ジンキ・エクステンドSins   作:オンドゥル大使

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♯23 世界の敵

 葬儀に出る格好くらいは吟味したかったが、その時間もなかった。

 

 結局、軍服による出席になった桐哉は葬儀会場に着くなり人々の好奇の目線に晒された。

 

「おい、あれ……」

 

「ああ、モリビトだろ? よくのこのこと来れたもんだよな。今や、世界中で敵同然なのに」

 

 睨み返すとぼそぼそと呟いていた人々が歩み去っていく。聞こえていたとしても構いはしないのだろう。

 

「この度は……」

 

 口ごもって受付名簿に名前を書く。その際、遺族がこちらに気づいたようであった。

 

 声をかけようとして、その前に罵声とスリッパが飛んだ。

 

「あんたのせいで! うちの息子は!」

 

 ヒステリックに陥った女性をいさめるのは葬儀会場を取り仕切る業者であった。視線を落とし、桐哉は頭を下げる。

 

「すいませんでした」

 

「謝ればいいってもんじゃないでしょう! だって、あなた、モリビトだって……。世界の敵だって! だから息子は死んだんでしょう! あなたに、背中から撃たれて!」

 

 そのような事は、と否定しかけて、会場の遺族達の視線に射竦められた。

 

 ――世界の敵。国家の恥。

 

 そのような目線に桐哉はこの場から逃げ出したくなったが、ぐっと堪えて頭を下げる。

 

「自分のせいだったのは事実です。彼を、死なせてしまった」

 

「彼、彼って! あなた、息子の名前すら覚えていないんじゃないの!」

 

 断じて、と言い返しかけて桐哉は、彼の名前を一度も呼んだ事がない事に気づく。

 

 そうだ、後方支援だと割り切って彼を、まるで一つの駒のように考えていた。脳裏に彼の顔を浮かべようとしたが、それすら雲散霧消する。

 

 自分は何一つ、彼に報いる事など出来ないのだ。

 

「奥さん、気を確かに!」

 

「すいません、桐哉・クサカベさん。今、遺族はあなたをお迎え出来るほどの余裕はないのです」

 

 代わりのように謝罪するのは彼の弟だろうか。面影を僅かに感じ取った桐哉は奥方に一瞥し、目元を伏せた。

 

「自分が至らないのは、確かです」

 

「どうかそのように配慮なさらないでください。みんな、あなたのせいにしたがっている。この世界の不条理でさえも、何もかもを」

 

 ぶつけられる矛先にいる自分を、卑下しないでくれ、という発言はありがたかったが、今は、このような場所でさえ自分に居所はないのだなと感じるばかりであった。

 

「……一目でも」

 

「いえ、それはご遠慮ください。どうか、理解してください。失礼なのは重々承知です」

 

 自分は死者に手向けるだけの言葉さえもないのか。拳を握り締め、桐哉は恥辱に耐えた。

 

「分かりました……。すいません、掻き乱すような真似を」

 

「いえ、我々も配慮が出来ていなかったばかりにその……酷い事をしてしまった」

 

 桐哉は踵を返した。喚き続ける彼の母親は桐哉の背を激しく罵る。

 

「あんたが死んでしまえばよかったのに!」

 

「母さん、そんな事、言っちゃ駄目だ」

 

 彼の弟が仲裁に入る。桐哉はしかし、言い返せなかった。

 

 ――自分が死ねばよかったのか?

 

 モリビトの勲章を賜った自分が死ねば、このような波紋を起こさずに済んだのだろうか。皆が平和のまま、誰も争わない世界だったのだろうか。

 

 もう、自分には居場所さえもないのか。心休まる場所でさえも、この世界には。

 

 慟哭する事も出来ず、桐哉は大人しく葬儀会場を立ち去った。雨が降り始めており、そういえばコミューン管理塔からの天気予報は雨だったな、と思い返す。

 

 コミューンの天候は完全に管理されており、雨が必要ならば必要分だけの雨を降らせるという措置が取られていた。

 

 だが今は、その措置が憎々しい。

 

 泣きたい時に雨を降らせてくれればいいのに、という身勝手な考えが胸の内を占めていく。

 

 暗雲の垂れ込めた空の下、桐哉は傘を差して雨空を仰いだ。

 

 人工的に作り出された雨の空はどこまでも自分を突き放すようであった。

 

 ――泣きたければ一人で泣けとでも、言われているようであった。

 

 世界に爪弾きにされた身としてはそれがお似合いかもしれない。

 

 モリビトの名前はどこに行っても呪縛のように自分を縛りつける。この呪いが解けるとすれば、それは世界が終わる頃なのかもしれない。

 

 かつては誉れ高い戦士の名前が侮辱され、今や見る影もなかった。

 

 街頭モニターには映し出されたモリビトの姿がある。C連合の前線基地に仕掛けたというモリビトタイプの静止映像に、青と銀のモリビトを発見し、桐哉は足を止めた。

 

 あれが全ての元凶。自分の人生を狂わせた大元。

 

 ならば、自分は、鬼となろう。モリビトを葬るための、鬼に。

 

「モリビト……俺はお前を憎む」

 

 睨み据えた先にいるモリビトの映像が切り替わり、女性キャスターが嘘くさい笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この間の戦闘の映像、パッとしないっすねぇ」

 

 ぼやいたタカフミの声音に書類を整理していたリックベイは呆れ返る。

 

「アイザワ少尉。君は操縦訓練をしないでいいのか?」

 

 へっ、とタカフミは虚を突かれた顔で振り返る。

 

「何でっすか?」

 

「対モリビトの編成に組み込まれたんだ。それなりに気を張るべきだろう」

 

「でもですよ、おれがどれだけ頑張っても奴さんが現れてくれないんじゃ、意味ないっすよ」

 

 その返答もある程度は正しい。モリビトに追尾用の無人飛行機をつけたものの、そのポインタは途中でシグナル不明となった。

 

 やはりモリビトを追い詰める事など出来ないのか。焦燥が募る中、タカフミはテレビのチャンネルを独占し、あらゆる局に切り替える。

 

「どこも、あのモリビト相手に善戦! とは言ってくれないんですねぇ……世知辛いなあ」

 

「戦地の情報は秘匿義務がある。善戦だとしても勝てなければ結果論は同じだ」

 

「少佐は堅いっすよ。あれだけ戦ったのに、世間じゃ負け戦扱いですよ?」

 

「仕方がないだろう。あの基地はもう使い物にならん。負け戦には違いない」

 

 数枚の書類を手繰り、リックベイは報告書にあったもう一機のモリビトの情報を読み取っていた。

 

 自分が相手取った青と銀のモリビトより、こちらのほうが随分と食わせ物だ。被害としては《ナナツー》と相対した単純戦力のモリビトより銃火器主体のもう一機からもたらされたほうが大きいのだから。

 

「さしずめ、青がかく乱、緑が本格的な介入、と言ったところか。我々はものの見事にかく乱戦術にはめられたわけだ」

 

「その緑もズルいっすよねぇ。正面切って戦えってんだ」

 

「戦術の一つだろう。……その甘菓子はわたし宛だ。どうして君が食っている?」

 

 甘菓子の一つの包装を開けたタカフミが、小首を傾げる。

 

「どうしてって、少佐は食べないじゃないですか。もったいないですよ、高級な奴ですよ、これ」

 

「食べないとは言っていないだろう。……まったく、君は読めんな」

 

 リックベイは軽い頭痛を覚えつつ執務椅子に座り込んだ。書類は山積している。処理すべきは眼前の敵だけならばどれほどに楽か。纏め役はこれだから辞退したかったのだ。自分は戦場でせいぜい敵兵を葬るくらいしか適性はない。上に立つなど元々性に合っていないのだが、任された大役を辞退するのにはもっと厄介な手続きがいる。

 

 畢竟、今の境遇も含めて受け入れるしかなかった。

 

 たとえ部下が読み辛い性格でも、タカフミが二人も三人もいないのだけは救済である。他の整備班や部下達は幸いにして読みやすく、自分の部屋に居座るタカフミだけが目下の悩みの種である。

 

「何で、世界はモリビトの事、もっと追わないんですかね? だっておかしいでしょ。報道機関だって何も馬鹿ばかりじゃない。今の世の中、情報筋がちょっと本気を出せば、闇の組織なんて存在し得ないんです。静止衛星軌道からの監視網もある」

 

「静止衛星軌道からの監視映像はゾル国が独占している。古代人機討伐のための名目とやらを並べられてな。それに君は知らんのか。衛星軌道上からの映像には誤差が生じていると」

 

 書類を捲りながらリックベイは片手間程度にタカフミの相手をしていた。タカフミはそこで疑問を振る。

 

「誤差……? 何です? それ」

 

「知らんのか。軍学校は今、そんな事も教えんのか」

 

「だって衛星軌道上から敵なんて来ないですもん」

 

 それはその通りなのであるが今回のような例外もある。何より、衛星軌道に位置するゾル国の《バーゴイル》への警戒に《ナナツー》が充てられる事もあり得るのだ。もしもの時の備えくらい教えないでどうする。

 

「《バーゴイル》が領空権を握って久しいが、それでも衛星軌道から敵が来ないというのはマユツバだな。もし、ゾル国が敵に回った場合、衛星軌道からこちらの位置を探られ、空中戦になればどうする?」

 

「撃ち落とせばいいじゃないですか。だって、《ナナツー》の超長距離砲だとか、関知システムの豊富さだとかは対《バーゴイル》のためにあるんでしょう?」

 

「虫食い状態の知識だな。一部は正解だが、一部は不正解だ。《バーゴイル》のためにあるんじゃない。《バーゴイル》のような空中機動を得意とする相手のためにあるんだ。ロンド系列とて、仮想敵としては浮かばないわけじゃないんだぞ」

 

「独裁国家なんて、そんなの」

 

 ナンセンスだ、とタカフミは肩を竦める。

 

 確かにブルーガーデンが公に世界に宣戦するとなれば、ゾル国とC連合が結託する事になり得る。そうなれば押し切れるかどうかは疑問なのが、ブルーガーデンの兵力だ。あの国も資源は豊富だが、開発面では《ナナツー》に遥かに劣るロンド系列を使用している。

 

 ロンド系列は人型という面を最も凝縮した人機である。

 

 多数のオプションパーツが使用可能な点、あらゆる局面において改修可能な点が強みだが、それは最早五年程前には《ナナツー》が追い抜いている部門だ。

 

 弐式の装備はそれほどまでに拡充しており、ゆえに弱小コミューンや第三国に密輸入され、あらゆる紛争地帯で使われる皮肉な結果をもたらしたが、それほどに汎用性のある《ナナツー》に対し、ロンドは時代遅れだとする風潮もある。

 

 それでもロンド系列にあの国家が躍起になる理由は他国の介入を一切許さない独裁政治の極地であった。

 

《ナナツー》や《バーゴイル》を主力に据えれば他国の第三者を介さなければその性能を引き出す事は不可能。その点、ロンド系列にはマニュアルが存在せず、ブルーガーデンの専売特許と化しているのはあの国以外がこぞって使わないからである。

 

 血塊炉の原産地に位置するブルーガーデンは大事な取引先だ。ゾル国も、ましてやC連合も無下には出来ない。

 

 代わりにブルーガーデンに対して積極的な干渉は避けている。これで守られている偽りの平和を享受するのが現時点での世界だ。

 

 お互いに不干渉を貫く代わりに、お互いの軍備政策には口を出さない。

 

 薄氷のように危うい平和の綱渡りに亀裂を走らせたのがブルブラッドキャリアであり、モリビトであった。

 

「確かに、ブルーガーデンのやり方自体には問題がある。だからと言って我々C連合が全面的に正しいわけでもない」

 

「少佐は、青い花園連中とやり合った事がおありで?」

 

「……昔、二回ほどだが、領空権を侵したロンドタイプを下した事がある。しかし、あの国家の強みはブルブラッド大気を味方につけられる点だ。どういうシステムなのだか知らんが、汚染濃度の高い地区を選んで輸送、貨物などを実行している。他国にとってしてみれば、錆びまみれになる恐れがある大気濃度の濃い場所など使いたがらないものなのだが、あの国には特殊な因縁がある、と伝え聞いた事がある」

 

「因縁、ですか……それはこの濃紺の大気の?」

 

「分からん。詳細は軍上層部の中でも一握りだけが知る。わたし達は兵士だ。それ以上を詮索すべきではない」

 

「ヤブヘビ、っすか」

 

「そういう事だ。仕事に戻れ、アイザワ少尉。わたしは書類の後片付けに奔走中だ。テレビを観たければ自室で観ていろ」

 

「いやだなぁ、少佐。おれ、少佐についていくって決めたんですから。仕事くらいは任せてくださいよ!」

 

 自信満々に言ってのけるタカフミにリックベイは嘆息をついた。書類を手に取り、タカフミに突きつける。

 

「これはわたしの仕事だ。それを肩代わりする事など出来ないし、何よりも君はわたしの部下だ。命令には従ってもらう」

 

「部下だなんて、そんな冷たい事は言わないでくださいよ。おれ、先読みのサカグチを一歩超えたクチなんで」

 

 この男は自分の先読みを少しだけ超えた事に矜持でも持っているのだろうか。自分の先読み勘など所詮は場数を踏んだ結果の代物だ。誰にだって習得出来るのだと自分自身は思っている。

 

 伝説とおだてられるのは勝手だが、その伝説に負ぶさって自分の実力だと驕るのは困り果てたものだ。

 

「わたしを超えたというのならば言い触らせばいい。ただし、ここでの上下関係はしっかりさせてもらう。君はわたしの部下だ。それ以上でも以下でもない。命令だ、アイザワ少尉。自室に戻れ」

 

 その言葉でようやく折れたタカフミが、はぁい、と退屈そうな返事をして部屋から出て行こうとする。

 

 ようやく静かになるか、と思った瞬間、タカフミが振り返って言いやった。

 

「でも少佐。何をするって言うんです? 前線基地は駄目になりましたし、おれも少佐も、しばらくは出られないでしょ。書類仕事なんて退屈な事やらされるより、実戦練習でもしませんか? 先読みのサカグチとの戦いなら、おれ、いつでもオッケーなんで!」

 

 どこからその正体不明の自信が来るのかは分からないが、リックベイはあまりの聞き分けのなさに目頭を揉んだ。

 

「……命令だと言えば、二言もなく応じるのが軍人ではないのか?」

 

「古いっすよ、少佐。二言もなく応じていれば、何も考えていないのも同じじゃないですか。おれ、そんなつまんない奴になるつもりはないんで」

 

 つまらなくとも命令には応じろ、と言いかけて、リックベイは一度冷静になる必要があると感じた。

 

 ここでこの若者に踊らされるのも時間の無駄だ。

 

「ならば命令する。シミュレーターでモリビト戦を想定し、二百戦二百勝を上げてみせろ。それが出来ないうちは帰ってくるな」

 

 この命令はさしものタカフミでも効いただろう。暗にもうここには来るなと言ったようなものだ。

 

 しかし、タカフミは待っていましたとばかりに指を鳴らした。

 

「了解しました! 二百戦二百勝ですね? よっしゃ! 腕が鳴るぜ!」

 

 この青年は分かっているのだろうか。二百戦など数年単位でかかる。自分が他人に邪魔をされたくないから命令した無茶苦茶な指令を、彼は聞き届けた。

 

「言っておくが、モリビトレベルに二百勝だぞ? 出来ると思っているのか?」

 

 自分でさえも痛み分けした相手だ。不可能に近いだろう、と考えたリックベイにタカフミは宣言した。

 

「おれ、不可能とか、絶対無理とか言われると俄然、燃えてくる性質なんで! では行って来ます! 少佐!」

 

 上機嫌で部屋を出て行ったタカフミを呼び止める前に、その背中は遠くなっていった。彼は人機の整備デッキへと向かったのだろう。整備班にどやされるかもな、とリックベイは思案したがそれは彼次第だと考えを打ち止めにした。

 

 今は、と書類に視線を走らせる。

 

「モリビトタイプ。その経歴を調べさせてもらったが、どこまで行っても……制限がかかる。おかしいのは、この惑星で製造されたはずの人機の一つであるはずなのに、情報源がこの星にない事だ」

 

 人機製造が宇宙空間では不可能なのは先人達が証明している。人機一機を造るのに必要な血塊炉が宇宙空間において採掘出来ないのだ。

 

 そう断言したレポートをいくつも読んできたが、リックベイが着目したのは一つのレポートであった。

 

「……惑星外における人機開発の可能性について、か。打ってつけのタイトルだが、著者は……」

 

 連名が使用されている。その著者名に、リックベイは胡乱そうに眉根を寄せた。

 

「エホバ、だと。神を騙るというのか。研究者が」

 

 傲岸不遜の研究者を検索システムにかけるも、制限がかかっており、これ以上は軍のコンピュータでは調べられない。

 

「このような著者など存在しない、か。あるいは、この著者こそが、モリビトとブルブラッドキャリアの謎を解く鍵、か」

 

 リックベイは書類を睨みつけ、ブルブラッド採掘問題を如何にしてクリアしているのかを抜粋した。

 

「人工衛星……地上で採掘した血塊炉を宇宙に上げる計画。そのような事、大国でもない限り不可能なのでは……」

 

 しかし、宇宙空間のほうがよりよい環境下で作業が出来る事、重力や国家間の縛りに左右されず自由な発想で人機を製造出来るなどメリットも強い。

 

 だが、絶対に通らなければならないデメリットは、血塊炉を打ち上げる、という大仰な前提条件。

 

「国家を介さずにブルブラッド反応炉をどうにか出来る国などたかが知れている。その資源の豊富さが武器のブルーガーデンか、あるいはC連合傘下の何者か……どちらにせよ、現実的なプランではない」

 

 だがそれが実行されればモリビト製造は何も夢物語ではない。自分達の知らぬ間に宇宙で建造された人機こそがモリビト――。

 

 その可能性にリックベイは暫時、腕を組んで思案していたが、可能性の話では無視出来ないとして、資料の大元へと連絡を試みた。

 

 資料集めを一任した将校がいたはずだ。その人物に当たればこの事実確認は取れるだろう。

 

 備え付きの通話回線を開き、リックベイは通話先に相手が出るのを待った。

 

『もしもし?』

 

「C連合のリックベイ・サカグチだ。君が、このモリビトに関連する資料を集めてくれた人間だね?」

 

『はい、その通りですが』

 

「興味深い記述があった。一度、会ってみたいのだがアポは取れるか?」

 

『こちらの都合でよろしければ』

 

「任せる。君の名前は……」

 

 一拍だけ呼吸を置いて、相手は応じた。

 

『渡良瀬です』

 

 


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