東方月面録   作:リンシャン

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ようこそ我が家へ2

「ところでサグメ、あなた達なにしにきたの?」

 

「いや、敵地の現地調査です。というのは建前でヘカーティアの家へただ飯 ゴホン …遊びにきただけです」

 

「ただ飯ってあんた達、金もじゃないの?」

 

「他人の家でただ飯食うのが好きなだけですよ」

 

「クズね」

 

「クズわよん」

 

「ご主人様のご飯は美味しいですよー」

 

「これは楽しみですね」

 

「あんたらただ飯食う気まんまんかい。普段にも美味しいっていってほしかったなー、ピースちゃん?」

 

「普段も美味しいですよご主人様。早くご主人様のご飯食べたいなー」

 

「よーしご主人様頑張っちゃお!待っててねピース!」

 

(((((チョロいな)))))

 

「ヘカーティアがいない間にあの変Tについて語りましょう。」

 

「いやいいです。語るってあれの何を語っても変で片付くでしょ。」

 

「確かに!ご主人様ほんとセンスがグズ過ぎてこっちが泣けてきますよ!ってイタ!?ご主人様の球体?ご主人様聞いてたんですかー?あの服ぜんぜん変じゃないですよー」

 

「もう遅いわよん。はいピースの好きなデラックスオムライスよ!」

 

「わーい」

 

「はい、サグメと正邪の分も、もちろん純狐のもあるわよん。そこのちっこいのはわたしのを分けてあげるわ。(小人かしら?)」

 

「やっと気づいてくれたー。もうこのまま帰るまで気づいてくれないのかなーって思ってたよ!」

 

「いや、自分で言えよ」

 

「正邪はわかってないなー(ポンポン)。気づいてもらえたら嬉しくなるじゃん!」

 

「あーはいはい。てか頭ポンポンすな。(めんどくせえ性格だな)」

 

「えーいいじゃん叩きやすい頭してるんだもん!」

 

「だもん!じゃねーよ、叩かれる身にもなれ」

 

「嫌だー。ヘカーティアさんだっけ?気づいてくれてありがとう!」

 

「いえいえーどういたしまして。(気づいてくれてありがとうってはじめて言われたわ)」

 

「美味しいわねいつもどうり」

 

「美味しいですねご主人様のくせにー」

 

「確かに美味しいですね(ただ飯最高です♪)」

 

「うまいな」

 

「ふふ、ヘカーティアさん好評だね!」

 

「当たり前よん!なんたって女神がつくったんだかね」

 

「残念女神だけどね」

 

「ちょっとピース?いい加減おこるよ?別室いく?」

 

「ちょっ、マジギレしないでくださいよー。女神の名が廃りますよ?」ツンツン

 

「よーし、別室いこうねー」

 

「友人様ー!助けてくださーい!」

 

「骨は拾って上げるわ」

 

「え!うそん。見捨てるんですか?いやー!」ガタン

 

「いっちゃったね、ヘカーティアさん優しそうだし大丈夫でしょ」

 

「そうだな、よしあの女神と妖精の分はもらうな」

 

「ちょっと、ヘカーティアさんの分は私のでしょ!」

 

「ふん、じゃあ妖精の分もらうわって、おいサグメテメェ何かってに食ってんだよ!あーあ「私のあげようか?」まじで?じゃ遠慮なく。(こいついいやつだな)」

 

「うぷ、私は少食なのよ。あなたはあまのじゃくね。私は純狐っていう神霊よ。あなたなかなかいい線いきそうね。嫦我ぶっ殺隊にはいらない?」

 

「慎んでお断りだ。私は自由にいきたいんでねえ。そういうグループみたいなのには入らないようにしてるんだよ。」

 

「そう。あら、おかえり」

 

「ただいまー」

 

「うわーん友人様ー。ご主人様がーへーんーなーTーシャツきせてくるんですよー。どうおもいます?」

 

「ちょっ変Tっていったわね!まだ全然はんせいしてないのかしら。球体もつけてあげようか?」

 

「それご主人様のアイデンティティーじゃありませんでしたっけ?」

 

「そうだったわね。失言したわ。(やるわねこの子)」

 

ピンポーン

 

続く


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