ガンダムビルドファイターズ-STBCN- 作:ブルーデステニィー
今回は新しいメンバーが追加されます。
感想、評価等を宜しくお願いします。
古城達がガンプラバトルを始めて二年がたった。
3人のバトルの腕と機体制作技術は格段に上昇していた。
3人は搭乗機体を最初に作った量産機から別の機体にした。
それにより、自分のバトルスタイルで戦うことが出来るようになり、バトルで勝利しやすくなった。
しかし...
side:喫茶店
古城:「これより緊急会議を始める。議題はお前らもよく知っている物だ。」
キンジ:「やっぱりあれか?」
一夏:「あれしかねぇよなぁ...」
3人:「メンバーが集まらねぇ!!」
緊急会議の議題...それは出場メンバーが古城達3人ともう1人の合計4名だけということである。さらに...
キンジ:「あいつの調子はどうなんだ?」
一夏:「順調に回復してるけど復帰できんのは早くて二回戦からだって...」
古城:「そうか...」
現在もう一人のメンバーは入院中の為初戦から出場出来ないという事態になっていた。
古城:「とにかく、明日は入学式だ。うちの学校は中高一貫式の学校で中高合同で部活作っていいところだから中等部のやつにも声かけるぞ。いいな?」
一夏:「了解。そうだ、明日の勧誘終わったらあいつに会いに行かねぇか?」
キンジ:「そうするか...」
古城達3人は会計をしたあと店を出た。
翌日...
side:彩海学園
古城:「ガンプラバトル部!!部員募集中!!高等部とか中等部とか関係なく入部出来るぞ!!」
一夏:「目指せ!!世界大会!!」
キンジ:「見学大歓迎!!高等部部室棟三階の部室で活動している!!是非来てくれ!!」
数分後、勧誘許可時間が過ぎたため、部室に戻っているときだった。
キンジ:「うん?おい古城...なんか知らんが...」
古城:「付けられてるな...」
一夏:「とりあえず...部室に誘導しようぜ。メンバーゲットのチャンスだ。」
誰かを誘導中...
部室前到着。
古城達は部室に入った。
追跡していた誰かは少し離れた場所から部室に徐々に近づいてきた。
古城:「よし、タイミング合わせろ。」
一夏:「追跡者、部室到着まで残り約10秒...」
キンジ:「到着まで、5,4,3,2,1...」
3人:「確保ぉ!!」
追跡者:「ッ!?」
3人は容赦なく追跡者を捕獲。抵抗される前に部室に入れた。
追跡者:「な、なんですか!?これ!?」
3人:「えっ...?」
追跡者の正体は中等部の制服を着た少女だった。
古城:「あ、なんかごめん...」
追跡者:「!?第四真祖!?」
古城:「は?」
side:部室
古城:「何で俺が第四真祖だってことしってんだ?」
追跡者→雪菜:「私は獅子王機関の剣巫、姫柊雪菜です。貴方の監視役としてこの島に来ました。中等部三年です。」
キンジ:「獅子王機関?確か魔族テロとかを防ぐための組織だよな?」
雪菜:「はい。」
一夏:「姫柊だっけか?一応確認するけど、こいつがなんか悪いことをしないように監視するために来たんだよな?」
雪菜:「そうですけど...?」
古城:「いくら何でもやり過ぎじゃねえのか?俺があのバカに力押し付けられてまだ1ヶ月しかたってないぞ。それに変なことするつもりは一切ねぇぞ。」
雪菜:「は?なって1ヶ月?」
古城:「ま、それは置いといてだ...姫柊。」
雪菜:「なんでしょうか?」
古城:「監視するってことは基本的に俺と行動するってことになるよな?」
雪菜:「そうですね。」
古城:「なら、お前この部活に入らないか?」
雪菜:「?この部活にですか?」
キンジ:「成る程その手があったか。」
一夏:「ここ、ガンプラバトル部は世界大会出場を目標にして活動しているんだ。俺達は団体戦に出場するつもりなんだがメンバーが少なくって困ってんだ。」
古城:「だから入部してくれると助かる。」
雪菜:「ガンプラバトル?」
古城:「ガンプラバトルってのはな...」
説明中...
雪菜:「ルールはわかりました。でも私はガンプラを持ってませんし、作り方もわかりません。」
一夏:「大丈夫。何個かここに作ってないガンプラがあるからそれを使って作ってもいいし、他の機体が欲しいならあとで模型店とかで買えばいい。2000円くらいあれば買えるからな。勿論作り方は俺達が教える。作るのが苦手ならファイターとして戦うっていう手もあるし、逆に戦うのが苦手ならビルダーとして活動するのもいい。」
キンジ:「折角だから実際にガンプラバトルをやってみるか?」
雪菜:「いいんですか?」
古城:「全然大丈夫だ。機体は練習用の量産機を使えばいいし。とりあえずお前はこれ使ってみな。」
古城は陸戦型GMを雪菜に渡す。
古城:「こいつはGMっていう機体のバリエーションの1つで陸戦型の機体だ。装備としてはマシンガンとバズーカ、ビームサーベル、シールドだ。じゃ、今から動かしかたを教えるぞ。」
動かしかた説明中...
一夏:「よし!!これで基本的な操作は全部教えた!!早速バトルだ!!今日は時間あんまねぇから時間制限ありでやるぞ!!」
PleasesetGPbase
stage3forest
PleasesetyourGUNPLA
雪菜は陸戦型GM(※以後陸GM)をGPベースの上に乗せ発進準備をする。
古城も同じく初代登場機ムラサメをGPベースの上に乗せた。
Baatlestart
雪菜:「ユキナ・ヒメラギ、陸戦型GM、行きます!!」
古城:「コジョウ・アカツキ、ムラサメ、出るぞ!!」
機体がステージに射出され、バトルが開始した。
雪菜:「先手は頂きます!!」
雪菜はバズーカを発射する。
しかし、距離があったため古城は軽く避けてしまう。
古城:「そんな遠いところから撃っても当たらないぞ!!」
古城はムラサメを戦闘機形態に変形させ、雪菜の陸GMの近くまで一気に接近する。
雪菜:「!?変形した!?」
雪菜はバズーカを捨て代わりにビームサーベルを装備した。
古城もムラサメをMS形態にもどしてビームサーベルで攻撃する。
雪菜は盾で攻撃を防ぎ、ビームサーベルで反撃する。その時雪菜は違和感を感じていた。
雪菜:(GMの反応が遅い...?私の反応速度に対応できていないの?)
古城:「ぼーっとしてる場合か?」
雪菜:「ッ!?」
古城はいつの間にか左手に持っていたビームライフルで陸GMの左肩を撃つ。
ビームライフルから放たれた光は陸GMの左肩を撃ち抜いた。
雪菜:「くッ!?お返しです!!」
雪菜は武器をマシンガンに変更し、反撃する。
古城:「うおっ!?本当に始めてかよ...反撃の速さが速すぎる!!」
マシンガンによる攻撃をギリギリのところで避ける。
丁度その時バトルシステムからタイムアップのブザーがなった。
Baatleend
プラフスキー粒子の放出が止まり、機体が動かなくなった。
古城:「今回は俺の勝ちだ。けど、今の反撃は良かったぞ。」
雪菜:「ありがとうございます。」
一夏:「で、どうだった?ガンプラバトルは?」
雪菜:「面白いです!!けど...」
キンジ:「けど?なんかあったのか?」
雪菜:「機体の反応速度が思ったより遅かったので思いどうりに動かせなかったです。」
キンジ:「そうか...ってあれ...?悪い姫柊、お前使ってたGM見せてくれ。」
雪菜:「?はい。」
キンジは何かに気がついたのかGMを調べ始めた。
キンジ:「おいおい...これで反応が遅い...?どんだけ反応速度が速いんだよ...」
一夏:「どうした?」
キンジ:「これ古城が作った反応速度重視カスタムだ...」
一夏:「はぁ!?古城お前なんてものを初心者に渡してんだ!?」
古城:「すまん...機体に印着けんの忘れてて自分でも気づかなかった...てか、その機体のカラーリングで思い出したけど練習用で作った機体で一番反応速度高いやつだそれ...」
一夏:「マジかよ...まぁ、とにかく1つだけ言えることがある。姫柊はファイター専門で活動確定だ。」
キンジ:「そうだな...初心者にこいつを越える反応速度を持った機体作りは難しいからな。」
古城:「姫柊の機体は俺が作る。反応速度が速い機体を作ってるところだからそいつで試してみよう。」
雪菜:「わかりました。」
古城:「とりあえず今日の活動はこれで終わりだ。戸締りするから出てくれ。」
一夏:「了解。俺達は校門で待ってる。」
キンジ:「集まったらあいつの見舞いにに行くぞ。」
雪菜:「あいつ?」
古城:「もう一人のメンバーだ。今入院してんだよ。姫柊、お前もついてこい。新しいメンバーになったんだ。顔見せ位はやっとかねぇとな。」
四人はもう一人のメンバーが入院している病院に向かう。
もう一人のメンバーとはどのような人物なのか...
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ーinformationー
姫柊雪菜がガンプラバトル部に入部した!!
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