっ!!!」

 

 

『我々に残された目的はあと一つ…貴様らの皆殺しだ…糞ガキ共が………』

 

 

その一言を最後にジョゼやルーシィの声は聞こえなくなる。

 

「くそ…急がねぇと…ルーシィが!」

 

「ええ…急ぎましょ!」

 

「「おう!!」」

 

 

 

3人が再び走り出し、進むと広い部屋へと出る。

 

 

そこにいたのは………

 

 

「っ!!エルザ!?」

 

傷を負い、壁に寄りかかり休む、エルザの姿があった。

 

「あぁ…お前達か………」

 

「その怪我…戦っていたのか?」

 

「はっ…もしかして、アリアはあなたが…?」

 

 

ミラの言葉に頷くと、エルザは俯き弱々しい笑みを浮かべる。

 

「お前達にこんな情けない姿を見られるとはな………私もまだまだということだな…」

 

傷を負ってはいるが命に別状の無さそうなエルザを見つめ、ミラもほっと安心し介抱するため、エルザに駆け寄る。

 

 

その時ーーー

 

 

 

ゾクッッッッ!!!!

 

 

4人の身体を冷たく、邪悪な何かが襲う。

 

それは、とてつもなく強大で…凶悪な力を持った魔力の波動………4人の背に嫌な汗が伝い、震えが止まらない…。

 

 

「な…何だよ、この感じは!?」

 

「ぬ、ぬぉお…漢にあるまじき寒気がっ!!」

 

「な、に………これ…!?」

 

「これはっ………!」

 

 

 

得体の知れない波動に恐怖していると…ゆっくりと、パチパチと手を叩く音が小さく響き始める。

 

 

「いやいや…見事でしたよぉ…皆さん?」

 

 

嫌な寒気を纏い、近づいてくるそれは…

 

 

「クククッ…まさか、ここまで楽しませてくれるとは正直…思っていませんでしたよ…」

 

幽鬼の支配者のギルドマスター…“ジョゼ”だった。

 

 

実際にジョゼが目の前へ立つとエルザ達の震えは強くなった。

 

「っ…(こいつが………)」

 

「(ファントムのマスター……)ぐっ…」

 

「うっ…(なんて邪悪な魔力なのっ…!?向かい合っているだけで吐き気がしてくるっ!!)」

 

震えるエルザ達を見つめ、ニタァと嫌な笑みを浮かべると、ジョゼはゆっくりと手をかざす。

 

 

「さて…楽しませてくれたお礼をしませんとなァ………たっぷりとね…」

 

ゾッ! 「避けろぉおお!!!」

 

 

嫌な感じを察し、エルザは後ろに構えていたグレイとエルフマンを振り返り、叫ぶ。

 

が、その声は虚しく2人はジョゼの魔法に当たってしまう。

 

 

「がはっ!!!」

 

「ぬぁあっ!?」

 

後方へと吹っ飛び、倒れる2人。

 

 

「エルフマンっ!!グレイっ!!」

 

倒れた2人に駆け寄ろうとするミラの目の前に瞬時に現れるジョゼ…

 

「ひ!?」

 

「…フンッ!」

 

その波動にミラの身体も飛び、壁へと叩きつけられる。

 

「ぁああっ!!」

 

 

「ミラっ!!!く!貴様ァ!!」

 

仲間をやられ、痛む体に鞭を打ち立ち上がり、魔法剣を換装するとジョゼに斬り掛かる。

 

何度か剣を振るも、傷ついた体では本来の速度は出ず、簡単に攻撃は避けられ、幾度目かの攻撃の際、一瞬隙を見せたエルザを見逃さず、その足首を掴み投げ飛ばす。

 

「ぐっ!くっ……」

 

空中で体勢を立て直し、床に着地するエルザはジョゼを睨む。

 

 

「貴様…アリアとの戦闘で魔力を消費しているはず…なぜ動ける?」

 

「仲間が…私の心を強くするんだ…愛するもの達のためならばこの体など…いらぬわ」

 

ジョゼの問いかけに迷いなく、真っ直ぐとした瞳で答えるエルザを見て、ジョゼは笑みを深める。

 

その額には僅かに青筋が立っていた………。

 

 

「クククッ!なんて…気丈で美しい………なんて、殺しがいのある小娘でしょう…」

 

ジョゼはそう呟くとエルザに手を構え…そして…

 

 

次の瞬間…エルザの身体をとてつもない激痛が襲う………

 

 

 

その頃…最上階でガジルと戦っていたナツは…劣勢に追い込まれ、倒れ伏していた。

 

 

「うっ…ぐ…」

 

 

倒れるナツを見て笑い声を上げるガジル。

「ギッヒヒヒヒッ!見ろよ!テメェらが守ろうとしたもんをよォ」

 

ガジルの言葉を聞き、力の入らない顔を必死に上げ、見つめるナツ。

 

その先には………

 

 

「っーーー!!!ギル、ド…が…」

 

妖精のギルドが幽鬼の兵により、壊され、崩落していく光景…

 

ナツは目を見開き、その光景に呆然とする。

 

 

そして、ある光景が脳裏に蘇る…

 

 

ーーーおい!!お前…なんで…そんな…暗い顔してんだよ?

 

ーーー…?なに…わからない………暗いって?

 

ーーーだ、だから…!!なんで…笑わねぇんだ?

 

ーーー………笑う?…何か、あるの?

 

 

ーーーえっと!!えぇっと………そう!

 

お前が笑うと俺が嬉しい!!お前が暗いと…

俺は、悲しい………だから笑え!!

 

………て、何言ってんだ俺!

意味わっかんねぇ!!

 

ーーー………クスッ 分かった…

 

ーーー!!笑…った……

 

ーーー私が笑うだけで嬉しいのはどういう意味かわからないけど…分かったよ…ナツ………

 

 

 

そう言って、綺麗な笑顔を見せた幼き頃のシクル…

 

思えば…ナツが初めて見た本当の笑顔は…その時だったかもしれない………

 

たくさんの思い出が残る…ギルド…その無残な姿にナツは憤怒し、再び立ち上がる。

 

が、それでも力が戻ったわけではなく、再びガジルに吹き飛ばされる。

 

 

「炎さえ食べれば……ナツが負けたりしないんだァ!!!!」

 

ハッピーの叫び声が響くと…

 

 

「なるほど!少々誤解がありましたようで…もしもし!」

 

「「へ?」」

 

ルーシィの呼び出した星霊、“人馬宮のサジタリウス”が弓を構え、告げる。

 

「ルーシィ様は先程、某に“あんた火出せる?”と仰いましたので某は“いいえ”と答えました…

 

が、今重要なのは火を出す事ではなく“火”そのもの…ということでありますなぁ、もしもし!」

 

そう告げ、サジタリウスが弓を放つと、機材に刺さり、そこから爆破が起き炎が巻き上がった。

 

 

そして、それを食らったナツは…

魔力の回復が完了し…

 

「レビィ!ジェット!ドロイ!じっちゃん!!シクル!!そしてこれは…ぶっ壊されたギルドの分だ!!おらぁあああああっ!!!!」

 

ナツの拳撃が見事、ガジルを下す。

 

 

 

 

その音は、下で戦闘していたエルザの下にも響いていた…。

 

「…ふん………よく暴れる竜だ…」

 

「はぁ…はぁっ…ふっ………ナツの戦闘力を計算できていなかったようだな………

 

あいつは…私と同等か………それ以上の力を持っている…」

 

剣を構え、激痛に耐えながら、ジョゼを睨むエルザ。

 

「謙遜はよしたまえ…妖精女王よ…君の魔力は素晴らしいものだ…現に、この私と戦い………ここまで持ち堪えた魔導士は貴様が初めてだ…アリアとの戦闘のダメージがなければ…もう少しいい勝負となっていたでしょう……」

 

 

「くっ…」

 

「…そんな、強大な魔導士がねぇ………」

 

ジョゼはそこで一度言葉を区切ると…

 

 

邪悪な魔力を解放し、エルザへと向ける。

 

 

「マカロフのギルドにいることが気に食わんのですよっ!!!」

 

 

「ぐっあぁああああああっ!!!!」

 

ジョゼの右手から発せられた強力な力に吹き飛ばされ、壁と激突するエルザ。

 

「何故私が…マカロフにトドメをささなかったか…お分かりですか?」

 

「…なに?」

 

ジョゼはクククッと笑い、エルザに語り始める。

「絶望………絶望を与えるためですよ」

 

「どういう事だ…!?」

 

 

「目が覚めた時………

 

愛するギルドと仲間が全滅していたらどうでしょうか?クククッ悲しむでしょうねぇ……あの男には絶望と悲しみを与えてから殺すのです!ただでは殺さんよぉ…!!苦しんで苦しんで…苦しませてから殺すのだぁ!!!」

 

「貴様…下劣な……!!」

 

ジョゼの語る言葉を聞き、嫌気がさす、エルザ。

 

「幽鬼の支配者はずっと1番だった…この国で1番の魔力…1番の人材…1番の金があった。

 

………だが、ここ数年で妖精の尻尾は急激に力をつけてきた。エルザにラクサス…ミストガン…更にはシクル………

 

その名は我が町にまで届き、火竜の噂は国中に広がった。いつしか“幽鬼の支配者”と“妖精の尻尾”はこの国を代表する2つのギルドとなった………

 

気に入らんのだよ…元々クソみてぇに弱っちぃギルドだったくせにィ!!」

 

「貴様…この戦争はその下らん妬みが引き起こしたということなのか!?」

 

 

「妬みだと?違うなぁ…我々はものの優劣をハッキリさせたいのだよ………」

 

ジョゼの言葉を聞き、更に顔を歪めるエルザ。

 

「そんな…そんな下らん理由で……!!」

 

ズァアアアアッ!!!

 

不意に、ジョゼの魔法がエルザを縛り付け、拘束…

 

「うっぁ!!!」

 

「前々から気にくわんギルドだったが…この戦争の引き金は些細な事だった………

 

ハートフィリア財閥のお嬢様を連れ戻してくれという依頼さ」

 

ジョゼの口から出た言葉に目を見開くエルザ。

 

「う!くァ…(ルーシィを!?)」

 

「この国有数の資産家の娘が妖精の尻尾にいるだと!?貴様らはどこまで大きくなれば気が済むんだァ!!」

 

「ぐっ……あぁあ゛……!!」

 

「ハートフィリアの金を貴様らが自由に使えたとしたら間違いなく我々よりも巨大な力を手に入れる!!

 

それだけは許してはおけんのだァ!!!」

 

「があああああ゛あ゛あ゛!!!」

 

ジョゼが叫び、怒声を上げ力を入れると更に拘束が強くなり、エルザを苦しめる。

 

だが、エルザはふっ…と小さく笑う。

 

 

「ふっ…どっちが上だ下だ…と騒いでいること自体が嘆かわしい………が、貴様らの情報収集力のなさにも呆れるな…それでよく1番のギルドなどと言えたものだな……」

 

「………なんだと?」

 

「ぐ…ルーシィは……家出、してきたんだ……家の金など…使えるものか………」

 

エルザの告げる事実にジョゼは目を見開いていく。

 

「家賃7万の家に住み…私たちと共に行動して……共に戦い、共に笑い、共に泣く……

 

同じギルドの仲間だ!

 

戦争の引き金だと…?ハートフィリア家の娘…?花が咲く場所を選べないように…子だって親を選べないんだ…貴様に………

 

貴様に涙を流すルーシィの何が分かる!!」

 

エルザはそう叫ぶと力を入れ、拘束を引きちぎろうとする。

 

「……ふん…これから知っていくさ」

 

そんなエルザを見て、ジョゼは不敵な笑みを浮かべる。

 

「私が…ただで父親に引き渡すと思うか?

金が無くなるまで飼い続けてやるさ…

 

ハートフィリアの財産全ては私の手に渡るのだ!!」

 

「っ…貴様ぁ!!」

 

ジョゼの告げる目的にエルザは憤怒、身体に力を込め拘束から抜けだそうとする。

 

「力まん方がいいぞ…余計に苦しむ……」

 

ジョゼは怪しげに笑い、更に力を入れてエルザを苦しめた。

 

「ぐっ…ぁ…あああああ゛あ゛あ゛!!!!」

 

 

エルザの悲鳴が響く…その時………

 

 

ズガァアアアアン!!!

 

 

「エルを…離せぇ!!!光竜の鉤爪!!!」

 

壁を突き破り、入ってきた者の魔法がジョゼの顔面に入る。

 

「ぐはっ!?」

 

そのまま、不意打ちを食らったジョゼは吹っ飛び壁と激突。

 

ジョゼが吹っ飛び、瓦礫に埋もれた衝撃でエルザを拘束していた魔法が解ける。

 

そして、力の入らない身体が地へと落ちるエルザ…

 

その身体が床とぶつかる前に抱き上げる腕が…

 

 

「………ごめん、遅くなって………」

 

その聞き覚えのある声にエルザは目を見開き、見つめる…

 

普段は髪を1つに結び、纏まっている髪が解かれ、風に揺らめく長い金色………

 

透き通るような青い丸い瞳は明らかな敵意を向け………倒れるジョゼの方を睨んでいる…

 

 

「お…前………何故…」

 

 

「………私が、大人しく休んでるとでも?」

 

ニッとエルザを見下ろし笑みを見せるその者………

 

 

「………シクル………」

 

 

月の歌姫………戦場に降臨…

 

 

「あとは…任せて…」

シクルはそう言い、エルザを隅へと運び壁に寄りかからせる。

 

 

そして………

 

「クッハハハハッ!!待っていましたぞ…歌姫っ!!貴様を………貴様を殺し…妖精を地獄へと落としてやるっ!!!」

 

魔力を荒らげ、叫ぶジョゼをゆっくりと振り返り…視界に入れるシクル………

 

 

 

 

「…よくも………よくもみんなを………」

 

シクルは拳を強く握り、震わせ…そして、ギロッとジョゼを睨むと………

 

 

 

「許さない………絶対………

 

 

私はお前を………許さないっ!!!」

 

 

怒れる歌姫………さぁ…

 

 

「月の名の下に………お前を…滅する」

 

 

戦いが…始まる…

 

 




はい!!次は主人公とジョゼの戦いですね!


どう纏めようか少し悩み中です…うむむ


では、次の投稿はまた少しあとになるかと思います!
最後までお付き合い、ありがとうございます!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。