黒き風~銃弾の交響楽団~   作:Noir@You

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Noir@Youです!
簡単に注意点を書いてきますね
1、キャラの視点で書く場合もございますので
  その際はside ○○ と書いてから続けます。
  逆に何も書かずに始めた場合は、
  三人称視点となりますので注意を。

2、この作品はキンジが一年の時期からの
  スタートなのでアリアは暫く出てきません、
  仕方ないね。

3、キャラが話す際に誰か分からないのを
  防ぐ為 ○○「」 
  セリフの前に名前を入れますね
  意図的に入れない場合もあるので注意です。

では本編をどうぞ!


第1弾~聴こえ来る序曲~

side 黒楓

 

 

 

「こんなもんでいいかな…っと」

 

 

4月、春真っ盛りに

 

俺ーー黒楓(くろかぜ) ユイトは

今日から通う東京武偵高の為の

入念な準備をしていた。

 

その準備の内容は、学校支給の防弾制服に

愛銃、群青色のS&W Mk22と

朱黒色のシグザウェルP226を

クロスで2つ付けた腰のホルスターに入れる、

勿論整備はバッチリだぜ。

 

予備のマガジンは合計4つ、持っていくか

何が起こるか分からんし。

 

近接武器としては特製のカタール2本を

袖口から何時でも出せるように装備、

後は投擲用に何本か小型ナイフ(これも特製)

を計8本にワイヤーも

服装の至るところに装備していく。

 

ん?重装備じゃないかって?

アサルトライフルすら持ってないんだし

重装備の内には入らんだろ。

 

ーーーーーーーーーー

 

ユイト「さて始業式に向かうとしますか…」

 

 

そう独り言を言いながら男子寮を出て

学校へ真っ直ぐに向かう、ん?

 

 

「誰か、助けて!」

 

「てめっ、静かにしやがれってんだ!」

 

 

おいおい、マジかよ。

こんな朝っぱらから、

しかも学園島内での犯行ですか

 

黒ずくめでサングラス掛けてる男が

綺麗なお姉さんをハイエース(誘拐)しようとしてやがる

…車種はヴェルファイアだけどな。

 

取り敢えず、見過ごす訳にも行かないし

気付かれてない内にMk22(サプレッサー付き)で

タイヤを撃ち、銃を直す、それをしながら急接近する。

 

流石にこの行為で向こうが気付く…が遅い。

 

一瞬でお姉さんを捕らえてる男の懐へ飛び込むと

お姉さんに当たらないように

男の顎を右ストレートで撃ち抜く。

 

 

男A「なんだおま…ガッ!?」

 

 

男は吹っ飛び、気絶したが

運転席にいるもう一人が俺へ拳銃ートカロフかな?

を向けてくるが顎を撃ち抜いた勢いを活かし

そのまま回転しながらもう一人が

拳銃を向けてくるであろう場所に投げナイフを

左手で投げておいたので、丁度拳銃に投げナイフが

当たり、相手が拳銃を手放したのを確認せずに

接近し、もう一人の手を思い切り引っ張って

車外に投げ出してワイヤーで縛ってやる。

 

 

ユイト「あんたら、運が悪かったな」

 

 

この間約2分半である

まぁどうでも良いけどな。

 

相手の男達はほぼ何が起きたか分からない

まま警察に引き渡して終了。

 

 

お姉さん「あ、あのっ、ありがとう…ございます!」

 

ユイト「い、いえ、当然の事をしたまでですから」

 

綺麗なお姉さんが俺にお礼を言ってくれるので

若干照れながらも当然だと言い返しておいた。

報酬?をお姉さんが渡そうとして来たので

やんわりと断っておく、

お金の為にやった訳じゃないし

 

 

ユイト「始業式には間に合わんかね、こりゃ」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

とか考えながら登校してーーなんとか2時限目の

授業に間に合ったが

初っぱなから遅刻なので周囲の目を惹いてしまうが

先生からの助け舟でなんとか事なきを得て

自分の席に座ると

 

 

理子「始業式にも出ないなんて悪い子だぞー、

ユイにゃん♪なんかあったの?」

 

ユイト「朝っぱらからヴェルファイアでハイエース(誘拐)

しようとしてる輩がいたから逮捕して来たら

遅刻してもしゃーないわな」

 

 

隣の席にいる金髪の長い髪を

ツーサイドアップにしてる顔は幼さが見えるが

出るとこ出てる可愛い感じの女の子

探偵科(インケスタ)Aランクの

峰 理子(みね りこ)って隣の席かよ。

がいつもの明るい調子で俺に遅刻した理由とかを

聞いてくるので普通に答えると

 

 

キンジ「こんな朝っぱらから大変だな、

黒楓…だったか?」

 

ユイト「黒楓で合ってるよ、

なんならユイトって呼んでくれ

…ホントにこっちの都合も考えて欲しいってもんさ

で、そう言うお前さんは噂の遠山 キンジかな?

これから、よろしくな」

 

キンジ「噂にまでなってるのか…

ああ、こちらこそよろしくな、ユイト

俺もキンジでいい」

 

理子とは逆の隣の席から聞こえた声

どこかダルそうな目付きをしてる

強襲科(アサルト)Sランクの

遠山(とおやま) キンジが

目立つのが嫌いなのか噂されてる事を

心の底から嫌そうな顔しながらも

俺と握手を交わす。

 

この遠山キンジだが入学試験の時に

同じ受験者だけでなく教務科(マスターズ)

教師陣すら全員捕まえたってんだからスゲェよな。

評価は勿論S、噂にならん訳がない。

 

 

キンジ「それを言うならお前のが凄いだろ、

なんたって装備科(アムド)Sランクに、

強襲科Bランクだろ?」

 

ユイト「いやいや、偶然だっての

それに、道具とか弄るのは昔から好きだったしな」

 

理子「Sランク取るのを偶然とか言っちゃう辺り、

ユイにゃんもキーくんも人外染みてるよねー☆」

 

キンジ「ちょっと待て理子、俺はSランク取ったのを

…確かに偶然とは言ったがな…人外認定は

やめてくれ」

 

ユイト「キンジは案外人外じみてるかもな、

ハハッ」

 

 

そう、俺こと黒楓ユイトは

装備科のSランクを貰っている。

ついでに強襲科もBランクだ

 

キンジが「お前も同類だろうが!」

とか言ってる内に

次の授業の先生が無言の圧力を掛けてくるので

3人とも黙り授業を受ける。

 

なんだあの先生の怖さ

 

と、俺は二人の友人と共に

授業に集中する。

 

 

 

 

 

ここから先、とんでもない事に巻き込まれる事

など知らないように…

 

 

 

 

 

 

 




…はい、中途半端ですけど切りますね!

どうでしたでしょうか?
…うん、何か無理矢理感は凄いよね
ってかタグにオリ主チートって書いたけど
ホントにチート染みてる性能に仕上げたしね。

さて、置いておいて、次は学校生活しながらも
イ・ウーのメンバーとの絡みを入れて
主人公の立ち位置を固めていきますね。

それでは失礼!

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