黒き風~銃弾の交響楽団~   作:Noir@You

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はい、どーもNoir@Youです!

今回、依頼攻略編でございます。
やっとバトれるんですね!
バトルの描写がおかしかったりしたら
良ければ教えて下さいね!

では本編をどぞー


第4弾~その名は黒き風~

side ユイト

 

 

当日までの間、情報収集はたっぷり

していました、日課のトレーニングは

少し増やしてみたぜ。

 

リッカもトレーニングしたり

武偵高に転校してきたり

専門は超能力捜査科(SSR)だそうだ

能力は…知ってるんだけど

実際に見てから解説した方がいいかね?

個人情報って大事だしな。

 

あ、ついでにリッカの奴、

探偵科(インケスタ)Aランクに

情報科(インフォルマ)もAランク、

救護科(アンビュラス)までAだそうだ。

 

教務科(マスターズ)の先生からは

 

アイツはAランクじゃなくてSランクだな

何にでも天才的な資質を持ってるし

 

…と、言われてるそうだ、昔馴染みとしては

誇らしいね、知ってたけども。

 

オマケに俺も車輌科(ロジ)でAランク

を取ってきたーー

…いや、ちゃんと運転しないと危ないしさ。

 

もうひとつ、リッカが学校内で俺に抱き付くせいで

他の男子からの目線が痛い痛い…

 

ーーーーーーーーーー

 

 

はい、と言う訳でやって参りました!

作戦当日の夜で、

明星会とやらの本拠地だな。

 

明星会の本拠地は古き良き家屋だ、かなり広い。

これなら暴れられそうだな。

 

ちなみに、

ここまでは俺がダイハツのカクカク四角い

軽自動車を運転してきたぞ。

 

 

リッカ『ユイト、準備は出来てる?』

 

ユイト「バッチリだ、いつでも行けるぜ」

 

 

俺とリッカは着いてから2手に別れて、

顔の知られているリッカは裏手から

 

顔の知られていない俺は

終局の創り手が出るまで

リッカと共に制圧するもよし、

ただ、待ち続けるのもよし。

 

まぁ、俺も制圧しに行くけどな?

気付かれないようにさ。

 

 

『「作戦開始(ミッション・スタート)」』

 

 

俺はあらかじめ調べておいた死角から

侵入…って見張りが多いな…

 

 

ユイト「悪いけど寝てて貰うぜ」

 

二人一組(ツーマンセル)であろう2人に対し

石ころで音を立てて気を逸らし、

1人を手刀で気絶させ、

瞬時にもう1人の後ろへ回り、

これはワイヤーで後ろ手に縛り

動きを取れなくしてから質問(・・)させて貰う

 

ユイト「突然で悪いな、

痛い思いをしたくなかったら色々

喋って貰おうか」

 

「誰だ貴様はグゥッ…!」

 

ユイト「余計な事は喋るな、

2度は言わんぞ」

 

「わ、分かった

しゃ、喋るから…ガァッ!?」

 

ユイト「余計な事はするなって言ったのに」

 

 

男が別の事(助けを呼ぼうと)をしてたので

素直に気絶させてやり、見張りに気付かれない場所に

放る、勿論口は叫べないようにテープでしっかり

止めといたし、ワイヤーで身動きの取れない

ように縛っておいた。

 

終局の創り手が何処にいるかを

聞こうと思ったが…ま、あんな奴らには

教えられてないよな。

 

さてと…

 

 

ユイト「いるんだろ?

終局の創り手(フィナーレ・クリエイター)

出て来いよ」

 

「へぇ…ワタクシに気付くなんて貴方、

相当出来る方とお見受けしますわ…」

 

 

俺の声に応じたように影の中より

金髪を後ろで団子にした美人…

って女性なのかよ、終局の創り手。

 

 

「ワタクシ、ミザリー・ロッドと申します

終局の創り手…などとも呼ばれておりますわね

以後、お見知りおきを」

 

ユイト「これは丁寧どーも、俺は

黒楓ユイトだ、よろしく」

 

 

コイツは強い…

挨拶を交わしながらも構えは解かないでおく。

 

 

ミザリー「フフッ、いい夜だとは思いません事?

今日は満月なのでより一層ーー」

 

 

来る…!!

俺はその場から斜め後ろに向かって

飛び込み前転で回避する、

すると、俺の立っていた場所から直線(・・)

に地面が裂ける。

 

って何だその攻撃、無茶苦茶過ぎるだろ…

まさか超能力(ステルス)持ちかよーー!!

 

 

ミザリー「…素晴らしいですわ!

ワタクシの初撃を見切ったのは貴方で

2人目、1人目は貴方と一緒に入ってきた

あの子ですわね」

 

ユイト「そんなチート攻撃、

いきなり避けれる方がスゲェと思うがね…

透明(ステルス)に出来る超能力(ステルス)

ーー間違ってないだろ?」

 

ミザリー「…!

フフッ、フフフッ

アハハハッッ!!

一撃目からワタクシの能力(チカラ)

見抜く方がいらっしゃるなんて!

楽しめそうですわ!!」

 

 

来る!今度は2つか!

ホルスターに入れてある2丁の拳銃を

両手で瞬速撃ち(クイック・ショット)

飛んできているであろう飛び道具に撃ち込む。

 

ギィン!!

 

ほぼ、同時に金属がぶつかる音がして

襲ってきた飛び道具…

ありゃあ(サイズ)か!

は別の場所へ飛んでいく

なるほどね、だから直線だったのか。

 

 

ミザリー「アハッ♪

そちらから仕掛けてくれても構いませんのよ!?」

 

ユイト「そうかい、なら遠慮なく…ッ!!」

 

 

瞬速撃ちでミザリーに撃ち込むが

キン、キンと弾かれている音がする、

何か盾を透明化(ステルス)してるな?

 

 

ミザリー「甘いですわ♪」

 

ユイト「…ならコイツはどうだ?」

 

 

俺は、二重三重の跳弾撃ち(バウンド・ショット)

ミザリーに複数方向から、10発ほど撃ち込む。

 

 

カンカンカンカン!

 

4発程弾かれたが

6発程、入ったな。

防弾コートを着込んでるが

 

 

ミザリー「クッ…フフ…

やりますわね…

終局の創り手のチカラ、御見せしましょう♪」

 

 

ミザリーがそう言うと、

今度はあらゆる方向から曲線(・・)

直線(・・)を描いて鎌が襲ってくる

残弾で落とせるだけ落とし、

残りを袖口のカタールを展開しつつ

斬り落とす!

全て弾いた後に拳銃をすかさず

クイック・リロードする。

 

それにしても、全方位攻撃か…厄介だが、

これなら勝てるな。

 

 

ユイト「ミザリー・ロッド、

終局の創り手は今ここで俺に逮捕される」

 

ミザリー「あら、素敵な謳い文句ですこと

それが達成された暁にはワタクシ(・・・・)

を差し上げましょう♪」

 

ユイト「そいつはいらねぇ報酬だ…!」

 

 

そう言いながらミザリーは自分ごと姿を消し去る。

 

これで完全に視界から消え失せた訳か、

俺は両目閉じ感覚を研ぎ澄ませる…

そこか…って攻撃も来てるみたいだ

しかもひーふーみー…全部で20個あるな。

 

…さて

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

side ミザリー

 

 

フフッ♪

ワタクシを楽しませてくれる

素敵な殿方への失礼の無いように、

ワタクシの姿を消し、

全力で鎌をユイトと名乗った殿方に

全方位攻撃を仕掛けました、

これでこの素敵な殿方ともお別れですわね♪

 

 

 

 

 

ーー瞬間、でしたわ

殿方は自らの拳銃を先程見せた早撃ちで

攻撃を撃ち落とし、そこから

まるで踊るように辺りに銃弾を撃ち続けるーー

 

 

すると、ワタクシの身体に衝撃が走る!

と言うか明後日の方向に飛んでいったはずの

銃弾がワタクシに全て当たっているーー!?

 

透明化した大盾を避けて当てたというのー?

意識が遠のく中で殿方の声を聞いたーー

 

 

ユイト「あぁ、俺の2つ名、言い忘れてたな」

 

 

 

 

 

黒き風(ヴェント・ノワール)

 

 

 

 

そこで、ワタクシの意識は途切れました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side ユイト

 

当初の予定通り終局の創り手さんーー

ミザリー・ロッドを気絶させてワイヤーで

身動きが取れないようにしておいた。

 

んで、この人スゲー美人なんだよ

しかもプロポーション抜群なんですよ

どっかでモデルでもやってんじゃねーのかってレベル。

 

んでそのミザリーさんが割りと早く

意識を取り戻した、まぁ手加減はしてたし。

 

 

ユイト「意識が戻ったみたいだな、

警察の人らが来るまで大人しくしててくれよ」

 

 

とか言うとミザリーは戦闘時とは明らかに違う様子

を見せていたと言うか雰囲気が別人なんだが。

 

 

ミザリー「あああ、あのっ!

不束者ですが、

よろしくお願いするんですの…(ポッ)」

 

ユイト「はい?」

 

ミザリー「あのお約束をお忘れに

なられたのですか!?(ガーン)」

 

 

頬を赤らめながら(メッチャドキッとした)

何か言ってるので

聞き返したら約束とか言ってショックを受けてるので

 

約束を…ってまさかアレか。

 

 

ユイト「最後のやり取りで言ってた…アレ?」

 

ミザリー「その通りで御座います!(パァァ)

私、お仕えするなら、貴方の様な強く、

素敵な殿方と決めて参りましたので…(ポッ)」

 

 

この際喋り方はよしとして、

え、マジなのかソレ、色々困るんだけど。

 

いや、かなりの美人であるミザリーからの

純粋な好意は嬉しいけどさ。

 

今もドキッとしたし

 

どうしたもんかと唸ってる俺を

見つめて「思い悩んでおられる姿も

素敵ですわ…(キラキラ)」

とミザリーが言ってると

制圧を無傷で終えたであろう、リッカが

やってくる。

 

ナイスタイミングだ!

 

 

ユイト「おー、そっちも片付いたかー」

 

リッカ「…ソレが終局の創り手?

思ったより雰囲気が違う…」

 

ミザリー「私、戦闘になると人格が変わって

しまうみたいで…(ショボーン…)

それより、貴女様はユイト様と

どういった関係でいらっしゃいますか?」

 

リッカ「私はユイトの許嫁」

 

ユイト「誰が許嫁だって?

勝手に言うなよ、誤解するだろ」

 

 

リッカと合流しながら

終局の創り手に違和感を覚えた

リッカが聞いてきたのに対しミザリーが

答えつつ、(アレは戦闘時限定なのか)

リッカと俺の関係を聞いてきたら

リッカがとんでもない事を

口走ってるので訂正する。

 

その間にミザリーの表情が二転三転するので

それは可愛いと思いながら

「ライバルがいらっしゃるなんて…

でも流石ユイト様、

女性を虜にしてしまう

魅力があるのですねっ」

ちょっと待て誰に魅力があるって?

 

そんなこんなでコントをしていると

「私は冗談で言ってない」

「私もユイト様への想いは本物です!(カオマッカ)」

 

警察さんが来たので引き渡しをしていく。

 

もう知らん。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side ユイト

 

色々終わって

車で帰宅中ーー

 

 

ミザリーを警察に引き渡す際に

ミザリーが「私は!ユイト様の下に戻ります!

必ずですよー!」

とか言ってたので多分、

すぐ戻ってくるんだろうな。

 

司法取引とかで、さ

 

 

ユイト「取り敢えず、これで一件落着ってか」

 

リッカ「うん、ありがと、ユイト」

 

ユイト「抱き付いてくるなよ、運転中だからな?」

 

リッカ「…うん」

 

 

不服そうな顔をしてるリッカを横目に

男子寮への帰路へついていったのだった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side ???

 

 

 

 

「見る限り、まだまだ底は深そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アレが…黒き風」

 

 

 

 

 




はい、お疲れ様です!

如何でしたでしょうか?

バトル…難しいですね
頭の中には浮かんでても
言葉が浮かんで来ないって奴ですかね

次は学園生活に戻っちゃいます
仕方ないね

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