黒き風~銃弾の交響楽団~   作:Noir@You

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はい、Noir@Youですよー。

ユイトの狂戦士化ついて
ですが
口調、性格が変わり
戦闘欲を抑えられなくなるのも
あり、彼は使いたがりません

て言うか使おうとすると
頭を強打しないとダメだしね。

取り敢えず、本編どーぞー


第8弾~四重奏の終局~

ユイトが意識を失った後、

理子はユイトからの情報通り

ミニバンを探し、

車輌科の申請記録などから既に

車を発見していた…が

 

理子「はっけーん!

理子りんに探せないモノは無いのである♪

 

ってなーんかやばげかも…

リクっち!そっち(・・・)

車が向かってるよ!」

 

リッカ『こちらでも視認出来た

対応に入る』

 

 

既にミニバンが

目の旗のある拠点へと向かっている事に

気付き、リッカへと

注意を促す理子、それを視認している

と言ったリッカだが…

 

 

理子「視認出来たってそこからミニバンまで

軽く3㎞はあるんだけど!?

どんな視力してるの!?」

 

リッカ『私の視力は両目とも6.0ある』

 

中空知『6.0って狙撃科のレキさんと同じ

じゃないですか!?』

 

リッカ『数字に興味はない

私が興味あるのはーー』

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

リッカ「いつだってユイトの事だけ」

 

中空知『はわわ…』(カオマッカ)

 

理子『まさかの告白!

ってリクっちはずっとアプローチしてるよね、

でもユイにゃんはその気が無いみたいだけど?』

 

リッカ「ユイトは頑固なだけ

そこもユイトの良いところ

私が好きになった所だから」

 

 

あのーそんな事言ってる間に

ミニバン迫ってきてますよ?

リッカ「うるさい」

はい、すいません。

ってなんでナレーションにまで

干渉出来てるのこの子!?

リッカ「ユイトの嫁なら当然」

一般の人からじゃわからん表情で

どや顔するの止めなさいよ!

 

ごほん。

 

ミニバンはその距離を後1㎞まで

縮め、迫り来るーーが勿論

突っ込んでは来ず、

約500m地点で停車し、

武装を済ませた武藤と男子生徒が

制圧しにやってくる。

 

男子生徒の手にはM134ーー

ミニガンを握り、既に臨戦状態となっていた。

 

 

リッカ「武藤は自前のコルトパイソンで

名前分からないのがM134持ってる」

 

中空知『え、M134って…』

 

理子『ミニガンじゃん!?

そんなアホみたいな武器持ち出してるの!?』

 

 

ーーM134ーー

 

通称ミニガンとも呼ばれる

機関銃(ガトリングガン)である。

脅威の最大発射速度、秒間100発と言う

連射性能を誇り、撃たれた相手は

痛みを感じる暇もなく死亡する事から

Painless gun 無痛銃とも呼ばれる。

 

マジでこんなモンどっから

持ち出したんでしょうね。

 

しかも女子相手に遠慮せずにぶっぱなそうと

してますよアレ。

 

 

中空知『リッカさん!私に構わず

逃げてください!ミニガンが相手ではーー』

 

リッカ「問題ない」

 

理子『くふっ、

リクっちならそう言うと思ったよ♪

なら理子りんはミニバンに潜入してきま!』

 

リッカ「了解」

 

 

リッカはミニガンを恐れずに

 

男子生徒へリッカは

銃ーー白色に輝くデザートイーグル.50AEを

片手で向け、もう片手でS&W製リボルバーである

シングルアクションアーミー(S.A.A)

こちらは淡い朱色に輝いているを

武藤へと向けながらゆっくり、

しかし確実に歩んで行く。

 

 

男子生徒「てってめー!近付くんじゃねぇぞ!?

それ以上近付いたらコイツをぶちこんでやる

からな!」

 

リッカ「…」(無言、無表情、

冷やかな瞳で一歩ずつ歩む)

 

武藤「くっ…」

 

 

男子生徒はミニガンを向けられて

一切動じないリッカに

警告をするが、それでもリッカは

近付く。

 

武藤はと言うとリッカの圧力に

獲物を向ける事しか出来ず、

必死に考えを巡らせていた。

 

ガガガガガガガガッ!!

 

堪えきれず男子生徒が

良く分からない事を叫びながら

ミニガンを放つーーが。

 

ドォン!と6回。

 

弾幕の中から聞こえたと思うと

男子生徒のミニガンが

遥か遠くへと弾かれていた。

 

リッカは、正確無比に

男子生徒のミニガンの持ち手へと

撃ち込み、缶撃ちの要領で

ミニガンを弾き飛ばしていた。

 

武藤と、男子生徒は

その光景を目の当たりにして、

何が起こったか分からないと

言う風に呆然としていた。

 

が、仮にも武偵高の生徒であるので

男子生徒が近接用のコンバットナイフを展開

しつつ、リッカへ近付き

武藤もそれを援護するように

パイソンで射撃する…が

 

ガァン!

 

パイソンを撃つ姿勢に入った武藤の

銃口へとS.A.Aの弾を

撃ち込み、接近してきた男子生徒は

デザートイーグルの残り1発で

鳩尾を撃たれ、気絶していた。

 

 

リッカ「私はユイト程優しくはない」

 

 

冷えきった朱の瞳で両者を

見つめ、無表情で言い放つと

武藤は完全に動けなくなった。

 

 

理子「あったー!目の旗にタッチ♪

理子りん達の勝ちだね!」

 

 

いつの間にかミニバンに

侵入していた理子が蜘蛛の旗を

目の旗へコツンとぶつける。

 

これで、

カルテットはリッカ達の勝利となる。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

中空知「勝てたのは

嬉しいんですが…

リッカさんはなんで1発も

当たってないんですか!?」

 

リッカ「最初から当てる気のない

弾になんて当たらない」

 

理子「うん、それ相手がハンドガンとかなら

分からなくも無いけど、ミニガンだよ?

戦場なら死んでるよ?」

 

リッカ「戦場だからこそ

私が勝った

もし本物の戦場なら

あの人達が死んでた」

 

武藤「ゴムスタンで、

尚且つあの場面で終わって無かったら

本当に殺されると思ったぜ」

 

中空知「お、おおお男の人…」

 

 

中空知さんが当たり前の質問を

した所精神論の

ようなモノを語るので

理子が突っ込みを入れると

大真面目にリッカが返した所

で武藤が話し掛けてくる

中空知さんは縮こまっちゃったみたいだね。

 

 

リッカ「私は人を殺さない

 

ユイトと約束したから」

 

武藤「白嶺さんってホントに

ユイトにゾッコンなのな…

望みが途絶えた…」

 

理子「元々望み薄でしょー?」

 

武藤「グハァッ!」←止めを刺された

 

 

武藤の殺される発言を

真に受けたのかリッカが

真面目に答え、ユイトとの約束と言うと

武藤がガックリと肩を落としながら

気があった風に言うのに

理子が容赦ない突っ込みで

武藤に止めを刺す。

 

 

中空知「なななにはともあれ、

本当にありがとうございまひたっ!」

 

リッカ「問題ない」

 

理子「理子りんはいつだって

女の子の味方だからね♪」

 

 

そうして、大したオチも無く。

 

ユイト達のカルテットは終了

していったのである。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

東京武偵高正門前、

 

 

 

 

 

 

「ユイト様、待っていて下さいませ!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「うん、これで彼の課題はクリア

と言ってもいいだろう」

 

「なら例の毒を受け取りに行ってくるわ」

 

「ふむ、気を付けて行ってきたまえ」

 

 




お疲れ様です!

やっとカルテット終わった…
何だかんだでリッカもチートだよね
アレ。

あ、理子がリッカに付けた
リクっちと言うあだ名ですが

白嶺 六華
の六から来てます。
はい、どうでもいいですね

次回では例の人が戻ってきます、
毒の人も出せたらいいなぁ

ではでは、次回をお楽しみに!

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