ジンキ・エクステンドSins   作:オンドゥル大使

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♯254 賢者と愚者

 

「そうか。地上にも出たか。イクシオンフレームが」

 

 タチバナは予感していた。既に連中は量産体制を進めていると。先のパフォーマンスは所詮、お歴々の納得という太鼓判を押させるためだけの形骸化した代物。

 

 彼らが是と言えばもっと大々的に売り出せる。アンヘル相手に上々の売り上げを見せられれば人機市場を席巻出来る。

 

 分かりやすいものだ、とタチバナは嘆息を漏らす。

 

『いいんですか? かつての弟子が道を違えているんでしょう?』

 

 通信相手の要らぬ心配にタチバナは鼻を鳴らした。

 

「奴がやりたくってやっておるのだ。止めても無駄だろう」

 

 どれほどその道が間違えていると言っても、六年前に《キリビトエルダー》を放った時点で、もう違う道を歩んでいるに等しい。

 

『ではこちらは静観を貫かせてもらってもいいですかね?』

 

「静観? 馬鹿を言え。貴様ら、ブルブラッドキャリアに接近しておるはずだ」

 

『何の事だか』

 

「嘘が下手になったな、ユヤマ。この局面でブルブラッドキャリアが質量兵器の破壊と、その阻止に回った時点で、彼らは組織内部に軋轢を持っているのは明白。加えて月という絶好の拠点を得た連中からしてみれば、質量兵器を止める理由は他に思い当たらない。一枚岩ではない、というのはもう分かり切っている」

 

『お見それしました。その慧眼、曇っていないと見えますなぁ』

 

「そちらも。相手を安く見るのはやめておけ。その分だけ自分の命も軽くなるぞ」

 

 忠言にユヤマは笑い声を漏らした。

 

『博士くらいですよ。アタシをどうにか出来るなんて』

 

 もうどうにもならぬ領域に達しているのだと暗に示しているのか。タチバナはそれ以上詮索しなかった。

 

「で? イクシオンフレームの出所があるはずだ。どこが開発に手を貸している」

 

『……ここから先は別料金となりますが』

 

「いくらでも出す。言え」

 

 有無を言わさぬ声音は他の人間ならばたちどころに従えるだけの覇気を持っているはずだが、ユヤマはうろたえた様子もなかった。

 

『旧ゾル国がメインフレームを貸し与えているみたいですなぁ。まぁ推し量りでしょう。彼の国はバーゴイルのノウハウがあります。宇宙と地上、両方で使える機体を製造するのならば、まずはゾル国』

 

「だが国力は随分と衰えたはずだ。こちらの見立てではあのような新型機、極秘裏でも開発は渋りたい」

 

『……随分と気前のいいスポンサーがいるみたいですよ』

 

「スポンサー? 地上の企業はアンヘルが抑えたはずだ。ほとんどの有力者はアンヘル側についている」

 

『そうではない企業で調べを尽くせば、案外見えてきますよ? この盤面、誰が動かしているのかを』

 

 これより先は別料金以上のものを要求されそうだ。タチバナは話を打ち切っていた。

 

「そういえば妙な噂話を耳にした。グリフィス……という新進気鋭の組織がレギオンの眼を掻い潜る術を持っていると」

 

 ユヤマはさすがにこの情報には一拍置いて返答を考えていたらしい。

 

『……どこでお聞きに?』

 

「別料金だ」

 

 切り捨てると相手は心得たような声音になった。

 

『嫌ですなぁ、博士。なかなかにいやらしい』

 

「お互い様だろう。こちらの情報網を潰されては堪ったものではないのでな」

 

『深くは知りません。小さな組織ですよ』

 

 嘘であろう。グリフィスがユヤマの情報網にかからないはずもないのだ。

 

 予測ではグリフィスという組織の頭目に近い位置にユヤマはいるはずであった。そうでなければレギオンの放つバベルの監視網を逃れる組織など発足するものか。

 

 少しでも情報を漏らせば痛いと感じているのを見せた、それだけでユヤマはグリフィスを知っているのだと暗に教えたようなもの。

 

 情報の手綱では僅かにこちらが勝っていた。

 

「弱小組織がバベルを欺けるものか。ワシの予測ではその組織、随分と水面下で動くのに長けておる様子だ。さながら獲物を狩る狼のように」

 

『狼とは。前時代的なたとえを持ち出されたものですな』

 

「知らんのか? 狼は群れで獲物を狩る。それも、じっと息を潜め、相手が弱り切るのを待ってな。狡猾なる狩人だ」

 

 その言葉の帰結する先を予見したのか、ユヤマは乾いた笑いを発する。

 

『買い被られたものですなぁ、その組織も』

 

「ユヤマ。今ならばまだ間に合う。……世界がどこに転ぼうとしているのかを説け。無知蒙昧なる人々に教えろ。バベルを欺き、それくらいはしておくのが先人の務めだ」

 

 これは願いでもあった。ユヤマは悪人ではない。当然、善人ではないだろうが、悪の道に容易に転ぶような醜態を冒す事はないだろうと。

 

 だからこそ、信じたかったのだ。人の善性、善き方向に進もうとする祈りを。

 

 しかしユヤマは非情なる宣告を寄越す。

 

『無理ですよ。もう、全てが動き始めた。止めるのには、ブレーキベタ踏みでもまだ足りない。どれだけ止まろうとしたって止まらない運命。そのようなしがらみに、もうアタシもあなたももつれ込んでいる。博士、一蓮托生とはこの事ですよ。今さら善人気取れるほど、綺麗じゃないんです』

 

「それでも……」

 

 それでも、この祈りは掻き消されていくのみなのだろうか。老人の繰り言なのは理解している。所詮は意味のない言葉を弄するのみ。

 

 だが、今を生きる人々は。今を生きる人間達は、そう容易く未来を投げ捨ててしまえるのか。未来を放棄した結果が、この地獄だというのか。

 

 ――違う。

 

 違うと叫びたい。

 

 そうでなければ何のためのモリビトか。何のためのアンヘルか。

 

「……ユヤマ。ワシは六年前、貴様に言ったな? 人の善性を、今よりもよりよくなりたいと信じる人間に賭ける、と」

 

『ええ。人間は今を切り拓くだけの力がある、とも』

 

「ならば、ワシは再び信じよう。ブルブラッドキャリアではない。かといってアンヘルでもない。……辛い事に、民衆でもない。この時代を変革しようとしている、誰かがいる事を。その誰かの存在を」

 

 恐らくは会った事もない誰か――これから先も出会う事はないであろう何者か。彼らが道を知っている。引っ張ってくれているはずだ。

 

 その瞬きを信じたい。

 

 ただそれだけの、小さな願い一粒であった。

 

『驚きましたな。世界の頭脳と評されるほどのタチバナ博士が最後に縋るのは、名も知らぬ誰かですか』

 

「ああ、ワシは……もう長い事絶望してきた。人間に、他者に、……そして人機を生む事しか出来ない、この愚かしい自分自身に。自己嫌悪なのだ。結局は。だが嫌悪した全てに真正面から目を向けてでも、ワシはこの星に祈りたい。まだ人間は捨てたものではない、と」

 

『その願い……受け取りましたよ。六年前と同じく』

 

「どうかな? 貴様は六年前とは違うかもしれん」

 

 こちらの試す物言いにユヤマは通話先で嗤ったのが窺えた。

 

『――だから、それも買い被りなんですよ』

 

 通話が途切れる。もう自分に出来る事など僅かしかない。

 

「ここにいらっしゃいましたか。博士」

 

 廊下を歩いてくるのは嘘くさい笑みを張り付かせたかつての弟子。自身の右腕と判断していた男。

 

「渡良瀬。世界は、貴様の思い通りにはならない」

 

 足を止めた渡良瀬は、口角を吊り上げた。

 

「……分からないなぁ。博士、あなたにならばわたしの計画を話してもいい。程よい理解者です。あなたならば、冷静に、全てを俯瞰出来るはず。何が最善で、何が愚策なのか。それらを余す事なく、完全に網羅し、理解し、そして掌握する。わたしの知っているドクトルタチバナはそのような人間でした」

 

 渡良瀬の評にタチバナは笑みを歪ませる。

 

「……申し訳ないが、それは買い被りというものだ。ワシは結局はただの老人。世界を回すのに最適な側ではなかった」

 

「そのようで」

 

 肩を竦めた渡良瀬の表情には愉悦がある。既に手は打ったと言う顔だ。

 

「……貴様、あの星で何を見てきた? 今までワシの下で、何を学んできたのだ」

 

 視点を惑星へと向ける。つい数時間前には滅びのカウントダウンが下されていた星は静かなものであった。熟れた罪の果実が虹色に瞬く。

 

「星、ですか。あの星は……とてもつまらない場所だった」

 

 急に言葉に熱を帯びさせた渡良瀬にタチバナは先を促す。

 

「つまらない?」

 

「だってそうでしょう? 愚者ばかりだ。どれもこれも。二流、三流……いやもっと性質が悪い。衆愚が支配する民主主義の皮を被った……ゴミ溜めだ。あんな場所で生まれなかった事だけがわたしの誇りですよ、博士。あの星で生まれた時点で、皆、罪の子なのですよ? 耐えられそうにない、わたしには……そのような汚点」

 

「汚点、か。汚点と評すか。あの母なる星に抱かれた事を」

 

「母? 博士、冗談もほどほどに。母なんて、何の意味があるんです? そんなものは形骸上の代物だ。母親も父親も要らないでしょう? 真に賢しい子供はどちらも必要としないのですよ。そして、大人になる! 力を手に入れる!」

 

 拳を握り締めてみせた渡良瀬はしかし、これまで以上にタチバナには子供じみて見えていた。

 

「そうして……身体だけが大人の、子供が出来上がるわけか」

 

「何なんです? 不満なんですか? ……ああ、そうか。分かった。嫉妬しているんだ! わたしの立場に! そりゃ、そうでしょうね。人機市場を回すのはわたしだ! この渡良瀬だ!」

 

 こちらを指差した渡良瀬にタチバナは冷笑を送る。

 

「人機市場なんてものを支配したいのか、貴様。くれてやるわ、そんなもの。欲しければどれだけでも、な。だが、それで満足か? 血と硝煙に塗れ、命を知らず、もっと言えば……何も知らない子供の分際で」

 

「何ですか……。大人が偉いって言うのかよ! 歳食えば偉いって言いたいのかよ!」

 

 平時の落ち着きをなくした渡良瀬は剥き出しの子供であった。今まで理性を持っていたと少しでも思っていた事が誤りであった。

 

 我が身の不実にタチバナは瞑目する。

 

「貴様はただ単に憎悪を撒き散らすだけの野生だ。ケダモノめ。そんなものでもどうにかしてやれたのだと、思っていた自分が憎々しいわ」

 

「……平行線の話はやめましょうか、博士。わたしは勝った! あなたは負けた! それだけの差だ!」

 

「そうだとも。ワシは敗者だ。地に這い蹲り、赦しを乞うのがお似合いの罪人だ」

 

「だったら! わたしの前に立つんじゃない! イクシオンフレームは完璧だった! 違うか! タチバナ!」

 

「……お歴々を説得出来なかった自分の弱さを他人に棚上げするか。言ってやろう。イクシオンフレーム。面白い代物ではあった。子供の玩具にしては、な。だが使う側がなっていない。人機は道具だ。使う側の知恵次第でどれだけでも化ける。どれだけでも変わる。どれだけでも、つまらないだけの兵器から、変容出来る」

 

「……あなたがそれを言うか。戦地を赴き、自らの足で人機を売りさばいてきた、死の商人が」

 

「そうだとも。ワシとて馬鹿の所業よ」

 

 頬を引きつらせた渡良瀬は声を張った。

 

「だったら! 何故だ! 何故わたしのイクシオンフレームは駄目で、あなたの人機は通る?」

 

「そのような瑣末事も分からんようになったか? 人機……あれは人殺しの道具。どこまで行っても拳銃と意味は変わらん。だが、貴様、違えたな? 銃を作る人間はでは、皆が罪人か?」

 

 その問答に渡良瀬が手を払った。寄り集まってきたのはアンヘルの私兵である。

 

「渡良瀬。このおじいちゃん、どうするの?」

 

 その中でも見目麗しい女性が問いかけた。渡良瀬は顎をしゃくる。

 

「思い知らせる。わたしが正しいのだと。時代を先導するのは、このわたし……渡良瀬……いや、もうその名も古い。アムニスの序列最上位! 大天使ミカエルなのだと!」

 

 アムニス。聞いた事のない組織の名前に、やはりという念が強かった。

 

「貴様、どこまで人でなしになれる? 人をたばかった末にあるのは破滅だぞ?」

 

「黙っていろ! わたしが喋っている!」

 

 女性兵士が歩み寄り、タチバナの鳩尾へと拳を見舞った。女性とは思えない膂力に振り回される。

 

 強化ガラス一枚で隔てられた窓へとタチバナの身体が叩きつけられていた。

 

「渡良瀬! 殺しちゃおうよ!」

 

 銃口を突きつけた女性兵士の笑みにタチバナは睨みを返す。

 

「まだ早いさ。その老人には出来るだけ充分に、身の程って言うものを知ってもらわないと。そのためには、必要なのは時間と理解。イクシオンフレームが人機市場を席巻し、わたしの放ったアムニスの天使達がレギオンをも超える! ……多数派の支配基盤。それは確かに素晴らしく偉大だ。敬意を表しよう。だが、博士。知っていましたか? 平和というのは得てして、つまらないものなのですよ。アンヘルが構築され、組織され、世界の八割を見張るようになった今! そう、まさしく今でも! 世界中で銃弾は飛び交っている! 分かり合えないヒトとヒトが、殺し合い、お互いを潰す事に一生を費やす! ……わたしはね、それこそが愛すべき人間の情なのだと思っているのです」

 

「……情? 情だと? 酔いしれるのも大概にしろ、渡良瀬。それは悪辣なる人間の本能、こう呼ぶのだ。――悪性と」

 

「黙っていろ!」

 

 渡良瀬の怒号に女性兵士が蹴りを見舞う。肩口が焼け爛れたのではないかと思うほどの激痛に視界が白んだ。

 

「渡良瀬。老人なんて殺しちゃえばいいのに。こういうの、生かしておいたって」

 

「アルマロス。君は師を知らない。師とは、敬うべきなんだ。わたしは最大限にこの人を敬っている。敬った上で、超える。それが弟子の役目だ」

 

「歪んだ……な、渡良瀬。歪み切っている、ぞ……。貴様の、目線は……」

 

 見下ろした渡良瀬の眼差しには慈悲など欠片もなかった。本当に戯れで人間を殺す――人間の屑の目線。

 

「天使はわたしの理想を完成させるために遣わせた。博士、あなただって興味がないはずがないんだ。彼らの身体の仕組みを」

 

 渡良瀬に促され、アルマロスと呼ばれた女性が背中を向け肩口を晒す。その光景にタチバナは絶句していた。

 

「まさか……渡良瀬、貴様ぁ……っ!」

 

「怒らないでくださいよ。これが人間の進化だ」

 

「進化だと……! 言うに事欠いて貴様、進化と言ったか! それは進化でも何でもない! 禁断の果実に手を伸ばせと囁く蛇が……、こんなにも近くにいたとはな!」

 

「褒めているんですか? それとも侮辱を?」

 

 怒りで白熱化した脳内でタチバナは思いつく限りの罵声を浴びせようとして、アルマロスに制された。

 

「渡良瀬の悪口言うんなら、この口要らないよ」

 

 突きつけられた銃口の殺意にタチバナは言葉を噤むしかなかった。渡良瀬が星を視野に入れる。

 

「モリビトは降りた。ブルブラッドキャリアの離反兵達も。既に時は満ちたのですよ、博士。成すべき時は来た!」

 

 哄笑を上げる渡良瀬にタチバナは最後の抵抗のように口にしていた。

 

「……必ず、貴様の野望を阻止する人間が現れる」

 

「おや? 博士。随分と三下の台詞が似合うようになりましたね?」

 

「その者達は貴様だけではない。愚かしい野望を抱く、全ての賢者気取り達に鉄槌を下すであろう! それほどの覚悟ある、時代の良心だ!」

 

 渡良瀬はぷっと吹き出した。アルマロスも腹を抱えて笑う。

 

「博士、あなたはもう時代遅れ。それを認めれば早いんですよ? なに、それでも頭脳は最上位に近い。いくらでも利用価値はあります。ちょっと人間じゃなくなるくらい、簡単なんですよ。こうすればいいだけの話で」

 

 こめかみを突いた渡良瀬にタチバナは今までの疑問が氷解したのを覚えた。

 

「……貴様、まさか脳内量子リンクを持った……人造人間か」

 

「正解! 最後の最後に大当たりを引きましたね、博士」

 

 だとすれば、その配置された意味は自ずと導き出される。

 

「……何をトチ狂った。貴様の意味合いなど、ブルブラッドキャリアの思想であろう」

 

 その言葉に渡良瀬が不意に顔から表情を消失させる。

 

「……違いますよ。わたしは、わたしの意思で動いている」

 

「いいや、違うな。愚かしくも賢しいつもりの、賢者気取りはここまで始末に終えないとはな。ブルブラッドキャリアが貴様を、そういう存在として造ったという事は、貴様とて生まれからは逃れられないという事だ。なんという事はない。人形が人形を遣っているなど! 冗談にしても――!」

 

 そこから先の言葉は銃声に遮られていた。渡良瀬の放った銃弾が腹部を射抜いている。瞬く間に血に染まる白衣に、渡良瀬の狂気が覆い被さった。

 

「違う。謝れ、わたしに。わたしに……謝れ! 他はどうとでもいいさ、許してやろう。だがそれだけは! ドクトルタチバナ! それだけは許しておけん! 死に行く前に謝れ! わたしに謝罪しろ! わたしは最上位の天使! 世界を変えるために遣わされた、真の救済者だ!」

 

「救済者……? 笑わせる……。誰かが救えと貴様に命じたか? それを請うたか? 馬鹿馬鹿しい、それこそ自己満足の代物だ」

 

「黙れ!」

 

 爆ぜた銃声に終わりを予見したが、その銃弾はすぐ脇の強化ガラスに着弾していた。

 

 アルマロスが銃身を握り、射線を逸らしたのである。

 

「……渡良瀬、落ち着いて。タチバナ博士は殺すのは惜しいはず」

 

 アルマロスの声に渡良瀬は悪態をついた。

 

「ああ、クソッ! 確かに! 大局を見据えれば殺すのは間違っている。……運がよかったですね、博士。あなたはまだ生きていられますよ。人機を生み出す、殺戮者の先駆としてね!」

 

 それが精一杯の皮肉だったのだろう。タチバナは閉じていく意識の中に没していた。

 

 


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