自キャラがクトゥルフ神話trpg をやってみた。 ＊休止中 作：近藤山人
まあ、蛇足はここまでにしておいきましょか。白河さんは、一応将来の重要なNPCになる予定です。
〜あのどこかの和室〜
多良木「それでは始めて行きましょうか。」
桑原「応。」
多良木「律羽から電話が来た所からでしたね。律羽は『今店にいるから来て欲しい』と言っていますが行きますか？」
桑原「行くに決まっているだろ。持ち物はこの前と同じだ。」
多良木「桑原はそんなこと言わない！」
桑原「ど、どうしたんだKP、いきなり。」
多良木「は！すいません。なんか変な電波受信したみたいで。」
桑原「そ、そうか。」
多良木「こほん、では気を取り直してやって行きましょうか。貴女が指定された店に行くと白河も来ていました。貴女が来たことを確認すると律羽は「ここの常連で、藍里ともここで知り合ったという。彼女が行方不明になったことが本当に悔しく、悲しい。きっとまだ生きているはずだと信じている。彼女を救うためなら危険をいとわないし探索者たちについていきたい」と言うことを話してくれます。」
白河『心配しないでください律羽さん。藍里さんは必ず行きています。』
律羽『そ、そうですよね。』
桑谷『そうね。藍里簡単にくたばるはずないわ。』
桑原「KP、律羽の発言に対して心理学。」
多良木「分かりました。せっかくの場面が台無しですね。」
桑原「あの描写でその発言はないだろ。」
コロコロ 心理学（71）??
多良木「では桑谷は律羽が動揺しているようだと分かります。それと苛立っていることも。」
桑原「お、これはもしかして重要な情報か？」
多良木「さあ、どうでしょう。この後どうしますか？」
桑原「この藍里に対しての桑谷、白河含めた友人、知人はどう言った感想を抱いているんだ？」
多良木「そうですねえ。桑谷は藍里とはどのくらい親密か教えてください。」
桑原「まあ、親友とはいかなくてもかなりいいかな。」
多良木「うーん、そのくらいだとすると…桑谷は藍里は人から憎まれたりするような人間ではない、色々な男性と会うことが好きで結婚や一人に決めることはしないと公言していたため、逃避行である可能性もない。お客さんもそういった性格は知っているため恨むことはないだろう。と言うことが分かります。」
桑原「ダメだ、どこから調べていいのかさっぱり分からねえ。KP何かヒントはないのか？」
多良木「ふむ。」 コロコロ
白河『もしかしたら、神隠しにあったんじゃ？』
桑谷・律羽『神隠し？』
白河『そうです神隠しです。この街では昔から人が行方不明になることが多々あったんです。それに最近はそれが特に顕著だとか。」
律羽『神隠しってそんなオカルトなことあるわけ無いでしょう。もっと現実的に考えましょう。』
桑谷『待って。』
律羽『どうされました？』
桑谷『もしかしたら、その神隠しが人攫い集団の手によるかもしれないし、それに少しでも可能性があるものは洗ってみるべきだと思う。』
律羽『分かったわ。少し信じてみましょう。』
白河『ありがとうございます。神隠しについてなら、かなり昔からある◯◯神社に資料があると思います。』
桑谷『何でそう思うの？』
白河『昔友達がそんなことを言っていました。』
桑谷『まあ、何も無いよりはマシね。でもそれは藍里の同僚やご両親から話を聞いてからよ。』
多良木「ではまず藍里の周辺の人に話を聞くと言うことですね？」
桑原「ああ。」
多良木「では藍里の同僚や両親は事情を説明すると彼女の事を話してくれました。しかしその中には今と繋がるものはありませんでした。」
桑原「とばしたな？」
多良木「得るものは大してありませんし、単調なものになりますからね。あ、アイディアロールをしてください。」
桑原「何だ？」
コロコロ アイディア（75）91
多良木「では桑谷は聞き込みをしている途中特に何も感じませんでした。残念でしたね。」
桑原「おい、KP （これは重要な情報を逃しちまったか？）」
多良木「それでは、場面を神社に移しますね。」
【神社】
多良木「その小さな神社には神主と思われる男性が1人いました。おそらくバイトをしている学生と言ったことはないでしょう。話しかけますか？」
桑原「それは、話しかけるしかないだろ。」
桑谷『あの、少しよろしいでしょうか？』
神主『はい、何でしょうか？』
桑谷『私たちはちょと分け合ってここら辺の歴史を調べているんですけど、この神社に昔の資料とか残っていますか？』
白河『例えば怪しげな政治結社だとか宗教団体だとか人身売買組織などですね。』
神主『昔の資料ですか。ふむ…それでは水神についての話はどうでしょう？』
桑谷『水神ですか？』
神主『少し待ってください。資料を取ってくるので。』
多良木「そして神主は亡くなった祖父の日記を取ってきました。そしてこの様な事を続けます。『自分たちの祭る龍神様以外の水神を信仰する宗教が入ってきた。阿俱螺だとか言ったか。信者は少ないが、こそこそと何やら怪しいことをしている。あちらに信仰をうつした信者に昨夜であった。話を聞くと、彼の神は不老不死をもたらしてくれるのだとか。そのために棘をさすだの恐ろしいものがなくなるだの阿俱螺様は素晴らしいだのと語ってくれた。晴れやかな笑みが印象的であった。どんな神であろうとも信者を幸福にするのならばよい神なのだろう。しかし、しきりに腕をこすっていたが、どうしたのだろう。こんな夏場に何枚も着物を重ね、体調でも悪いのか。』と、ここで桑谷はクトゥルフ神話を振ってください。」
桑原「げっ、ここでってことはもしかして、」
コロコロ クトゥルフ神話（13）71
シークレットダイス コロコロ
桑原「おいKP何を振った？」
多良木「秘密ですよ。でも何も起きないから安心してください。成功していたらいいことあったかもしれないですけどね。」
桑原「どんなもんだか。切り裂きジャックについて知られべてみるぜ。ああ、もちろん理沙の協力を得てな。」
多良木「何故です？」
桑原「そりゃあ、ゲーム的に考えると関係があるだろ。それに物語の中でも関連性を見出す事は可能じゃないか？名目は藍里が事件に巻き込まれていないか確認するためでどうだ？」
多良木「…まあそれならいいですよ。では天霧骨董店に移動させますね。」
【天霧骨董店】
天霧『それで私を訪ねて来たのね。はぁ、全く貴女は人使いが荒いんだから。』
桑谷『ダメかな？』
天霧『別にそんな事はないけどね。それで切り裂きジャックの事だったわね。すこし待ってた。』 カタカタ
律羽『あの、彼女は？』
桑谷『私の親友の天霧理沙よ。コンピュータ関係に強いの。それにすごく頭も良くてね今まで何度か助けられたわ。』
律羽『へー、凄いですね。』
天霧『終わったわ。信憑性があってかつ興味深いのはこの辺だな。』
・現代版切り裂きジャック事件について・
《死体で見つかった被害者は12人》
《被害者が水商売に身を置いている女性》
《首を切り裂き鋭利な刃物でバラバラにされている》
《12人中８人の体には何か太い針で刺されたような跡があった》
《週末や月末に事件は起きている》
《12人の被害者のなかに47歳、42歳、44歳、43歳の人たちがいた》
桑原「おい、随分と情報を出すんだな。」
多良木「スペシャルを出しましたしね。それに話が進まないと困りますから。さあ、話を戻しますよ。」
桑谷『随分集まったわね。どこでその情報を？』
天霧『まあちょとね。それより切り裂きジャック事件についてだけど、少なくとも単独犯ではないわね。模倣犯かしら？それにしても太い針ね。何か引っかかる様な。』
律羽『………。』
天霧『まあ、この現代版は切り裂きジャックの様にいかないでしょうね。あの時代と違って科学捜査が導入されているし、現場保存の意識もずっと高いしね。日本の警察の殺人事件の検挙率は90%を超えているしね。』
律羽『貴女は随分と楽観視されているんですね？』
天霧『そうかしら？』
桑谷『まあ、理沙は頑丈だからちゃとやそっとじゃ死なないでしょうしね。楽観的になるのも無理はないね。』
天霧『どういう意味よ。それより律羽さん、もう遅いですしそろそろ帰ったほうがいいんじゃないですか？』
律羽『そうですね。また明日会いましょう桑谷さん。』
桑谷『ええ、また明日。』
多良木「今回はここまでにしましょうか。」
桑原「あ、そう言えば白河はどうしたんだ？」
多良木「それなら、店にある骨董品を見て回っていましたよ。それで、どうやら年代物の懐中時計を買う様です。」
桑原「何したんだよ、おい。」
多良木「まあ、まあ。それじゃまた見てネクロノミコン。」
コンピュータで情報出し過ぎたかな。警察のデータベースにハッキングはやり過ぎか。