ISとHALOが混ざってしまった件について…   作:コレクトマン

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第1章の第13話、始まります。


転生者よ、〇〇〇が来る様ですよ?


星矢にサプライズで彼女を送った結果…

 

 

一夏の見舞いを終えた僕は、未だ謹慎中である箒の所に訪れるのであった。

 

 

「箒、居るか?」

 

「…星矢か。……何しにきたんだ」

 

「いやっ箒の様子見を兼ねて一夏の状態を報告しにきた所だ」

 

「一夏…!一夏はどうなんだ?」

 

「…医療班によるとリハビリを兼ねて約一週間くらいで完治するそうだ」

 

「そ……そうか、良かった……」

 

 

箒は一夏の安否に不安を生じていたが星矢から一週間ぐらいで完治することを箒に伝えた。幼馴染が心配なのは分からなくもないな……。此処で僕はここで一夏との話題を切り上げ、本題に入ることにした。

 

 

「……さてっ本題に入るけど箒、何であの様な行動を取った?」

 

「そ…それは……」

 

「一夏は箒に逃げろと言った筈、なのに箒は避難したと思いきや一夏の方に戻って来た。その結果、一夏は箒を守る為に箒が受ける筈の攻撃を一夏が代わりに受けたんだ。箒……いやっ、()()の軽率な行動が一夏を死なせ掛けたんだ」

 

「そ…そんな、わ……私は…只……」

 

 

箒は自分が取った行動に改めて思い返して見ると己が浅はかしさと一夏に対する罪悪感に押しつぶされそうだった。流石の僕も言い過ぎたと思い、これ以上攻めることは得策ではないと判断した。

 

 

「……まぁっ最終的に全員無事だったから良しとするけど、これだけは言っておく。勝手なことは僕や一夏、織斑先生も許さんつもりだ」

 

「す…すまない……」

 

「いやっ分かってくれれば良いんだ。“ppp…”ん…通信?ちょっと待って」

 

 

突如と星矢のスマホから父親の通信が来たので箒に通信を入れるので待って欲しいと伝えた後に電話に出た。

 

 

『応っ星矢。元気か?IS学園で無事に青春してるか?』

 

「父さん…何だってこんなタイミングで出てくるの?」

 

『おっと?ちょうど今青春中の真っ只中だったか?まぁっちゃんと連絡した理由はちゃんとある。二つほど大事なことをな』

 

 

父さんが言う大事なことに気になったのか僕は詳しい説明を求めた。

 

 

「大事なこと?それってどんな事なんだ?」

 

『あぁ……まず一つ目なんだが、この前IS学園に襲撃して来たコヴナントのブルートチーフテンを捕らえたよな?』

 

 

IS学園に襲撃して来たコヴナントの中で一体だけ捕縛に成功したブルートチーフテンはIS学園の収容所で監視するのは危険と判断した織斑先生はONI社にブルートチーフテンの尋問及び監視を依頼し、ブルートチーフテンはONI日本支社に搬送されたのだ。

 

 

「あぁ……カル達が捕らえたブルートチーフテンのことか。奴はどうしたんだ?」

 

『……してやられた。あのゴリラ野郎、奥歯に自決用のプラズマグレネードと同質の物の信管を入れて情報を聞き出す前に自爆しやがった』

 

 

どうやら人類に渡す情報は無いとあえて自決したそうだ。父さんの情報曰く、“死こそ聖なる旅立ちの近道、全ては大いなる旅立ちの為に!”とブルートチーフテンは自決したそうだ。

 

 

『すまんな、大した情報を得られなくてな』

 

「いやっ気にしてない。……それよりも自爆となると本社の方は大丈夫なのか?」

 

『その事なんだが、此方に至っては被害は軽少で済んでる。まぁ、大丈夫ってことだ』

 

「そうか……ところで、二つ目の事は何なんだ?」

 

『おっ、その問いを待っていたんだぜ?』

 

 

僕は父さんに二目の事を聞き出したらまるでその質問を待っていたかの様な感じで二つ目の問いに答えた。

 

 

『二つ目の事なんだが、これは星矢のサプライズでもあるんだ』

 

「サプライズ?一体何の?」

 

『それを言ったらサプライズの意味がないだろ?まぁヒントとしてはIS学園に新たにくるであろうSPARTANの増員と共に来るらしいぞ?ヒントは伝えたからな?じゃっ後は自分で察してくれ』

 

 

そう言って父さんは用件を伝えた後に通信を切られた。その時に僕はサプライズのヒントに気になっていた。しかし、流石の僕でも理解出来なかった。取りあえず僕は今考えている事を後回しにして箒との会話を再開するのであった。

 

 

「…ごめん、待たせた。それと箒、もし良ければの話なんだがこれのテストパイロットを受けて見るかい?」

 

 

僕はそう言って箒に折り畳まれたある紙を渡す。箒はその紙を受け取って折り畳まれた中を開くとその紙にはこう書かれていた。

 

 

「“SPARTAN-Ⅳテストプレイヤー募集中”…?星矢、これは一体……?」

 

「文字通りSPARTAN-ⅣのGEN2アーマーのテストプレイヤーを任せたいのだが、これには条件がある」

 

「条件?」

 

「あぁ…これは至ってシンプルなことなんだけど条件は一つだけ、絶対に早まったり、軽率な行動は絶対にしないことが絶対条件だ」

 

 

この時に箒はある二つの事について迷っていた。一つは星矢の言う様にSPARTAN-Ⅳとなれば一夏と共に居られると同時に己自身も人間を辞めてしまうのであろうか?という疑問。しかしSPARTAN-Ⅳは一般の人でも専用の訓練カリキュラムを終えればSPARTANの仲間入りする事を星矢に渡された紙に書かれているとはいえどう判断していいのか判らなかった。そして二つは、一度一夏を死なせかけた事に罪悪感に囚われている為か答えが定まらなかった。その結果、箒の出した答えは………

 

 

「……すまない星矢、その案は保留にしてくれないか?」

 

「……分かった。もし気が変わったら僕に言ってくれないか?」

 

「あぁ……分かった。その……星矢、一夏に伝言を頼めるか?」

 

「伝言?あぁ…それは可能だが、何て言えば?」

 

「……“私が軽率な行動した所為で怪我をさせてすまない”と伝えてくれ」

 

「…分かった、そう伝えとく」

 

 

そう言って僕は箒の部屋から出て医療室に向かい一夏に伝言を伝える為に向かうのであった。

 

 

星矢Side out

 

 

 

シャルロットSide

 

 

星矢がIS学園に通ってから約一ヶ月が経ったある日、僕はお義父さんに呼ばれて社長室に来ていた。

 

 

「おっ来たか、シャル」

 

「お義父さん、どうしたの?僕を呼び出して」

 

「あぁ…実は星矢のサプライズのことでな、シャルにはIS学園に通ってもらおうと思ってな。一応シャルの有無を確認してからこれをIS学園に渡そうと思ってな」

 

 

そう言ってお義父さんがデスクから取り出したのはIS学園の通学許可証と僕の戸籍だった。

 

 

「えっ…?お義父さん、それってもしかして……」

 

「まぁシャルが考えている通り、星矢がいるIS学園に通ってもらおうって考えているんだが……「うんっ行く!絶対行く!」お……応っ、そう言うと思っていたからシャルにはONI本社()が開発したミョルニル・アーマーGEN2とISのラファール・リヴァイヴのカスタムハイブリッドした第三世代の専用機ISである“ラファール・R(リヴァイヴ)・スカウト”。こいつのテストパイロットをシャルに任せようと思ってな」

 

 

そう言ってお義父さんは“ラファール・R・スカウト”と呼ばれるISとSPARTAN-Ⅳ用のGEN2アーマーのカスタムハイブリットISの待機状態である橙色のペンダントを渡された。

 

 

「これが……僕のIS……」

 

「あぁ、一応そのISは星矢たちと同じ様にリミッターが施されているからリミッターかかった状態だとISと変わらないからな。あっ…それと、星矢のことを頼むぞ?あいつはあいつで相手のことを理解できるのだが自分のことに関しては結構と言っても良いくらいに鈍いからな。上手くくっ付くことを祈る」

 

「お……お義父さん!?いやっ……僕は、確かに星矢のことを……///」

 

 

その後にお義父さんから“まぁっ頑張れやw”と気楽そうに僕の事を応援してくれたのだけど幾ら何でもいきなりすぎるよ……もうっお義父さんの馬鹿……。

 

 

「あぁ…それと、もし星矢に会ったら“義妹と一緒に青春しろよ?”って伝えてくれないか?」

 

「それも義兄さんへのサプライズの?」

 

「まぁな……星矢のことを頼んだぞ、シャル」

 

 

こうして僕は星矢がいるIS学園に向かう事になりました。星矢……待っててね?

 

 

シャルロットSide out

 

 

 

束Side

 

 

いっくんがコヴナントという連中と戦ってから一週間が経った。コヴナントというのは一体どんな奴なのか見当も付かなかったけど、ちーちゃんの大切ないっくんを傷つけたコヴナントは許せなかった。その時にIS学園からそのコヴナントという奴の捕虜がONI本社にやって来たという情報を元にそのコヴナントの捕虜がいる尋問所に駆けつけてその正体を見た。その正体は、ゴリラの様な姿をし、より凶暴性なエイリアンだった。そして驚いたのは私たち地球の言語の一つである日本語を喋っていたのだ。そして私はこの後に恐ろしい光景を見てしまう。何とそのゴリラ型のエイリアン(後でハルちゃんに聞いたらブルートという名前である事が分かった)は“大いなる旅立ちの為に”と意味有り気な事を言ってから口を開けて奥歯を噛みしめる様に口を閉じると、その瞬間ブルートは爆発したのだ。尋問所はプラズマの焦げ跡とブルート特有の赤黒い血が飛び散っていた。その光景の一部始終を目撃してしまった私は何処ともなく吐き気が込み上がって来た。そこにONIスタッフが気を利かせたのか、私にエチケット袋を渡してくれた。私は遠慮なくエチケット袋を貰い、嘔吐し、そこで溜まっていた物を全て吐き出した。

 

 

「だ…大丈夫ですか?博士」

 

「う…うん。何なのあいつ、あいつの目が異常だった。まるで狂信者の様な感じだったよ……」

 

「狂信者って言うレベルじゃない。あいつらコヴナントはフォアランナーを神として奉り、自分らが神に選ばれた者と自惚れて俺たち人類やコヴナントの行動に反する者を異端者と呼んでいたからな。コヴナントが人類の事をこう思っていたそうだ。“貴様らの破滅は神の思し召しだ。そして…我々は神の遣いなのだ”、てな」

 

「そんな……そんな勝手な理屈で……」

 

「まぁ、俺たち人類もただ単に“ハイそうですか”とむざむざ殺されてたまるかっていう事でハルゼイ博士はこの事を予見してSPARTAN-Ⅱを生み出し、そしてうちのSPARTAN兼若社長が考えた新型アーマーであるGEN2を開発したおかげでコヴナントの連中とまともにやり合えるレベルまで急成長したからな。この会社は……」

 

 

ONIスタッフは今までONI社がもはや民間軍事会社とは呼べない位の技術レベルを所持している事を思い出し、コヴナントがいつこの地球に攻めて来てもいつでもかかって来いと考えていると笑みが自然と出ていた事に気付いていなかった。するとONI本社の外から何かしらの影が通り過ぎた。その物体はフェニックス級の約二倍の大きさで、HALO世界のUNSC主力艦であるインフィニティ級一番艦“インフィニティ”がONI本社の横を通り過ぎたのだ。これを見た束は前に乗せてもらったスピリットとは違う何かを感じていた。

 

 

「大きい……!ねぇ、アレ何なの?」

 

「アレか?スゲェだろ?アレが俺たちONI社の技術者の集大成である主力艦、“インフィニティ”だ。あの艦の中にはストライデント級フリゲート艦が十隻も格納されている。そして何より、偶然か、意図的かは分からないがISの正式名称である“インフィニット・ストラトス”のインフィニットに因んでか同じ無限の名前なんだよな」

 

「インフィニティ……“無限”か……」

 

 

私はONI本社を通り過ぎるインフィニティを見ながらそう呟いた。するとONIスタッフからいっくんが無事に回復している事を伝えてくれた。その時に私はちょっと“ホッ”と安堵した。いっくんが無事で良かった。またあの時の二の舞になるのは私も嫌だからね。

 

 

束Side out

 

 

 

星矢Side

 

 

コヴナントがIS学園に襲撃してからもう二週間が経った。この二週間で色んなことがあった。先ず一夏は想定以上の回復力で行動復帰可能なほどまでに回復したのだ。しかしながら、まだ病み上がりなので休息を取りながらも一夏は、中学時の悪友である“五反田 弾”に会うべく弾の実家である五反田食堂に向かったそうだ。その時に約二、三年ぶりの再会で弾のリアクションは“デカッ…!?”と一夏の異常な身長差に度肝を抜かれたそうだ。因みに弾の妹である“五反田 蘭”も一夏の身長差に驚きのあまり言葉が出難い状態だった。…まぁ主にSPARTAN -ⅡとSPARTAN-Ⅲは薬物投与の副作用で身長が急激に伸びてしまい、僕や一夏、SPARTAN-Ⅳを除くSPARTAN達の身長はアーマー越しでも約200cm以上の身長になってしまったのだ。そんなこんなで数日後、一夏の左肩が無事に完治して完全復帰した。それから三日が経ち、増員であるSPARTAN2名がやって来る日となった。その時に1組の女子生徒達はISスーツに関するメーカーやデザイン、性能などの話題を出し合いながら会話していた。すると一人の女子生徒が僕たちにISスーツに関する話題を振ってきた。

 

 

「そういえば織斑くんたちのISのスーツってONIが作った新作なの?見たことのない型だけど」

 

「あーっアレか。多分言ってなかったと思うけど、アレはISスーツじゃなくてGEN2用のアーマーを換装させる為の専用スーツなんだ。ISの場合はアーマーパーツ自体がコアと一緒になっているから別系統のパーツとは換装が不可能なんだ。だけど僕や一夏、カル先生達のISは次世代ミョルニル・アーマーであるGEN2は作戦に応じて様々なアーマーに換装が可能なんだ。……まぁっ換装には専用の設備でアーマーを装着する以外の方法はないんだけどね………」

 

 

女子生徒達は星矢が何かしらの苦労をしている事を察したのでこれ以上のことは何も言わなかった。すると一夏が僕に話しかけてきた。

 

 

「星矢、此処に転校生が来るって聞いたか?」

 

「転校生?いやっ聞いてないけど………誰から聞いた?」

 

「いやっ、女子生徒達から転校生がやって来るって小耳にはさんだんだけど」

 

「そっか………ん?アレっ、もしかして……」

 

 

その時に僕は父さんが言っていたサプライズの事を思い出した。SPARTANがIS学園に増員としてやって来ると同時に来ると父さんが言っていたが、もしかして転校生の事だったのか?そう考えていると織斑先生とその背後にいる見慣れぬ生徒がやって来た。おそらく彼女らが転校生なのだろう。織斑先生はSHRを始める前にある事を1組全員に言った。

 

 

「諸君おはよう。山田先生、ホームルームを始める前に転校生の紹介を頼む」

 

「ええとですねっ、今日はなんと転校生を二人紹介いたします!」

 

 

山田先生がそういうと同時に転校生二人が僕たちの前に表した………てっ、えっ?

 

 

「ドイツ代表候補生のラウラ・ボーデヴィッヒさんと、フランス代表候補生のシャルロット・デュノアさんです!」

 

「“シャルロット・デュノア”です。フランスから来ました。僕は泉谷くんと同じONIのフランス支社のテストパイロットとして転入しました。この国では不慣れなことは多いかと思いますが、皆さんよろしくお願いします」

 

 

シャルの自己紹介が終わった瞬間、女子生徒達の心の中で何かが射抜かれた様な音が聞こえた。………今の音は幻聴だよね?

 

 

「可愛い系の女子が来た!」

 

「ボクっ娘タイプな子なのね?嫌いじゃないわっ!」

 

「どうしよう……私っ、何かに目覚めちゃいそう…!」

 

 

女子生徒達はそれぞれの反応を見せたが、とくに二、三番目の女子は何か言ってはいけない様な言葉を言っていた様な……ってそうじゃなくて!何で義妹のシャルがIS学園に来ているの?!

 

 

「騒ぐな、静かにしろ」

 

「み、皆さんお静かに、まだ自己紹介が終わっていませんから〜〜〜」

 

 

織斑先生に言われて女子生徒達が一瞬で静まり返った。何かのコントかとツッコミたいことがあるけど辞めておこう。そう考えていると、僕の前に出席簿が飛んで来たので瞬時に白刃どりで防ぐ。

 

 

「泉谷……貴様、一体いつになったら学習するのだ?」

 

「いやっだから、何だって一々出席簿を手裏剣感覚で頭目掛けて投げるんですか!?」

 

 

この光景に慣れてしまった女子生徒達は唯、苦笑いする他が無かった。織斑先生はそんな事も御構い無しにもう一人の転校生であるラウラに自己紹介をする様に言う。

 

 

「まぁいい………挨拶をしろ、ラウラ」

 

「はい、教官」

 

「ここではそう呼ぶな。もう教官ではないし、ここではお前も一般の生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ」

 

「了解しました。………“ラウラ・ボーデヴィッヒ”だ」

 

 

ラウラは自分の名前を言ってから他の事は何も喋らなかった。

 

 

「えっと………以上……ですか?」

 

「以上だ」

 

 

そう言い切り捨てるとラウラは一夏の方を見て、まるで目の敵を見る様な顔をしていた。

 

 

「貴様が…!」

 

 

するとラウラが一夏に平手打ちをしようとするが、その前に一夏はラウラの平手打ち読んでいたのか、ラウラの腕を掴まんで平手打ちを躱すのであった。

 

 

「なっ!?」

 

「俺に何か恨みごとでもあるのかは知らないけど、あまりここで私情に流されるな」

 

 

一夏は平手打ちをかまそうとするラウラの腕を離すと、ラウラは一層に一夏にたいする憎悪が増した。

 

 

「くっ…!私は認めない、貴様があの人の弟であるなど…認めるものか!!」

 

「…ったく、朝っぱらから何やってやがる」

 

「おー、IS学園って結構色んな物があるんだな」

 

 

一夏とラウラの問題事の間に二人の男性が入ってきた。その男性達がONIから派遣された新しいSPARTANである。

 

 

「桂に志野?お前らも此処に派遣されたのか?」

 

「むっ?泉谷、彼等を知っているのか?」

 

「知っているも何も、彼等は僕が率いるSPARTANウルフチームのメンバーです」

 

 

それを聞いた女子生徒達は驚きを隠せいないでいた。何せ十代後半である男性が部隊を指揮しているのだから。そんな女子生徒達の反応を気にせずに桂達は各々自己紹介をするのであった。

 

 

「……っと、紹介が遅れたな。私はONI本社から派遣されたSPARTAN-Ⅲの“池上 桂”だ。主に社会を担当をしている」

 

「同じくONI本社から派遣されたSPARTAN-Ⅲの“折原 志野”だ。主にISの機械工学を担当しているぜ、宜しくな!」

 

 

桂達の自己紹介が終えた瞬間に女子生徒達の黄色い声を上げた。これって何のデジャブなんだろう………?それ以前に父さんが言っていたサプライズってシャルの事だった事に一時的に混乱した僕はどうすれば良いのか分からなくなったのは秘密である。

 

 

続く……。

 





星矢は箒に説教し、SPARTAN-Ⅳのテストプレイヤーの勧誘しましたが、先延ばしになりました。
シャルはお義父さんからシャル専用ISを貰い、IS学園に通うことを決めた。
束は初めてコヴナントが自爆する瞬間を見た時は狂気を感じて嘔吐してしまう。
星矢のクラスに転校生ことシャルとラウラ、SPARTANウルフチームがやって来ました。

次回は、不運なSPARTANがやって来ます。

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